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今野敏 シリーズ作品一覧
- 奏者水滸伝シリーズ
- 聖拳伝説シリーズ
- 特殊防諜班シリーズ
- トランプ・フォースシリーズ
- シド・アキヤマシリーズ
- 安積班シリーズ
- 秘拳水滸伝シリーズ
- 内調特命班シリーズ
- 闘神伝説シリーズ
- 宇宙海兵隊ギガースシリーズ
- 潜入捜査シリーズ
- 孤拳伝シリーズ
- 渋谷署強行犯係シリーズ
- ボディーガード工藤兵悟シリーズ
- 鬼龍光一シリーズ
- 歌舞伎町特別診療所シリーズ
- 警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ
- 警視庁捜査一課・碓氷弘一シリーズ
- スクープシリーズ
- ST 警視庁科学特捜班シリーズ
- 探偵・石神達彦シリーズ
- わが名はオズヌシリーズ
- 美崎照人シリーズ
- 虎の道 竜の門シリーズ
- 倉島警部補シリーズ
- 横浜みなとみらい署シリーズ
- 任侠シリーズ
- 琉球空手シリーズ
- 隠蔽捜査シリーズ
- TOKAGEシリーズ
- 同期シリーズ
- 萩尾警部補シリーズ
- 警視庁FCシリーズ
- マル暴シリーズ
- 継続捜査ゼミシリーズ
- サーベル警視庁シリーズ
- 機捜235シリーズ
奏者水滸伝シリーズ(8作)
- 『奏者水滸伝 阿羅漢集結』(1982年2月1日)
- 『奏者水滸伝 小さな逃亡者』(1985年6月1日)
- 『奏者水滸伝 古丹、山へ行く』(1986年2月1日)
- 『奏者水滸伝 白の暗殺教団』(1986年11月1日)
- 『奏者水滸伝 四人、海を渡る』(1987年8月1日)
- 『奏者水滸伝 追跡者の標的』(1988年3月1日)
- 『奏者水滸伝 北の最終決戦』(1989年1月1日)
- 『熱波』(1998年11月1日)
聖拳伝説シリーズ(3作)
- 『聖拳伝説1 覇王降臨』(1985年5月1日)
- 『聖拳伝説2 叛徒襲来』(1986年8月1日)
- 『聖拳伝説3 荒神激突』(1987年3月1日)
特殊防諜班シリーズ(7作)
- 『特殊防諜班 連続誘拐』(1986年4月1日)
- 『特殊防諜班 組織報復』(1986年12月1日)
- 『特殊防諜班 標的反撃』(1987年7月1日)
- 『特殊防諜班 凶星降臨』(1988年5月1日)
- 『特殊防諜班 諜報潜入』(1988年11月1日)
- 『特殊防諜班 聖域炎上』(1989年9月1日)
- 『特殊防諜班 最終特命』(1990年9月1日)
トランプ・フォースシリーズ(2作)
- 『切り札 トランプ・フォース』(1988年3月1日)
- 『戦場 トランプ・フォース』(1989年4月1日)
シド・アキヤマシリーズ(2作)
- 『最後の封印』(1988年5月1日)
- 『最後の戦慄』(1989年7月1日)
安積班シリーズ(21作)
- 『二重標的 東京ベイエリア分署』(1988年9月1日)
- 『虚構の殺人者 東京ベイエリア分署』(1990年2月1日)
- 『硝子の殺人者 東京ベイエリア分署』(1991年7月1日)
- 『蓬莱』(1994年7月1日)
- 『イコン』(1995年10月1日)
- 『警視庁神南署』(1997年4月1日)
- 『神南署安積班』(1998年10月1日)
- 『残照』(2000年3月1日)
- 『陽炎 東京湾臨海署安積班』(2000年8月1日)
- 『最前線 東京湾臨海署安積班』(2002年5月1日)
- 『半夏生 東京湾臨海署安積班』(2004年7月1日)
- 『花水木 東京湾臨海署安積班』(2007年9月1日)
- 『夕暴雨 東京湾臨海署安積班』(2010年1月1日)
- 『烈日 東京湾臨海署安積班』(2010年9月1日)
- 『晩夏 東京湾臨海署安積班』(2013年2月15日)
- 『捜査組曲 東京湾臨海署安積班』(2014年7月31日)
- 『潮流 東京湾臨海署安積班』(2015年8月28日)
- 『道標 東京湾臨海署安積班』(2017年11月30日)
- 『炎天夢 東京湾臨海署安積班』(2019年6月12日)
- 『暮鐘 東京湾臨海署安積班』(2021年8月10日)
- 『秋麗 東京湾臨海署安積班』(2022年11月15日)
秘拳水滸伝シリーズ(4作)
- 『秘拳水滸伝〈1〉如来降臨篇』(1989年6月1日)
- 『秘拳水滸伝〈2〉明王招喚篇』(1990年9月1日)
- 『秘拳水滸伝〈3〉第三明王篇』(1991年11月1日)
- 『秘拳水滸伝〈4〉弥勒救済篇』(1992年11月1日)
内調特命班シリーズ(2作)
- 『内調特命班 邀撃捜査』(1990年5月1日)
- 『内調特命班 徒手捜査』(1992年2月1日)
闘神伝説シリーズ(4作)
- 『闘神伝説〈1〉』(1990年12月1日)
- 『闘神伝説〈2〉』(1991年4月1日)
- 『闘神伝説〈3〉』(1991年8月1日)
- 『闘神伝説〈4〉』(1991年11月1日)
宇宙海兵隊ギガースシリーズ(6作)
- 『宇宙海兵隊 ギガース』(2001年10月1日)
- 『宇宙海兵隊 ギガース2』(2002年6月1日)
- 『宇宙海兵隊 ギガース3』(2003年6月1日)
- 『宇宙海兵隊 ギガース4』(2006年5月10日)
- 『宇宙海兵隊 ギガース5』(2008年5月9日)
- 『宇宙海兵隊 ギガース6』(2012年11月7日)
潜入捜査シリーズ(6作)
- 『潜入捜査』(1991年4月1日)
- 『排除 潜入捜査』(1992年4月1日)
- 『処断 潜入捜査』(1993年3月1日)
- 『罪責 潜入捜査』(1993年9月1日)
- 『臨界 潜入捜査』(1994年7月1日)
- 『終極 潜入捜査』(1995年2月1日)
孤拳伝シリーズ(5作)
- 『孤拳伝〈一〉』(2017年7月21日)
- 『孤拳伝〈二〉』(2017年9月22日)
- 『孤拳伝〈三〉』(2017年11月22日)
- 『孤拳伝〈四〉』(2018年1月23日)
- 『孤拳伝〈五〉』(2018年3月23日)
渋谷署強行犯係シリーズ(4作)
- 『密闘 渋谷署強行犯係』(1992年6月1日)
- 『義闘 渋谷署強行犯係』(1993年2月1日)
- 『宿闘 渋谷署強行犯係』(1993年6月1日)
- 『虎の尾 渋谷署強行犯係』(2014年1月17日)
ボディーガード工藤兵悟シリーズ(4作)
- 『ナイトランナー ボディーガード工藤兵悟〈1〉』(1993年7月1日)
- 『チェイス・ゲーム ボディーガード工藤兵悟〈2〉』(1994年4月1日)
- 『バトル・ダーク ボディーガード工藤兵悟〈3〉』(1995年4月1日)
- 『デッドエンド ボディーガード工藤兵悟〈4〉』(2012年3月1日)
鬼龍光一シリーズ(6作)
- 『鬼龍』(1994年11月1日)
- 『陰陽 鬼龍光一シリーズ』(2001年7月1日)
- 『憑物 鬼龍光一シリーズ』(2003年2月1日)
- 『豹変』(2015年6月27日)
- 『呪護』(2019年3月27日)
- 『脈動』(2023年6月28日)
歌舞伎町特別診療所シリーズ(2作)
- 『38口径の告発 歌舞伎町特別診療所』(1995年2月1日)
- 『闇の争覇 歌舞伎町特別診療所』(1996年3月1日)
警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ(8作)
- 『リオ』(1996年6月1日)
- 『朱夏』(1998年3月1日)
- 『ビート』(2000年11月1日)
- 『廉恥』(2014年4月24日)
- 『回帰』(2017年2月22日)
- 『焦眉』(2020年4月16日)
- 『無明』(2022年3月16日)
- 『遠火』(2023年8月23日)
警視庁捜査一課・碓氷弘一シリーズ(6作)
- 『触発』(1996年9月1日)
- 『アキハバラ』(1999年4月1日)
- 『パラレル』(2004年2月1日)
- 『エチュード』(2010年11月1日)
- 『ペトロ』(2012年4月24日)
- 『マインド』(2015年5月22日)
スクープシリーズ(5作)
- 『スクープ』(1997年9月1日)
- 『ヘッドライン』(2011年5月26日)
- 『クローズアップ』(2013年5月24日)
- 『アンカー』(2017年5月26日)
- 『オフマイク』(2020年7月3日)
ST 警視庁科学特捜班シリーズ(13作)
- 『ST 警視庁科学特捜班 エピソード1』(1998年3月1日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人』(1999年9月1日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ』(2000年12月1日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル』(2003年2月1日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル』(2003年7月1日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル』(2004年1月1日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル』(2005年1月14日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル』(2005年8月5日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル』(2006年7月11日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル』(2007年12月7日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル』(2010年12月22日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 化合 エピソード0』(2011年7月8日)
- 『ST 警視庁科学特捜班 プロフェッション』(2015年8月5日)
探偵・石神達彦シリーズ(2作)
- 『神々の遺品』(2000年7月1日)
- 『海に消えた神々』(2002年9月1日)
わが名はオズヌシリーズ(2作)
- 『わが名はオズヌ』(2000年9月1日)
- 『ボーダーライト』(2021年10月20日)
美崎照人シリーズ(2作)
- 『襲撃』(2000年10月1日)
- 『人狼』(2001年12月1日)
虎の道 竜の門シリーズ(3作)
- 『虎の道 龍の門〈上〉』(2001年10月1日)
- 『虎の道 龍の門〈中〉』(2002年2月1日)
- 『虎の道 龍の門〈下〉』(2002年6月1日)
倉島警部補シリーズ(7作)
- 『曙光の街』(2001年11月1日)
- 『白夜街道』(2006年7月27日)
- 『凍土の密約』(2009年9月12日)
- 『アクティブメジャーズ』(2013年8月7日)
- 『防諜捜査』(2016年4月20日)
- 『ロータスコンフィデンシャル』(2021年7月14日)
- 『台北アセット』(2023年11月14日)
横浜みなとみらい署シリーズ(7作)
- 『逆風の街 横浜みなとみらい署暴対係』(2003年12月17日)
- 『禁断 横浜みなとみらい署暴対係』(2010年6月17日)
- 『防波堤 横浜みなとみらい署暴対係』(2011年11月30日)
- 『臥龍 横浜みなとみらい署暴対係』(2016年2月12日)
- 『スクエア 横浜みなとみらい署暴対係』(2019年2月8日)
- 『大義 横浜みなとみらい署暴対係』(2021年3月10日)
- 『トランパー 横浜みなとみらい署暴対係』(2023年5月17日)
任侠シリーズ(6作)
- 『任侠書房』(2004年11月1日)
- 『任侠学園』(2007年9月19日)
- 『任侠病院』(2011年10月20日)
- 『任侠浴場』(2018年7月18日)
- 『任侠シネマ』(2020年5月19日)
- 『任侠楽団』(2022年6月21日)
琉球空手シリーズ(5作)
- 『義珍の拳』(2005年5月26日)
- 『武士猿』(2009年5月26日)
- 『チャンミーグヮー』(2014年9月5日)
- 『武士マチムラ』(2017年9月26日)
- 『宗棍』(2021年6月4日)
隠蔽捜査シリーズ(13作)
- 『隠蔽捜査』(2005年9月21日)
- 『果断 隠蔽捜査2』(2007年4月1日)
- 『疑心 隠蔽捜査3』(2009年3月1日)
- 『初陣 隠蔽捜査3.5』(2010年5月1日)
- 『転迷 隠蔽捜査4』(2011年9月22日)
- 『宰領 隠蔽捜査5』(2013年6月28日)
- 『自覚 隠蔽捜査5.5』(2014年10月22日)
- 『去就 隠蔽捜査6』(2016年7月29日)
- 『棲月 隠蔽捜査7』(2018年1月22日)
- 『空席』(2018年11月27日)
- 『清明 隠蔽捜査8』(2020年1月20日)
- 『探花 隠蔽捜査9』(2022年1月19日)
- 『審議官 隠蔽捜査9.5』(2023年1月18日)
TOKAGEシリーズ(3作)
- 『TOKAGE 特殊遊撃捜査隊』(2008年1月11日)
- 『天網 TOKAGE2 特殊遊撃捜査隊』(2010年2月5日)
- 『連写 TOKAGE3 特殊遊撃捜査隊』(2014年2月7日)
同期シリーズ(3作)
- 『同期』(2009年7月17日)
- 『欠落』(2013年1月9日)
- 『変幻』(2017年6月21日)
萩尾警部補シリーズ(3作)
- 『確証』(2012年7月18日)
- 『真贋』(2016年6月21日)
- 『黙示』(2020年6月17日)
警視庁FCシリーズ(2作)
- 『警視庁FC』(2011年2月15日)
- 『カットバック 警視庁FC2』(2018年4月18日)
マル暴シリーズ(3作)
- 『マル暴甘糟』(2014年12月4日)
- 『マル暴総監』(2016年5月20日)
- 『マル暴ディーヴァ』(2022年9月8日)
継続捜査ゼミシリーズ(2作)
- 『継続捜査ゼミ』(2016年10月19日)
- 『エムエス 継続捜査ゼミ2』(2018年10月18日)
サーベル警視庁シリーズ(2作)
- 『サーベル警視庁』(2016年12月31日)
- 『帝都争乱 サーベル警視庁2』(2020年9月15日)
機捜235シリーズ(2作)
- 『機捜235』(2019年3月5日)
- 『石礫 機捜235』(2022年5月24日)
今野敏 ノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)
獅子神の密命 (朝日文庫)―2011年1月7日発売
長編小説
気鋭のミュージシャン橘章次郎のもとに、米国の大富豪から有名ジャズコンサートへの出演依頼が届いた。突然の大抜擢に驚く橘だが、それは日米政府を巻き込む暗闘の始まりだった…。正体不明の勢力が入り乱れ、謎と危機とが連続する、長篇国際謀略活劇。
フェイク 疑惑 (講談社文庫)―2010年9月15日発売
長編小説
大物ポップス歌手のアルバム制作現場。深夜に及んだレコーディングが終わった時、一人の男が殺されていた。居合わせたのは五人。その一人、ミキサーの田所は事件の鍵を握る者として苦境に立つ。犯人を執拗に追う警察と闇の力。音楽業界を舞台にしたドラマティックストーリー。
怪物が街にやってくる (徳間文庫)―2018年4月6日発売
勝負というのは、機が熟すれば、自然と舞台ができ上るものだ――世界最強と名高い“上杉京輔トリオ”を突如脱退した武田巌男が、新たにカルテットを結成した。ついに、ジャズ界を熱狂的に揺さぶる怪物たちの対決の時が。いよいよ演奏が始まる……。警察小説の旗手である著者の原点であり、当時筒井康隆氏に激賞された幻のデビュー作を含む傑作短篇集。
茶室殺人伝説 (講談社文庫)―2009年9月15日発売
長編小説
古都・鎌倉、相山流茶道の家元邸で開かれた茶会は御曹子婚約発表の場でもあった。その席で、ある男が胸に包丁を突き立てた死体となって発見される。手伝いとして現場にいた小高紅美子は、家元の次男・秋次郎や県警の安積刑事と流派に隠された伝承と戦国時代にさかのぼる怨讐を追う。傑作長編ミステリー。
夢拳士(ドリーミングヒーロー)アイドルを救え!! (天山文庫)―1990年1月1日発売
長編小説
売れないアクション作家の小説がなんと映画化に!しかも主演は超アイドル芳川和美で、問題なのは作家先生の奇妙なビョーキ。原稿用紙に集中すると理想の男に変身してしまうのだ。どうやら今度は和美の騎士を演じるらしい…。FF雑誌に追われながらも恋の予感にトキメく二人。ところがある日、大事件が!和美の部屋が荒らされて大切な宝石箱が盗まれてしまった。おまけに青い目のスパイまで登場。ワタシたち、どーなるのっ?
男たちのワイングラス (実業之日本社文庫)―2018年6月6日発売
ワイン、マティーニ、泡盛……酒の数だけ事件がある恋人と婚約したばかりの女性が自殺未遂をした。真相を追う神父が何者かに襲われるが……(怒りのアイリッシュウイスキー)。茶道の師範である「私」が通うカウンター・バー。界隈で起きる事件と人間模様の行方を追う、切れ味と芳醇さを兼ね備えた連作ミステリー!著者の作家生活40周年を記念し『マティーニに懺悔を』を原題に戻して刊行。
遠い国のアリス (徳間文庫)―2016年3月4日発売
長編小説
売れっ子少女漫画家の菊池有栖は、締め切りに追われる毎日。信州の知り合いの別荘を羽根を伸ばしにひとり訪れた。その夜高熱にうなされた有栖は、朝目覚めると自分の周辺の人間関係や細かい物事が少しずつおかしなことになっているのに気づく。昨日までと違うちぐはぐな世界に「ここは私がいたところじゃない!」。それは想像を超えた時空の旅の始まりだった。異色の青春ファンタジー。
デビュー (実業之日本社文庫)―2013年8月6日発売
虚栄にまみれた芸能界では、クスリや秘密売春、大手芸能プロの暴力沙汰など、華やかな世界からおおい隠された事件でいっぱいだ。六本木の夜、行きつけのジャズ・バー「ゼータ」でその事件を知った美和子は、持ち前の頭脳と正義感で自らおとりになり、岡田、井上、長谷部の協力を得て、芸能界のワルどもを一掃する。1992年初版刊行以来21年ぶり、ファン待望のアクションサスペンスを初文庫化。連作短編全七編を収録。
ドリームマッチ (【徳間文庫】)―2012年2月3日発売
長編小説
新興格闘技団体の合宿を依頼されたサバイバル・インストラクターの富臣竜彦。元陸上自衛隊のエリートで、幼い頃から修練を積む野見流合気拳術の使い手だ。極限状態の中、殴りかかってきた若手レスラーを一蹴した富臣に、武闘家としての片鱗を見た団体代表のスーパースター・神代の目が光る…。今野敏が描く痛快格闘技小説。
赤い密約: 〈新装版〉 (徳間文庫)―2017年8月3日発売
長編小説
ロシアのオスタンキノ・テレビ局が襲撃された。現場に偶然居合わせた空手家の仙堂辰雄は、テレビ局の記者から頼み事をされる。これを日本で放映してほしい――渡されたのは一本のビデオテープだった。激しい銃撃戦を脱出した仙道は、その記者が殺されたことを知る。テレビ局襲撃にはマフィアも絡んでいるという。奴らの狙いは一体……。帰国した仙堂の周辺に、暴力の匂いがたちこめる。
迎撃 〈新装版〉 (徳間文庫)―2023年10月11日発売
長編小説
伝説の日本人傭兵『シンゲン』はなぜ戦うのか。ジャーナリストの柴田は命懸けの取材に挑む!三十過ぎのフリージャーナリスト・柴田邦久は、伝説の日本人傭兵を追ってメキシコに足を踏み入れた。そこで兵士に「生きるための戦い」を教え込む『シンゲン』と出会う。彼はなぜ平和な日本を出て、危険を顧みずに戦うのか。それを知りたいと思った柴田は、他の兵士と同じように厳しい戦闘の指導を受けて『シンゲン』と二人でアフリカの紛争地帯に飛び込んだ!
事件屋 (KOFUSHA NOVELS)―1994年11月1日発売
長編小説
冒険推理作家の俺は、最新作出版後、何者かに襲われた。俺の小説に何かヤバいことでも…、突如、現われた男が俺を救けてくれた。どこかで会ったような気がする、すると彼は、かつて俺が創り出した主人公の名を名乗った―これは一体どういうことだ。現実と虚構の世界があやしく交錯する、書下ろしハイパー・アクション。
龍の哭く街 (集英社文庫)―2011年8月19日発売
長編小説
暴力と金が全てを支配する街、歌舞伎町。氷室の勤めるバー『ハイランド』でも中国人マフィアの抗争話が絶えない。そんなある日、彼の元を一人の男が訪ねてくる。「入国管理局の第二庁舎に勤務されていましたね?」―にわかに慌しくなる周囲。元同僚の死、恋人の襲撃未遂、自宅の火事。氷室の身に一体何が迫っているのか。捨てたはずの過去が明らかになるとき、組織との孤独な戦いが始まる。
【新装版】波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊 (ハルキ文庫)―2011年1月15日発売
長編小説
台風が接近し、海が荒れる茅ヶ崎沖で、海難事故が発生した。海上保安庁特殊救難隊の惣領正らは、直ちに現場に急行。北朝鮮船籍らしき船から、三人の男を無事救出した。だが、救助した男たちが突如変貌し、惣領たちに銃口を向けてきた。男たちの要求は、沈みゆく船から“荷物”を取って来いというものだった。荷物とは一体何なのか?彼らの目的は?特救隊の男たちの決死の戦いが始まる――。傑作長編小説、待望の新装版。
慎治 - 新装版 (中公文庫)―2017年5月23日発売
長編小説
中学生の慎治は同級生の執拗ないじめで、万引きを強要されるまでに追い詰められた。自ら命を絶つことを考えるようになる慎治。一方、その万引き現場を目撃した担当教師の古池は、慎治をガンダム・スクラッチ・モデル制作の世界に誘う。初めて自分の居場所を見つけた慎治。しかし、万引きの後始末はもつれにもつれ……。新しい世界を垣間見た慎治の「再生」が始まる!
惣角流浪 (集英社文庫)―2001年10月19日発売
長編小説
武田惣角。触れるだけで相手を投げ飛ばす、大東流合気柔術の祖である。「進む道は武芸なり」の信念のもと、武士の世が終焉を迎えた維新後もひたすら修行に励む。のちの講道館柔道の創始者・嘉納治五郎との対決を機に、惣角の流浪が始まる。西郷隆盛との邂逅、琉球空手の使い手・伊志嶺章憲との命を懸けた闘い。合気の道を極めんとする男の壮烈な青春を描く、明治格闘小説。
レッド (ハルキ文庫 こ 3-34)―2011年8月10日発売
長編小説
環境庁の外郭団体に出向させられた警視庁捜査四課の相馬春彦は、仕事への情熱を失った日々を送っていた。そんなある日、山形県にある「蛇姫沼」の環境調査を命じられた相馬は、陸上自衛官の斎木明とともに戸峰町に赴く。だが、町の様子がどこかおかしい。なにかを隠しているような町役場助役と纒わりつく新聞記者。そして、「蛇姫沼」からは、強い放射能が検出された――。相馬たちを待ち受けているものとはいったい何か? 傑作長篇小説、待望の新装版。
時空の巫女 (ハルキ文庫)―2009年5月1日発売
長編小説
原盤製作会社社長の飯島は、新人アイドルを発掘していく中で、二人の女性に会う。かつてネパールの生き神様「クマリ」だったチアキ・チェスと、AVに出演していた池沢ちあき。一方で、自衛隊の情報部の綾部は、アメリカから送られてきたレポートに困惑していた。超能力者たちの見る、地球滅亡を思わせるような夢、そしてその中に出てくる日本人と思われる名前「チアキ」-。「チアキ」は果たして世紀末の救世主なのか?渾身の書き下ろしSF長篇!
山嵐 (集英社文庫)―2003年2月20日発売
長編小説
時は明治期。戊辰戦争の余燼も冷めやらぬ会津の地から、ひとりの若者が上京してきた。五尺に満たない小兵ながら、その天賦の才を講道館創始者嘉納治五郎に見出された彼は、柔道の修業を始める。独自の技「山嵐」を編み出し、講道館四天王のひとりに数え上げられるほどになるが、かねてから夢を馳せていた大陸への渡航を決意する。『姿三四郎』のモデルとなった天才柔術家西郷四郎の壮烈なる半生。
武打星 (中公文庫)―2020年5月21日発売
長編小説
俺は武打星(アクションスター)になる――ブルース・リーに憧れて、長岡誠は身ひとつで香港に渡る。しかし誠を待ち受けていたのは厳しい現実だった。唯一の頼りである先輩のバックには黒社会の影。殺伐とした撮影現場でNG連発。そしてマフィアが待つ九龍城へ……猥雑で魅惑的な1979年の香港を舞台に一人の青年の拳がうなる痛快クライムノベル。
殺人ライセンス (角川文庫)―2019年4月24日発売
長編小説
高校生の永友久(キュウ)が偶然ネット上で見つけたゲーム「殺人ライセンス」。その標的と酷似した公務員の男が、現実に殺害された。キュウは、事件とゲームの関係を調べようと、探偵を目指す同級生の父親・相沢とともに行動を起こす。一方、相沢の同級生で目黒署の刑事・丸谷は、公務員殺害事件に違和感を覚えていた。容疑者の完全なアリバイと、遺留品無き現場。そして、捜査が行き詰まりを見せた矢先、第2の殺人が―。
提督たちの大和―小説 伊藤整一 (ハルキ文庫)―2005年12月1日発売
長編小説
昭和二十年四月、一億総特攻の先駆けとなるべく、最後の連合艦隊が出撃した。旗艦大和に第二艦隊司令長官として乗り込んだ伊藤整一は、日本と乗組員たちの運命を背負うことになる―。彼が戦う相手は、アメリカ、そして生涯の友と誓ったレイモンド・スプルーアンス大将だった…。大和最後の司令長官・伊藤整一の生涯と、秘められた友情を描く、渾身の書き下ろし長篇。
新装版-膠着-スナマチ株式会社奮闘記 (中公文庫)―2020年1月21日発売
長編小説
老舗の糊メーカー・スナマチ株式会社は創業以来の大ピンチ。社運をかけて新製品開発を行うも、できあがったのはなんと“くっつかない糊”!? そんなもの売れるのかと頭を抱える新入社員の啓太と、「俺に売れない物はない」と豪語するベテラン社員の本庄。窮地に陥った会社を救うべく、ふたりの営業マンの闘いが始まった! 今野敏が贈る、ユーモアたっぷりのサラリーマン応援小説。
ティターンズの旗のもとに〈上〉 ADVANCE OF Z (角川文庫)―2016年8月25日発売
長編小説
地球連邦軍の将校、エリアルド・ハンターは、念願だった軍のエリート部隊であるティターンズ入隊を命じられた。新型モビルスーツのテストと共に、さまざまな作戦や実戦を繰り返し、パイロットとして成長していくエリアルド。だが、苛烈な『グリプス戦役』を戦い抜いた彼を待っていたのは、4つの罪状による軍事裁判だった…。法務官コンラッド・モリスはエリアルドの弁護人となり、彼の無実を信じ、共に戦う決意をする。
心霊特捜 (双葉文庫)―2011年10月13日発売
長編小説
神奈川県警鎌倉署に常駐する「R特捜班」は、霊がからむ事件を捜査する。そんな「R特捜班」との連絡係をつとめる大悟は、他の課から胡散臭い目でみられながらも、真摯に事件に向き合い、「R特捜班」の面々を理解し、事件を解決していく。事件捜査に大悟の人間的成長をからめた警察小説。
叛撃 (実業之日本社文庫)―2015年12月3日発売
刑事と暴力団員として再び出会った空手のライバル。その最後の勝負を描く『花道』、新興流派のフルコンタクト空手に、伝統空手の誇りをかけて挑戦する男を描いた『空手道・内海道場』、少女を食い物にする芸能界の売春組織に、スタントマンの憤激の拳が炸裂する『血と埃のバラード』……著者会心の8編を収録した短編集、待望の文庫化!男と男のプライドをかけた熱い闘いが始まる!
ビギナーズラック (徳間文庫)―2011年3月4日発売
男には闘わなくてはいけない時がある―人気作家・今野敏の原点がこの一冊に!ドライブ中、暴走族に囲まれた一組の男女。恐怖で身動きがとれず、恋人を目の前で犯されかけた時、情けなさが怒りに変わった。理不尽な暴力に対する激しい怒りだった。愛する者を守るため、男は立ち上がった。表題作をはじめ、単行本未収録作を含む六篇を収録したオリジナル短篇集。
軌跡 (角川文庫)―2014年2月25日発売
目黒の商店街付近で、若い男性が血を流して倒れているのが発見された。現場に到着した大島刑事と湯島刑事の前に現れたのは、刑事調査官の谷と心理調査官の島崎優子だった。若者同士のトラブルかと思われたが、捜査は思いのほか難航する。島崎と組んで聞き込みを行うことになった大島たちは、彼女の言葉に事件解決の糸口を見出すが…(「老婆心」より)。幻の「刑事調査官」シリーズの他、五編を収録した文庫オリジナル短編集。
精鋭 (朝日文庫)―2018年2月9日発売
長編小説
新人警察官の柿田亮は、警官としての日々の仕事に悩みつつも、異動先の機動隊で激しい訓練を受けていた。そんな柿田に、拳銃などを使ったハイジャックや立てこもり事件を解決する特殊急襲部隊『SAT』入隊の声がかかる。機動隊よりもさらに厳しいと言われるSATになることができるのか……。優れた警察小説であり、青春小説、成長物語でもある著者の新境地。
寮生 ―一九七一年、函館。― (集英社文庫)―2017年6月22日発売
長編小説
1971年春、函館にある憧れの私立高校に入った僕は、親元を離れ寮生活を始める。街の景色、同級生、音楽、出会うもの全てが刺激的で、期待に胸を膨らませていたが、入学早々、「寮の恒例行事“入魂会”に関わったものは死ぬ」という噂を耳にした。するとそのわずか二日後、寮の二年生が謎の転落死を遂げる。事件と噂の真相を探るため、僕たち一年生は探偵団を結成して―。青春学園ミステリー。
キンモクセイ (朝日文庫)―2021年12月7日発売
長編小説
法務官僚殺害の容疑者として、アメリカ人の殺し屋の可能性が浮上。警視庁警備局警備企画課のキャリア・隼瀬順平は、専任チームでの対処を上司から命じられるが……。「キンモクセイ」とは何か?誰が味方で、敵なのか?圧巻の警察インテリジェンス小説!
天を測る (講談社文庫)―2023年9月15日発売
長編小説
安政7(1860)年、咸臨丸が浦賀港からサンフランシスコを目指して出航した。太平洋の長い航海では船室から一向に出てこようとしない艦長・勝海舟を尻目に、アメリカ人相手に互角の算術・測量術を披露。さらに、着港後、逗留中のアメリカでは、放埒な福沢諭吉を窘めながら、日本の行く末を静かに見据える男の名は、小野友五郎。男は帰国後の動乱の中で公儀、そして日本の取るべき正しい針路を測り、奔走することになる―。知られざる幕末の英雄の物語!
署長シンドローム―2023年3月8日発売
長編小説
『隠蔽捜査』でおなじみ竜崎伸也が大森署を去った後、さっそうとあらわれた新署長・藍本小百合が、凶悪事件を解決する!