桜庭一樹の全作品一覧。長編小説&シリーズものなど網羅– 作家 –

あわせて読みたい

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桜庭一樹 シリーズ作品一覧

B-EDGE AGEシリーズ(2作)

  1. 『B‐EDGE AGE 獅子たちはアリスの庭で』(2002年7月1日)
  2. 『B‐EDGE AGE 獅子たちはノアの方舟で』(2002年11月1日)

GOSICKシリーズ(16作)

  1. 『GOSICK ゴシック』(2003年12月1日)
  2. 『GOSICK II ゴシック その罪は名もなき』(2004年5月1日)
  3. 『GOSICK III ゴシック 青い薔薇の下で』(2004年10月1日)
  4. 『GOSICK IV ゴシック 愚者を代弁せよ』(2005年1月1日)
  5. 『GOSICKs ゴシックエス 春来たる死神』(2005年7月8日)
  6. 『GOSICK V ゴシック ベルゼブブの頭蓋』(2005年12月10日)
  7. 『GOSICKs II ゴシックエス 夏から遠ざかる列車』(2006年5月10日)
  8. 『GOSICK VI ゴシック 仮面舞踏会の夜』(2006年12月1日)
  9. 『GOSICKs III ゴシックエス 秋の花の思い出』(2007年4月1日)
  10. 『GOSICK VII ゴシック 薔薇色の人生』(2011年3月25日)
  11. 『GOSICKs IV ゴシックエス 冬のサクリファイス』(2011年5月25日)
  12. 『GOSICK VIII ゴシック 神々の黄昏』(2011年6月23日)
  13. 『GOSICK RED』(2013年12月25日)
  14. 『GOSICK BLUE』(2014年11月28日)
  15. 『GOSICK PINK』(2015年11月30日)
  16. 『GOSICK GREEN』(2016年12月2日)

桜庭一樹 ノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』(1999年12月1日)

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AD2015隔離都市―ロンリネス・ガーディアン (ファミ通文庫)―1999年12月1日発売

長編小説

西暦2005年10月、東京新都心・新宿にある某研究室から未知のウィルスが外部に漏れた。ウイルス感染後の成人の生存率は0%!この非常事態に対し政府は、西新宿を中心に半径3kmを自衛隊の実験兵器で強行封鎖した。その中に取り残された何万という人々と共に…。それから10年―「新宿」は一体どうなったのか?それを探るべく一人の男が、この隔離都市に還ってきた!!第一回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作受賞作。

『ルナティック・ドリーマー』(2002年1月1日)

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ルナティック・ドリーマー (EXノベルズ)―2002年1月1日発売

長編小説

2072年、月面の巨大娯楽ドーム都市“ルナティックベガス”で、一人の少女が50年間のコールドスリープから目覚めた。彼女―高田寿麻の記憶の中に眠るという、このドーム都市を管理する中央コンピュータのパスワードを巡って、街を支配するマフィア組織“ウラヌス”のドン―天王寺漣と、組織内の新興勢力―メイファの間で、寿麻の争奪戦が開始された。

『君の歌は僕の歌 Girl’s guard』(2002年1月1日)

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君の歌は僕の歌―Girl’s guard (ファミ通文庫)―2002年1月1日発売

長編小説

著:桜庭一樹 イラスト:ヤスダスズヒト が贈る痛快ラブ&ガールズアクションストーリー。ガールズ専門のなんでも屋"Girl's Guard"をなりゆきで開業することになったヒロイン"マリ"と、"雪野"。ワケあり風の少女"七菜子"の依頼を受けた二人は、とんでもない事件に巻き込まれていく…。

『竹田くんの恋人 ワールズエンド・フェアリーテイル』(2002年8月31日)

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竹田くんの恋人―ワールズエンド・フェアリーテイル (角川スニーカー文庫)―2002年8月31日発売

長編小説

恋する乙女はあきらめない! ラブコメ・ピュアファンタジー、爽やか登場!!ゲームのキャラが、プレイヤーに恋をした!現実世界に転送された美少女は、プレイヤーのタケダくん捜しを始めるが、行く先々で彼の悪い噂が……この恋の行方は前途多難!?ラブコメ・ピュアファンタジー、登場!!

『赤×ピンク』(2003年1月1日)

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赤×ピンク (角川文庫)―2008年2月23日発売

長編小説

東京・六本木、廃校になった小学校で夜毎繰り広げられる非合法ガールファイト、集う奇妙な客たち、どこか壊れた、でも真摯で純な女の子たち。体の痛みを心の筋肉に変えて、どこよりも高く跳び、誰よりも速い拳を、何もかも粉砕する一撃を―彷徨のはて、都会の異空間に迷い込んだ3人の女性たち、そのサバイバルと成長と、恋を描いた、最も挑発的でロマンティックな青春小説。

『推定少女』(2004年9月1日)

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推定少女 (角川文庫)―2008年10月25日発売

長編小説

とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣篭カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが…直木賞作家のブレイク前夜に書かれた、清冽でファニーな成長小説。幻の未公開エンディング2本を同時収録。

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(2004年11月1日)

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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)―2009年2月22日発売

長編小説

その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは序々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日―。直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。

『少女には向かない職業』(2005年9月22日)

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少女には向かない職業 (創元推理文庫)―2007年12月23日発売

長編小説

あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した…あたしはもうだめ。ぜんぜんだめ。少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけだったから―。これは、ふたりの少女の凄絶な“闘い”の記録。『赤朽葉家の伝説』の俊英が、過酷な運命に翻弄される少女の姿を鮮烈に描いて話題を呼んだ傑作。

『ブルースカイ』(2005年10月7日)

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ブルースカイ (文春文庫)―2012年5月10日発売

長編小説

1627年、魔女狩りの嵐が吹き荒れるドイツ・レンスで10歳の少女マリーは、「アンチ・キリスト」と遭遇する。2022年、近未来のシンガポールで、青年のディッキーは、かつて絶滅したはずの「少女」という生物と出会う。そして、2007年、鹿児島。私は、青い空の下にいた―。三つの空を見た、ある少女にまつわる物語。

『少女七竈と七人の可愛そうな大人』(2006年7月1日)

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少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)―2009年3月25日発売

長編小説

「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」川村七竃は、群がる男達を軽蔑し、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友として孤高の青春を送っていた。だが、可愛そうな大人たちは彼女を放っておいてくれない。実父を名乗る東堂、芸能マネージャーの梅木、そして出奔を繰り返す母の優奈―誰もが七竃に、抱えきれない何かを置いてゆく。そんな中、雪風と七竃の間柄にも変化が―雪の街旭川を舞台に繰り広げられる、痛切でやさしい愛の物語。

『赤朽葉家の伝説』(2006年12月28日)

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赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)―2010年9月18日発売

長編小説

千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもない私。戦後史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たちを比類ない筆致で鮮やかに描き上げた雄編。日本推理作家協会賞受賞を受賞した桜庭一樹の代表作がついに文庫化!

「本屋大賞2008(第5回)」ノミネート作(第7位)

『青年のための読書クラブ』(2007年6月1日)

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青年のための読書クラブ (新潮文庫nex)―2017年4月28日発売

謎と浪漫の読書俱楽部に貴方もいかが? 東京、山の手に広々とした敷地を誇る名門女学校「聖マリアナ学園」。清楚でたおやかな少女たちが通う学園はしかし、謎と浪漫に満ちていた。転入生・烏丸紅子がその中性的な美貌で皆を虜にした恋愛事件。西の官邸・生徒会と東の宮殿・演劇部の存在。そして、教師に没収された私物を取り戻すブーゲンビリアの君……。事件の背後で活躍した「読書俱楽部」部員たちの、華々しくも可憐な物語。

『私の男』(2007年10月30日)

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私の男 (文春文庫)―2010年4月9日発売

長編小説

落ちぶれた貴族のように、惨めでどこか優雅な男・淳悟は、腐野花の養父。孤児となった10歳の花を、若い淳悟が引き取り、親子となった。そして、物語は、アルバムを逆から捲るように、花の結婚から2人の過去へと遡る。内なる空虚を抱え、愛に飢えた親子が超えた禁忌を圧倒的な筆力で描く。浅野忠信、二階堂ふみ主演で映画化。

「本屋大賞2008(第5回)」ノミネート作(第9位)

『荒野』(2008年5月28日)

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荒野 (文春文庫)―2017年5月10日発売

長編小説

山野内荒野、12歳。まだ恋は、していない――。 かつてライトノベルとして刊行され、全面改稿を経て文春文庫に全三冊で収録された『荒野』が、一冊の合本となって装いも新たに登場! 鎌倉で小説家の父と暮らす山野内荒野は、中学入学の日、通学中の電車で見知らぬ少年に窮地を救われる。だが、それは彼女の身に起こる小さくて大きな変化の始まりでしかなかった。“恋"とは? “好き"とは? うつろいゆく季節のなかで、少しずつ大人になっていく少女の4年間を描く、桜庭一樹渾身のビルドゥングス・ロマン。 解説は三分冊版の吉田伸子氏のものを再録。加えて、桜庭氏による書き下ろしショートエッセイ「荒野と私」を収録予定。 カバー装画を手がけるのは、美少女を描かせれば日本一、ゲーム、アニメ、ライトノベルなど各ジャンルを横断して活躍する岸田メル氏。

『ファミリーポートレイト』(2008年11月21日)

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ファミリーポートレイト (集英社文庫)―2020年1月17日発売

長編小説

五歳のあたしに、ママは言った。「コマコ、逃げるわよ」。母の名前はマコ、娘の名前はコマコ。美しい母と、小さなその分身。老人ばかりの村や奇妙な風習の残る温泉街などでの逃避行の中でコマコは言葉を覚え、「物語」を知る。いつまでも続くように思えた二人の旅は突然終わりを迎え、一人になったコマコは無気力に成長し、そして「物語」を自ら紡ぎ始める──。母と娘の因縁を描く渾身の長編小説。

『製鉄天使』(2009年10月29日)

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製鉄天使 (創元推理文庫)―2012年11月30日発売

長編小説

東海道を西へ西へ、山を分け入った先の寂しい土地、鳥取県赤珠村。その地に根を下ろす製鉄会社の長女として生まれた赤緑豆小豆は、鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持っていた。荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがてレディース“製鉄天使”の初代総長として、中国地方全土の制圧に乗り出す―一九八×年、灼熱の魂が駆け抜ける。伝説の少女の唖然呆然の一代記。

『赤朽葉家の伝説』のスピンアウト長編

『道徳という名の少年』(2010年5月11日)

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道徳という名の少年 (角川文庫)―2013年3月23日発売

美しい娼婦の四姉妹が遺したものは?(「1、2、3、悠久!」)。愛するその「手」に抱かれて、わたしは天国を見る。(「ジャングリン・パパの愛撫の手」)。死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ。(「地球で最後の日」)。エロスと、魔法と、あふれる音楽!―直木賞作家が描く、甘美な滅びの物語集。最初期から最新作までを網羅したインタヴュー集「桜庭一樹クロニクル2006‐2012」も同時収録。

『伏 贋作・里見八犬伝』(2010年11月26日)

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伏 贋作・里見八犬伝 (文春文庫)―2012年9月4日発売

長編小説

伏―人であって人でなく、犬の血が流れる異形の者―による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子の猟師・浜路は兄に誘われ、江戸へ伏狩りにやってきた。伏をめぐる、世にも不思議な因果の輪。光と影、背中あわせにあるものたちを色鮮やかに描く傑作エンターテインメント。

『ばらばら死体の夜』(2011年5月2日)

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ばらばら死体の夜 (集英社文庫)―2014年3月20日発売

長編小説

神保町の古書店「泪亭」二階に住む謎の美女・白井沙漠。学生時代に同じ部屋に下宿していたことから彼女と知り合った翻訳家の解は、訝しく思いながらも何度も身体を重ねる。二人が共通して抱える「借金」という恐怖。破滅へのカウントダウンの中、彼らが辿り着いた場所とは―。「消費者金融」全盛の時代を生きる登場人物四人の視点から、お金に翻弄される人々の姿を緻密に描いたサスペンス。

『傷痕』(2012年1月12日)

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傷痕 (文春文庫)―2019年2月8日発売

長編小説

偉大なるスター、キング・オブ・ポップが51歳で急逝した。子供時代、二人の兄と一人の姉と共にデビュー後、独立して類稀な歌と踊りで世界の救世主となっていた。遺されたのは11歳の娘“傷痕”。だがその出生は謎でイエロージャーナリズムは色めき立つ。彼女は、世界は、カリスマの死をどう乗り越えるのか。

『無花果とムーン』(2012年10月20日)

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無花果とムーン (角川文庫)―2016年1月23日発売

長編小説

お兄ちゃん、なんで死んじゃったの…!?あたし、月夜は18歳のパープル・アイで「もらわれっ子」。誰よりも大好きなお兄ちゃんの奈落に目の前で死なれてから、あたしの存在は宙に浮いてしまった。そんな中、町で年に一度開かれる「無花果UFOフェスティバル」にやってきたのは、不思議な2人連れ男子の密と約。あたしにはどうしても、密がお兄ちゃんに見えて…。少女のかなしみと妄想が世界を塗り替える傑作長篇!

『このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集』(2013年6月13日)

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このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集 (文春文庫)―2016年3月10日発売

死んだ男を囲む、二人の女の情念。ミッションスクールの女子たちの儚く優雅な昼休み。鉄砲薔薇散る中でホテルマンが見た幻。古い猫の毛皮みたいな臭いを放つ男の口笛。ダンボールに隠れていたぼくのひと夏の経験。日常に口を開く異界、奇怪を覗かせる深淵を鮮やかに切り取った桜庭一樹の新世界、6つの短編小説。

『ほんとうの花を見せにきた』(2014年9月26日)

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ほんとうの花を見せにきた (文春文庫)―2017年11月9日発売

中国の山奥からきた吸血種族バンブーは人間そっくりだが若い姿のまま歳を取らない。マフィアによる一家皆殺しから命を救われた少年は、バンブーとその相棒の3人で暮らし始めるも、人間との同居は彼らの掟では大罪だった。禁断の、だが掛けがえのない日々―。郷愁を誘う計3篇からなる大河的青春吸血鬼小説。

『じごくゆきっ』(2017年6月5日)

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じごくゆきっ (集英社文庫)―2020年6月19日発売

かわいいかわいい由美子ちゃんセンセ。こどもみたいな、ばかな大人。みんなの愛玩動物。そんな由美子ちゃんの一言で、わたしと彼女は、退屈な放課後から逃げ出した。駆け落ちとはじごくゆきっ。あまずっぱじょっぱい、青春譚(「じごくゆきっ」)。『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の後日談を含む全7編を収録。青春、家族ドラマ、恋愛、ホラー、SF―ジャンルの壁を超越する珠玉の短編集。

『少女を埋める』(2022年1月25日)

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少女を埋める―2022年1月25日発売

2021年2月、7年ぶりに声を聞く母からの電話で父の危篤を知らされた小説家の「わたし」は、最期を看取るために、コロナ禍下の鳥取に帰省する。なぜ、わたしの家族は解体したのだろうか?――長年のわだかまりを抱えながら母を支えて父を弔う日々を通じて、わたしは母と父のあいだに確実にあった愛情に初めて気づく。しかし、故郷には長くは留まれない。そう、ここは「りこうに生まれてしまった」少女にとっては、複雑で難しい、因習的な不文律に縛られた土地だ。異端分子として、何度地中に埋められようとしても、理屈と正論を命綱になんとかして穴から這い上がり続けた少女は東京に逃れ、そこで小説家になったのだ――。「文學界」掲載時から話題を呼んだ自伝的小説「少女を埋める」と、発表後の激動の日々を描いた続篇「キメラ」、書き下ろし「夏の終わり」の3篇を収録。近しい人間の死を経験したことのあるすべての読者の心にそっと語りかけると同時に、「出ていけ、もしくは従え」と迫る理不尽な共同体に抗う「少女」たちに切実に寄り添う、希望の小説。

『紅だ!』(2022年7月25日)

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紅だ!―2022年7月25日発売

長編小説

東京の新大久保、コリアンタウンから超多人種都市へと変貌しつつある街に、「道明寺探偵屋」は事務所を構える。社員はわずかに二人、そのうちのひとり、真田紅は、女子テコンドーでオリンピックに出場経験がある大柄な武闘派だ。「紅だあーッ!」真田紅がいつものように雄叫びを上げながら「道明寺探偵屋」の扉を勢いよく開ける。外にいたのはオルチャンメイクをほどこした見知らぬ小柄な少女だった。ハイタカと名乗った少女は、物騒な連中に追われているようだ。成り行きで用心棒を引き受けてしまった紅は、ハイタカに襲い掛かる者どもを撃退する。「生死を問わず」捕まえろ――ダークウェブで多額の懸賞金がハイタカにはかけられていたのだ。まだ15歳の少女に、いったい誰が? 何の目的で?同じ頃、もうひとりの社員こと黒川橡は、かつての職場の先輩である公安の藤原に相談を受けていた。全国各地のATMでいっせいに偽札が発見されたのだ。不本意ながらも捜査に巻き込まれていく橡だったが、事件の鍵を握る重要人物として浮かんできたのは、どうやら紅の依頼人である少女、ハイタカなのだった。橡は躊躇いながらも、一年ぶりに“相棒”に電話をかける。「――じつはな。どうやら俺たち、久々の共闘になりそうなんだ。紅」果たしてハイタカと偽札事件のかかわりは? 彼女が抱えている秘密とは? そして、紅と橡に一年前に生じたわだかまりとは何か?二転三転する事件に翻弄されるなかで、社会正義や共同体の在り方について悩み、お互いを見つめ直す探偵コンビを描く、ノンストップ・アクション・エンタテインメント。