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有栖川有栖 シリーズ作品一覧
学生アリス(江神二郎)シリーズ(5作)
- 『月光ゲーム Yの悲劇'88』(1989年1月1日)
- 『孤島パズル』(1989年7月1日)
- 『双頭の悪魔』(1992年2月1日)
- 『女王国の城』(2007年9月1日)
- 『江神二郎の洞察』(2012年10月30日)
作家アリス(火村英生)シリーズ(28作)
- 『46番目の密室』(1992年3月2日)
- 『ダリの繭』(1993年12月31日)
- 『ロシア紅茶の謎〈国名シリーズ1〉』(1994年7月28日)
- 『海のある奈良に死す』(1995年3月1日)
- 『スウェーデン館の謎〈国名シリーズ2〉』(1995年5月8日)
- 『ブラジル蝶の謎〈国名シリーズ3〉』(1996年5月7日)
- 『英国庭園の謎〈国名シリーズ4〉』(1997年6月2日)
- 『朱色の研究』(1997年11月1日)
- 『ペルシャ猫の謎〈国名シリーズ5〉』(1999年5月10日)
- 『暗い宿』(2001年8月1日)
- 『絶叫城殺人事件』(2001年10月1日)
- 『マレー鉄道の謎〈国名シリーズ6〉』(2002年5月8日)
- 『スイス時計の謎〈国名シリーズ7〉』(2003年5月9日)
- 『白い兎が逃げる』(2003年11月18日)
- 『モロッコ水晶の謎〈国名シリーズ8〉』(2005年3月8日)
- 『乱鴉の島』(2006年6月21日)
- 『妃は船を沈める』(2008年7月18日)
- 『火村英生に捧げる犯罪』(2008年9月25日)
- 『長い廊下がある家』(2010年11月19日)
- 『高原のフーダニット』(2012年3月16日)
- 『菩提樹荘の殺人』(2013年8月26日)
- 『怪しい店』(2014年10月31日)
- 『鍵の掛かった男』(2015年10月8日)
- 『狩人の悪夢』(2017年1月28日)
- 『名探偵傑作短篇集 火村英生篇』(2017年8月9日)
- 『インド倶楽部の謎〈国名シリーズ9〉』(2018年9月7日)
- 『カナダ金貨の謎〈国名シリーズ10〉』(2019年9月20日)
- 『捜査線上の夕映え』(2022年1月11日)
探偵ソラ(空閑純)シリーズ(3作)
- 『闇の喇叭』(2010年6月21日)
- 『真夜中の探偵』(2011年9月15日)
- 『論理爆弾』(2012年12月20日)
濱地健三郎シリーズ(3作)
- 『濱地健三郎の霊なる事件簿』(2017年7月29日)
- 『濱地健三郎の幽たる事件簿』(2020年5月2日)
- 『濱地健三郎の呪える事件簿』(2022年9月30日)
有栖川有栖 ノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)
新装版 マジックミラー (講談社文庫)―2008年4月15日発売
長編小説
有栖川作品の原点となる傑作長編双子の男と殺人の謎 そして驚愕のトリック!琵琶湖に近い余呉(よご)湖畔で女性の死体が発見された。殺害時刻に彼女の夫は博多、双子の弟は酒田にいてアリバイは完璧。しかし兄弟を疑う被害者の妹は推理作家の空知とともに探偵に調査を依頼する。そして謎めく第二の殺人が……。犯人が作り出した驚愕のトリックとは?有栖川作品の原点ともいえる傑作長編。
山伏地蔵坊の放浪 (創元推理文庫)―2002年7月12日発売
土曜の夜、常連相手に地蔵坊の体験談が始まる。この先生現役の山伏らしいが、各地で事件に遭遇しては解決して廻る漂泊の名探偵という趣。常連諸氏は〈黒後家蜘蛛の会〉よろしく真相を当てようと談論風発。
幻想運河 (講談社文庫)―2001年1月1日発売
長編小説
シナリオライターの卵、恭司がアムステルダムで遭遇したバラバラ殺人事件。在外日本人社会の濃密で澱んだ空気が生んだ犯罪が、不思議な糸で大阪の殺人につながってゆく……。ふたつの水の都をいろどる、奇怪な薔薇のイメージはなにを意味するのか?有栖川裏ミステリー・ベスト1の傑作、待望の文庫化!
ジュリエットの悲鳴 (角川文庫)―2001年8月23日発売
新本格ミステリの旗手、有栖川有栖の短編、ショートショート12作品を集め人気絶頂のロックシンガーの一曲に、女性の悲鳴が混じっているという不気味な噂。その悲鳴には切ない恋の物語が隠されていた。表題作のほか、日常の周辺に潜む暗闇、人間の危うさを描く名作を所収。
[新版]幽霊刑事 (幻冬舎文庫)―2018年10月10日発売
長編小説
夜の浜辺。刑事の俺は上司の経堂に呼び出され射殺。結婚を間近に控え成仏できず幽霊となった。誰も、恋人すら俺の姿が見えない。霊媒体質の後輩・早川刑事を除いては。彼の力を借り真相を探るうち経堂が密室で殺された。俺を謀殺した黒幕が他にいる! (表題作)他に早川刑事のスピンオフ作「幻の娘」を収録。恋愛と本格ミステリが融合した傑作。
作家小説 (幻冬舎文庫)―2004年8月1日発売
ミステリよりミステリアスな「作家」という職業の謎に、本格ミステリ作家・有栖川有栖が挑戦。怯える作家、書けない作家、壊れていく作家。コメディでホラーな、作家だらけの連作小説集。
まほろ市の殺人 冬―蜃気楼に手を振る (祥伝社文庫)―2002年6月1日発売
長編小説
「真幌はどうかしている」冬になると、真幌の海に蜃気楼が現われる。満彦は五歳の頃、美しかった母に連れられて初めて兄弟たちとそれを見た。蜃気楼に手を振ったら幻の町に連れて行かれる。だから手を振ってはいけない、と母に言われた。直後、こっそり手を振った長兄が事故死し、二十五年後の今、三千万円という金が残された兄弟の運命を翻弄する。
虹果て村の秘密 (講談社文庫)―2013年8月9日発売
長編小説
推理作家になるという夢を持つ12歳の秀介(しゅうすけ)は、同級生の優希(ゆうき)と虹果て村で夏休みを過ごす。「夜に虹が出たら人が死ぬ」という村の言い伝え通りに、男性が密室状態の自宅で殺害される。折しも土砂崩れのため犯人と共に村に閉じこめられた二人は知恵を振り絞り謎に挑む! 本格ミステリの名手による珠玉の推理。
動物園の暗号 (現代ミステリー短編集 (3))―2006年11月27日発売
現代の本格ミステリーの旗手・有栖川ワールド!謎解きの面白さをいかんなく堪能できる、現代の若き本格ミステリー作家の短編4編を収録。表題作の他、「やけた線路の上の死体」「落とし穴」など。
壁抜け男の謎 (角川文庫)―2011年4月23日発売
富豪の屋敷から名画が盗まれた。しかし屋敷内に作られた迷路の中に絵を残し、犯人だけが消失した!?(「壁抜け男の謎」)小説家に監禁された評論家。かつては酷評していたが、最近は誉めていたのに。なぜこんなことを?(「屈辱のかたち」)犯人当て小説から、敬愛する作家へのオマージュ、近未来小説、官能的な物語まで。色彩感豊かな「16」の物語が貴方を待つ。有栖川有栖の魅力を満載した、傑作作品集。
赤い月、廃駅の上に (角川文庫)―2012年9月25日発売
廃線跡、捨てられた駅舎。赤い月が昇る夜、何かが起きる―。17歳の不登校の少年が一人旅で訪れた町はずれの廃駅。ライターの男と待合室で一夜を明かすことになるが、深夜、来るはずのない列車が不気味な何かを乗せて到着し…。(『赤い月、廃駅の上に』)温泉地へ向かう一見普通の列車。だが、梢子は車内で会うはずのない懐かしい人々に再会する。その恐ろしい意味とは。(『黒い車掌』)鉄道が垣間見せる異界の姿。著者新境地のテツ怪談。
幻坂 (角川文庫)―2016年1月23日発売
坂の側に咲き乱れる山茶花の花に、幼い頃死んだ友達を偲ぶ「清水坂」。自らの嫉妬のために、恋人を死に追いやってしまった男の苦悩が哀しい「愛染坂」。大阪で頓死した芭蕉の最期を描く「枯野」など粒ぞろいの9編。
こうして誰もいなくなった (角川文庫)―2021年11月20日発売
ジャンルを超えた驚きがここにある!ファン必読の短編集。仮想通貨で成功した若き大富豪に招待された10名の男女が、"海賊島"で巻き込まれる不気味な連続殺人事件――クリスティの名作を大胆に再解釈した表題作をはじめ、書店店長の名推理が痛快な「本と謎の日々」、肥大化した男の欲望と巨大生物の暴挙に恐怖する「怪獣の夢」、遊び心に満ちたタイポグラフィが楽しい「線路の国のアリス」など多彩な14篇を収録。ジャンルを超越した物語世界の魅力を堪能できる、唯一無二の作品集!