今野敏作の警察小説「スクープ」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『スクープ』『ヘッドライン』『クローズアップ』……です。詳しくは記事をご覧ください。
今野敏さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「スクープ」シリーズ刊行順一覧
スクープシリーズは全5作発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
---|---|---|
1997年9月1日 | スクープ(旧題:スクープですよ!) | |
2011年5月26日 | ヘッドライン | |
2013年5月24日 | クローズアップ | |
2017年5月26日 | アンカー | |
2020年7月3日 | オフマイク |
「スクープ」シリーズを読む順番
スクープシリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
スクープ (集英社文庫)―2009年2月20日発売
長編小説
TBNテレビ報道局社会部の布施京一は、看板番組『ニュース・イレブン』所属の遊軍記者。素行に問題はあるものの、独自の取材で数々のスクープをものにしている。時には生命の危険にもさらされるが、頼りになるのは取材ソースのひとりでもある警視庁捜査一課黒田裕介刑事の存在だ。きらびやかな都会の夜、その闇に蠢く欲望と策謀を抉り出す。
ヘッドライン (集英社文庫 こ 28-12)―2013年4月19日発売
長編小説
報道番組「ニュースイレブン」の記者、布施。素行の悪さに目をつけられながらも、独自の取材で多くのスクープをものにしてきた彼が興味を示した女子学生猟奇殺人事件は、警視庁捜査一課第二係、黒田の担当だった。警察も知らない事実を布施が握っているらしいと感づいた黒田は、彼に張り付くことを決める。記者と刑事、異色のタッグを組んだ二人は、やがて事件に潜む大きな闇の核心に迫って―。
クローズアップ (集英社文庫)―2015年7月17日発売
長編小説
週刊誌の記者が何者かに殺された。偶然その場に居合わせた報道番組「ニュースイレブン」記者の布施は事件直後の現場撮影に成功、翌日のニュースで映像が流される。一方、継続捜査を受け持つ捜査一課の黒田はある暴力団の組員が殺害された事件を追う中で、記者殺害との奇妙な符合に気付く。しかし、二つの事件を繋ぐカギは踏み込んではならない聖域だった―。大人気“スクープ”シリーズ第3弾。
アンカー (集英社文庫)―2020年2月20日発売
長編小説
報道番組『ニュースイレブン』の名物記者・布施は、十年前に起きた大学生刺殺の未解決事件に関心を寄せる。この継続捜査を、警視庁特命捜査対策室の刑事・黒田が担当することになるが、謎は深まるばかり。一方、番組の視聴率低迷を受け、関西の系列局から栃本という男が送り込まれた現場には、不穏な空気が漂い始める。報道の本質とは何か。そして、事件の意外な真相とは。スクープシリーズ第4弾!
オフマイク (集英社文庫)―2023年2月17日発売
長編小説
20年前の不可解な大学生の自殺、現役ニュースキャスターの失踪、大物政治家の黒い交友関係……。事件のヒントは夜の街に!? 記者×刑事の異色コンビが活躍する「スクープ」シリーズ継続捜査を担当する黒田は同期から20年前の大学生の自殺について聞かされる。その死に大物政治家の贈収賄が関わっているという。同じくこの事件を追う「ニュースイレブン」の報道記者・布施の情報から、黒田はカギとなる人物はIT長者の藤巻だと目算する。一方、番組キャスターの香山が突然の失踪。その背後にはテレビ業界や警察組織でさえも迂闊に手を出せない、闇が――。シリーズ第5弾。