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長岡弘樹の全作品一覧。長編小説&シリーズものなど網羅– 作家 –

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あわせて読みたい

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長岡弘樹 シリーズ作品一覧

  1. 教場シリーズ
  2. 傍聞きシリーズ

教場シリーズ(6作)

  1. 『教場』(2013年6月19日)
  2. 『教場2』(2016年2月23日)
  3. 『教場0 刑事指導官・風間公親』(2017年9月26日)
  4. 『風間教場』(2019年12月18日)
  5. 『教場X 刑事指導官・風間公親』(2021年8月27日)
  6. 『新・教場』(2023年3月15日)

傍聞きシリーズ(2作)

  1. 『緋色の残響』(2020年3月18日)
  2. 『球形の囁き』(2023年8月18日)

長岡弘樹 ノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

『陽だまりの偽り』(2005年7月1日)

出典:www.amazon.co.jp

陽だまりの偽り (双葉文庫 な 30-1)―2008年8月7日発売

痴呆症の兆しがある老人が、嫁から預かった金を紛失した。だがそれがきっかけで、ある想いに気づく表題作。ひとつの転落死亡事故が、組織の人事に意外な展開をもたらす「プレーヤー」。事件によって浮かび上がる心の温もりや、組織にいる人間の欲望を描きだしたミステリー短編集。味わいの違う5編を収録!

『傍聞き』(2008年10月1日)

出典:www.amazon.co.jp

傍聞き (双葉文庫)―2011年9月15日発売

娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。巧妙な伏線と人間ドラマを見事に融合させた4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞!

『線の波紋』(2010年9月29日)

出典:www.amazon.co.jp

線の波紋 (小学館文庫)―2012年11月6日発売

長編小説

一人娘・真由が誘拐されて一か月、役場の仕事に復帰した白石千賀は、入札業者の不審な電話に衝撃を受ける(「談合」)。誘拐事件から二か月後、同じ町内に住む二十四歳の会社員・鈴木航介が死体で発見され、不思議なことにその表情には笑みが浮かんでいた。同僚の久保和弘はその一週間前、経理部員である航介から不正を指摘されていた(「追悼」)。誘拐事件を追っていた刑事・渡亜矢子は、地道な捜査を続け、ついに犯人像に近い人物にたどり着くが…(「波紋」)。すべてのエピソードが一つの線になり、事件の背景に「誰かが誰かを守ろうとした物語」があったことを知る(「再現」)。誘拐された幼女はその家で何を見たのか!?ベストセラー『傍聞き』の気鋭作家が「優しさの中の悪意」を世に問う。

『波形の声』(2014年2月14日)

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波形の声 (徳間文庫)―2017年2月3日発売

谷村梢は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます!」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢にスーパーで、ある教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目……。表題作ほか、日常の謎が“深い”ミステリーに! 魅力の七篇!

『群青のタンデム』(2014年9月13日)

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群青のタンデム (ハルキ文庫)―2016年7月1日発売

警察学校での成績が同点で一位だった、戸柏耕史と陶山史香。彼らは卒配後も手柄を争い出世をしていくが―。なぜ二人は張り合い続けるのか?異色の連作短篇警察小説。

『赤い刻印』(2016年5月18日)

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赤い刻印 (双葉文庫)―2019年3月13日発売

刑事である母に毎年届く、差出人不明の御守り。秘められた想いが、封印された過去を引き寄せる。果たして、真実を知った娘は――。40万部超の大ヒット文庫『傍聞き』の表題作(日本推理作家協会賞短編部門受賞作)で主人公を務めた、あの母娘が再び登場! 「巧緻な伏線」と「人生の哀歓」が、見事にクロスする瞬間を描いたミステリー短編集。

『白衣の嘘』(2016年9月29日)

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白衣の嘘 (角川文庫)―2019年1月24日発売

この結末は見抜けない! ミステリファン必読、名手の医療ミステリ短編集苦手な縫合の練習のため、シミュレーターに向かう内科医の副島。彼が担当した女性患者はある秘密を抱えていた(「最後の良薬」)。バレーボール日本代表の彩夏と、医者である姉の多佳子。二人は実家に向かう途中でトンネル崩落事故に巻き込まれてしまう。運転席に閉じ込められた妹に対して多佳子がとった意外な行動とは(「涙の成分比」)。医療の現場を舞台に描き出す、鮮やかな謎と予想外の結末。名手による傑作ミステリ集。

『時が見下ろす町』(2016年12月16日)

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時が見下ろす町 (祥伝社文庫)―2019年10月11日発売

ラッグストアでアルバイトをする新井智久は、斜向かいの喫茶店で働く七波杏子と交際中。仕事終わりにその喫茶店に寄ると、先ほど自分の店で買い物した男が、レジから四千円を盗んで逃走。なぜか杏子はその後、智久に自分の苗字を名乗ってほしいと頼み…。(「撫子の予言」より)『時世堂百貨店』の周りで起こる少し不思議な事件。巧妙に張られた伏線がもたらす、驚きのラストとは?変わりゆく町を舞台にした、心温まるミステリー集。

『血縁』(2017年3月24日)

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血縁 (集英社文庫)―2019年9月20日発売

コンビニの店員が男にナイフを突きつけられるなか、電話の音が響いた。『でていいか』店長が差し出したメモを見ても、男はなぜか何も答えなかった―(「文字盤」)。自首という言葉を聞くと、あの出来事が芹沢の頭をよぎる。刑務官が押さなければならない3つのボタン―(「ラストストロー」)。など全7編。家族とは、いったい何か?短編ミステリーの名手が放つ、情感豊かな犯罪小説集。

『にらみ』(2018年3月15日)

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にらみ (光文社文庫 な 51-1)―2021年1月13日発売

“にらみ”とは、刑事が公判を傍聴し、被告人が供述を翻したりしないよう、無言で圧力をかけること―。事務所荒らしで捕まり、懲役五年の判決を受けた窃盗の常習犯・保原尚道は、仮釈放中に保護司を殺害しようとした容疑で逮捕された。取り調べを担当する片平成之は、四年前の保原の裁判で“にらみ”をしていて面識があった。保原は自首しており、目撃者による面通しも終えているのだが、片平は納得していない。保原は人を殺めようとするほどの悪人なのか―。(「にらみ」)驚きと情感あふれるミステリー傑作集!

『道具箱はささやく』(2018年6月12日)

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道具箱はささやく(祥伝社文庫)―2021年9月10日発売

資産家の娘・早百合に意中の相手がいるのか。調査を依頼された探偵の木暮と菜々は、最後の候補者と早百合がスクランブル交差点ですれ違うよう仕向ける。だが、その寸前に、なぜか木暮は早百合に電話を入れた…(「意中の交差点」)。借金苦から、休暇を利用して質屋に押し入った刑事の角垣。逃走中に電柱に衝突するも目撃者はなく、無事逃げおおせた。だが、なぜか上司の南谷は、角垣が犯人だと見抜くのだった…(「ある冬のジョーク」)。とっておきのアイデアを注ぎ込み、ストイックに紡がれた贅沢な作品集。

『夏の終わりの時間割』(2018年11月15日)

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夏の終わりの時間割 (講談社文庫)―2021年7月15日発売

小学六年生の祥と放火容疑をかけられた知的障害のある信。二人の少年の友情を綴る表題作はじめ、困難に直面した様々な境遇の人々を描く六編。彼らの不自然な行動に隠された「想い」とは? 意外な真相と心に染みる人間模様。短編の名手が贈る、ほろ苦くも優しく温かなミステリ集。〈『救済 SAVE』を改題〉

『119』(2019年6月7日)

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119 (文春文庫 な 84-1)―2022年3月8日発売

雨の翌日、消防司令の今垣は川べりを歩く女性と出会う(「石を拾う女」)。新米の土屋と大杉は“無敗コンビ”だった(「白雲の敗北」)。女性レスキュー隊員の志賀野が休暇中に火事を発見(「反省室」)。西部分署副署長の吉国は殉職した息子のお別れの会で思い出を語るが…(「逆縁の午後」)。ほか5篇。短篇の名手が紡ぐ9つの消防ミステリ。

『緋色の残響』(2020年3月18日)

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緋色の残響―2020年3月18日発売

2008年日本推理作家協会賞受賞作「傍聞き」で、40万人超の読者を魅了したシングルマザー刑事の啓子と一人娘の菜月。そのコンビが全編の主役を飾る連作短編集が、多くの期待の声に応え遂に刊行!「ザ・ベストミステリーズ2019」に選出された表題作を筆頭に、短編ミステリー作家として不動の地位を築く著者の手腕が存分に発揮された5編。

『つながりません スクリプター事件File』(2020年6月15日)

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つながりません スクリプター事件File―2020年6月15日発売

スクリプターとは――映画の制作現場において、撮影シーンの様子や内容、物語の繋ぎなどを管理する役目である。記録とも呼ばれる。監督のおれは、スクリプターの真野(まの)韻(ひびき)と初めて組んで撮影を行っていた。「つながりません」が口癖だと聞いていたが、この女は見どころがありそうだ。韻の実姉である主演の日乃万里加(ひのまりか)の演技力が素晴らしい。順調に撮影が進んでいたが――(第1章「火種」)俳優の土岐田(ときた)将(まさる)は、しばらく台湾の映画界に身を置くため、現在付き合っている女性・朋奈(ともな)との関係を終わりにしようとしていた。そして今日、二人で最後のディナーを楽しんでいると、朋奈がナイフを取り出してきて――(第2章「ぼくが殺した女」)『教場』の著者・長岡弘樹が贈る珠玉の連作短編。映画業界騒然! スクリプター事件簿の登場!

『幕間のモノローグ』(2021年2月27日)

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幕間(まくあい)のモノローグ―2021年2月27日発売

名演技に潜む「罪」と「罰」――ドラマや映画の撮影中、舞台の演技中に起こるさまざまな事件やトラブルを鮮やかに解決するベテラン俳優の南雲。――そこにはある秘密が隠されていた。『教場』の著者が、芸能界に生きるものたちの‟業“を描いた連作短編ミステリー。「辞めたい」という俳優に、自信を取り戻させた不思議な練習方法。「斬られ役」の俳優が、なぜかカメラに背を向けて倒れた理由とは。俳優のマネージャーが「わざと」自動車事故に遭ったのはなぜか。脚本家に「下手だ」と思われていた俳優を、なぜ南雲は主役に抜擢したのか。南雲の狙いは何だったのか。彼にはなぜ真実が見えたのか――。

『巨鳥の影』(2021年7月30日)

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巨鳥の影 (文芸書)―2021年7月30日発売

生活のなかで、ふとした心の隙間に忍び込む殺意や悪意が、蟻や、鳥、魚、犬、プラナリアなど、さまざまな生物と絡んで事件が発生する。のぞきや、泥棒、殺人など、犯罪の背後にあるドラマを描き、謎解きだけではないミステリーの魅放つ放つ。その根底には温かなまなざしと伏線のしかけがめぐらされている。心の揺れや、ゆがみが引き起こす犯罪&どんでん返しの妙を堪能する8篇の極上ミステリー。

『殺人者の白い檻』(2022年7月29日)

出典:www.amazon.co.jp

殺人者の白い檻―2022年7月29日発売

長編小説

父母を殺した死刑囚、あなたならその命、救えますか?刑務所のすぐ隣という、特殊な環境に立地する総合病院に勤務する腕の良い脳外科医の尾木敦也。彼は六年前に父母を強盗に殺害されて以来、精神的に不安定になり深刻なスランプに陥っていた。そんなある日、刑務所からクモ膜下出血で搬送されてきた「スペ患」の執刀を、院長命令で担当することになる。緊急開頭手術で命を救うことはできたものの、スペ患の正体が両親の命を奪った死刑囚・定永宗吾だったことを知り、尾木は懊悩と悔恨の迷路に彷徨い込む。そして定永は、逮捕と死刑の判決以降も自身の犯行を一貫して否認していた。術後のリハビリを通して、尾木と妹の看護師長・菜々穂は、定永という人間と六年前の事件に、改めて向き合うことになるのだが……。憎き犯罪者と医師は、どう向き合えば良いのか? 犯罪者の生命は軽いのか、あるいは全ての人間と等しく重いものなのか? 事件の真実と真相はどこにあるのか? 死刑の意義、犯罪更生の理非、医師の倫理、それぞれの命題を通して生命の「軽重」の問いを突きつける、究極の医療ミステリ。

『切願 自選ミステリー短編集』(2023年3月15日)

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切願 自選ミステリー短編集 (双葉文庫 な 30-04)―2023年3月15日発売

2003年に作家デビュー後、発表した短編小説は120編超。その中から、著者厳選の5編を収録。くわえて、これまで未刊行だった第25回小説推理新人賞受賞作「真夏の車輪」を大幅に加筆修正して初収録。「短編ミステリーの名手」による巧妙な伏線、予想外の結末、ビターな人間ドラマを存分に堪能できる、ザ・ベスト・オブ・長岡ミステリー!