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大沢在昌 シリーズ作品一覧
- 佐久間公シリーズ
- アルバイト探偵シリーズ
- いやいやクリスシリーズ
- 六本木聖者伝説シリーズ
- 新宿鮫シリーズ
- B・D・Tシリーズ
- 坂田勇吉シリーズ
- 天使の牙シリーズ
- 狩人シリーズ
- ザ・ジョーカーシリーズ
- 魔女シリーズ
- カルテットシリーズ
- ボディガード・キリシリーズ
佐久間公シリーズ(6作)
- 『標的走路』(1980年12月)
- 『感傷の街角』(1982年2月)
- 『漂泊の街角』(1985年12月)
- 『追跡者の血統』(1986年3月)
- 『雪蛍』(1996年3月)
- 『心では重すぎる』(2000年11月)
アルバイト探偵シリーズ(6作)
- 『アルバイト・アイ 命で払え』(1986年8月)
- 『アルバイト・アイ 毒を解け』(1987年8月)
- 『アルバイト・アイ 王女を守れ』(1988年4月)
- 『アルバイト・アイ 諜報街に挑め』(1989年12月)
- 『アルバイト・アイ 誇りをとりもどせ』(1991年1月)
- 『アルバイト・アイ 最終兵器を追え』(2004年2月)
いやいやクリスシリーズ(2作)
- 『無病息災エージェント』(1987年10月)
- 『絶対安全エージェント』(1990年5月)
六本木聖者伝説シリーズ(2作)
- 『六本木聖者伝説 魔都委員会篇』(1990年6月)
- 『六本木聖者伝説 不死王篇』(1992年7月)
新宿鮫シリーズ(13作)
- 『新宿鮫』(1990年9月)
- 『毒猿 新宿鮫2』(1991年9月)
- 『屍蘭 新宿鮫3』(1993年3月)
- 『無間人形 新宿鮫4』(1993年10月)
- 『炎蛹 新宿鮫5』(1995年10月)
- 『氷舞 新宿鮫6』(1997年10月)
- 『風化水脈 新宿鮫8』(2000年8月)
- 『灰夜 新宿鮫7』(2001年2月)
- 『狼花 新宿鮫9』(2006年9月)
- 『絆回廊 新宿鮫10』(2011年6月)
- 『鮫島の貌 新宿鮫短編集』(2012年1月)
- 『暗約領域 新宿鮫11』(2019年11月)
- 『黒石 新宿鮫12』(2022年11月24日)
B・D・Tシリーズ(2作)
- 『B・D・T 掟の街』(1993年7月)
- 『影絵の騎士』(2007年6月)
坂田勇吉シリーズ(3作)
- 『走らなあかん、夜明けまで』(1993年12月)
- 『涙はふくな、凍るまで』(1997年5月)
- 『語りつづけろ、届くまで』(2012年4月)
天使の牙シリーズ(2作)
- 『天使の牙』(1995年7月)
- 『天使の爪』(2003年8月)
狩人シリーズ(5作)
- 『北の狩人』(1996年11月)
- 『砂の狩人』(2002年9月)
- 『黒の狩人』(2008年9月)
- 『雨の狩人』(2014年7月)
- 『冬の狩人』(2020年11月18日)
ザ・ジョーカーシリーズ(2作)
- 『ザ・ジョーカー』(2002年4月)
- 『亡命者 ザ・ジョーカー』(2005年10月)
魔女シリーズ(3作)
- 『魔女の笑窪』(2006年1月)
- 『魔女の盟約』(2008年1月)
- 『魔女の封印』(2015年12月)
カルテットシリーズ(3作)
- 『生贄のマチ 特殊捜査班カルテット』(2015年9月19日)
- 『解放者 特殊捜査班カルテット2』(2015年10月24日)
- 『十字架の王女 特殊捜査班カルテット3』(2015年11月25日)
ボディガード・キリシリーズ(3作)
- 『獣眼』(2012年10月)
- 『爆身』(2018年5月)
- 『予幻』(2023年12月15日)
大沢在昌 ノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)
1980年代
標的はひとり 新装版 (角川文庫)―2016年9月22日発売
長編小説
狙う側と狙われる側――命を懸けたゲームが始まる。長編ハードボイルド!標的は一級のテロリスト。報酬は「自由」。殺人に苦悩する男は、殺人を楽しむ男を追う――傑作ハードボイルド新装版!かつて極秘機関に属し、国家の指令で人間を“消して”いた加瀬。ある任務が原因で組織を離脱し、監視を受けながら暮らしている。そこに、強大な権力をもつ大富豪、出雲グループ会長から私的な依頼が来た。標的は会長の孫を殺した冷酷非情なテロリスト、成毛泰男。報酬は金と国家からの「解放」。加瀬は過去、そして自分と向き合いながら、最後の闘いに身を投じる。緊張感に目が離せない、ハードボイルド・サスペンス!
夏からの長い旅 新装版 (角川文庫)―2017年7月25日発売
長編小説
銃声響く「あの夏」はまだ終わっていない――名作ハードボイルド!日常を脅かす過去からの刺客。「銃声響くあの夏」はまだ終わっていない。名作ハードボイルドがいま蘇る!充実した仕事と、出来たばかりの恋人・久邇子との逢瀬……工業デザイナー・木島の平穏な日々は、自宅に放火されたことをきっかけに一転した。不審な出来事は続き、木島は誰かに命を狙われていると感じるが、心当たりはない。だが、久邇子の車に悪戯書きされた一文を見た時、忘れようとしていた遠い夏の記憶が蘇る。鍵は一枚の写真にある――木島は調査を開始するが……。ハードボイルド・サスペンスの名作!解説・北方謙三
1990年代
眠たい奴ら 新装版 (角川文庫)―2016年11月25日発売
長編小説
破門寸前のヤクザと警察嫌いの刑事。奇妙なコンビが巨大宗教の闇に挑む!やくざと警察。組織の「出る杭」コンビ、大活躍。政治家、観光業者、新興宗教――温泉街の利権を貪る寄生虫を見つけ出せ。圧倒的スケールの名作サスペンス!組に莫大な借金を負わせた経済やくざの高見。身を隠すことになった地方の温泉街・大池市で再会したのは、大阪から単独捜査に来ていた珍妙な刑事、月岡だった。組織から嫌われた似たもの同士の二人は、さらに、同じ女に惚れてしまう。その女を発端に、大池市の政治家、観光業者までもが関係した巨大新興宗教「大山教」の跡目争いに巻き込まれ――。やくざと警察、はぐれ者同士が巨大新興宗教の闇に挑む、サスペンス巨編!
らんぼう 新装版 (角川文庫)―2017年3月25日発売
検挙率No1にして被疑者受傷率No1、凶暴コンビ大活躍の警察ミステリ!検挙率No1にして、被疑者受傷率No1!凶暴だが情には厚い、凸凹コンビの痛快刑事小説。巨漢の大浦・通称ウラと、小柄だが空手の達人の赤池・通称イケ。この刑事コンビは、腕は立つがキレやすく素行不良、ヤクザのみならず署内でも恐れられている。被疑者を半殺しにし、チンピラの車をぼこぼこにし、拳銃をぶっ放し、カジノでは大暴れ――だが、そんな傍若無人で無鉄砲な捜査が、時に誰かを幸せにすることも?笑いと涙の痛快刑事小説が、朗読会で披露された「ぶんぶんぶん」を収録した新装・完全版で登場!
夢の島 (集英社文庫)―2021年11月19日発売
長編小説
大沢在昌の魅力を凝縮した一冊だ。池井戸潤さん24年間音信不通だった父が残した巨万の富を生む〝遺産〟とは──!? それに群がる悪党たち!24年間音信不通だった父が亡くなった。その知らせを受け、駆け出しのカメラマン・信一は、画家だった父の形見として一枚の絵を手にすることに。すると、急に大きな仕事の依頼が舞い込む。さらに、ヤクザに脅され、"父の友人"から妙な連絡があり、とにかく不穏だ。そして、父が残した「遺産」は無限の富を生み出すという事実まで明るみに。父はどんな人物だったのか、そしてその遺産とは何なのか──。
2000年代
闇先案内人(下) (光文社文庫 お 21-31)―2023年10月12日発売
長編小説
逃げ切れるか!?超一流の”逃がし屋”同士の闘いは工作員、在団特務、ヤクザも巻き込んでヒートアップ!プロの矜持と国の未来をかけた追跡行の行方は!?成滝は東京にいる!? 東京に戻り、成滝との接触を図った葛原は絶体絶命の危機に! 凄絶な追走劇が続くなか、潜伏中の要人を狙う最も危険な男が動き出す。葛原の周囲にもついに犠牲者が!? 警察、工作員、在団特務、ヤクザも巻き込んで命がけの追跡行はさらに過熱する! プロの矜持、大義と愛国心、そして――。圧巻のノンストップ・エンターテインメント!
魔物 上 新装版 (角川文庫)―2019年4月24日発売
長編小説
封印されたイコン(聖画)が解き放たれるとき、「魔物」が現れる――。北海道の麻薬取締官・大塚に、ロシアマフィアと地元やくざとの麻薬取引の情報が入る。現場を押さえるため万全の態勢で臨んだ大塚だが、ブツは押収したものの、麻薬の運び屋であるロシア人を取り逃がしてしまう。ロシア人は、銃撃による重傷を負いながらも、警官数名を素手で殺害し、町へ消えてしまったのだ。あり得ない現実に、新種の薬物を摂取している可能性が考えられた。一方、犯人は逃走する際に一枚の絵を大事に抱えていたという。この絵は一体何なのか? 大塚はロシア人ホステス・ジャンナの力を借り、それがロシアの教会で百年にわたり封印されていたイコンであることを知る。
罪深き海辺 上 (集英社文庫)―2023年2月17日発売
長編小説
本当に悪い奴は、一体誰だ!?閉塞感漂う田舎町に突如現れた遺産相続人、干場。政治家、弁護士、警察、暴力団、企業を巻き込み、利権を巡る疑心暗鬼の人間ドラマが幕を開ける。傑作長編サスペンス東京からほど遠くない場所に位置する山岬市、母が捨てた故郷にアメリカ育ちの干場功一は帰ってきた。お殿さまと呼ばれた大地主の伯父、干場伝衛門は全財産を市に寄付して六年前に亡くなっており、お陰で財政破綻寸前の港町は立ち直ったという。そこへ突如、遺産相続人が現れたことで、かつて利権に群がった政治家や企業は色めき立ち──。閉塞感漂う田舎町で疑心暗鬼の人間ドラマが幕を開ける。
罪深き海辺 下 (集英社文庫)―2023年2月17日発売
長編小説
隠蔽された大地主の死の真相を追え!次々に起こる不審死。他殺か事故か、その死の示すものとは。停年間近の刑事・安河内が執念の捜査を開始する。地方都市で甘い汁を吸う悪を炙り出せ! 傑作長編サスペンス大地主の遺産相続人、干場を懐柔しようとする者や、排除しようとする者があとを絶たない。様々な思惑が交錯するなか、悪徳警官や大物弁護士らの不審な死が立て続けに起こる。暴力団の抗争は激化し、進出企業の陰謀が露見。干場の存在を巡って、潜んでいた毒虫たちが動き出す。本当の悪は一体誰なのか。定年間際の刑事、安河内は命を懸けて真相解明に挑む。緊迫の長編サスペンス。
2010年代
ライアー (徳間文庫)―2023年4月13日発売
長編小説
よき妻であり優しい母親、その正体は凄腕の暗殺者。謎の死を遂げた夫。壮絶な闘いの果てに待つ衝撃の真実!本書『ライアー』は傑出したアクション小説であり、愛の小説である。ここ十年のエンターテインメントのエッセンスが詰め込まれている、まさに必読の小説といえる。――文芸評論家・池上冬樹氏(解説より)神村奈々、四十一歳。物静かで優しい研究者の夫と可愛い息子に恵まれ、幸せな家庭生活を送っているが、裏の顔は対象人物の「国外処理」を行う秘密機関の工作員。ある日突然飛び込んできた夫の死を告げる電話。娼婦らしき女と一緒に焼死したという。事件の真相を探る奈々の前に現れる襲撃者たち、組織内部の抗争。美しき暗殺者の壮絶な闘いが始まる。大沢在昌が放つ、傑作ノンストップ・ハードボイルド!
極悪専用 (文春文庫)―2018年6月8日発売
ノワール×コメディの怪作!裏社会の大物を祖父に持つ俺は、ヤンチャが過ぎた代償に、奇妙なマンションに管理人助手として送り込まれる。そこは武器でも毒物でも持ち込み自由、死体が出たら管理人が処分するという、入居者全員極悪人の最凶マンションだった!CIAクズレ、毒物マニアのばあさん、二重人格の美女、爆弾マニアの外国人など多士済々の入居所たち。ゴリラのような管理人・白旗にこき使われ、爆弾の処理やヤクザの襲撃を何とか乗り切る俺だが、やがて、マンションのなかがにわかにきな臭くなる。きっかけは、住人である二人の殺し屋美女。その二人を巡り、謎の管理人・白旗の意外な過去も明らかになる……。命がけで業務をこなす俺に、明日はあるのか!?解説・薩田博之
覆面作家 (講談社文庫)―2021年4月15日発売
嘘と真実の狭間に潜む、謎を「私」はあぶりだす。収録作品すべての語り手は、著者を彷彿とさせる「私」なる作家。自身の経験に裏打ちされたミステリーは、本当にすべてフィクションなのか?ハードボイルド&ミステリーの第一人者が満を持して放つ珠玉の作品集「幽霊」ある日、作家の「私」に接触してきた真野と名乗る正体不明の男。彼が語る内容を小説にして欲しいと言うが。「村」携帯が圏外になるほどの僻地に、思いもよらぬ人物が集う「村」の秘密。「確認」キャバクラの勤め終わりの女性を、家まで車で送り届けるドライバーは何を隠しているのか。など、どれもが読了後、虚実の有無をいやが応にも考えさせられるミステリアスな作品集。
俺はエージェント (小学館文庫 お 40-1)―2021年1月4日発売
長編小説
「新宿鮫」とは真逆のヒーローが誕生!下町の居酒屋にかかってきた1本の電話。それは二十三年ぶりに復活した極秘ミッション「コベナント」の発動だった――。スパイ小説好きのフリーター青年・村井が馴染みの居酒屋からアパートに戻ると、突然、常連客の白川老人が訪ねてきた。何でも現役エージェントに復帰する秘密指令がバレてしまい、怪しい男たちに命を狙われているという。ここは下町なのに!? オメガの復活を阻止すべく、敵対するアルファ・エージェントの殺し屋たちが次々と村井たちに襲いかかる。絶体絶命、逃げ道はどこにもない。だが、何かがおかしい。裏切り者は誰か? 誰が味方で誰が敵なのか、誰にもわからない。そして、裏切られた裏切り者とは・・・・・・!?フリーター青年と元凄腕エージェントの老人。年齢差四十歳以上の“迷コンビ”が、逃げて、逃げて、巨悪組織の陰謀を追いつめる。「新宿鮫」とは真逆の、新たなヒーローが誕生!?予測絶対不可能! 最凶のどんでん返し!!「このミステリーがすごい! 2019年度版」にもランクイン! 人気作家・大沢在昌氏が放つ、ぶっちぎりのサスペンス巨編です。
2020年代
熱風団地―2021年8月30日発売
長編小説
“多国籍ニッポン”を生き抜く痛快バディ・ストーリー!フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの小国“ベサール”の王子を捜してほしいと依頼を受ける。軍事クーデターをきっかけに王族の一部が日本に逃れていたのだ。佐抜は“あがり症”だが、ベサール語という特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は王子の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に足を踏み入れる。ベサールの民主化を警戒する外国勢力や日和見を決め込む外務省に翻弄されながらも、佐抜は大きな決断の舞台に近づいてゆく――。