東野圭吾 シリーズ作品リスト
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東野圭吾 全作品刊行順一覧
個人的評価:
読んだ感想
加賀恭一郎シリーズ第1弾。加賀恭一郎が大学生の頃の話です。
今まで仲良しだった友人グループの間に衝撃的な事件が起こる青春ミステリー。
この作品は「茶道」に関する内容が結構出てくるので、茶道に詳しい方にはかなり楽しめるかも。
11文字の殺人 新装版 (光文社文庫)―2020年7月8日発売
「主人公が女性ミステリ作家?よくこんな命知らずなものを……」――著者より 文字を大きくして読みやすくした新装版第2弾! ロングセラーの1冊がいよいよ登場です! 交際を始めて2か月が経ったある日、彼が海で亡くなった。彼は生前、「誰かが命を狙っている」と漏らしていた。女流推理作家のあたしは、彼の自宅から大切な資料が盗まれたと気付き、彼が参加したクルーズ旅行のメンバーを調べる。しかし次々と人が殺されてしまう事態に! 『無人島より殺意をこめて』――真犯人から届いたメッセージの意味とは⁉ 昭和だから起きた怪事件!
個人的評価:
読んだ感想
ノンシリーズものでよく東野圭吾のおすすめ本にも挙がる初期の名作。
高校球児の切なく哀しい物語。
ちょっとやり過ぎと思える内容もありましたが、1960年頃が舞台ということで、その設定があるからこそのリアリティなんだろうと思います。
ページをめくる手が止まらなくなり、あっという間に読み終えてしまいました!
新装版 浪花少年探偵団 (講談社文庫)―2011年12月15日発売
「困ったことがあったら、相談しいや」 女の先生だから、解ける謎がある。 家庭内暴力の父親を持つ少年。ゲームの転売をする家なき子。叶わぬ恋に悩むOL。彼女がいるから救われる。 これを読んだら東野作品全制覇だったりして!? 小学校教師の竹内しのぶ。担当児童の父親が殺された。家庭内暴力に悩んでいた児童と母親に嫌疑がかかるが、鉄壁のアリバイが成立。しかし疑念を覚えたしのぶは調査を開始。子供の作文から事件解決の鍵が、たこ焼きにあることに気づく。教え子たちを引き連れて探偵ごっこを繰り広げる痛快シリーズ、第一弾。 ※初刊1988年12月単行本、1991年11月文庫化。本書はそれを元に文字を大きくした新装版です。
個人的評価:
読んだ感想
加賀恭一郎シリーズ第2弾。前作では大学生だった加賀ですが、今作では刑事として登場します。
バレエの話題が多いので興味がある方はより楽しめると思います。また未来に繋がる終わり方なので、今後のシリーズ展開も気になります…!
殺人現場は雲の上 新装版 (光文社文庫)―2020年8月6日発売
長編小説
「スッチーって知ってます」――?著者より 文字を大きくして読みやすくした新装版第3弾! CAがスチュワーデスと呼ばれていた昭和を舞台に、凸凹コンビが活躍する! 新日本航空スチュワーデスのABコンビといえば、早瀬英子ことエー子、藤真美子ことビー子の二人組。ルックスも性格も正反対の二人は社内でも有名な大の仲良し。しかし、二人がフライトで遭遇するのは奇妙な謎だった⁉ ホテルで殺された乗客、シートに残された赤ちゃん、遺書の落とし物……。聡明なエー子とおっちょこちょいなビー子の二人が推理に挑む!
ブルータスの心臓 新装版 (光文社文庫)―2020年9月9日発売
長編小説
「この作品で悪を描く快感を覚え、『白夜行』につながりました」――著者より 文字を大きくして読みやすくした新装版第4弾! 野心家の男が狙う完全犯罪――果たして成功するのか⁉ 最新ロボットの研究者であり野心家の末永拓也は、勤務先の創業者令嬢・星子との結婚を目論んでいた。だがある日、遊び相手の康子から妊娠を告白される。困惑する中、星子の兄・直樹から、康子殺害計画を持ちかけられる。直樹もまた康子と男女関係にあり、妊娠をネタに脅迫されていたのだ。 綿密に計算された完全犯罪は、無事成功するかに思われたが、驚愕の事態が発生する!
個人的評価:
読んだ感想
こちらは「どんでん返し」系でよくおすすめされている作品です。東野作品で2冊目に読みました。
やはりどんでん返しがあるとわかっていても、結末は予想できませんでしたね…!
ラストは畳み掛けるように物語が展開していき、犯人が判明したときには「こんなのあり!?」とつい声に出してしまいました(笑)
面白かったけど、ストーリーに惹き込まれたりはしなかったので個人的には評価低めにさせてもらいます。
回廊亭殺人事件 新装版 (光文社文庫)―2020年10月8日発売
長編小説
「誰でも見抜ける叙述トリックです。ストーリーをお楽しみください」――著者より 文字を大きくして読みやすくした新装版第5弾! 莫大な遺産を巡る思惑と、心中事件の真相とは――。 一ケ原高顕が亡くなった。妻子のない高顕の莫大な遺産を巡り、一族が「回廊亭」に集まった。「回廊亭」は、半年前に心中事件が起こり火事が発生したいわくつきの旅館だ。誰もが高顕の遺産を狙うなか、そこには相続関係にない菊代という老婆の姿が。彼女の目的は、心中事件の真相を明らかにすること、そして――真犯人を殺すことだった。 事件に隠された衝撃の事実とは⁉
新装版 しのぶセンセにサヨナラ (講談社文庫)―2011年12月15日発売
「子供の不幸は見逃せんタチや」 女の先生だから、守れる嘘がある。 効率化に悩むベテラン社員。仮免が取れない主婦。大金を拾った中学生。彼女がいるから解決できる。 読みのがしていませんか? 「浪花少年探偵団」シリーズ 休職中の教師、竹内しのぶ。秘書としてスカウトされた会社で社員の死亡事故が発生。自殺にしては不自然だが、他殺としたら密室殺人。かつての教え子たちと再び探偵ごっこを繰り広げるしのぶは、社員たちの不審な行動に目をつける。この会社には重大な秘密が隠されている! 浪花少年探偵団シリーズ第二弾。 ※初刊1993年12月『浪花少年探偵団2』として単行本、1996年12月『しのぶセンセにサヨナラ 浪花少年探偵団・独立篇』と改題して文庫化。本書はそれを元に文字を大きくした新装版です。
個人的評価:
読んだ感想
ガリレオシリーズ第1弾。短編5編が収録された短編集。読みやすいので初心者にもおすすめです。
長編に比べてサクサク事件が解決していくので、物足りなさを感じることもあるかもしれません。
ただ、湯川と草薙との初絡みシーンが読めるので、これからガリレオシリーズを読もうと思っている人はまずここから読みましょう!
とくに3章「壊死る」が面白かったです。
個人的評価:
読んだ感想
ガリレオシリーズ第2弾。前作と同様に短編5編が収録された短編集です。
今作は一見心霊現象に見える事件起こっていくので、ゾクッとする場面もあるかもしれません。実際私も夜に読んでいて「こわ~」ってなったことがありました。
とくに5章の「予知る」はなんとも言えない読後感で印象に残っています。
個人的評価:
読んだ感想
ノンシリーズもの。『g@me.』というタイトルで2003年に映画化された作品です。(知らずに読んでました笑)
テンポよく読み進められますし、内容的にも気楽に読める作品だと思います。でもラストにはどんでん返しが待っているので、お楽しみに。
私もラストを想像して読んでましたが、またしても外れちゃいました…!
個人的評価:
読んだ感想
『容疑者Xの献身』は実質初めて読んだ東野圭吾作品です。(以前、読んだ本があるのですが、昔過ぎて忘れてしまったので…汗)
あまり事前情報がなかったので、ガリレオシリーズについてもよくわかっていない状態で読みました。なので、最初の方は犯人を湯川だと思ってしまったり(笑)
終盤で畳み掛けるように展開するストーリーに「ええ!」「おお~!」など驚きの連続。それでいて、切なくもなりました。
『容疑者Xの献身』は東野圭吾作品の中でもトップクラスに人気なので、初めて東野圭吾作品を読む方にもおすすめされていることも多いのですが、個人的にはほかのガリレオシリーズを少しでも読んでからの方がいいかなと。
私は湯川などの人間性をよく知らないうちに読んでしまったので、世界観に入り切れなかったです。何作か読んでいたら、印象は変わっていたと思うので素直に刊行順に読んどけばよかったかもと思いました。
そうすれば、もっと面白く読めたと思います!
流星の絆 (講談社文庫)―2011年4月15日発売
長編小説
「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」 東野作品史上、売り上げNo.1 「大人になったら、三人で、犯人探して復讐しような」 幼い頃、両親を殺された洋食店「アリアケ」の三兄妹。14年後、大人になった彼らは結婚詐欺をして暮らしていた。最大のターゲットとして選んだのは、レストラン「とがみ亭」の御曹司。ところが、その名物料理は、懐かしい「アリアケ」と同じ味だった。 「これはお父さんのハヤシライスだ――」 何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。
疾風ロンド (実業之日本社文庫)―2013年11月15日発売
長編小説
「いきなり文庫」の大ヒットミステリー『白銀ジャック』から3年。 今度の東野圭吾最新作は、まさかの「文庫書き下ろし」!! ■東野圭吾が贈る、この冬最大の興奮! ラスト1頁まで気が抜けない長編ミステリー! 拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた! 引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られた テディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に! 圧倒的なスピード感で二転三転する事件のゆくえ、読者の予想を覆す衝撃の結末に酔いしれろ!
沈黙のパレード (文春文庫 ひ 13-13)―2021年9月1日発売
長編小説
2022年9月16日公開 映画化決定!――福山雅治主演 湯川・内海・草薙がスクリーンに帰ってくる 2018年「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第1位 待望の文庫化! シリーズ累計1,450万部突破! 静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された―― 容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの“沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む! ガリレオvs.善良な市民たち “容疑者X”はひとりじゃない。
クスノキの番人―2020年3月17日発売
長編小説
その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。 その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。 不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。 同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。 依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで賭けに出た玲斗は従うことに。 依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は驚くことに伯母でもあるというのだ。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もないと言う玲斗に彼女が命令をする。「あなたにしてもらいたいこと||それはクスノキの番人です」と。 『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たなエンターテインメント作品。長編書き下ろし。