上橋菜穂子 シリーズ作品リスト
上橋菜穂子 全作品刊行順一覧
読んだ感想
女用心棒のバルサが、新ヨゴ皇国の皇子チャグムを助けたことから壮大な物語はスタートします。
守り人には「サグ(人間界)」と「ナユグ(異界)」の世界が存在していて、この2つの世界は密接に関わっています。
守り人独自の設定がいろいろとあるので物語に入って行きにくいかもしれませんが、徐々に世界観にも慣れてきたころには、もう「守り人ワールド」の虜になっていると思います!なんせ私がそうでしたから。
是非じっくりと読んでみてください。
読んだ感想
『闇の守り人』は前作『精霊の守り人』の続きの物語。バルサが祖国カンバルに帰るところから始まります。
今作はとくに大人に人気があります。その理由は読んでみればわかるかなと。私はこの『闇の守り人』が大好きです。
読んだ感想
『夢の守り人』は前作『闇の守り人』から時系列でつながっています。舞台は夢の中ということもあって、私的には1番ファンタジーな作品だなと思いました。
読んだ感想
『~の守り人』と3作続いてきましたが、今作の語尾は『旅人』です。そう、『虚空の旅人』はチャグムが主人公となる物語なんです。
新ヨゴ皇国の皇太子となったチャグムは、シュガとともに隣国サンガルの「新王即位ノ儀」に参列することになり……ここからさまざまな事件に巻き込まれていきます。
今作は読んでいてドキドキハラハラしました。それゆえ、読む手が止まらなかった作品でもあります。チャグムの成長っぷりをとくとご覧あれ。
読んだ感想
『神の守り人』の下巻。私は読んでいてバルサの身が持たないんじゃないのかと心配になるくらい、命のやり取りが多かったように感じます。
読んだ感想
そして、来ましたチャグム視点の『蒼路の旅人』。チャグムの成長がまたグ~ンと感じられるお話です。
おそらく今作を読み終えたらすぐに『天と地の守り人』を読みたくなるはずなので、ぜひ同時に購入しておきましょう(笑)
読んだ感想
これで守り人シリーズ本編は終了です。
『天と地の守り人』面白かった!もうページをめくる手が止まらない止まらない。先がどうなるか知りたくてあっという間に読み終えてしまいました。
守り人に出会えてよかった。
読んだ感想
外伝1作目となる『流れ行く者』は 「浮き籾・ラフラ〈賭事師〉・流れ行く者・寒のふるまい」の4編が収録された短編集です。
幼い頃のタンダの様子、バルサとタンダの関係性などもわかりました。また「流れ行く者」ではバルサが護衛士として初めて命のやり取りをする場面などもあり、守り人好きにはたまらない作品です。
読んだ感想
外伝2作目となる『炎路を行く者』には、タルシュ帝国の密偵ヒュウゴの少年時代を描いた中編「炎路の旅人」。バルサの少女時代を描いた短編「十五の我には」の2つの物語が収録されています。
私は本編を読んだときからヒュウゴの過去が気になっていました。辛く険しい人生だったことは予想できましたが、ちゃんと道を外れていたりして、そんなヒュウゴが好きになりました!
読んだ感想
外伝3作目となる『風と行く者』は『天と地の守り人』のその後の物語ですが、まだジグロとバルサの二人で護衛をしていた過去ともリンクしています。
この現在と過去が絶妙に交わりつつ展開する物語には、終始引き込まれてしまいました。