今野敏作の警察小説「潜入捜査」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『潜入捜査』『排除 潜入捜査』『処断 潜入捜査』……です。詳しくは記事をご覧ください。
今野敏さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「潜入捜査」シリーズ刊行順一覧
潜入捜査シリーズは全6作発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
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1991年4月1日 | 潜入捜査(旧題:聖王獣拳伝) | |
1992年4月1日 | 排除 潜入捜査(旧題:聖王獣拳伝2) | |
1993年3月1日 | 処断 潜入捜査(旧題:覇拳聖獣鬼) | |
1993年9月1日 | 罪責 潜入捜査(旧題:覇拳必殺鬼) | |
1994年7月1日 | 臨界 潜入捜査(旧題:覇拳飛龍鬼) | |
1995年2月1日 | 終極 潜入捜査(旧題:覇拳葬魔鬼) |
「潜入捜査」シリーズを読む順番
潜入捜査シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
潜入捜査 〈新装版〉 (実業之日本社文庫)―2021年2月5日発売
長編小説
警視庁のマル暴刑事・佐伯涼は、情け容赦のない実力行使で裏世界の恨みを買っていた。その彼に突然の異動命令が。警察手帖と拳銃を返上した上で「環境犯罪研究所」へ出向せよというのだ。佐伯は代々伝わる武術「佐伯流活法」を生かし、暴力団による産業廃棄物不法投棄事件の渦中に単身潜入、殲滅戦を挑む……。
排除 潜入捜査 〈新装版〉 (実業之日本社文庫)―2021年4月8日発売
長編小説
拳銃も手帳も取り上げられた元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう〈潜入捜査〉シリーズ第2弾。日本の商社が出資した、マレーシアの採掘所の周辺住民が白血病に倒れた。反公害運動封じ込めのため、暴力的な見せしめを住民に行なう日本のヤクザに、佐伯の怒りが爆発する。佐伯の古代拳法と、ヤクザとの死闘が始まった――!
処断 潜入捜査 〈新装版〉 (実業之日本社文庫)―2021年6月4日発売
長編小説
拳銃も手帳も取り上げられた元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう〈潜入捜査〉シリーズ第3弾。千葉で漁師が殺害されるが、事件として報道されることはなかった。魚の密漁、野鳥の密猟、ランの密輸……脱法行為の背後にいるのは佐伯の宿敵・坂東連合傘下の艮(うしとら)組だ。姑息な経済ヤクザたちに、佐伯の怒りが爆発する!
罪責 潜入捜査 〈新装版〉 (実業之日本社文庫)―2021年8月6日発売
長編小説
元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう〈潜入捜査〉シリーズ第4弾。小学校に不法投棄された使い捨て注射器で、子供がB型肝炎に感染する。廃棄物回収業者の責任を追及する教師の家族にヤクザが襲いかかる。長男は自動車事故、高校生の長女は監禁、強姦、教師は命を奪われてしまう。怒りに駆られた佐伯は、古代拳法を武器に闘いを挑む!
臨界 潜入捜査 <新装版> (実業之日本社文庫)―2021年10月7日発売
長編小説
原発で起こった死亡事故。裏で暗躍するヤクザを撃て!元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう、『潜入捜査』シリーズ第5弾。原子力発電所で事故が発生し、外国人不法就労者が死亡。だが所管省庁や電力会社も、労働力を不法供給する暴力団を使って隠蔽工作に走る。佐伯が迎えうつのは、今までにない敵、国家と原発だった。さらに彼の前に、中国拳法を操る無敵のヤクザが立ちはだかった。
終極 潜入捜査〈新装版〉 (実業之日本社文庫)―2021年12月3日発売
長編小説
廃棄物の不法投棄で摘発された解体業者・保津間興産は、毛利谷一家の企業舎弟。一方、融資で毛利谷一家と揉めていた銀行の支店長が射殺された。事件の背後には、暴力団によるテロ・ネットワークの存在があり、その中心が保津間興産だった。そこへ潜入した元マル暴刑事・佐伯涼の身元が割れ、報復の罠が仕掛けられる……。緊迫のシリーズ最終弾!