小野不由美 全作品一覧– 作家 –

小野不由美 シリーズ作品リスト

小野不由美 全作品刊行順一覧

『バースデイ・イブは眠れない』(1988年9月)

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バースデイ・イブは眠れない (講談社X文庫―ティーンズハート)―1988年9月1日発売

長編小説

花の17歳、花の女子高3年。でも、女子校生活12年目のあたしの前にひろがるのはフツーのおばさんへの1本道。そんなあたしに、親友の美咲ちゃんから声がかかった。「夕香、劇団に入らない?」あたしの役目は地味~な衣装係。だけど新しい仲間もできるし、マンネリ生活も打ちやぶれるし…。で、いたのよね、心ときめくカレが。そんなあたしが、どうして命をかけた恋と逃走の女主人公になっちゃうの?

『メフィストとワルツ!』(1988年12月)

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メフィストとワルツ! (講談社X文庫―ティーンズハート)―1988年12月1日発売

長編小説

あまーい囁きは恋人同士なら大歓迎。でも誘惑の悪魔として名高いメフィストの囁きはキケン・キケン!女の子のハートを踏みにじる恋愛ドロボーの被害続出。それもなぜか劇団「キャスト」のメンバーばかり。高校生の夕香にも魔の手は伸びて「もうっ許せない!」恋人の万里くんと二人三脚。メフィストこらしめ作戦実行開始。テキは見事にひっかかり、バンザイ三唱するつもりが、やっぱり意外な落とし穴!ホントの悪魔は、いったい誰?

『バースデイ・イブは眠れない』の続編。

『悪霊なんかこわくない』(1989年1月)

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悪霊なんかこわくない (講談社X文庫―ティーンズハート)―1988年12月1日発売

長編小説

遠い田舎へお嫁にいった姉から、SOSの悲鳴が届いた。ジョーダンきついねと訪ねたら、これが大事件。姉はやせ細っているし、あたしはいきなり金縛りにあって身体が動かない。謎の少年はニコッと笑って壁の中へ消えちゃうし、これはホントにフツーじゃない!ブキミな磯川家のナマイキな三男坊の蓮と、あたしはお姉ちゃん救出作戦開始!なにしろ相手は人間じゃない、霊なんだから、危険がいっぱい。はたしてコワーイ真相は?

『ゴーストハント1〈旧校舎怪談〉』(1989年7月)

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ゴーストハント1 旧校舎怪談 (角川文庫)―2020年6月12日発売

長編小説

主人公・麻衣(まい)の高校にある旧校舎には、取り壊そうとすると祟りがある、夜になると窓に幽霊の姿が浮かぶなど、怪奇な噂が絶えない。だがその原因と言えば、地縛霊や戦災にあった浮かばれぬ霊の仕業説、霊などいないと断言する者など諸説あり……。果たして旧校舎には悪霊が巣食っているのか? それとも単なる根も葉もない噂? ある日、麻衣はひょんなことから、校長から旧校舎の調査依頼を受けたという、心霊現象の調査研究所・渋谷サイキックリサーチ(SPR)の仕事を手伝うことに。なんとその所長は、とんでもなく偉そうな自信家の17歳の美少年、渋谷一也(しぶやかずや:通称ナル)。ナルと麻衣が出会い、個性的な霊能者たちが登場する、大人気ミステリ&ホラーシリーズ第1弾。

『ゴーストハント2〈人形の檻〉』(1989年10月)

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ゴーストハント2 人形の檻 (角川文庫)―2020年6月12日発売

長編小説

父親不在の女性ばかりの瀟洒な古い洋館で起こる不可解な出来事の解決を依頼してきたのは、その洋館に住む若い妻だった。なぜかまたもや合流することになった霊能者軍団とともに、さっそく調査を開始した渋谷サイキックリサーチ(SPR)の一行。そんな彼らを嘲笑うかのように、怪しい物音、ポルターガイストはじめ、超常現象が頻繁にかつ規模が大きくなり……。やがて麻衣は一家の一人娘、礼美の持つアンティークドールが不穏な気を放っていると察知し、ナルは家を覆う悪意を科学的に執拗に調査してゆく。「残穢」「営繕かるかや怪異譚」シリーズへとつながる小野不由美のホラーの原点ともいえる傑作。

『ゴーストハント3〈乙女ノ祈リ〉』(1990年2月)

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ゴーストハント3 乙女ノ祈リ (角川文庫)―2020年9月24日発売

長編小説

次々と舞い込むSPRへの調査依頼。それらはすべて東京周辺にある湯浅高校で起こった怪現象にまつわるものだった。数々の事故や病気、山のような校内での聞き込み調査を進めるうち、笠井千秋という超能力を持った少女の存在が浮上する。事件の中心にいるのは千秋なのか。奇異な怪異の背景に潜む真実を追ううちに邪悪な意思はついにナルや麻衣をも標的にし始める! ナルと麻衣の関係も見逃せない! ミステリー色濃厚なシリーズ第3作。

『過ぎる十七の春』(1990年7月)

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新装版 過ぎる十七の春 (講談社X文庫)―2016年3月4日発売

長編小説

運命の春が来る──。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。毎年同様、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹は、隆の母親の美紀子に対する冷淡な態度に戸惑う。「あの女が悪い」毎夜部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。直樹と隆──二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!!

『ゴーストハント4〈死霊遊戯〉』(1990年8月)

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ゴーストハント4 死霊遊戯 (角川文庫)―2020年12月24日発売

長編小説

連日報道される千葉県にある公立高校・緑陵高校での奇妙な事件。生徒会長・安原の懇願を受け、麻衣たちは調査に向かった。学校内ではおびただしい数の怪談や怪奇現象が囁かれ、生徒たちは「ヲリキリさま」と呼ばれる奇妙な占い遊びに熱中している。生活指導教員の松山の高圧的な態度もあり調査は難航する。4カ月前に起こった男子生徒の飛び降り自殺と、校内での一連の怪奇事件との関係は? また麻衣が見た不気味な夢の意味するものとは一体? シリーズ内でも人気の高いキャラクターの安原少年が登場する巻。学校が舞台のパニックホラー&ミステリー。【解説・宮田愛萌(日向坂46)】

『緑の我が家 Home, Green Home』(1990年11月)

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新装版 緑の我が家 Home, Green Home (講談社X文庫)―2015年8月4日発売

長編小説

父親の再婚を機に、高校生の浩志はひとり暮らしをはじめた。ハイツ・グリーンホーム、九号室―近隣でも有名な幽霊アパート。無言電話、不気味な落書き、白紙の手紙など、不可解な出来事がつづき、住人のひとりが死亡する。「出ていったほうがいいよ」不愉快な隣人の言葉の真意は?幽霊を信じない浩志も感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは…?ページをめぐるごとに恐怖が降り積もっていく本格ホラー小説。

『ゴーストハント5〈鮮血の迷宮〉』(1991年2月)

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ゴーストハント5 鮮血の迷宮 (角川文庫)―2021年3月24日発売

長編小説

増改築を繰り返した結果、迷宮のような構造を持つにいたった巨大な洋館。長年放置されていたその館の周辺で行方不明者が相次ぐ。突然現れたナルの師匠という女性。彼女が持ってきた依頼は、長野県の山中にある広大な屋敷の調査だった。だが調査隊はSPRだけではない。日本中から名だたる霊能者や心霊研究家も集められていたのだ。尋常でないのはそれだけではない。館の内部や外部の構造を調べるうち、麻衣たちは建物のあちこちに不審な空洞があることに気づいた――。そして、事件は起こった。館にいる人間が姿を消し始めたのだ。徐々に明かされていく血塗られた館の過去。ゴシック趣味溢れるシリーズ5作。SPR史上最凶最悪の怪物が潜んでいる!?【解説:千街晶之 ミステリ評論家】

『ゴーストハント6〈海からくるもの〉』(1991年9月)

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ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)―2021年6月15日発売

長編小説

おこぶさま、十八塚……。先祖の祟りか何かの因縁か。今回のSPRへの依頼者は、老舗料亭の一族である吉見影文。その祖父が亡くなったとき、幼い姪・葉月の背中に不吉な戒名が浮かび上がった。一族にかけられた呪いの正体を探る中、ナルが何者かに憑依されてしまう。リーダー不在のSPRに最大の危機が襲う!いよいよシリーズ、クライマックスへ。

『魔性の子(Episode0)』(1991年9月)

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魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)―2012年6月27日発売

長編小説

どこにも、僕のいる場所はない──教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が……。心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。

『魔性の子』はホラー作品です。ホラーが苦手な方は読み飛ばしてもOK!

『月の影 影の海(Episode1)上下巻』(1992年6月)

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月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)―2012年6月27日発売

長編小説

「お捜し申し上げました」──女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨(さまよ)う陽子は、出会う者に裏切られ、異形(いぎょう)の獣には襲われる。なぜ異邦(ここ)へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤(どとう)のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸(ほとばし)る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。

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月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)―2012年6月27日発売

長編小説

「わたしは、必ず、生きて帰る」──流れ着いた巧国(こうこく)で、容赦なく襲い来る妖魔を相手に、戦い続ける陽子。度重なる裏切りで傷ついた心を救ったのは、〈半獣〉楽俊(らくしゅん)との出会いだった。陽子が故国へ戻る手掛かりを求めて、雁国(えんこく)の王を訪ねた二人に、過酷な運命を担う真相が明かされる。全ては、途轍(とてつ)もない「決断」への幕開けに過ぎなかった!

『ゴーストハント7〈扉を開けて〉』(1992年8月)

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ゴーストハント7 扉を開けて (角川文庫)―2021年6月15日発売

長編小説

能登の事件を解決し、東京への帰路についた一行は、道に迷ってダム湖畔のキャンプ場にたどり着いてしまう。ナルの突然のSPR閉鎖宣言に戸惑う麻衣たちは、急遽、湖畔のバンガローに滞在することに。そこへ舞い込んだ、廃校になった小学校の調査依頼。幽霊が出るという校舎には恐るべき罠が仕掛けられていた――。すべての謎が明らかにされる最終巻。驚愕の真実とは!

『風の海 迷宮の岸(Episode2)』(1993年3月)

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風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)―2012年9月28日発売

長編小説

幼(いとけな)き麒麟に迫り来る決断の時──神獣である麒麟が王を選び玉座に据える十二国。その一つ戴国(たいこく)麒麟の泰麒(たいき)は、天地を揺るがす〈蝕(しょく)〉で蓬莱(ほうらい)に流され、人の子として育った。十年の時を経て故国(くに)へと戻されるも、役割を理解できぬ麒麟の葛藤が始まる。我こそはと名乗りを挙げる者たちを前に、この国の命運を担うべき「王」を選ぶことはできるのだろうか。

『悪夢の棲む家』(1994年3月)

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悪夢の棲む家 (上) ゴースト・ハント (講談社X文庫―ホワイトハート)―work_book_date_vol1発売

長編小説

「出ていって、悪いことが起こらないうちに」これが、念願のマイホームを手に入れて、はしゃいでいた母のつぶやきとは思えない―。このときから、翠の身辺で怪現象が始まる。なんのためにか、鏡を嵌め込み、塞いだ窓からは、いつも誰かがのぞいている。家の中には姿なき住人の気配。立ちこめる腐臭…。調査にのりだした渋谷サイキック・リサーチだが、そこで麻衣が姿見の向こうに見たコソリの正体とは。迫真の本格ホラー堂々登場。

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悪夢の棲む家 (下) ゴースト・ハント (講談社X文庫―ホワイトハート)―1994年4月1日発売

長編小説

「出ていって、悪いことが起こらないうちに」念願のマイホームを手に入れたはずの母親がそうつぶやいたときから、翠の身辺で不可解なことが相次いだ―。窓という窓に鏡が嵌めこまれているのは何故?いつも家の中をのぞいているのは誰?立ちこめる腐臭は何?これらの謎が解かれ、怪現象も一件落着。しかし、その直後、忍び寄る影は翠めがけて鉈を振り下ろした。それは、息を潜めて、まさに、「このとき」を待っていたのだ。

『東亰異聞』(1994年4月)

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東亰異聞 (新潮文庫)―1999年4月26日発売

長編小説

帝都・東亰、その誕生から二十九年。夜が人のものであった時代は終わった。人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する街・東亰。新聞記者の平河は、その奇怪な事件を追ううちに、鷹司公爵家のお家騒動に行き当たる…。人の心に巣くう闇を妖しく濃密に描いて、官能美漂わせる伝奇ミステリ。

『東の海神 西の滄海(Episode3)』(1994年5月)

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東の海神(わだつみ) 西の滄海 十二国記 3 (新潮文庫)―2012年12月24日発売

長編小説

国が欲しいか。ならば一国をやる。延王(えんおう)尚隆(しょうりゅう)と延麒(えんき)六太(ろくた)が誓約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪(さんだつ)か──二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧(やすらぎ)に導くのか。そして、血の穢(けが)れを忌み嫌う麒麟を巻き込んだ争乱の行方は。

『風の万里 黎明の空(Episode4)上下巻』(1994年7月)

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風の万里 黎明の空 (上) 十二国記 4 (新潮文庫)―2013年3月28日発売

長編小説

人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊(しょうけい)は、芳国(ほうこく)国王である父が簒奪者(さんだつしゃ)に殺され、平穏な暮らしを失くし哭(な)いていた。そして鈴は、蓬莱(ほうらい)から辿り着いた才国(さいこく)で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難(くるしみ)を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福(しあわせ)を信じて歩き出すのだが──。

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風の万里 黎明の空 (下) 十二国記 4 (新潮文庫)―2013年3月28日発売

長編小説

王は人々の希望。だから会いに行く。景王陽子は街に下り、重税や苦役に喘ぐ民の暮らしを目の当たりにして、不甲斐なさに苦悶する。祥瓊は弑逆された父の非道を知って恥じ、自分と同じ年頃で王となった少女に会いに行く。鈴もまた、華軒(くるま)に轢き殺された友の仇討ちを誓う──王が苦難(くるしみ)から救ってくれると信じ、慶を目指すのだが、邂逅(であい)を果たす少女たちに安寧(やすらぎ)は訪れるのか。運命は如何に!

『図南の翼(Episode6)』(1996年2月)

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図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6 (新潮文庫)―2013年9月28日発売

長編小説

国を統(す)べるのは、あたししかいない! 恭国(きょうこく)は先王が斃(たお)れて27年、王不在のまま治安は乱れ、妖魔まで徘徊(はいかい)していた。首都連檣(れんしょう)に住む少女珠晶(しゅしょう)は豪商の父のもと、なに不自由ない暮らしを与えられ、闊達な娘に育つ。だが、混迷深まる国を憂える珠晶はついに決断する。「大人が行かないのなら、あたしが蓬山(ほうざん)を目指す」と――12歳の少女は、神獣麒麟により王として選ばれるのか。

『屍鬼』(1998年9月)

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屍鬼(一) (新潮文庫)―2002年1月30日発売

長編小説

人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。超弩級の恐怖が音もなく忍び寄る。

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屍鬼(二) (新潮文庫)―2002年1月30日発売

長編小説

廃墟と化した聖堂に現れる謎の少女。深夜、目撃されるトラックの残響。そして闇の中から射る、青白い視線……。目が離せない展開、戦慄の第二幕。

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屍鬼(三) (新潮文庫)―2002年2月28日発売

長編小説

逃げ場のない恐怖の底に堕ちた村で、深夜、何者かの影が蠢き始めていた。顔を背けんばかりの新事実とは――。もう止まらない、驚愕の第三巻。

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屍鬼(四) (新潮文庫)―2002年2月28日発売

長編小説

前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。

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屍鬼(五) (新潮文庫)―2002年2月28日発売

長編小説

村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。祭囃子の中でどよめく群れは、鬼か人か――。血と炎に染められた、壮絶なる完結編。

『黒祠の島』(2001年2月)

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黒祠の島 (新潮文庫)―2007年6月28日発売

長編小説

「そう――ここは黒祠なのですよ」近代国家が存在を許さなかった“邪教”が伝わる、夜叉島。式部剛は失踪した作家・葛木志保の姿を追い求め、その地に足を踏み入れた。だが余所者を忌み嫌う住民は口を閉ざし、調査を妨害するのだった。惨事の名残を留める廃屋。神域で磔にされていた女。島は、死の匂いに満ちていた。闇を統べるのは何者なのか? 式部が最後に辿り着いた真実とは。

『黄昏の岸 暁の天(Episode8)』(2001年5月)

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黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)―2014年3月28日発売

長編小説

王と麒麟が還らぬ国。その命運は!? 驍宗(ぎょうそう)が玉座に就いて半年、戴国(たいこく)は疾風(はやて)の勢いで再興に向かう。しかし反乱鎮圧に赴(おもむ)いた王は戻らず、届いた凶報に衝撃を受けた泰麒(たいき)も忽然(こつぜん)と姿を消した。王と麒麟を失い、荒廃へと向かう国を案じる将軍は、命を賭(と)して慶国(けいこく)を訪れ、援助を求める。戴国を救いたい──景王陽子の願いに諸国の麒麟たちが集う。はたして泰麒の行方は。

『華胥の幽夢(Episode7)』(2001年9月)

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華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)―2013年12月24日発売

王は夢を叶えてくれるはず。だが。才国(さいこく)の宝重である華胥華朶(かしょかだ)を枕辺に眠れば、理想の国を夢に見せてくれるという。しかし采麟(さいりん)は病に伏した。麒麟が斃(たお)れることは国の終焉を意味するが、才国の命運は──「華胥」。雪深い戴国(たいこく)の王・驍宗(ぎょうそう)が、泰麒(たいき)を旅立たせ、見せた世界は──「冬栄」。そして、景王(けいおう)陽子が楽俊(らくしゅん)への手紙に認(したた)めた希(ねが)いとは──「書簡」ほか、王の理想(ゆめ)を描く全5編。

『くらのかみ』(2003年7月)

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くらのかみ (ミステリーランド)―2003年7月30日発売

長編小説

「四人ゲーム」。まっくらな部屋の四隅に四人の人間が立ち、肩を順番に叩きながら部屋をぐるぐる回るゲームだ。とうぜん四人では成立しないはずのゲームを始めたところ、忽然と五人目が出現した! でもみんな最初からいたとしか思えない顔ぶればかり。――行者に祟られ座敷童子に守られているという古い豪壮な屋敷に、後継者選びのため親族一同が呼び集められたのだが、後継ぎの資格をもつ者の食事にのみ毒が入れられる事件や、さまざまな怪異が続出。謎を解くべく急遽、少年探偵団が結成された。もちろんメンバーの中には座敷童子も紛れこんでいるのだが……。

『鬼談百景』(2012年7月)

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鬼談百景 (角川文庫)―2015年7月25日発売

学校に建つ男女の生徒を象った銅像。その切り落とされた指先が指し示す先は…(「未来へ」)。真夜中の旧校舎の階段は“増える”。子どもたちはそれを確かめるために集合し…(「増える階段」)。まだあどけない娘は時折食い入るように、何もない宙を見つめ、にっこり笑って「ぶらんこ」と指差す(「お気に入り」)。読むほどに恐怖がいや増す―虚実相なかばする怪談文芸の頂点を極めた傑作!初めての百物語怪談本。

『残穢』(2012年7月)

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残穢(ざんえ) (新潮文庫)―2015年7月29日発売

長編小説

この家は、どこか可怪(おか)しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢(けが)れ」となり、感染は拡大するというのだが――山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!

『丕緒の鳥(Episode5)』(2013年7月)

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丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫)―2013年6月26日発売

「希望」を信じて、男は覚悟する。慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「大射(たいしゃ)」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒(ひしょ)は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか──表題作「丕緒の鳥」ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名も無き男たちの清廉なる生き様を描く全4編収録。

『営繕かるかや怪異譚』(2014年12月)

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営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)―2018年6月15日発売

叔母から受け継いだ町屋に一人暮らす祥子。まったく使わない奥座敷の襖が、何度閉めても開いている。 (「奥庭より」) 古色蒼然とした武家屋敷。同居する母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」(「屋根裏に」) ある雨の日、鈴の音とともに袋小路に佇んでいたのは、黒い和服の女。 あれも、いない人?(「雨の鈴」) 田舎町の古い家に引っ越した真菜香は、見知らぬ老人が家の中のそこここにいるのを見掛けるようになった。 (「異形のひと」) ほか、「潮満ちの井戸」「檻の外」。人気絶頂の著者が、最も思い入れあるテーマに存分に腕をふるった、極上のエンターテインメント小説。 宮部みゆき氏、道尾秀介氏、中村義洋氏絶賛の、涙と恐怖と感動の、極上のエンタ-テインメント。

『怪談えほん(10)はこ』(2015年5月)

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怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)―2015年5月22日発売

このはこ、なんだっけ?あかないはこ。ふると、コソコソおとがする。小野不由美とnakabanがあなたを恐怖の世界へとじこめる。

『営繕かるかや怪異譚 その弐』(2019年8月)

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営繕かるかや怪異譚 その弐 (角川文庫)―2022年6月10日発売

営繕屋は 死者の声を聴き、修繕する。 人々の繋がる思いに涙する魂の物語 両親と弟が鬼籍に入り、かつて花街だったという古い町並みにある町屋の実家に戻ってきた貴樹。貴樹が書斎として定めた部屋はかつて弟が使っていた部屋だった。何気なく、書棚に立てかけられた鏡をずらしてみると、柱と壁に深い隙間があった。そしてその向こうに芸妓のような三味線を抱えて座るはかなげな着物姿の人影が見えた。その女と弟の死には関係があるかもしれないと探すうちに、貴樹がその女を見ずにはいられなくなり――。(「芙蓉忌」より) 他、「関守」「まつとし聞かば」「魂やどりて」「水の声」「まさくに」の全6篇を収録。 解説は織守きょうや氏。 2019年、第10回 山田風太郎賞最終候補作。

『白銀の墟 玄の月(Episode9)4巻』(2019年10月)

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白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)―2019年10月12日発売

長編小説

戴国(たいこく)に麒麟が還る。王は何処へ──。乍(さく)驍宗(ぎょうそう)が登極から半年で消息を絶ち、泰麒(たいき)も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎(りさい)が慶国(けいこく)景王(けいおう)、雁国(えんこく)延王(えんおう)の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国(くに)に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。──白雉(はくち)は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!

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白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)―2019年10月12日発売

長編小説

民には、早く希望を見せてやりたい。国の安寧を誰よりも願った驍宗(ぎょうそう)の行方を追う泰麒(たいき)は、ついに白圭宮(はっけいきゅう)へと至る。それは王の座を奪い取った阿選(あせん)に会うためだった。しかし権力を恣(ほしいまま)にしたはずの仮王には政(まつりごと)を治める気配がない。一方、李斎(りさい)は、驍宗が襲われたはずの山を目指すも、かつて玉泉として栄えた地は荒廃していた。人々が凍てつく前に、王を捜し、国を救わなければ。──だが。

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白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)―2019年11月9日発売

長編小説

李斎(りさい)は、荒民(こうみん)らが怪我人を匿った里(まち)に辿り着く。だが、髪は白く眼は紅い男の命は、既に絶えていた。驍宗(ぎょうそう)の臣であることを誇りとして、自らを支えた矜持は潰えたのか。そして、李斎の許を離れた泰麒(たいき)は、妖魔によって病んだ傀儡(くぐつ)が徘徊する王宮で、王を追い遣った真意を阿選(あせん)に迫る。もはや慈悲深き生き物とは言い難い「麒麟」の深謀遠慮とは、如何に。

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白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)―2019年11月9日発売

長編小説

「助けてやれず、済まない……」男は、幼い麒麟に思いを馳せながら黒い獣を捕らえた。地の底で手にした沙包(おてだま)の鈴が助けになるとは。天の加護がその命を繋いだ歳月、泰麒(たいき)は数奇な運命を生き、李斎(りさい)もまた、汚名を着せられ追われた。それでも驍宗(ぎょうそう)の無事を信じたのは、民に安寧が訪れるよう、あの豺虎(けだもの)を玉座から追い落とすため。──戴国の命運は、終焉か開幕か!

『営繕かるかや怪異譚 その参』(2022年8月)

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営繕かるかや怪異譚 その参―2022年8月26日発売

建物で起こる怪異を解くため、営繕屋は死者に思いを巡らせる。 これぞ怪談文芸の最高峰! 怖ろしくも美しい。哀しくも愛おしい。家と家族の物語。 建物で起こる怪異を解くため、営繕屋は死者に思いを巡らせ、家屋に宿る気持ちを鮮やかに掬いあげる。 恐怖と郷愁を精緻に描く、至極のエンターテインメント! 「待ち伏せの岩」 渓谷で水難事故が起きる。死んだ若者は事故の直前に、崖上に建つ洋館の窓から若い女に手招きされたという。洋館に住む多実は、窓の外に亡き母の姿を見る。 「火焔」 イビリに耐えて長年介護してきた順子には、死後も姑の罵詈雑言が聞こえる。幻聴だと思っても、姑の携帯番号から着信を受け、誰もいない家の階段で肩をつかまれ……。 「歪む家」 温かい家庭を知らない弥生は、幸せな家族を人形で再現しようとする。しかしドールハウスを作り込むうちに些細なきっかけで「歪み」が生じ、やがて異変が起きる。 「誰が袖」 典利は戸建てを新築し、第一子の出産を控えた妻と母親が暮らしている。以前に住んでいた屋敷には幽霊がいた。当時を思い返した典利はふと、あることに気付く。 「骸の浜」 河口付近の家にひとりで暮らす真琴。荒れ果てた庭の向こうには、低い垣根越しに海が見える。この街の沖で水難に遭った死体は、靄と共にこの庭にやってくるのだ。 「茨姫」 死んだ姉を偏愛していた母親が他界し、響子にとって辛い思い出が募る実家が残った。荒れ果てた家を整理するため、ツルバラで覆われた庭の小屋に入ると……。