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小野不由美 シリーズ作品一覧
十二国記シリーズ(10作)
- 『魔性の子(Episode0)』(1991年9月)
- 『月の影 影の海(Episode1)上下巻』(1992年6月)
- 『風の海 迷宮の岸(Episode2)』(1993年3月)
- 『東の海神 西の滄海(Episode3)』(1994年5月)
- 『風の万里 黎明の空(Episode4)上下巻』(1994年7月)
- 『図南の翼(Episode6)』(1996年2月)
- 『黄昏の岸 暁の天(Episode8)』(2001年5月)
- 『華胥の幽夢(Episode7)』(2001年9月)
- 『丕緒の鳥(Episode5)』(2013年7月)
- 『白銀の墟 玄の月(Episode9)4巻』(2019年10月)
ゴーストハントシリーズ(8作)
- 『ゴーストハント1〈旧校舎怪談〉』(1989年7月)
- 『ゴーストハント2〈人形の檻〉』(1989年10月)
- 『ゴーストハント3〈乙女ノ祈リ〉』(1990年2月)
- 『ゴーストハント4〈死霊遊戯〉』(1990年8月)
- 『ゴーストハント5〈鮮血の迷宮〉』(1991年2月)
- 『ゴーストハント6〈海からくるもの〉』(1991年9月)
- 『ゴーストハント7〈扉を開けて〉』(1992年8月)
- 『悪夢の棲む家』(1994年3月)
営繕かるかや怪異譚シリーズ(3作)
- 『営繕かるかや怪異譚』(2014年12月)
- 『営繕かるかや怪異譚 その弐』(2019年8月)
- 『営繕かるかや怪異譚 その参』(2022年8月)
小野不由美 全作品刊行順一覧
バースデイ・イブは眠れない (講談社X文庫―ティーンズハート)―1988年9月1日発売
長編小説
花の17歳、花の女子高3年。でも、女子校生活12年目のあたしの前にひろがるのはフツーのおばさんへの1本道。そんなあたしに、親友の美咲ちゃんから声がかかった。「夕香、劇団に入らない?」あたしの役目は地味~な衣装係。だけど新しい仲間もできるし、マンネリ生活も打ちやぶれるし…。で、いたのよね、心ときめくカレが。そんなあたしが、どうして命をかけた恋と逃走の女主人公になっちゃうの?
メフィストとワルツ! (講談社X文庫―ティーンズハート)―1988年12月1日発売
長編小説
あまーい囁きは恋人同士なら大歓迎。でも誘惑の悪魔として名高いメフィストの囁きはキケン・キケン!女の子のハートを踏みにじる恋愛ドロボーの被害続出。それもなぜか劇団「キャスト」のメンバーばかり。高校生の夕香にも魔の手は伸びて「もうっ許せない!」恋人の万里くんと二人三脚。メフィストこらしめ作戦実行開始。テキは見事にひっかかり、バンザイ三唱するつもりが、やっぱり意外な落とし穴!ホントの悪魔は、いったい誰?
悪霊なんかこわくない (講談社X文庫―ティーンズハート)―1988年12月1日発売
長編小説
遠い田舎へお嫁にいった姉から、SOSの悲鳴が届いた。ジョーダンきついねと訪ねたら、これが大事件。姉はやせ細っているし、あたしはいきなり金縛りにあって身体が動かない。謎の少年はニコッと笑って壁の中へ消えちゃうし、これはホントにフツーじゃない!ブキミな磯川家のナマイキな三男坊の蓮と、あたしはお姉ちゃん救出作戦開始!なにしろ相手は人間じゃない、霊なんだから、危険がいっぱい。はたしてコワーイ真相は?
過ぎる十七の春 (角川文庫)―2023年1月24日発売
長編小説
十七歳、少年たちをつなぐ運命とは。ラストまで一気読みの本格ホラー運命の春が来る──。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。毎年同様、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹。そこは木蓮や馬酔木や海棠や空木などに埋もれた野草の里。桃源郷のような場所にも関わらず、心優しい隆の目は昏く、なぜか母親の美紀子に対して冷淡な態度をとってしまう。母子に一体何があったのか――。「あの女が、迎えに来る…」毎夜部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。直樹と隆──二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!!
緑の我が家 Home,Green Home (角川文庫)―2022年10月24日発売
長編小説
ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。どういうこともない書店街の一郭。一見見落としそうな路地の突き当りに緑の扉、ハイツ・グリーンホームはあった。父親の再婚を機に、高校生の荒川浩志はひとり暮らしをすることになった。ハイツ・グリーンホーム、九号室──それは、近隣でも有名な幽霊アパートだった。引っ越した当日、からっぽのはずの郵便受けには、小さい丸い白いものがひとつ、入っていた。プラプラした手触りの、人形の首だった――。「出ていったほうがいいよ」不愉快な隣人の言葉の真意は? 幽霊を信じない浩志ですら感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは? 小野不由美の家ホラーの原点とも言える本格ホラー&ミステリー小説。
東亰異聞 (新潮文庫)―1999年4月26日発売
長編小説
帝都・東亰、その誕生から二十九年。夜が人のものであった時代は終わった。人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する街・東亰。新聞記者の平河は、その奇怪な事件を追ううちに、鷹司公爵家のお家騒動に行き当たる…。人の心に巣くう闇を妖しく濃密に描いて、官能美漂わせる伝奇ミステリ。
屍鬼(一) (新潮文庫)―2002年1月30日発売
長編小説
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。超弩級の恐怖が音もなく忍び寄る。
屍鬼(二) (新潮文庫)―2002年1月30日発売
長編小説
廃墟と化した聖堂に現れる謎の少女。深夜、目撃されるトラックの残響。そして闇の中から射る、青白い視線……。目が離せない展開、戦慄の第二幕。
屍鬼(三) (新潮文庫)―2002年2月28日発売
長編小説
逃げ場のない恐怖の底に堕ちた村で、深夜、何者かの影が蠢き始めていた。顔を背けんばかりの新事実とは――。もう止まらない、驚愕の第三巻。
屍鬼(四) (新潮文庫)―2002年2月28日発売
長編小説
前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。
屍鬼(五) (新潮文庫)―2002年2月28日発売
長編小説
村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。祭囃子の中でどよめく群れは、鬼か人か――。血と炎に染められた、壮絶なる完結編。
黒祠の島 (新潮文庫)―2007年6月28日発売
長編小説
「そう――ここは黒祠なのですよ」近代国家が存在を許さなかった“邪教”が伝わる、夜叉島。式部剛は失踪した作家・葛木志保の姿を追い求め、その地に足を踏み入れた。だが余所者を忌み嫌う住民は口を閉ざし、調査を妨害するのだった。惨事の名残を留める廃屋。神域で磔にされていた女。島は、死の匂いに満ちていた。闇を統べるのは何者なのか? 式部が最後に辿り着いた真実とは。
くらのかみ (ミステリーランド)―2003年7月30日発売
長編小説
「四人ゲーム」。まっくらな部屋の四隅に四人の人間が立ち、肩を順番に叩きながら部屋をぐるぐる回るゲームだ。とうぜん四人では成立しないはずのゲームを始めたところ、忽然と五人目が出現した! でもみんな最初からいたとしか思えない顔ぶればかり。――行者に祟られ座敷童子に守られているという古い豪壮な屋敷に、後継者選びのため親族一同が呼び集められたのだが、後継ぎの資格をもつ者の食事にのみ毒が入れられる事件や、さまざまな怪異が続出。謎を解くべく急遽、少年探偵団が結成された。もちろんメンバーの中には座敷童子も紛れこんでいるのだが……。
鬼談百景 (角川文庫)―2015年7月25日発売
学校に建つ男女の生徒を象った銅像。その切り落とされた指先が指し示す先は…(「未来へ」)。真夜中の旧校舎の階段は“増える”。子どもたちはそれを確かめるために集合し…(「増える階段」)。まだあどけない娘は時折食い入るように、何もない宙を見つめ、にっこり笑って「ぶらんこ」と指差す(「お気に入り」)。読むほどに恐怖がいや増す―虚実相なかばする怪談文芸の頂点を極めた傑作!初めての百物語怪談本。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)―2015年7月29日発売
長編小説
この家は、どこか可怪(おか)しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢(けが)れ」となり、感染は拡大するというのだが――山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!
怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)―2015年5月22日発売
このはこ、なんだっけ?あかないはこ。ふると、コソコソおとがする。小野不由美とnakabanがあなたを恐怖の世界へとじこめる。