森博嗣のデビュー作から最新刊まで、全作品を出版順にまとめた完全網羅リストです。「S&M」「V」などの人気シリーズの読む順番や、長編・短編集などの分類も分かりやすく表示しています。

あわせて読みたい

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森博嗣のシリーズ作品一覧

S&Mシリーズ(10作)

  1. 『すべてがFになる The Perfect Insider』
  2. 『冷たい密室と博士たち Doctors in Isolated Room』
  3. 『笑わない数学者 Mathematical Goodbye』
  4. 『詩的私的ジャック Jack the Poetical Private』
  5. 『封印再度 Who Inside』
  6. 『幻惑の死と使途 Illusion Acts Like Magic』
  7. 『夏のレプリカ Replaceable summer』
  8. 『今はもうない Switch Back』
  9. 『数奇にして模型』
  10. 『有限と微小のパン』

Vシリーズ(10作)

  1. 『黒猫の三角 Delta in the Darkness』
  2. 『人形式モナリザ Shape of Things Human』
  3. 『月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks』
  4. 『夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show』
  5. 『魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge』
  6. 『恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits』
  7. 『六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists』
  8. 『捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest』
  9. 『朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away』
  10. 『赤緑黒白 Red Green Black and White』

日記シリーズ(5作)

  1. 『すべてがEになる I say Essay Everyday』
  2. 『毎日は笑わない工学博士たち I say Essay Everyday』
  3. 『封印サイトは詩的私的手記 I say Essay Everyday』
  4. 『ウェブ日記レプリカの使途 I say Essay Everyday』
  5. 『数奇にして有限の良い終末を I say Essay Everyday』

百年シリーズ(3作)

  1. 『女王の百年密室 God Save the Queen』
  2. 『迷宮百年の睡魔 Labyrinth in Arm of Morpheus』
  3. 『赤目姫の潮解 Lady Scarlet Eyes and Her Deliquescence』

四季シリーズ(4作)

  1. 『四季 春 The Four Seasons Green Spring』
  2. 『四季 夏 The Four Seasons Red Summer』
  3. 『四季 秋 The Four Seasons White Autumn』
  4. 『四季 冬 The Four Seasons Black Winter』

Gシリーズ(12作)

  1. 『φ(ファイ)は壊れたね Path connected φ broke』
  2. 『θ(シータ)は遊んでくれたよ Another playmate θ』
  3. 『τ(タウ)になるまで待って Please stay until τ』
  4. 『ε(イプシロン)に誓って Swearing on solemn ε』
  5. 『λ(ラムダ)に歯がない λ has no teeth』
  6. 『η(イータ)なのに夢のよう Dreamily in spite of η』
  7. 『目薬α(アルファ)で殺菌します Disinfectant α for the eyes』
  8. 『ジグβ(ベータ)は神ですか Jig β knows Heaven』
  9. 『キウイγ(ガンマ)は時計仕掛け Kiwi γ in clockwork』
  10. 『χ(カイ)の悲劇 The Tragedy of χ』
  11. 『ψ(プサイ)の悲劇 The Tragedy of ψ』
  12. 『ω(オメガ)城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case』

Xシリーズ(6作)

  1. 『イナイ×イナイ PEEKABOO』
  2. 『キラレ×キラレ CUTTHROAT』
  3. 『タカイ×タカイ CRUCIFIXION』
  4. 『ムカシ×ムカシ REMINISCENCE』
  5. 『サイタ×サイタ EXPLOSIVE』
  6. 『ダマシ×ダマシ SWINDLER』

スカイ・クロラシリーズ(6作)

  1. 『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』
  2. 『ナ・バ・テア None But Air』
  3. 『ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven』
  4. 『フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life』
  5. 『クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky』
  6. 『スカイ・イクリプス Sky Eclipse』

Mシリーズ(3作)

  1. 『工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki』
  2. 『工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki』
  3. 『工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki』

浮遊研究室シリーズ(5作)

  1. 『森博嗣の浮遊研究室 MORI Hiroshi’s Floating Laboratory』
  2. 『森博嗣の浮遊研究室2 未来編 MORI Hiroshi’s Floating Laboratory 2』
  3. 『森博嗣の浮遊研究室3 宇宙編 MORI Hiroshi’s Floating Laboratory 3』
  4. 『森博嗣の浮遊研究室4 鳳凰編 MORI Hiroshi’s Floating Laboratory 4』
  5. 『森博嗣の浮遊研究室5 望郷編 MORI Hiroshi’s Floating Laboratory 5』

Zシリーズ(3作)

  1. 『ZOKU』
  2. 『ZOKUDAM』
  3. 『ZOKURANGER』

モリログシリーズ(13作)

  1. 『モリログ・アカデミィ1』
  2. 『モリログ・アカデミィ2 1年のケーキ元旦に飽き』
  3. 『モリログ・アカデミィ3 日のないところに書け無理絶えず』
  4. 『モリログ・アカデミィ4 投げたらあかん!』
  5. 『モリログ・アカデミィ5 なんとなくクリスマス』
  6. 『モリログ・アカデミィ6 指揮者必衰のおことわり』
  7. 『モリログ・アカデミィ7 山伏の品格』
  8. 『モリログ・アカデミィ8 レースにかける青春』
  9. 『モリログ・アカデミィ9 おあとがよろしいようで』
  10. 『モリログ・アカデミィ10 推定鼬鼠』
  11. 『モリログ・アカデミィ11 飛行少年の日々』
  12. 『モリログ・アカデミィ12 たそがれの天職』
  13. 『モリログ・アカデミィ13 ウは宇宙のウ』

ヴォイド・シェイパシリーズ(5作)

  1. 『ヴォイド・シェイパ The Void Shaper』
  2. 『ブラッド・スクーパ The Blood Scooper』
  3. 『スカル・ブレーカ The Skull Breaker』
  4. 『フォグ・ハイダ The Fog Hider』
  5. 『マインド・クァンチャ The Mind Quencher』

クリームシリーズ(14作)

  1. 『つぶやきのクリーム』
  2. 『つぼやきのテリーヌ』
  3. 『つぼねのカトリーヌ』
  4. 『ツンドラモンスーン』
  5. 『つぼみ茸ムース』
  6. 『つぶさにミルフィーユ』
  7. 『月夜のサラサーテ』
  8. 『つんつんブラザーズ』
  9. 『ツベルクリンムーチョ』
  10. 『追懐のコヨーテ』
  11. 『積み木シンドローム』
  12. 『妻のオンパレード』
  13. 『つむじ風のスープ』
  14. 『つくねもハンバーグ』

100の講義シリーズ(5作)

  1. 『常識にとらわれない100の講義』
  2. 『「思考」を育てる100の講義』
  3. 『素直に生きる100の講義』
  4. 『本質を見通す100の講義』
  5. 『正直に語る100の講義』

Wシリーズ(10作)

  1. 『彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?』
  2. 『魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?』
  3. 『風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?』
  4. 『デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?』
  5. 『私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?』
  6. 『青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light?』
  7. 『ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?』
  8. 『血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?』
  9. 『天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?』
  10. 『人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?』

MORI Magazineシリーズ(3作)

  1. 『MORI Magazine』
  2. 『MORI Magazine 2』
  3. 『MORI Magazine 3』

日々シリーズ(5作)

  1. 『森籠もりの日々』
  2. 『森遊びの日々』
  3. 『森語りの日々』
  4. 『森心地の日々』
  5. 『森メトリィの日々』

WWシリーズ(8作)

  1. 『それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?』
  2. 『神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?』
  3. 『キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child?』
  4. 『幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?』
  5. 『君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?』
  6. 『リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?』
  7. 『君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?』
  8. 『何故エリーズは語らなかったのか? Why didn’t Elise speak?』

XXシリーズ(3作)

  1. 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』
  2. 『歌の終わりは海 Song End Sea』
  3. 『情景の殺人者 Scene Killer』

森博嗣のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

まどろみ消去 Missing under the Mistletoe

まどろみ消去 Missing under the Mistletoe

まどろみ消去 Missing under the Mistletoe <講談社文庫>

発売日:2000年7月15日

短編集

屋上で踊っていた三十人のインディアンが、見張りのいる出入口を通らず消えた――大学のミステリィ研究会を襲う奇妙な出来事を描く「誰もいなくなった」をはじめ、十一編を収める短編集。日常の小さな違和感から犯罪の影、人の記憶や感情の綾まで、端正な論理と冷ややかな美しさで切り取る。犀川や萌絵の物語、研究者の人生を静かに描く作品も楽しめる。

地球儀のスライス A Slice of Terrestrial Globe

地球儀のスライス A Slice of Terrestrial Globe

地球儀のスライス A Slice of Terrestrial Globe <講談社文庫>

発売日:2002年3月15日

短編集

西之園萌絵を囲む秘密の勉強会「黒窓の会」。招かれた犀川創平は、屋根飾りと本体が離れて建つ奇妙な石塔の謎を語り始める――。S&Mシリーズの人物を描く二編をはじめ、のちのVシリーズにつながる顔ぶれも登場する十編を収録。蒸気鉄道、日記、人形、河童など多彩な題材から、論理の驚きと人の心に残る余韻を引き出す第二短編集。

森博嗣のミステリィ工作室

森博嗣のミステリィ工作室

森博嗣のミステリィ工作室 <講談社文庫>

発売日:2001年12月1日

作家はどのように発想し、ミステリィを組み立てるのか。デビュー以前から建築、模型、コンピュータに親しんできた森博嗣が、自作の背景や創作の方法、研究者としての生活を語るエッセイ集。作品にまつわる図版や資料、質問への回答を交えながら、独特の論理と遊び心が生まれる「工作室」の内側を案内する。小説と趣味と仕事が地続きにある、森ワールドの入門書。

そして二人だけになった Until Death Do Us Part

そして二人だけになった Until Death Do Us Part

そして二人だけになった Until Death Do Us Part <講談社文庫>

発売日:2018年9月14日

長編

巨大な橋を支えるコンクリート塊の内部に、国家機密のシェルタが造られていた。現代最高の技術で外界から隔絶されたその施設に滞在する六人が、一人また一人と命を落としていく。逃げ場のない閉鎖空間で、疑うべきはともに招かれた者だけなのか。極限の緊張のなか、ついに二人だけが残される。密室と認識の反転を幾重にも仕掛けた長編ミステリィ。

今夜はパラシュート博物館へ The Last Dive to Parachute Museum

今夜はパラシュート博物館へ The Last Dive to Parachute Museum

今夜はパラシュート博物館へ The Last Dive to Parachute Museum <講談社文庫>

発売日:2004年3月16日

短編集

犀川創平と小鳥遊練無が不思議なゲームに関わる表題作をはじめ、S&M、V両シリーズの人物たちが顔を見せる短編集。魔女を巡る推理、震える模型、崖に残る記憶、卒業文集に潜む違和感など、多彩な謎が日常と非日常の境目に現れる。論理の切れ味だけでなく、研究者や学生たちの何気ない会話、過ぎ去る時間の余韻も楽しめる第三短編集。

墜ちていく僕たち Falling Ropewalkers

墜ちていく僕たち Falling Ropewalkers

墜ちていく僕たち Falling Ropewalkers <集英社文庫>

発売日:2004年5月20日

長編

ある朝、目覚めると男は女になっていた。別の場所では、女が男になっていた。原因も戻る方法もわからないまま、彼らは昨日までとは違う身体で仕事や恋愛、人間関係に向き合うことになる。性別が入れ替われば、自分はどこまで同じ自分なのか。奇抜な出来事を軽やかに連ねながら、身体と意識、社会の決めた役割をユーモラスに揺さぶる連作小説。

奥様はネットワーカ Wife at Network

奥様はネットワーカ Wife at Network

奥様はネットワーカ Wife at Network <文庫>

発売日:2007年4月1日

長編

大学の化学工学科で秘書を務める内野智佳、通称スージィ。平穏だった研究室の周囲で不審な出来事が続き、ついには友人のルナが被害者となる。教授、学生、同僚、そしてスージィ――六人それぞれの視点から語られるうち、同じ出来事が少しずつ違う姿を見せ始める。ネットワークでつながった言葉の裏に、誰がどんな秘密を隠しているのか。研究室を舞台にした群像ミステリィ。

虚空の逆マトリクス Inverse of Void Matrix

虚空の逆マトリクス Inverse of Void Matrix

虚空の逆マトリクス Inverse of Void Matrix <講談社文庫>

発売日:2006年7月14日

短編集

西之園萌絵が深夜の研究室で遭遇する誘拐めいた謎を描く「いつ入れ替わった?」、奇妙なゲームと殺人をリリィが読み解く「ゲームの国」など七編を収める短編集。S&M、V両シリーズの人物たちが登場し、密室やアリバイ、日常に潜むささやかな違和感に挑む。短い形式の中で発想の鮮やかな転換と、登場人物たちの意外な表情を楽しめる第四短編集。

100人の森博嗣

100人の森博嗣

100人の森博嗣 <講談社文庫>

発売日:2011年9月15日

「立派な母親像」から「モグラ退治」まで、百の題材を入口に、森博嗣の考え方と日常を一項目ずつ切り取ったエッセイ集。創作、研究、趣味、人間関係など話題は自在に飛びながら、よくある思い込みを別の角度から見直していく。短い文章の中に、合理的な視点、軽い毒、遊び心が凝縮され、百通りの「森博嗣」に出会える一冊。

探偵伯爵と僕 His name is Earl

探偵伯爵と僕 His name is Earl

探偵伯爵と僕 His name is Earl <講談社文庫>

発売日:2008年11月14日

長編

夏休みを前に、小学生の馬場新太は公園で黒ずくめの奇妙な男に出会う。自らを「探偵伯爵」と名乗るその人物と行動をともにするうち、新太の周囲で起きる不思議な出来事が、やがて一つの事件へ結びついていく。宿題の日記に書き留められる、子供の目に映った大人たちの秘密と探偵の推理。少年のひと夏の冒険を、端正な謎と少し不穏な空気で描くミステリィ。

工作少年の日々

工作少年の日々

工作少年の日々 <集英社文庫>

発売日:2008年1月23日

掃除機を分解して直し、庭にミニチュア鉄道を敷き、工作のためのガレージまで建てる。旋盤で部品を削り、模型飛行機や工具を眺める森博嗣の毎日は、「作ること」の喜びに満ちている。愛用の道具、模型店の記憶、失敗も含めた試行錯誤を語りながら、小説の作り方や人生への考えもさらりと披露する。手を動かして考える面白さを伝える工作エッセイ。

どきどきフェノメノン A phenomenon among students

どきどきフェノメノン A phenomenon among students

どきどきフェノメノン A phenomenon among students <角川文庫>

発売日:2008年4月25日

長編

大学院で研究に励む彼女は、物事を論理的に考えることには慣れていても、自分の胸に起きる「どきどき」だけはうまく説明できない。研究室、友人との会話、気になる相手との距離。観察すればするほど、恋愛という現象は予測から外れていく。理系の学生生活を舞台に、感情を分析しようとしては揺さぶられる女性の姿を、知的なユーモアとみずみずしさで描く恋愛小説。

森博嗣の道具箱

森博嗣の道具箱

森博嗣の道具箱 <講談社文庫>

発売日:2026年6月12日

ペン、時計、カメラ、工具、模型の部品。もの作りの楽しさを知り尽くした森博嗣が、愛用する四十八の道具をカラー写真とともに紹介するエッセイ。良い道具は目的へ運ぶだけでなく、そこへ至る景色や発想まで変えてくれる。形や仕組みを観察し、使い、時には自分で改良する過程から、創作と生活を豊かにする視点が見えてくる。手に取る物への好奇心を刺激する一冊。

レタス・フライ Lettuce Fry

レタス・フライ Lettuce Fry

レタス・フライ Lettuce Fry <講談社文庫>

発売日:2009年3月13日

短編集

白刀島の診療所に現れるという女性の幽霊を、西之園萌絵とGシリーズの学生たちが探る「刀之津診療所の怪」をはじめ、十編を収録する短編集。ラジオの似合う夜、檻とプリズム、砂だけの街など、現実に見えた世界がいつの間にか夢や幻想へ接続していく。シリーズ作品から寓話的な物語まで、多面的な発想と魔法のような反転を味わえる第五短編集。

悠悠おもちゃライフ

悠悠おもちゃライフ

悠悠おもちゃライフ <講談社文庫>

発売日:2007年7月14日

模型、玩具、オーディオ、ミニチュア鉄道――趣味とは誰かに評価されるためではなく、自分のために楽しむもの。森博嗣が長年集め、作り、動かしてきた「おもちゃ」を写真と文章で紹介するエッセイ。手に入れる喜びだけでなく、仕組みを確かめ、改造し、遊び続ける面白さを語る。未収録だった文章も加え、もの作りと自由な時間を大切にする姿勢を伝える一冊。

カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep <講談社文庫>

発売日:2020年7月15日

長編

同級生・真知花梨の故郷を訪ねた大学生の郡司と栗城。秘境のような小さな村には、明治初期の天才絡繰り師が巨大な仕掛けを隠したという伝説があった。その装置は百二十年後の今年、初めて動き出すらしい。何が、どこにあるのかは誰も知らない。言い伝えと石碑、村の歴史を手掛かりに、若者たちが時を越えた機械の謎へ挑む爽快な青春ミステリィ。

少し変わった子あります Eccentric persons are in stock

少し変わった子あります Eccentric persons are in stock

少し変わった子あります Eccentric persons are in stock <文春文庫>

発売日:2009年6月10日

長編

大学教授の「私」は、知人に紹介された名もない店へ通うようになる。静かな女主人が用意するのは料理だけではない。訪れるたび、少し変わった若い女性が一人、教授の向かいに座るのだ。会話の弾まない子、意外な過去を語る子――八つの出会いを重ねるうち、店と女主人の輪郭にも淡い謎が生まれていく。人を理解することの危うさと孤独を、端正な連作形式で描く。

ゾラ・一撃・さようなら Eccentric persons are in stock

ゾラ・一撃・さようなら Eccentric persons are in stock

ゾラ・一撃・さようなら Eccentric persons are in stock <集英社文庫>

発売日:2010年8月25日

長編

気ままな探偵・頚城悦夫のもとへ、謎めいた美女から依頼が舞い込む。盗まれた美術品「天使の演習」を取り戻すため、大物タレントへ近づいた頚城だったが、その男は伝説の殺し屋「ゾラ」に命を狙われていた。美術品の行方、依頼人の本当の目的、姿の見えない狙撃者。都会的な会話と危険な駆け引きのなか、頚城は一撃で状況を変える真相へ迫るハードボイルド・ミステリィ。

もえない incombustibles

もえない incombustibles

もえない incombustibles <角川文庫>

発売日:2010年12月25日

長編

高校生の淵田は、自分の記憶がどこか曖昧だという感覚を抱えている。ある同級生が死に、火葬された遺骨の中から、なぜか淵田家の姓を刻んだ名札が見つかった。その小さな異物をきっかけに、忘れていたはずの過去が揺れ、やがて殺人事件が起こる。自分が覚えていることは本当に自分の経験なのか。青春の不安と記憶の空白を静かに結ぶミステリィ。

銀河不動産の超越 Trancendence of Ginga Estate Agency

銀河不動産の超越 Trancendence of Ginga Estate Agency

銀河不動産の超越 Trancendence of Ginga Estate Agency <講談社文庫>

発売日:2011年11月15日

長編

仕事にも人生にも大きな望みを持たない高橋は、ひょんなことから町の小さな「銀河不動産」で働き始める。やって来る客が求めるのは、少し変わった家や、普通の物件ではかなえにくい暮らしばかり。彼らの事情に付き合ううち、高橋自身も風変わりな家に住み、人とつながっていく。住まいを探す仕事を通して、自分の居場所まで見つけていく姿を温かなユーモアで描く連作小説。

僕は秋子に借りがある 森博嗣自選短編集 I'm in Debt to Akiko

僕は秋子に借りがある 森博嗣自選短編集 I'm in Debt to Akiko

僕は秋子に借りがある 森博嗣自選短編集 I'm in Debt to Akiko <講談社文庫>

発売日:2009年7月15日

短編集

大学生協の食堂で秋子と出会った「僕」は、授業をさぼって彼女と出かけ、亡くなった兄の話を聞く。彼女がどうしても伝えたかった思いとは――。表題作のほか、「小鳥の恩返し」「卒業文集」「キシマ先生の静かな生活」など、著者が自ら選んだ十三編を収録。論理的な謎だけでなく、若さ、記憶、喪失、人と人の距離を端正にすくい上げる自選短編集。

どちらかが魔女 森博嗣シリーズ短編集 Which is the Witch?

どちらかが魔女 森博嗣シリーズ短編集 Which is the Witch?

どちらかが魔女 森博嗣シリーズ短編集 Which is the Witch? <講談社文庫>

発売日:2009年7月15日

短編集

西之園家の晩餐に集まった犀川創平らの前で、大御坊安朋が不思議な体験を語る表題作。「ぶるぶる人形にうってつけの夜」「誰もいなくなった」「いつ入れ替わった?」など、長編シリーズの人物が活躍する八編を収録する。密室や消失、怪談めいた出来事が、鋭い観察と論理によって違う形を見せる。S&M、V、Gシリーズを横断して楽しめる短編集。

DOG & DOLL

DOG & DOLL

DOG & DOLL <講談社文庫>

発売日:2011年7月15日

人はなぜ歌い、音楽を聴くのか。蚊の羽音のような高い音から、身体を楽器として捉える発想、著者自身のオーディオ環境まで、森博嗣が音と音楽を自由に考えるエッセイ。西尾維新、ゆうきまさみ、山本直樹らとの対話も交え、創作する人が何を聞き、どう言葉にするかを探る。専門的な理屈と個人的な好みの両方から「音を楽しむこと」を見つめ直す一冊。

相田家のグッドバイ Running in the Blood

相田家のグッドバイ Running in the Blood

相田家のグッドバイ Running in the Blood <幻冬舎文庫>

発売日:2014年12月4日

長編

紀彦にとって相田家は普通の家庭だった。けれど、整理収納に並外れた情熱を注ぐ母と、一人でいることを好む建築家の父は、やはり少し変わっていた。紀彦も結婚し、子を持ち、やがて癌を患った母を看取る。父も施設で生涯を終えた後、家のあちこちから母の隠したへそくりが現れる。家族の記憶と別れを淡々とたどる、私小説の趣を帯びた物語。

実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE

実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE

実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE <講談社文庫>

発売日:2014年7月15日

長編

小説を読むとき、読者は何を「経験」しているのか。語り手、登場人物、作者、そして文章の外側にいる読者の境界を揺さぶり、物語を成立させる仕組みそのものを実験する長編。空集合を思わせる括弧、反復される言葉、ずれていく視点が、読むという行為を未知の体験へ変えていく。筋を追うだけでは捉えられない、題名どおり実験的な仕掛けに満ちた小説。

TRUCK & TROLL

TRUCK & TROLL

TRUCK & TROLL <講談社文庫>

発売日:2012年6月15日

一つの音楽を何百回も聴くとき、耳は何を捉え、創作する頭はどう動くのか。森博嗣が自らの音楽体験、オーディオ、楽器、声、音の仕組みについて語るエッセイ。多彩な表現者との対話も交え、好き嫌いという個人的な感覚と、音を組み立てる技術の双方から音楽へ近づく。『DOG & DOLL』に続き、聴くことと作ることの関係を自由に考える一冊。

神様が殺してくれる Dieu aime Lion

神様が殺してくれる Dieu aime Lion

神様が殺してくれる Dieu aime Lion <幻冬舎文庫>

発売日:2016年4月12日

長編

パリで女優が殺され、現場では両手を縛られた美青年リオンが拘束されていた。彼はただ「神が殺した」と証言する。やがてミラノでもピアニストが絞殺され、そこにもリオンの姿があった。容疑者も手掛かりもなく、残るのは彼の異常な美しさだけ。国際刑事警察機構の「僕」は、フランクフルト、東京へと続く事件を独自に追い、神の名を借りた殺意へ迫る。

喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima <講談社文庫>

発売日:2013年10月17日

長編

文字を読むことが苦手で、勉強を嫌っていた「僕」。大学四年で卒業研究のため喜嶋研究室へ配属されたことが、その後の人生を変える。純粋に学問を追う喜嶋先生のもとで、寝食を忘れて研究に没頭し、初めての恋を知り、研究者として歩み始める。成果や名誉より、わからないことを知ろうとする喜びとは何か。研究の美しさと厳しさを静かに描く自伝的小説。

暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss

暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss

暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss <集英社文庫>

発売日:2018年1月19日

長編

探偵兼ライターの頚城悦夫は、IT業界で成功した富豪の自伝を執筆することになる。取材のため訪れた別荘には関係者たちが集まっていたが、その夜、不可解な殺人が起きる。暗闇の中で何を見たのか、誰と誰が一緒だったのか。人々の証言はわずかに食い違い、親密さの裏に秘密がのぞく。頚城が言葉のずれから事件の輪郭を捉える本格ミステリィ。

道なき未知

道なき未知

道なき未知 <文庫>

発売日:2019年4月22日

道の先にあるのは、まだ見えない「未知」。目的地へ着くことだけでなく、知ろうとして歩き続ける状態にこそ価値がある。生きづらさを生きやすさへ変える発想、仮説の立て方、失敗や矛盾の活かし方を、仕事と人生の具体的な話から考える。言葉や多数派に惑わされず、本質を見る目と自分で進む足を育てる思考エッセイ。

森には森の風が吹く

森には森の風が吹く

森には森の風が吹く <講談社文庫>

発売日:2021年11月16日

自作ミステリィの背景を語る「森語り」、書評と本の話を集めた「森読書」、他作家との縁が見える「森人脈」、鉄道や模型を扱う「森好み」、考え方を伝える「森思考」。二〇〇三年以降に森博嗣が発表した小説以外の文章を五つの章に編み、現在からのコメントを添える。作品、読書、趣味、思考の各方向から作家の全体像へ近づく個人読本。

イデアの影 The shadow of Ideas

イデアの影 The shadow of Ideas

イデアの影 The shadow of Ideas <講談社文庫>

発売日:2025年6月13日

長編

薔薇のパーゴラがある家で、「彼女」は支配的な夫と家政婦との静かな生活を送っている。英語の家庭教師や下宿人として、男たちが庭と夢の中へ現れ、やがて去っていく。彼らの死という現実を手放し、映っている影だけを見つめるうち、彼女の心は少しずつ身体から離れていく。現実と幻想、愛と喪失の境界を静かな文体で溶かす幻想恋愛小説。

なにものにもこだわらない

なにものにもこだわらない

なにものにもこだわらない <PHP文庫>

発売日:2020年3月13日

常識、前例、人の目、見栄。何かに強くこだわるほど、選択肢は狭くなり、他者も自分も許しにくくなる。森博嗣が自らの経験を振り返り、こだわりを手放してその場で考えること、新しい思いつきにブレーキをかけないことの効用を語る。決めつけを減らし、もっと大らかに自由に生きるための視点を示す思考エッセイ。

アンチ整理術

アンチ整理術

アンチ整理術 <講談社文庫>

発売日:2022年3月15日

研究室や芸術家のアトリエは、散らかっていても優れた仕事を生み出すことがある。整理整頓は本当にいつでも必要なのか。物を美しく並べることより、自分の内側と、創作しやすい環境を整えることが大切だと森博嗣は説く。他人の基準に従う片づけから離れ、自由に考え、作り、暮らすための価値観を示す「整理術」に逆らう思考エッセイ。

静かに生きて考える

静かに生きて考える

静かに生きて考える <文庫>

発売日:2025年8月18日

世の中が騒がしくなるほど、自分の頭で静かに考える時間が大切になる。孤独を恐れず自由を確保すること、書くこと、作ること、生きること。森博嗣が日常の観察から、それぞれの本質へ近づく思考の道筋を語る。情報や周囲の感情に急かされず、自分にとっての幸福を自分で組み立てるための知恵を収めたエッセイ。

日常のフローチャート

日常のフローチャート

日常のフローチャート <単行本>

発売日:2025年4月18日

森博嗣の日常は、作りながら考える「工作する哲学者」の暮らしでもある。目の前の細部を見るミクロの思考と、長い時間や広い社会を眺めるマクロの思考を往復し、人生や人間の仕組みを捉える。観察、仮説、試行錯誤をどのように毎日の選択へ生かすのか。日常を豊かにする思考の道具と方法を伝えるエッセイ集。