乾くるみのデビュー作から最新刊まで、全作品を出版順にまとめた完全網羅リストです。「タロット」「林四兄弟」などの人気シリーズの読む順番や、長編・短編集などの分類も分かりやすく表示しています。
当サイトで紹介している作家さんは下のリンク先でまとめています。
乾くるみのシリーズ作品一覧
カラット探偵事務所の事件簿シリーズ(3作)
- 『カラット探偵事務所の事件簿 : 1』
- 『カラット探偵事務所の事件簿 : 2』
- 『カラット探偵事務所の事件簿 : 3』
乾くるみのノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)
Jの神話

Jの神話 <文春文庫>
発売日:2008年11月7日
名門全寮制女子校で連続する怪事件。敬虔なクリスチャンの女生徒・安城由紀が「ジャック」という言葉を残して塔から投身し、続いてカリスマ生徒会長・朝倉麻里亜が「胎児なき流産」という奇怪な状態で失血死を遂げる。動揺する校内に乗り込んだ女探偵「黒猫」と、内気な新入生・坂本優子が事件を追ううちに、背後で糸を引く「ジャック」と呼ばれる存在の影が立ち上がってくる――。極限のエロスと奇想を孕む筆致がミステリの枠を軽やかに飛び越え、読む者を予測不能の地点へと運び去る。第四回メフィスト賞を受賞した、乾くるみのデビュー長編。
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匣の中

匣の中 <講談社文庫>
発売日:2006年5月16日
推理小説愛好会の中心人物・伍黄零無(ごおうれいむ)が、意味深な言葉だけを残して密室から忽然と姿を消した。やがて愛好会のメンバー・仁行寺馬美(じんぎょうじまみ)が書き始めた小説の中で密室殺人が次々と起こり、その描写は現実のメンバーの不審死と不気味に呼応していく――。新本格の金字塔『匣の中の失楽』への大胆なオマージュとして、ペダンティックな装飾と暗号、緻密な推理ゲームが幾重にも積み重ねられる長編ミステリ。明示されぬ結末の先に待つのは、世界そのものを揺るがす驚愕の構図。最後の鍵を回すのは、読者自身に委ねられている。
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クラリネット症候群

クラリネット症候群 <徳間文庫>
発売日:2008年4月15日
中編二篇を収めた、奇想と切なさが同居する青春ミステリ集。表題作「クラリネット症候群」では、借りたクラリネットを壊してしまった高校生の少年が、ある日からドレミファソラシの七音だけが耳に届かなくなるという奇病を抱え込む。失われた音と、憧れの先輩との淡い時間が、奇妙な事件を呼び寄せていく――。併録の「マリオネット症候群」では、女子高生・里美の体に、毒殺されたはずの男子の先輩の意識が突如として宿り、男女の境を越えた魂の物語が動き出す。日常からふと足を踏み外した特殊設定の中に、登場人物たちの恋と痛みが鮮やかに描かれる、乾くるみ流の青春ミステリ二編。
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スリープ

スリープ <ハルキ文庫>
発売日:2012年5月
テレビ番組の人気レポーター・羽鳥亜里沙は、中学卒業を間近に控えた二月、つくば市にある冷凍睡眠装置の研究施設「未来科学研究所」へ取材に向かう。撮影の合間にいたずら心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ彼女は、そこで決して見てはならないものを目にしてしまう。気がつけば不思議な装置でスキャンされ、目覚めた先は三十年後の未来。研究員の戸松に「逃げろ」と告げられた亜里沙は、未知の世界へと放り出されていく――。冷凍睡眠技術と一人の少女の運命が交錯する先で、どんでん返しの名手が仕掛ける衝撃の真実とは。SFと本格ミステリが融合した、息もつかせぬ長編ミステリ。
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北乃杜高校探偵部

北乃杜高校探偵部 <講談社ノベルス>
発売日:2013年12月5日
創立百周年を迎えた京都・宇治市の名門校、北乃杜高校。寮生活を送るサッカー部員・清水克文は、級友の横井圭、赤倉史朗、山科桃子、稲川みどりとともに、校内で次々と起こる不可解な出来事に「探偵」として挑むことになる。修学旅行先で発見された不気味な殺人予告、卒業式の日に校内で出回る悪意あるいやがらせ写真――学校行事のたびに事件は形を変え、彼らの推理力を試してくる。古都の風景と青春の眩しさを背景に、五人の高校生たちが頭脳と友情を寄せ合いながら謎を解いていく、爽やかな本格学園ミステリ連作集。
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セブン

セブン <ハルキ文庫>
発売日:2015年7月
数字の「7」をテーマに据えた、独立連作の短編集。賭場のスリリングな駆け引きを描く「ラッキーセブン」、距離と時刻が殺意を浮かび上がらせる時刻表ミステリ「小諸―新鶴343キロの殺意」、人気アイドルグループを舞台にした「TLP49」、夫婦の機微を映す「一男去って……」、対局の場で繰り広げられる「殺人テレパス七対子」、曜日に縛られた女の謎「木曜の女」、奇想のパズル劇「ユニーク・ゲーム」――まったく異なる世界観の七篇が、読者の予想をことごとく裏切っていく。乾くるみのトリック巧者ぶりが凝縮された、コンパクトに楽しめる驚愕の七連発。
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物件探偵

物件探偵 <新潮文庫>
発売日:2020年12月23日
高利回りのはずだったマンションのオーナー生活が、わずか四か月で破綻寸前――。新幹線の座席が放置された部屋、HDDから流れ出す覚えのない録画、バルコニーに並ぶ鳩の死骸。立て続けに起こる怪現象は、誰かの嫌がらせなのか、それとも物件そのものが抱える「謎」なのか。十五歳で宅建に合格し、宅地建物取引を極めた謎の女・不動尊子(ふどうたかこ)が、家主たちの困惑を解きほぐしていく。事故物件のチェックでは見抜けない、駅近・格安・好条件の裏に潜む罠。物件と人とが織りなす歪みを、軽やかな推理で照らし出す不動産ミステリ連作六話。
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ジグソーパズル48

ジグソーパズル48 <双葉文庫>
発売日:2021年12月16日
名門女子高の中で、問題児ばかりが集められる通称「マルキュー」のクラス。学費を稼ぐためのバイトが家庭の事情で発覚した転入生を救うため、はみ出し者の少女たちは特別奨学金の獲得を目指して結束する――。日常の中に潜む小さな不審から、奇妙な事件、論理パズルじみた謎まで、個性豊かなマルキュー生たちが切れ味鋭い推理で解きほぐす七つの事件を収録。登場人物の名前がAKB48メンバーのアナグラムになった遊び心あふれる仕掛けと、ロジック重視の鮮やかな解決が両立する。ガールズ青春×本格ミステリの楽しさが弾ける、乾くるみ流の連作短編集。
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ハートフル・ラブ

ハートフル・ラブ <文春文庫>
発売日:2022年12月6日
余命宣告を受けた夫婦の日々を妻の視点から皮肉に描き出す、日本推理作家協会賞候補作「夫の余命」。久しぶりに再会した「同級生」に潜む違和感、交換殺人を巡る「カフカ的」、握手会という現代的な現場を舞台にした「なんて素敵な握手会」、税率改定をめぐる狂騒「消費税狂騒曲」、先輩の口にした言葉「九百十七円は高すぎる」の真意を二人の少女が探っていく百合ミステリ「九百十七円は高すぎる」、そして実習グループの男女関係から計算高い真相が立ち上がる「数学科の女」。日常と非日常を巧みに行き来する七篇それぞれにどんでん返しが仕込まれた、乾くるみの真骨頂を凝縮したミステリ短編集。
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