- 東野圭吾のシリーズ作品一覧
- 東野圭吾のノンシリーズ作品一覧
- 『放課後』(初刊:1985年9月)
- 『白馬山荘殺人事件』(初刊:1986年8月)
- 『学生街の殺人』(初刊:1987年6月)
- 『11文字の殺人』(初刊:1987年12月)
- 『魔球』(初刊:1988年7月)
- 『ウインクで乾杯』(初刊:1988年10月)
- 『十字屋敷のピエロ』(初刊:1989年1月)
- 『鳥人計画』(初刊:1989年5月)
- 『殺人現場は雲の上』(初刊:1989年8月)
- 『ブルータスの心臓』(初刊:1989年10月)
- 『探偵倶楽部』(初刊:1990年4月)
- 『宿命』(初刊:1990年6月)
- 『犯人のいない殺人の夜』(初刊:1990年7月)
- 『仮面山荘殺人事件』(初刊:1990年12月)
- 『変身』(初刊:1991年1月)
- 『回廊亭殺人事件』(初刊:1991年7月)
- 『天使の耳』(初刊:1991年12月)
- 『ある閉ざされた雪の山荘で』(初刊:1992年3月)
- 『美しき凶器』(初刊:1992年10月)
- 『同級生』(初刊:1993年2月)
- 『分身』(初刊:1993年9月)
- 『怪しい人びと』(初刊:1994年2月)
- 『むかし僕が死んだ家』(初刊:1994年5月)
- 『虹を操る少年』(初刊:1994年8月)
- 『パラレルワールド・ラブストーリー』(初刊:1995年2月)
- 『あの頃ぼくらはアホでした』(初刊:1995年3月)
- 『天空の蜂』(初刊:1995年11月)
- 『秘密』(初刊:1998年9月)
- 『白夜行』(初刊:1999年8月)
- 『片想い』(初刊:2001年3月)
- 『超・殺人事件』(初刊:2001年6月)
- 『サンタのおばさん 絵本』(初刊:2001年11月)
- 『レイクサイド』(初刊:2002年3月)
- 『時生』(初刊:2002年7月)
- 『ゲームの名は誘拐』(初刊:2002年11月)
- 『手紙』(初刊:2003年3月)
- 『おれは非情勤』(初刊:2003年5月)
- 『殺人の門 上』(初刊:2003年8月)
- 『殺人の門 下』(初刊:2003年8月)
- 『幻夜』(初刊:2004年1月)
- 『ちゃれんじ?』(初刊:2004年5月)
- 『さまよう刃』(初刊:2004年12月)
- 『さいえんす?』(初刊:2005年12月)
- 『夢はトリノをかけめぐる』(初刊:2006年5月)
- 『使命と魂のリミット』(初刊:2006年12月)
- 『たぶん最後の御挨拶』(初刊:2007年1月)
- 『夜明けの街で』(初刊:2007年6月)
- 『ダイイング・アイ』(初刊:2007年11月)
- 『流星の絆』(初刊:2008年3月)
- 『パラドックス13』(初刊:2009年4月)
- 『カッコウの卵は誰のもの』(初刊:2010年1月)
- 『プラチナデータ』(初刊:2010年7月)
- 『あの頃の誰か』(初刊:2011年1月)
- 『東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表』(初刊:2012年2月)
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(初刊:2012年3月)
- 『夢幻花』(初刊:2013年4月)
- 『虚ろな十字架』(初刊:2014年5月)
- 『人魚の眠る家』(初刊:2015年11月)
- 『危険なビーナス』(初刊:2016年8月)
- 『素敵な日本人』(初刊:2017年3月)
- 『東野圭吾公式ガイド 作家生活35周年ver.』(初刊:2020年7月)
- 『少年とクスノキ 絵本』(初刊:2025年5月)
- 『東野圭吾公式ガイド 作家生活40周年ver.』(初刊:2025年10月)
- 『小さな故意の物語』(初刊:2026年4月)
東野圭吾のシリーズ作品一覧
加賀恭一郎シリーズ(12作)
笑小説シリーズ(4作)
ガリレオシリーズ(11作)
スキー場シリーズ(4作)
マスカレードシリーズ(5作)
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『マスカレード・ホテル』(初刊:2011年9月)
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『マスカレード・イブ』(初刊:2014年8月)
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『マスカレード・ナイト』(初刊:2017年9月)
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『マスカレード・ゲーム』(初刊:2022年4月)
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『マスカレード・ライフ』(初刊:2025年7月)
ラプラスの魔女シリーズ(3作)
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『ラプラスの魔女』(初刊:2015年5月)
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『魔力の胎動』(初刊:2018年3月)
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『魔女と過ごした七日間』(初刊:2023年3月)
ブラック・ショーマンシリーズ(2作)
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『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(初刊:2020年11月)
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『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』(初刊:2024年1月)
東野圭吾のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)
『放課後』(初刊:1985年9月)
女子高校の数学教師・前島は、校内で何者かに命を狙われている気配を感じていた。そんな折、同僚教師が施錠された更衣室で毒殺される。密室の鍵、アーチェリー部の生徒たち、文化祭や運動会に隠された手掛かり――第二の事件まで起こり、平穏な学園は疑心暗鬼に包まれていく。教師と生徒それぞれの胸に秘められた思いをたどり、前島が行き着く真相とは。第31回江戸川乱歩賞を受賞した東野圭吾のデビュー作。

東野圭吾のデビュー作。原点となる作品ですので、東野圭吾ファンは必読でしょう!
高校の教師と生徒(アーチェリー部)が中心の物語なので、青春ものの推理小説が好きな方は特に楽しめる作品。
『魔球』(初刊:1988年7月)
甲子園出場を目指す開陽高校野球部。その中心にいるエース・須田武志は、鋭く変化する謎の「魔球」を武器にしていた。ところが仲間を襲う事件が起こり、武志の周囲には脅迫めいた影がつきまとう。捜査が進むほど、野球部員たちの家庭や進路、勝利に懸ける思いが複雑に絡み合っていく。武志が誰にも明かさず背負っていたものとは何か。高校野球の熱気と若者の痛切な選択を、殺人事件の謎に重ねた青春ミステリー。

ノンシリーズものでよく東野圭吾のおすすめ本にも挙がる初期の名作。
高校球児の切なく哀しい物語。
ちょっとやり過ぎと思える内容もありましたが、1960年頃が舞台ということで、その設定があるからこそのリアリティなんだろうと思います。
ページをめくる手が止まらなくなり、あっという間に読み終えてしまいました!
『白夜行』(初刊:1999年8月)
大阪の廃ビルで質屋の主人が殺された。容疑者の女性もほどなく死亡し、事件は迷宮入りする。被害者の息子・亮司と、容疑者の娘・雪穂は別々の道を歩み始めるが、二人の成長の周囲では不可解な事件が繰り返される。過去に疑問を抱き続ける刑事は、十九年にわたって細い糸を追う。太陽の下を歩けないような人生のなかで、二人は何を守り、何を失ったのか。愛と罪の歳月を描く壮大なミステリー。

分厚さにひるむかもしれませんが、読み始めればページ数を忘れるほど引き込まれる大長編です。一つの事件を起点に、長い歳月と多くの人生が複雑に絡み合い、断片的な出来事が少しずつ一枚の絵を形づくっていきます。中心人物の胸中が簡単には語られないため、読者は言葉や行動の裏にあるものを想像せずにはいられません。暗く、痛ましく、それでいて奇妙な美しさを持つ物語。すべてを説明しすぎないからこそ、読後も人物たちの人生を考え続けてしまう一冊です。
『サンタのおばさん 絵本』(初刊:2001年11月)
クリスマス・イヴを前に、フィンランドの小さな村では世界各地のサンタクロースが集う恒例会議が開かれる。議題は、引退するアメリカ・サンタの後任選び。ところが会長が紹介した候補者は、長い白ひげの“おじいさん”ではなく女性だった。「サンタは男でなければならないのか?」——突然の提案に、各国のサンタたちは驚き、慣習や父性をめぐって大論争を始める。私たちが無意識に抱くサンタ像や性別の思い込みを、ユーモアと少しの切なさで問い直す、大人も子どもも味わえるクリスマス絵本。杉田比呂美の温かな絵とともに、誰かへ贈り物を届ける資格とは何かを考えさせる物語。固定観念の向こうにある思いやりを、やさしく映し出す。
『ゲームの名は誘拐』(初刊:2002年11月)
広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介は、大型企画を大企業の副社長・葛城に一方的に潰され、プライドを傷つけられる。葛城邸を訪れた夜、家を飛び出した娘・樹理と出会った佐久間は、彼女と共謀して狂言誘拐を計画。標的は葛城、賭け金は巨額の身代金だ。勝負を楽しむ二人の駆け引きは完璧に見えたが、ゲームは次第に予想外の局面へ進む。誘拐する側とされる側の知略がぶつかる心理サスペンス。

ノンシリーズもの。『g@me.』というタイトルで2003年に映画化された作品です。(知らずに読んでました笑)
テンポよく読み進められますし、内容的にも気楽に読める作品だと思います。でもラストにはどんでん返しが待っているので、お楽しみに。
私もラストを想像して読んでましたが、またしても外れちゃいました…!
『手紙』(初刊:2003年3月)
弟を大学へ進ませたい一心で盗みに入り、誤って人を殺した兄・剛志。服役した兄から届く手紙は、弟・直貴にとって唯一の絆であると同時に、消せない烙印となった。進学、就職、音楽、恋愛――人生を立て直そうとするたび、「強盗殺人犯の弟」という事実が周囲に知られ、道を閉ざしていく。罪を犯した本人だけでなく家族まで背負うものとは何か。兄弟の手紙を通して、犯罪と差別、赦しを問いかける社会派長編。

一つの犯罪が、当事者だけでなく、その家族の人生にどこまで影響するのかを描いた社会派作品です。大がかりなトリックや派手な捜査はありません。それでも、主人公が日常の中で突きつけられる選択の一つひとつに緊張し、次のページをめくらずにはいられなくなります。差別はいけない、と言うだけでは片づけられない現実に向き合い、家族の絆や罪の償いについて問いかけてくる物語です。重く切ない一方で、人を思う気持ちも確かに描かれており、最後には題名の温度が変わって感じられます。
『殺人の門 上』(初刊:2003年8月)
『ダイイング・アイ』(初刊:2007年11月)
バーテンダーの慎介は、何者かに襲われて記憶の一部を失った。自分が以前、死亡事故を起こしていたと聞かされても、被害者のことを思い出せない。真相を調べ始めた彼の前に、死者を思わせる目を持つ謎めいた女が現れ、抗いがたい力で日常を侵食していく。事故に関わった人々が隠すものと、最期に見つめた瞳が残した執念とは。罪の記憶と視線の恐怖を描く、妖しく緊迫したサスペンス。
『流星の絆』(初刊:2008年3月)
流星群を見るため家を抜け出した夜、功一、泰輔、静奈の三兄妹は両親を何者かに殺された。孤児となった三人は、いつか犯人を見つけると誓い、互いだけを信じて生きていく。十四年後、詐欺で生計を立てる彼らの前に、事件の夜につながる男が現れる。復讐のため、その息子へ静奈を近づける計画が始まるが、偽りの恋は思わぬ感情を生む。兄妹の絆と過去の真相を追う長編ミステリー。
『プラチナデータ』(初刊:2010年7月)
全国民のDNA情報を管理し、犯罪現場の遺留物から犯人を特定する国家システムが完成した。開発に携わる科学者・神楽龍平は、その精度を信じていたが、連続殺人の解析結果が示した容疑者は神楽自身だった。覚えのない罪を着せられた彼は逃亡し、もう一つの人格とシステムの秘密を追う。冤罪率ゼロという「プラチナデータ」は誰のためのものなのか。監視社会と人間の心を描く近未来ミステリー。
『東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表』(初刊:2012年2月)
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(初刊:2012年3月)
悪事を働いた三人の若者が、廃業したナミヤ雑貨店へ逃げ込む。深夜、無人の店に届いたのは、三十年以上前に書かれた悩み相談の手紙だった。戸惑いながら返事を書く三人のもとへ、音楽、恋、家族、将来に迷う人々から次々と相談が届く。時を越えた手紙のやり取りは、ある児童養護施設を通じて思いがけない縁を結んでいく。誰かの人生に答えることの意味を描く、温かな連作長編。

古い雑貨店に届く、悩み相談の手紙。少し不思議な出来事をきっかけに、異なる時代を生きる人々の選択と人生が静かにつながっていきます。章ごとに別の物語が始まるように見えながら、思いがけない場所で人物や出来事が重なり、最後には大きな一つの物語が姿を現します。その伏線回収の心地よさは、ミステリー作家ならでは。犯罪ものの緊張感が苦手な人にも読みやすく、優しさだけではない人生のほろ苦さも味わえます。読後、誰かに手紙を書きたくなるような一冊です。
『少年とクスノキ 絵本』(初刊:2025年5月)
大切な人たちを次々と失い、未来が怖くて泣いていた少年。通りかかった旅人は、未来を見せてくれるというクスノキの女神に会えば、不安から逃れられるかもしれないと教える。少年は一本の棒が示す方角を頼りに、太陽が照りつける砂漠を進み、険しい道やさまざまな困難を越えて、深い森に立つ大きなクスノキを目指す。ようやくたどり着いた少年の「僕の未来を見せてほしい」という願いに、女神が映し出したものとは。喪失の悲しみを抱えながらも一歩ずつ歩く勇気と、今を生きることの意味を静かに伝える、東野圭吾の物語とよしだるみの絵が響き合う一冊。年齢を問わず心に残る希望の物語だ。クスノキシリーズ初の子ども向け絵本。