吉川英梨のデビュー作から最新刊まで、全作品を出版順にまとめた完全網羅リストです。「ハラマキ」「新東京水上警察」などの人気シリーズの読む順番や、長編・短編集などの分類も分かりやすく表示しています。
当サイトで紹介している作家さんは下のリンク先でまとめています。
吉川英梨のシリーズ作品一覧
ハラマキシリーズ(14作)
- 『アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希』
- 『スワン 女性秘匿捜査官・原麻希』
- 『マリア 女性秘匿捜査官・原麻希』
- 『エリカ 女性秘匿捜査官・原麻希』
- 『ルビイ 女性秘匿捜査官・原麻希』
- 『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希』
- 『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 5グラムの殺意』
- 『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者』
- 『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血』
- 『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 上』
- 『警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 下』
- 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 レッド・イカロス』
- 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー』
- 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』
新東京水上警察シリーズ(5作)
- 『波動 新東京水上警察』
- 『烈渦 新東京水上警察』
- 『朽海の城 新東京水上警察』
- 『海底の道化師 新東京水上警察』
- 『月下蠟人 新東京水上警察』
警視庁53教場シリーズ(5作)
- 『警視庁53教場』
- 『偽弾の墓 警視庁53教場』
- 『聖母の共犯者 警視庁53教場』
- 『正義の翼 警視庁53教場』
- 『カラスの祈り 警視庁53教場』
吉川英梨のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)
私の結婚に関する予言38

私の結婚に関する予言38 <宝島社文庫>
発売日:2009年8月6日
インド旅行中、看護師の平沢里香は占い師から「29歳で結婚する。鍵は38」と告げられる。半信半疑のまま迎えた29歳、彼女の前にはなぜか「38」に縁のある魅力的な男たちが次々と現れ、恋の予言はにわかに現実味を帯びていく。ところが甘い出会いの裏で、里香はIT企業の買収合戦に巻き込まれ、スパイに拉致された挙句、殺人事件の容疑者にまでされてしまう。恋人候補のうち運命の相手は誰なのか、そもそも予言は彼女を幸福へ導くものなのか。恋愛、企業サスペンス、謎解きが目まぐるしく交差する、予測不能なエンターテインメント。軽やかな恋の予感が、やがて命懸けの逃走劇へ変わっていく。数字の謎も最後まで読者を翻弄する。
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悪い女 藤堂玲花、仮面の日々

悪い女 藤堂玲花、仮面の日々 <朝日文庫>
発売日:2023年9月7日
目黒の高級住宅地で暮らす藤堂玲花は、高収入の夫と愛らしい子どもに囲まれ、周囲から「ミセス・パーフェクト」と呼ばれていた。家事も育児も人付き合いも隙なくこなすその日常は、高校時代の同級生が死んだことをきっかけに崩れ始める。封じていた過去の記憶、夫にも明かせない秘密、完璧な妻を演じ続けるために重ねた嘘。かつての仲間たちとの関係をたどるほど、玲花の仮面の下から欲望と悪意がにじみ出す。彼女は被害者なのか、それともすべてを操る「悪い女」なのか。幸福な家庭の貌が反転していく心理サスペンス。過去を知る者が現れるたび、守ってきた家庭は脆くきしんでいく。玲花の選択から目が離せない。
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葬送学者R.I.P

葬送学者R.I.P <河出文庫>
発売日:2017年11月7日
葬送儀礼に魅せられ、いつも喪服をまとう美貌の助手・鬼木場あまね。彼女が仕えるのは、柳田國男を偏愛する民俗学教授・福満だ。風変わりな二人は、日本各地に残る弔いの習俗を訪ね歩き、その土地ならではの死者との向き合い方に触れていく。だが、儀礼の陰には現代の欲望や人間関係が絡み、ついには葬儀の場で殺人事件まで発生する。死者を送るための作法は、何を隠し、何を語るのか。民俗学の知識とあまねの鋭い観察が、土地に根づく謎を解きほぐす。異色のコンビが弔いの現場を巡る、知的で味わい深い連作葬送ミステリー。弔いの意味を知ることが、生きる者の嘘を暴く鍵になっていく。各地の風俗も鮮やかに描かれる。
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ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一

ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一 <幻冬舎文庫>
発売日:2016年6月10日
家庭を顧みず仕事に没頭してきた、警視庁捜査二課の叩き上げ刑事・本城仁一。ある日、警察官僚として出世争いの渦中にいる息子から、出向中に詐欺組織へ奪われた警察手帳を内密に取り戻してほしいと懇願される。父親らしいことをしてこなかった悔いから、本城は不祥事を隠す危うい頼みを引き受ける。だが手帳の行方を追ううちに、獲物を食い尽くすように被害者を狙い、殺人すらためらわない詐欺組織の実態へたどり着く。息子を守ることと刑事の正義は両立するのか。家族の負い目を抱えた老刑事が知能犯の闇へ挑む警察小説。金と欲望を嗅ぎつける犯罪者に、熟練刑事の執念が食らいつく。父子の関係にも決着が迫る。
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ブラッド・ロンダリング 警視庁捜査一課 殺人犯捜査二係

ブラッド・ロンダリング 警視庁捜査一課 殺人犯捜査二係 <河出文庫>
発売日:2023年2月7日
警視庁捜査一課へ配属された新人刑事・真弓倫太郎。その初日、駐車場の車へ真っ逆さまに突き刺さった異様な遺体が発見される。女性刑事・汐里と組んで被害者の足取りを追ううち、二人はかつて一つの集落を消滅させた凄惨な大火災へたどり着く。生き残った者、加害者の家族、名前と居場所を変えてきた人々。過去の血を洗い流そうとするような連鎖のなかで、真弓自身にも同僚へ知られてはならない秘密があった。罪は世代を越えて受け継がれるのか。新人の葛藤と家族の宿命が交錯する、緊迫の警察ミステリー。血を入れ替えるように過去を消した者たちを、現在の殺人が結び直す。新人の正義感も激しく揺さぶられる。
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新宿特別区警察署Lの捜査官

新宿特別区警察署Lの捜査官 <角川文庫>
発売日:2024年2月22日
歌舞伎町、新宿二丁目・三丁目を管轄し、区域の形から「新宿L署」と呼ばれる新宿特別区警察署。刑事課長代理として着任した新井琴音警部は、ホテルで全裸の中年女性が死亡し、その息子がノコギリを持って逃走した事件に直面する。家庭を持つキャリア刑事の琴音と組むのは、レズビアンで街の歴史と人脈に精通する堂原六花巡査部長。価値観も捜査手法も異なる二人は、歓楽街に渦巻く噂や偏見をかき分けて被害者の素顔を追う。男性中心の組織と多様な街の狭間で、異色の女性捜査官コンビが真相へ挑む警察小説。属性を決めつける視線を退け、二人は一人の被害者の人生を丁寧に拾う。街そのものも重要な証言者となる。
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海の教場

海の教場 <角川文庫>
発売日:2026年7月24日
海上保安官のなかで会計や補給を担う「主計」の専門官・桃地は、学生時代に思いを寄せた高浜彩子が肝臓がんで余命一年だと知る。海上保安官を目指す彼女の息子のそばにいたいという願いに寄り添い、桃地は京都・舞鶴の海上保安学校へ教官として赴任する。船舶運航システム課程主計コース三組の担任となるが、腐れ縁の校長・比内から、ある事情がクラスへ重い影を落としていると聞かされる。命と向き合う職業を選ぶ若者たちに、何を教え、何を託すのか。明るく人情味あふれる教官の奮闘と、限られた時間の愛を描く教場物語。海で働く覚悟を学ぶ学生たちの姿が、大人たちにも生き方を問い返す。別れの時も近づく。
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桜の血族

桜の血族 <双葉文庫>
発売日:2025年8月6日
警視庁暴力団対策課の刑事を夫と父に持つ仲野誓。ある日、同じ課で働く夫・賢治が銃撃され、誓の日常は一変する。犯人を捕らえるため、彼女は警視庁初の女性マル暴刑事・薮哲子とコンビを組む。復帰直後、日本最大の暴力団・吉竹組の元組員宅で爆破事件が発生。本家と関東に分裂した組の抗争、夫への銃撃、誓自身の血筋が複雑に絡み合っていく。家族を守るために暴力団の論理へ踏み込む誓と、組織犯罪に執念を燃やす哲子。受け継がれた「血」は運命を決めるのか。規格外の女性刑事たちが暴力の連鎖へ挑む警察小説。妻であり娘でもある誓の立場が、組織と家族の境界を危うくしていく。親子三代の因縁も浮かび上がる。
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トヨタの子

トヨタの子 <単行本>
発売日:2024年6月13日
豊田家の御曹司・章男少年は、曾祖父・豊田佐吉の顕彰祭で裏山から転げ落ち、車にはねられてしまう。一方、時は明治。佐吉の息子・喜一郎の前に「自動車に乗って来た」という不思議な少年アキオが現れ、二人は短い友情を育む。時代が進むたび、喜一郎の前には未来を思わせる人物が次々と現れ、日本で自動車を造るという無謀な夢を後押ししていく。自動織機から国産車へ、冷笑や戦争、資金難を越えて受け継がれたものは何か。史実に大胆な時間の仕掛けを織り込み、創業家の夢と苦難を描く奇想天外な経済小説。未来から来たような出会いが、ものづくりに人生を懸けた者たちを結ぶ。家族企業の光と影も立ち上がる。
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新人女警

新人女警 <朝日文庫>
発売日:2025年7月7日
十一年前、親友の一家が惨殺され、その現場を目撃した少女・宮武エミ。事件が未解決のまま時は流れ、エミは警察官となって東京・八王子署の交番へ配属される。ある日、爆発物ではないかと騒ぎになった「蚕」を目にした瞬間、封じていた記憶がよみがえる。自ら手がかりを追い始めたエミの動きにより、迷宮入りした事件は再び動き出すが、容疑者は二転三転し、指定暴力団の影もちらつく。幼い自分が見たものは真実だったのか。新人警官のまっすぐな執念が、巧妙に張られた過去の嘘へ挑む警察ミステリー。制服を着た現在の自分が、事件の日に立ち尽くした少女の自分と向き合う。初任地での成長も鮮やかに描かれる。
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菊の慟哭

菊の慟哭 <単行本>
発売日:2025年9月18日
六本木交差点の銅像に、人間の顔面の皮が張りつけられた。それは本家吉竹組から関東吉竹組への宣戦布告。東西に分裂した暴力団の抗争が激化し、死者が増えるなか、警視庁暴力団対策課の桜庭誓巡査部長は、行方を消した片腕のヒットマン・向島春刀を追う。向島は誓の実父であり、幼い彼女を養子へ出した男でもあった。なぜ娘を手放したのか、なぜ片腕を失ったのか。組の歴史と父娘の秘密をたどるほど、現在の抗争へつながる壮絶な過去が姿を現す。血縁と任侠のしがらみに女性マル暴刑事が挑む警察小説。捜査対象でもある父の過去を追うほど、誓は警察官として試されていく。抗争の行方も予断を許さない。
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