乾石智子のシリーズ作品一覧

オーリエラントの魔道師シリーズ(13作)

  1. 夜の写本師』(初刊:2011年4月)
  2. 魔道師の月』(初刊:2012年4月)
  3. 太陽の石』(初刊:2012年10月)
  4. オーリエラントの魔道師たち』(初刊:2013年6月)
  5. 沈黙の書』(初刊:2014年5月)
  6. 紐結びの魔道師』(初刊:2016年11月)
  7. 赤銅の魔女 紐結びの魔道師1』(初刊:2018年5月)
  8. 白銀の巫女 紐結びの魔道師2』(初刊:2018年9月)
  9. 青炎の剣士 紐結びの魔道師3』(初刊:2019年1月)
  10. イスランの白琥珀』(初刊:2020年11月)
  11. 久遠の島』(初刊:2021年10月)
  12. 夜色表紙の本』(初刊:2025年10月)

乾石智子のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

『闇の虹水晶』(初刊:2012年12月)

闇の虹水晶

闇の虹水晶 <創元推理文庫>

発売日:2018年3月12日

長編
あらすじ

人の感情から石を創り出す〈創石師〉ナイトゥル。その類稀な才能ゆえに、故国を滅ぼし家族を殺した憎い敵へ仕えることを強いられた彼は、生きる気力を失ったまま命じられる仕事を続けていた。力を使えば自らが滅び、使わなければ国が滅びる――逃げ道のない呪いも彼を縛っている。そんなある日、怪我人の傷から取り出した黒い水晶が、見たこともない国の幻を映し出す。謎めいた石は、絶望の底にいるナイトゥルを思いがけない運命へ導いていく。復讐と服従、使命と自由の狭間で、彼は誰のために力を使うのか。闇の結晶が映す未来の先に、彼は希望を見いだせるのか。色彩と感情が響き合う、壮大な異世界ファンタジー。

『ディアスと月の誓約』(初刊:2013年4月)

ディアスと月の誓約

ディアスと月の誓約 <ハヤカワ文庫 JA>

発売日:2015年2月20日

長編
あらすじ

かつて魔法使いが月を引き下ろして生み出した、極寒の地で唯一豊穣を誇る王国〈緑の凍土〉。国の繁栄は伝説の鹿サルヴィの角に支えられ、角が崩れるたび災厄が人々を襲ってきた。王子でありながら家臣のもとで育ち、王位争いと無縁に暮らしていた少年ディアスは、異母兄オブンの奸計によって突然故郷を追われる。同じ頃、姪で幼馴染みのアンローサにも危機が迫っていた。夢の中でサルヴィが歌った〈赤き海〉を目指す旅は、王国に隠された古い契約と、自らが担うべき未来を見つめ直す試練となる。永遠の力にすがるのか、傷つきながら巡る命を選ぶのか。少年と少女の選択が国の明日を切り拓く、王道ファンタジー。

『竜鏡の占人 リオランの鏡』(初刊:2014年8月)

竜鏡の占人 リオランの鏡

竜鏡の占人 リオランの鏡 <角川文庫>

発売日:2019年1月24日

長編
あらすじ

東西交易の要衝として栄えるオアシス国家リオラン。ある日、アラバスをはじめとする三人の王子は、美貌の第二王妃カトラッカと腹心エスクリダオにそそのかされ、過去も未来も映し、この世を統べる力を秘めるという〈竜鏡〉を探す旅へ出る。だが、それは世継ぎとなる王子たちを都から遠ざけ、王妃が権力を独占するために仕組んだ罠だった。何も知らず未知の土地へ踏み出した三人を待つのは、奇妙な魔法、危険な取引、そして鏡を巡る幾重もの思惑。王子たちは互いを信じ、旅の裏に潜む陰謀を見抜けるのか。若者たちの知恵と勇気が試される旅が始まる。砂漠と湖の国を舞台に、冒険と権力争いがめくるめく東方異世界ファンタジー。

『双頭の蜥蜴』(初刊:2015年8月)

双頭の蜥蜴

双頭の蜥蜴 <単行本>

発売日:2015年8月20日

長編
あらすじ

ニューヨークで生まれ育ったシエラは、幼い頃に兄を亡くして以来、母との確執を抱え、孤独のなかで生きてきた。唯一心を許した友人アナベルまで交通事故で失い、鬱々とマンハッタンを歩く彼女の前に、不思議な老婆が現れて一粒のトルコ石を手渡す。石に導かれた先は、宝石が特別な力をもつ異世界ヴェレ。そこでシエラは、自分こそが世界を救いうる存在〈石の司〉だと知らされる。喪失に心を閉ざしてきた少女は、突然背負わされた使命と、待ち受ける試練にどう立ち向かうのか。きらめく石々の魔法と冒険を通して、他者との絆を取り戻し、自分の足で人生を選ぶ勇気に目覚めていく。喪失から再生へ向かう希望を描く成長の物語。

『滅びの鐘』(初刊:2016年1月)

滅びの鐘

滅びの鐘 <創元推理文庫>

発売日:2019年8月9日

長編
あらすじ

北国カーランディアでは、土着のカーランド人と征服民アアランド人が、建国以来の緊張を抱えながらも表向きは平穏に暮らしてきた。だが、現王が引き起こしたカーランド人大虐殺によって、かろうじて保たれていた均衡は崩れ去る。娘夫婦を殺された大魔法使いは、悲嘆と怒りのまま平和の象徴である鐘を打ち砕き、大地に封じられていた闇を解き放ってしまう。闇を再び封じられるのは、古より伝わる〈魔が歌〉のみ。憎しみが新たな憎しみを生むなか、人々は敵味方の境を越えて破滅に抗えるのか。歴史の傷と向き合う人々の選択が胸を打つ。二つの民族の記憶と罪、復讐と赦しを、圧倒的なスケールで描く重厚なファンタジー。

『炎のタペストリー』(初刊:2016年3月)

炎のタペストリー

炎のタペストリー <ちくま文庫>

発売日:2019年3月7日

長編
あらすじ

ハルラント聖王国の最西端〈西ノ庄〉で育った少女エヤアルは、幼い頃に魔法を暴走させて災厄を招き、〈炎の鳥〉にその力を奪われた。魔法を失ったまま成長した彼女は、労働力として砦へ連行されるが、その途上で、見聞きしたあらゆる物事を忘れず記憶する新たな能力に目覚める。類稀な力は救いとなるどころか、戦火と陰謀の渦へ彼女を引き寄せていく。国境を越え、異なる文化や思惑に触れる旅のなかで、エヤアルは自分の能力が誰を救い、誰を滅ぼしうるのかを知っていく。運命という糸に絡め取られた少女は、自らの手で未来の図柄を織り上げられるのか。平和か破滅かを問う、壮大な成長と選択の物語。著者渾身の新境地。

『月影の乙女』(初刊:2024年10月)

月影の乙女

月影の乙女 <単行本>

発売日:2024年10月31日

長編
あらすじ

精霊の恵み深き国ハスティア。幼い頃から卓越した魔法を示したジルは、国に仕える魔法師〈フォーリ〉となった。その身には、人は独りで生まれ、独りで生き、独りで死ぬのだと囁き続ける〈月の獣〉が棲んでいる。やがて、竜へ姿を変える王を戴くドリドラヴが豊かな国土を狙って侵攻し、平和だった町々は戦火に踏みにじられていく。だがフォーリは、掟によって魔法で他者を攻撃することを禁じられていた。無辜の民を救うため、力を持ちながら戦えないジルたちは何を選ぶのか。戦うこと、守ることの意味を深く問いかける。孤独を促す内なる声と、誰かを守りたい願いの狭間で、少女が自らの生き方を探す壮大なファンタジー。

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