乾石智子のデビュー作から最新刊まで、全作品を出版順にまとめた完全網羅リストです。「オーリエラントの魔道師」などの人気シリーズの読む順番や、長編・短編集などの分類も分かりやすく表示しています。

あわせて読みたい

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乾石智子のシリーズ作品一覧

オーリエラントの魔道師シリーズ(13作)

  1. 『夜の写本師』
  2. 『魔道師の月』
  3. 『太陽の石』
  4. 『オーリエラントの魔道師たち』
  5. 『沈黙の書』
  6. 『紐結びの魔道師』
  7. 『赤銅の魔女 紐結びの魔道師1』
  8. 『白銀の巫女 紐結びの魔道師2』
  9. 『青炎の剣士 紐結びの魔道師3』
  10. 『イスランの白琥珀』
  11. 『久遠の島』
  12. 『神々の宴 オーリエラントの魔道師たち』
  13. 『夜色表紙の本』

乾石智子のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

闇の虹水晶

闇の虹水晶

闇の虹水晶 <創元推理文庫>

発売日:2018年3月12日

長編

人の感情から石を創り出す〈創石師〉ナイトゥル。その類稀な才能ゆえに、故国を滅ぼし家族を殺した憎い敵へ仕えることを強いられた彼は、生きる気力を失ったまま命じられる仕事を続けていた。力を使えば自らが滅び、使わなければ国が滅びる――逃げ道のない呪いも彼を縛っている。そんなある日、怪我人の傷から取り出した黒い水晶が、見たこともない国の幻を映し出す。謎めいた石は、絶望の底にいるナイトゥルを思いがけない運命へ導いていく。復讐と服従、使命と自由の狭間で、彼は誰のために力を使うのか。闇の結晶が映す未来の先に、彼は希望を見いだせるのか。色彩と感情が響き合う、壮大な異世界ファンタジー。

ディアスと月の誓約

ディアスと月の誓約

ディアスと月の誓約 <ハヤカワ文庫 JA>

発売日:2015年2月20日

長編

かつて魔法使いが月を引き下ろして生み出した、極寒の地で唯一豊穣を誇る王国〈緑の凍土〉。国の繁栄は伝説の鹿サルヴィの角に支えられ、角が崩れるたび災厄が人々を襲ってきた。王子でありながら家臣のもとで育ち、王位争いと無縁に暮らしていた少年ディアスは、異母兄オブンの奸計によって突然故郷を追われる。同じ頃、姪で幼馴染みのアンローサにも危機が迫っていた。夢の中でサルヴィが歌った〈赤き海〉を目指す旅は、王国に隠された古い契約と、自らが担うべき未来を見つめ直す試練となる。永遠の力にすがるのか、傷つきながら巡る命を選ぶのか。少年と少女の選択が国の明日を切り拓く、王道ファンタジー。

竜鏡の占人 リオランの鏡

竜鏡の占人 リオランの鏡

竜鏡の占人 リオランの鏡 <角川文庫>

発売日:2019年1月24日

長編

東西交易の要衝として栄えるオアシス国家リオラン。ある日、アラバスをはじめとする三人の王子は、美貌の第二王妃カトラッカと腹心エスクリダオにそそのかされ、過去も未来も映し、この世を統べる力を秘めるという〈竜鏡〉を探す旅へ出る。だが、それは世継ぎとなる王子たちを都から遠ざけ、王妃が権力を独占するために仕組んだ罠だった。何も知らず未知の土地へ踏み出した三人を待つのは、奇妙な魔法、危険な取引、そして鏡を巡る幾重もの思惑。王子たちは互いを信じ、旅の裏に潜む陰謀を見抜けるのか。若者たちの知恵と勇気が試される旅が始まる。砂漠と湖の国を舞台に、冒険と権力争いがめくるめく東方異世界ファンタジー。

双頭の蜥蜴

双頭の蜥蜴

双頭の蜥蜴 <単行本>

発売日:2015年8月20日

長編

ニューヨークで生まれ育ったシエラは、幼い頃に兄を亡くして以来、母との確執を抱え、孤独のなかで生きてきた。唯一心を許した友人アナベルまで交通事故で失い、鬱々とマンハッタンを歩く彼女の前に、不思議な老婆が現れて一粒のトルコ石を手渡す。石に導かれた先は、宝石が特別な力をもつ異世界ヴェレ。そこでシエラは、自分こそが世界を救いうる存在〈石の司〉だと知らされる。喪失に心を閉ざしてきた少女は、突然背負わされた使命と、待ち受ける試練にどう立ち向かうのか。きらめく石々の魔法と冒険を通して、他者との絆を取り戻し、自分の足で人生を選ぶ勇気に目覚めていく。喪失から再生へ向かう希望を描く成長の物語。

滅びの鐘

滅びの鐘

滅びの鐘 <創元推理文庫>

発売日:2019年8月9日

長編

北国カーランディアでは、土着のカーランド人と征服民アアランド人が、建国以来の緊張を抱えながらも表向きは平穏に暮らしてきた。だが、現王が引き起こしたカーランド人大虐殺によって、かろうじて保たれていた均衡は崩れ去る。娘夫婦を殺された大魔法使いは、悲嘆と怒りのまま平和の象徴である鐘を打ち砕き、大地に封じられていた闇を解き放ってしまう。闇を再び封じられるのは、古より伝わる〈魔が歌〉のみ。憎しみが新たな憎しみを生むなか、人々は敵味方の境を越えて破滅に抗えるのか。歴史の傷と向き合う人々の選択が胸を打つ。二つの民族の記憶と罪、復讐と赦しを、圧倒的なスケールで描く重厚なファンタジー。

炎のタペストリー

炎のタペストリー

炎のタペストリー <ちくま文庫>

発売日:2019年3月7日

長編

ハルラント聖王国の最西端〈西ノ庄〉で育った少女エヤアルは、幼い頃に魔法を暴走させて災厄を招き、〈炎の鳥〉にその力を奪われた。魔法を失ったまま成長した彼女は、労働力として砦へ連行されるが、その途上で、見聞きしたあらゆる物事を忘れず記憶する新たな能力に目覚める。類稀な力は救いとなるどころか、戦火と陰謀の渦へ彼女を引き寄せていく。国境を越え、異なる文化や思惑に触れる旅のなかで、エヤアルは自分の能力が誰を救い、誰を滅ぼしうるのかを知っていく。運命という糸に絡め取られた少女は、自らの手で未来の図柄を織り上げられるのか。平和か破滅かを問う、壮大な成長と選択の物語。著者渾身の新境地。

月影の乙女

月影の乙女

月影の乙女 <単行本>

発売日:2024年10月31日

長編

精霊の恵み深き国ハスティア。幼い頃から卓越した魔法を示したジルは、国に仕える魔法師〈フォーリ〉となった。その身には、人は独りで生まれ、独りで生き、独りで死ぬのだと囁き続ける〈月の獣〉が棲んでいる。やがて、竜へ姿を変える王を戴くドリドラヴが豊かな国土を狙って侵攻し、平和だった町々は戦火に踏みにじられていく。だがフォーリは、掟によって魔法で他者を攻撃することを禁じられていた。無辜の民を救うため、力を持ちながら戦えないジルたちは何を選ぶのか。戦うこと、守ることの意味を深く問いかける。孤独を促す内なる声と、誰かを守りたい願いの狭間で、少女が自らの生き方を探す壮大なファンタジー。