大沢在昌の新刊一覧表
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『柩の狩人』(発売日:2026年5月20日)
新宿歌舞伎町の老朽ビル崩落事故――瓦礫の下から複数の身元不明遺体が発見されるなか、新宿署の佐江刑事は被害者の中に後輩刑事・滝の名を見つけ、強い違和感を覚える。なぜ彼はあの場所にいたのか、そして誰と何を追っていたのか。捜査に協力を申し出た滝の元妻・秋絵とともに、消えた足跡を一つひとつ辿り直すうち、十八年前に闇へ葬られた未解決事件の影が静かに浮かび上がる。背中に虎の入れ墨を持つ男、複数の会員証を所持する謎の女――無関係に見えた断片が一本の線に繋がりはじめたとき、佐江は街の奥に潜む組織の深い闇と向き合うことになる。真実は、死体だけが知っている。狩人シリーズ第6巻。
『リペアラー』(発売日:2025年2月28日)
イラストレーターの想一は、高校時代からの友人でノンフィクションライターのミヤビから、ある調査を手伝ってほしいと頼まれる。四十年前、六本木のとあるビルの屋上で発見された身元不明の死体――当時の警察は事件性なしと判断し、行旅死亡人として処理されていた。依頼主は誰なのか、男はなぜ静かに屋上で死んだのか。当時のビル住人たちを訪ね歩くうち、二人は鍵を握る奇妙な人物に行き着く。過去の謎を追う長編ミステリー。
『夜刑事』(発売日:2024年10月31日)
刑事・岬田は、ある任務の最中に「ヴァンパイア・ウイルス」に感染した。陽光の下では生きられない――昼間は活動できなくなった代わりに、彼の感覚は人間離れした鋭さを獲得する。同じウイルスに感染した犯罪者たちの暗躍と、感染者を殲滅しようとする活動家たち、その狭間で岬田は特別任務を続けながら、自身を感染させた元恋人・明林の行方を追う。著者史上もっとも孤独な刑事が走り出す、夜刑事シリーズ第1巻。
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『魔女の後悔』(発売日:2026年2月18日)
『予幻』(発売日:2025年9月19日)
凄腕ボディガード・キリのもとに、再びフィクサー・睦月から警護の依頼が入る。守るべきは岡崎紅火、女子大学院生にして、先日病死した香港シンクタンク「白果」主宰者・白中峰の娘だった。白は生前、近未来の国際情勢や世界経済を驚異的な的中率で予測した会員向け文書「ホワイトペーパー」を発行しており、その資料は母・静代によって中国公安部の家宅捜索前に日本へ持ち出されていた。ボディガード・キリシリーズ第3巻。
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『語りつづけろ、届くまで』(発売日:2026年11月5日)
食品会社のサラリーマン・坂田勇吉は、新商品の宣伝のため東京下町の老人会に足繁く通っていた。老人たちやボランティアの咲子の信頼を得た彼に、今度は健康枕のセールス指導のバイトが舞い込む。意気揚々と打合せ会場に着いた坂田を待っていたのは、無残な刺殺体だった。ヤクザがらみの厄介な騒動に巻き込まれ、危険は刻一刻と坂田に迫る。シリーズ初の東京下町を舞台に、頼りない坂田が奮闘する坂田勇吉シリーズ第3巻。
『涙はふくな、凍るまで』(発売日:2026年10月6日)
食品会社の宣伝部に勤める坂田勇吉、今度は北海道に出張中。小樽の港でロシア人美女を追う柄の悪い男たちと出くわし、半殺しの目に遭わされたうえ船倉に閉じ込められてしまう。窮地を救ってくれたロシア人男性クラープは、命の恩返しに「あるもの」を稚内まで届けてほしいと頼んできた。今回の相手はロシアン・マフィア――凍てつく北の冬を、頼りないサラリーマンが命がけで疾走する。
『十字架の王女 : 特殊捜査班カルテット3』(発売日:2026年9月25日)
国際組織を率いる藤堂と、暴力集団「本社」の銃撃戦の渦中で、カスミは姿を消した。彼女の足跡を追ううち、カルテットは戦後占領期に遡る、ある極秘の議定書の存在を知る。過去から続く秘密をめぐり、CIAまでも巻き込んだ巨大な抗争が立ち上がる。藤堂の娘であるカスミを救うため、そして自分たちの傷と向き合うため、タケルたちは最後の戦いへ踏み込む。特殊捜査班カルテットシリーズ完結巻。
『走らなあかん、夜明けまで』(発売日:2026年9月2日)
二十七歳のサラリーマン・坂田勇吉、初めての大阪出張。企業秘密の新製品サンプルが入ったアタッシェケースを手違いから堀河組に持って行かれ、取り返すためには、敵対するもう一方の組から取引資金五千万円を夜明けまでに奪い返してこいと無茶な命令を受ける。人質に取られたホステス・まゆみの命を救うため、元ボクサーで焼き鳥屋の金倉の力を借り、頼りない坂田が大阪の夜を駆け回る。
『解放者 : 特殊捜査班カルテット2』(発売日:2026年8月25日)
カスミは、タケルとホウを父・藤堂の知人が運営する薬物依存症患者の更生施設へと連れてくる。藤堂の組織の正体、そして警視正・クチナワと手を組んだ理由――これまで仲間に明かせなかった自分の出自を語るためだった。一方クチナワは、麻薬を無料配布し音楽で若者を集めるゲリラ野外イベント「解放区」と、破壊工作を繰り返す一団に目をつける。潜入を命じられた三人を、巨大な黒幕とチーム分裂の危機が同時に襲う。特殊捜査班カルテットシリーズ第2巻。