大沢在昌作のハードボイルド小説「佐久間公」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『標的走路』『感傷の街角』『漂泊の街角』……です。詳しくは記事をご覧ください。
大沢在昌さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「佐久間公」シリーズ最新刊情報
佐久間公シリーズの最新刊は、2020年7月8日発売の『心では重すぎる』です。詳しくは以下をご覧ください。
心では重すぎる 上 (文春文庫)―2020年7月8日発売
長編小説
私立探偵・佐久間公のもとに、失踪した人気マンガ家を探す依頼が舞い込んだ。調査を進める一方で佐久間は、薬物依存者の更生施設「セイル・オフ」にいる少年、雅宗のため、ある女子高生に接触しようと試みる。雅宗はその彼女に飼い慣らされ、支配されている様子だった。しかも、誰もがその美少女を魔女と呼び恐れていて…。
「佐久間公」シリーズを読む順番
佐久間公シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
標的走路 レスリーへの伝言 (ジュリアーノぶんげい)―2008年2月1日発売
長編小説
ある日の深夜、「僕」はビリヤード場で混血の美青年レスリーと出会う。法律事務所で「調査士」として失踪人を探し出すことを生業とする「僕」のもとに持ち込まれた仕事は、映画の撮影所から姿を消したレスリーを探し出すことだった...。(=「レスリーへの伝言」)
感傷の街角 (角川文庫)―1994年9月20日発売
早川法律事務所に所属する失踪人調査のプロ佐久間公がボトル一本の報酬で引き受けた仕事は、かつて横浜で遊んでいた”元少女”を捜すことだった。著者23歳のデビューを飾った、青春ハードボイルド。
漂泊の街角 (角川文庫)―1995年10月20日発売
佐久間公は芸能プロからの依頼で、失踪した17歳の新人タレントを追ううち、一匹狼のもめごと処理屋・岡江から奇妙な警告を受ける。大沢作品のなかでも屈指の人気を誇る佐久間公シリーズ第2弾。
追跡者の血統 (角川文庫)―1996年10月22日発売
長編小説
六本木の帝王の異名を持つ悪友沢辺が、突然失跡した。沢辺の妹から依頼を受けた佐久間公は、彼の不可解な行動に疑問を持ちつつ、プロのプライドをかけて解明を急ぐ。佐久間公シリーズ初の長編小説。
雪螢 (講談社文庫)―1999年3月12日発売
長編小説
佐久間公が還ってきた傑作ハードボイルド失踪した17歳の少女を捜すため「探偵」は再び自分の生き方を貫く17歳の家出娘を捜して欲しい――更正施設で薬物中毒患者の世話をする佐久間公に、女性実業家からの依頼が舞い込む。失踪人調査を再開した佐久間は、渋谷・六本木・新宿と娘の行方を追う先先でかってのライバル岡江に先を越される。彼女はなぜ追われるのか?大沢ハードボイルドの鮮烈な到達点がここに!
心では重すぎる 上 (文春文庫)―2020年7月8日発売
長編小説
私立探偵・佐久間公のもとに、失踪した人気マンガ家を探す依頼が舞い込んだ。調査を進める一方で佐久間は、薬物依存者の更生施設「セイル・オフ」にいる少年、雅宗のため、ある女子高生に接触しようと試みる。雅宗はその彼女に飼い慣らされ、支配されている様子だった。しかも、誰もがその美少女を魔女と呼び恐れていて…。
心では重すぎる 下 (文春文庫)―2020年7月8日発売
長編小説
探偵の佐久間は、施設を逃げ出した雅宗と女子高生・錦織を訣別させた。しかし、彼女が唆したのか雅宗は自殺してしまう。佐久間は、クスリの利権争いに巻き込まれつつも、全ての謎の背後にあるものを探り当てる。それはある自己啓発セミナーと失踪した人気マンガ家との繋がりだった…。新装版で贈る傑作巨編。