『林真紅郎と五つの謎』から始まる、乾くるみ作のミステリー小説「林四兄弟」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『林真紅郎と五つの謎』『六つの手掛り』『蒼林堂古書店へようこそ』です。詳しくは記事をご覧ください。
乾くるみさんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「林四兄弟」シリーズ刊行順一覧
林四兄弟シリーズは全3作発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
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2003年8月21日 | 短編集 林真紅郎と五つの謎 | |
2009年4月15日 | 短編集 六つの手掛り | |
2010年5月7日 | 短編集 蒼林堂古書店へようこそ |
「林四兄弟」シリーズを読む順番
林四兄弟シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
林真紅郎と五つの謎 (光文社文庫)―2006年8月10日発売
林真紅郎、元法医学者。愛妻を事故で亡くしたのを契機に、勤務先の大学を辞し、35歳の若さで「隠居」生活に入った。そんなある日、12歳の姪と行ったコンサートで事件は起きた。ステージ上のマジックで消えた女性が、トイレの個室で殴打された姿で発見される(「いちばん奥の個室」)。バラバラの謎が真紅郎の脳裏でシンクロするとき、一挙に“事件”は解決する!本格推理の傑作。
六つの手掛り (双葉文庫)―2012年3月15日発売
雪深い山荘で、宿泊者が死体となって発見された。居合わせた人間は知り合ったばかりで、死の真相は不明。だが事件の解明は、その山荘ならではの情景の、些細な変化によってもたらされた(「六つの玉」)。六編のミステリーすべてにおいて見事なロジックが展開される、遊び心満載の一冊、ぜひ覗いてみてください。
蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)―2010年5月7日発売
書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチの大村龍雄、高校生の柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶ―いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。乾くるみがかつてなく優しい筆致で描くピュアハート・ミステリ。