小野不由美のデビュー作から最新刊まで、全作品を出版順にまとめた完全網羅リストです。「悪霊」「ゴーストハント」などの人気シリーズの読む順番や、長編・短編集などの分類も分かりやすく表示しています。

あわせて読みたい

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小野不由美のシリーズ作品一覧

営繕かるかや怪異譚シリーズ(4作)

  1. 『営繕かるかや怪異譚』
  2. 『営繕かるかや怪異譚 : その2』
  3. 『営繕かるかや怪異譚 : その3』
  4. 『営繕かるかや怪異譚 : その4』

悪霊シリーズ(10作)

  1. 『悪霊がいっぱい!?』
  2. 『悪霊がホントにいっぱい!』
  3. 『悪霊がいっぱいで眠れない』
  4. 『悪霊はひとりぼっち』
  5. 『悪霊になりたくない!』
  6. 『悪霊とよばないで』
  7. 『悪霊だってヘイキ! : 上』
  8. 『悪霊だってヘイキ! : 下』
  9. 『悪夢の棲む家 : ゴースト・ハント : 上』
  10. 『悪夢の棲む家 : ゴースト・ハント : 下』

十二国記シリーズ(16作)

  1. 『魔性の子』
  2. 『月の影 影の海 : 上』
  3. 『月の影 影の海 : 下』
  4. 『風の海 迷宮の岸』
  5. 『東の海神 西の滄海』
  6. 『風の万里 黎明の空 : 上』
  7. 『風の万里 黎明の空 : 下』
  8. 『図南の翼』
  9. 『黄昏の岸 暁の天』
  10. 『華胥の幽夢』
  11. 『丕緒の鳥』
  12. 『白銀の墟 玄の月 : 第1巻』
  13. 『白銀の墟 玄の月 : 第2巻』
  14. 『白銀の墟 玄の月 : 第3巻』
  15. 『白銀の墟 玄の月 : 第4巻』
  16. 『幽冥の岸』

ゴーストハントシリーズ(7作)

  1. 『ゴーストハント : 1 (旧校舎怪談)』
  2. 『ゴーストハント : 2 (人形の檻)』
  3. 『ゴーストハント : 3 (乙女ノ祈リ)』
  4. 『ゴーストハント : 4 (死霊遊戯)』
  5. 『ゴーストハント : 5 (鮮血の迷宮)』
  6. 『ゴーストハント : 6 (海からくるもの)』
  7. 『ゴーストハント : 7 (扉を開けて)』

小野不由美のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

バースデイ・イブは眠れない

バースデイ・イブは眠れない

バースデイ・イブは眠れない <講談社X文庫. Teen's heart>

発売日:1988年9月1日

長編

高校生の夕香は、憧れの先輩・万里に誘われ、劇団「キャスト」の世界へ足を踏み入れる。初めて触れる舞台稽古、華やかな仲間たち、胸をざわつかせる恋の気配——憧れに満ちた日々は、やがて劇団内に漂う不穏な空気と、思いがけない事件によって揺らぎはじめる。少女小説らしい瑞々しさの中にサスペンスを忍ばせた、小野不由美の記念すべきデビュー作。

悪霊なんかこわくない

悪霊なんかこわくない

悪霊なんかこわくない <講談社X文庫. Teen's heart>

発売日:1988年12月1日

長編

嫁ぎ先の山里から、姉のSOSが届いた。駆けつけた杳の前に現れたのは、頬のこけた痛々しい姉の姿だった。夜ごと姉を縛り上げる金縛り、ふっと現れて笑みを残し壁の中へ消えていく謎めいた少年——人の手の及ばぬ「何か」がこの家に棲み着いている。怪しげな旧家・磯川家の末息子である蓮と手を組み、杳は姉を取り戻すべく異常な現象の核心へと挑んでいく。小野不由美最初期の単発ホラー。

メフィストとワルツ!

メフィストとワルツ!

メフィストとワルツ! <講談社X文庫. Teen's heart>

発売日:1988年12月1日

長編

愛し合う恋人同士に交わされる甘い囁きはトキメキの源だが、誘惑の悪魔メフィストの囁きはまるで別物——劇団「キャスト」のメンバーたちが、なぜか次々と恋愛トラブルに巻き込まれていく。高校生の夕香にも例外なく魔の手が伸びはじめ、恋人・万里とともに「メフィストこらしめ作戦」が幕を開ける。罠を仕掛けたつもりが、いつのまにか自分が罠の中に。本物の悪魔は、いったい誰なのか。前作『バースデイ・イブは眠れない』の続編にあたる、ライト&ミステリアスなホラー第二弾。

呪われた十七歳

呪われた十七歳

呪われた十七歳 <パンプキン文庫>

発売日:1990年7月1日

長編

従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。毎年の慣わしどおり、直樹は妹・典子と共に隆の住む花の里を訪れるが、木蓮や馬酔木が咲き乱れる桃源郷のような家には、母・美紀子に対する冷ややかな空気が漂い、優しいはずの隆の眼差しは昏く沈んでいた。「あの女が、迎えに来る…」毎夜部屋を訪れる気配に苛立つ隆。二人の少年に絡みつく古い因縁を描く、小野不由美初期の本格少女ホラー。後に『過ぎる十七の春』として改稿復刊。

グリーンホームの亡霊たち

グリーンホームの亡霊たち

グリーンホームの亡霊たち <パンプキン文庫>

発売日:1990年11月1日

長編

父の再婚を機に、高校生の浩志は一人暮らしを始めることになった。新居に選んだのは、近隣でも噂が絶えないアパート「ハイツ・グリーンホーム」九号室。引っ越しの当日、空っぽのはずの郵便受けには、ぷらぷらと揺れる白い人形の首が一つだけ入っていた。「出ていったほうがいいよ」——薄気味悪い隣人が漏らす言葉の真意は何か。少年がたった一人で立ち向かう「家」の悪意を描く、小野不由美初期のホラー&ミステリ。後に『緑の我が家』として改稿復刊。

東京異聞

東京異聞

東京異聞 <新潮文庫>

発売日:1999年4月26日

長編

築かれてから二十九年、帝都・東亰の夜に奇怪な事件が次々と影を落とす。男を物見台から突き落とす火炎魔人、長い爪で人を切り裂く闇御前、人魂売りに首遣い——眠らぬ街の暗がりに棲むものは、本物の妖か、それとも人の手の所業か。新聞記者・平河新太郎は香具師の万造と組んで噂の正体を追い、名家・鷹司家の昏い内紛へ近づいていく。明治の薫り漂う伝奇ミステリ。

過ぎる十七の春

過ぎる十七の春

過ぎる十七の春 <角川文庫>

発売日:2023年1月24日

長編

花や草木に埋もれた山里に建つ、古い隆の家——三月、従兄弟の暮らすその家を訪れた直樹と妹・典子は、いつもとは違う家族の空気を肌で感じ取る。優しいはずの隆の眼差しは昏く沈み、母・美紀子に向ける態度はどこかよそよそしい。やがて、夜ごとに部屋を訪れる気配、ささやかれる「迎えに来る」という囁き、そして十七歳の誕生日が迫るほどに膨らんでいく不穏。初期作を改稿のうえ甦らせた本格少女ホラー。

緑の我が家

緑の我が家

緑の我が家 <角川文庫>

発売日:2022年10月24日

長編

父の再婚を機に、高校生の荒川浩志が一人暮らしを始めることになった。選んだのは、噂の絶えない幽霊アパート「ハイツ・グリーンホーム」九号室。引っ越し初日、誰もいないはずの郵便受けの中に、白く小さな人形の首がただ一つ放り込まれていた——。隣人の薄気味悪い忠告、夜ごと響く物音、そして家そのものが放つ言いようのない悪意。少年は怖るおそる謎の正体に近づいていく。小野不由美の「家」ホラーの原点を改稿復刊した、本格ジュブナイル・ホラーの代表作。

屍鬼 : 1

屍鬼 : 1

屍鬼 : 1 <新潮文庫>

発売日:2002年1月30日

長編

人口千三百余の山あいの集落・外場村。三方を尾根に囲まれ、樅の林に抱かれて生きてきた静かな村は、ある夏、猛暑とともに静かに崩れはじめる。山中で発見された複数の腐乱死体、相次ぐ村人の不審死、そして黒い瀟洒な洋館に越してきた謎めいた一家——疫病なのか、それとも別の「何か」なのか。若き医師、僧侶、少年たちなど多様な視点から積み上げられていく不穏のレポート、群像長編ホラー『屍鬼』第1巻。

屍鬼 : 2

屍鬼 : 2

屍鬼 : 2 <新潮文庫>

発売日:2002年1月30日

長編

夏が深まるにつれ、外場村の死者は止まる気配を見せない。検死を続ける医師は、死者たちに共通する微細な異常に気づきはじめ、家々を回る僧侶は失われていく檀家の数に深い違和感を募らせる。村人たちは静かに葬式を重ね、洋館の家族はその間も村と関わろうとしない——増え続ける死は天災なのか、それとも人災なのか。輪郭の定まらぬ脅威が、外場を内側からじわじわと侵食していく、群像長編ホラー『屍鬼』第2巻。

屍鬼 : 3

屍鬼 : 3

屍鬼 : 3 <新潮文庫>

発売日:2002年2月28日

長編

夜の外場には、もう誰もいないはずの家から漏れる物音、村道を歩く見知らぬ影、こちらをじっと見つめる視線が満ちはじめる。死んだはずの誰かを見た——そんな証言がぽつぽつと囁かれはじめ、医師の脳裡には恐るべき仮説が浮かぶ。村は今、いったい何に侵されているのか。若き僧侶もまた、自身の信仰と村の現実との間で大きく揺れ動いていく。霊と疫病の境界が崩れていく物語の中盤、群像長編ホラー『屍鬼』第3巻。

屍鬼 : 4

屍鬼 : 4

屍鬼 : 4 <新潮文庫>

発売日:2002年2月28日

長編

外場村を覆っていた静かな崩壊が、いよいよ表に噴き出していく。家族を失う者、変わり果てた者、そして「夜」の側に立ってしまう者——人と人ならざるものとの境界が踏み越えられ、村は二つの陣営に分かたれてしまう。誰が生者で、誰がそうでないのか。長く積み重なってきた日常の絆と、噴き出した恐怖が真っ向から衝突するとき、人は何を選び取るのか。物語が大きな転換を迎える、群像長編ホラー『屍鬼』第4巻。

屍鬼 : 5

屍鬼 : 5

屍鬼 : 5 <新潮文庫>

発売日:2002年2月28日

長編

祭囃子が響く頃、外場村は血と炎に覆われていく。生き残った者たちは、村を呑み込んだ「異常」との最後の対決に挑むが、その戦いは正義とも善悪とも測りがたい色を帯びていく。誰のための殺戮なのか、誰が裁かれ、誰が逃げ延びるのか——疫病とも怪異とも呼びがたい現象の果てに残るものを、容赦なく描き切る。連続する死の物語が辿り着く凄絶な結末、群像長編ホラー『屍鬼』完結巻。

黒祠の島

黒祠の島

黒祠の島 <新潮文庫>

発売日:2007年6月28日

長編

調査事務所を営む式部剛は、親しくしていた女性作家・葛木志保の消息を絶って以来、彼女の故郷である九州北西の孤島・夜叉島を訪れる。だが島の住人たちは外部の者を頑なに拒み、まともに口を開こうとしない。「志保はもう死んだ」——村医師から告げられた言葉と、明らかに不自然な死の状況。式部は閉ざされた共同体の中で、邪教として弾圧された「黒祠」の歴史を辿りながら真相に近づいていく。本格推理と土俗の暗がりが融け合う、小野不由美渾身の長編ミステリ。

くらのかみ

くらのかみ

くらのかみ <講談社文庫>

発売日:2024年7月12日

長編

小学六年生の耕介は、亡き母の本家に初めて足を踏み入れる。古びた屋敷で行われるのは、後継者を決めるための親族の集まり。集まった子どもたちと蔵座敷で遊んでいるうちに、耕介はふと一人増えていることに気づく——どうやら座敷童子が紛れ込んでしまったらしい。だが大人たちはそのことに気づかぬまま、夕食の席でドクゼリ騒ぎが起き、屋敷を巡る不可解な事件が連鎖していく。誰が紛れ込んだのか、誰が事件を仕組んだのか——子どもたちが二重の謎に挑む本格ミステリ。

鬼談百景

鬼談百景

鬼談百景 <角川文庫>

発売日:2015年7月25日

短編集

学校の七不思議、マンションの一室から響くはずのない音、廃病院に立つ白い影、何度しまっても美術室の中央に置かれている曰くつきの白い画布——日常のすぐ脇に滑り込んでくる、九十九の怪。虚実なかばする短い話ばかりなのに、読み進めるほどに足元の確かさが揺らいでいく恐怖を綴った怪談文芸。長編ホラー『残穢』と地続きの世界を持つ、百物語形式の一冊。

残穢

残穢

残穢 <新潮文庫>

発売日:2015年7月29日

長編

小説家の「私」のもとに、ある読者から不思議な体験談を綴った手紙が届く。住んでいる部屋でときどき聞こえる、説明のつかない音——ささやかな違和を辿るうちに、土地と建物の履歴は思いがけない方向へと開いていき、もっと古い別の異変へと繋がっていく。一つの怪異が次の怪異を呼び、忌まわしい記憶は土地に地層のように積み重なっていた。ルポルタージュ形式で淡々と検証されるからこそ怖い、土地と「穢れ」の連鎖を描く一冊。山本周五郎賞受賞作。