長岡弘樹のデビュー作から最新刊まで、全作品を出版順にまとめた完全網羅リストです。「教場」「傍聞き」などの人気シリーズの読む順番や、長編・短編集などの分類も分かりやすく表示しています。

あわせて読みたい

当サイトで紹介している作家さんは下のリンク先でまとめています。

長岡弘樹のシリーズ作品一覧

教場シリーズ(8作)

  1. 『教場』
  2. 『教場2』
  3. 『教場0 刑事指導官・風間公親』
  4. 『風間教場』
  5. 『教場X 刑事指導官・風間公親』
  6. 『新・教場』
  7. 『新・教場2』
  8. 『教場Ω 刑事・風間公親』

傍聞きシリーズ(2作)

  1. 『緋色の残響』
  2. 『球形の囁き』

長岡弘樹のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

陽だまりの偽り

陽だまりの偽り

陽だまりの偽り <双葉文庫>

発売日:2008年8月5日

短編集

善意からついた小さな嘘、見栄、思い込み。日常のささやかな綻びが、やがて思いもよらない事件と結びついていく。罪を隠そうとする者、誰かを守るために真実を伏せる者、言葉にできない思いを抱える者たち。丹念に配置された伏線が鮮やかに反転し、苦さの奥に人の温もりを残す。短編ミステリーの名手・長岡弘樹の原点を味わえるデビュー作品集。

傍聞き

傍聞き

傍聞き <双葉文庫>

発売日:2011年9月15日

短編集

娘の不可解な行動に心を乱す女性刑事。仕事と子育てのはざまで悩む彼女は、直接ではなく傍らで聞くからこそ本音を引き出せる「傍聞き」の力を、思いがけない形で娘から教えられる。表題作をはじめ、追い詰められた人々の選択と、そこに隠された切実な思いを描く四編。緻密な伏線と鮮やかな反転の先に、人間への温かな眼差しが残る短編ミステリー集。

線の波紋

線の波紋

線の波紋 <小学館文庫>

発売日:2012年11月6日

長編

娘の死を告げる不気味ないたずら電話、幼い子どもの誘拐、証言から浮かび上がった容疑者。別々に見えた出来事は、一本の線が水面に波紋を広げるように、関わった人々の人生を次々と揺らしていく。捜査する者、被害者家族、罪を抱える者の視点が交差し、善意と悪意の境目さえ曖昧になっていく。四つの章が一つの真相へ収束する、連作長編ミステリー。

波形の声

波形の声

波形の声 <徳間文庫>

発売日:2017年2月3日

短編集

小学生が自宅で襲われ、補助教員の谷村梢に疑いの目が向けられる。少年は直前、ある教師の万引きを目撃したと梢に告げていた。事件の周囲に残された声や行動のわずかな揺らぎは、何を語っているのか。表題作をはじめ、学校、家庭、職場など身近な場所で生じる謎を描く七編。見慣れた日常の奥に潜む切実な事情を、精巧な伏線と意外な着地で照らす短編集。

群青のタンデム

群青のタンデム

群青のタンデム <ハルキ文庫>

発売日:2016年7月13日

短編集

警察学校の同期として出会った戸柏耕史と陶山史香。互いを強く意識し、競い合いながら警察官としての道を歩み始めた二人は、交番勤務、捜査、昇進と、それぞれの現場で難題に向き合っていく。近づいては離れ、同じ方向を見ながらも素直になれない二人の関係は、長い歳月の中でどう変わるのか。事件の謎と警察官人生を重ねて描く、ほろ苦い連作ミステリー。

赤い刻印

赤い刻印

赤い刻印 <双葉文庫>

発売日:2019年3月14日

短編集

刑事の母・啓子のもとへ毎年届く、差出人不明のお守り。中学生の娘・菜月とともにその由来をたどると、封印されていた家族の過去と未解決事件が静かに結びつき始める。記憶に障害を抱えた医学生、息子の死の真相を求める父、家族の介護に追い詰められた女性――切実な事情を抱える人々の謎を描く四編。周到な伏線と意外な反転が、人生の哀歓を浮かび上がらせる。

白衣の噓

白衣の噓

白衣の噓 <角川文庫>

発売日:2019年1月24日

短編集

医師や患者が口にする嘘は、誰を守り、何を隠しているのか。苦手な縫合を克服しようと練習を重ねる内科医は、担当患者が抱える秘密に気づく。診断、治療、看取りという極限の場で交わされる言葉と、白衣の奥に秘めた迷いや罪悪感。医療現場の日常に潜む謎を、鋭い観察と繊細な人間描写で解き明かす六編。意外な真相の先に、命と向き合う者たちの矜持が残る医療ミステリー集。

時が見下ろす町

時が見下ろす町

時が見下ろす町 <祥伝社文庫>

発売日:2019年10月11日

短編集

町の時間を見守ってきた老舗・時世堂百貨店。その建物と周辺では、働く人や訪れる客たちが、それぞれに過去の傷や秘密を抱えている。何気ない失敗、不可解な行動、思いがけない事件は、長い年月の中で積み重なった記憶へとつながっていく。町を一つの舞台に、異なる人生が静かに交差する連作短編集。精緻な伏線と鮮やかな反転が、人の弱さと再生を温かく映し出す。

血縁

血縁

血縁 <集英社文庫>

発売日:2019年9月20日

短編集

親子、夫婦、きょうだい、そして他人同士。誰かを強く思う気持ちは、ときに救いとなり、ときに罪の引き金となる。日常の中で起きた不可解な出来事を追ううち、当事者さえ気づかなかった結びつきと切実な願いが浮かび上がる。家族という近くて遠い関係を多彩な角度から描く七編。巧妙な仕掛けと予想外の真相、ほろ苦さと温もりが同居する人間ミステリー集。

にらみ

にらみ

にらみ <光文社文庫>

発売日:2021年1月13日

短編集

刑事が公判を傍聴し、被告が供述を変えないか見張る任務「にらみ」。かつてその任務で見た男が新たな殺人事件の容疑者となったとき、刑事は供述と現場の小さな食い違いに気づく。表題作をはじめ、餞別、遺品、実況中継など、ありふれた物や行動に刻まれた違和感から真相を導く七編。意表を突く仕掛けの奥に、罪を犯す者と寄り添う者の複雑な心が浮かぶ短編集。

道具箱はささやく

道具箱はささやく

道具箱はささやく <祥伝社文庫>

発売日:2021年9月10日

短編集

誘拐事件の容疑者を追う刑事たちは、わずかな隙に男を大勢のパーティー客の中へ逃してしまう。手がかりは古い顔写真だけ。身近な道具、癖、色、音、視線――見落とされがちな細部が、事件を解く鍵へと変わっていく。原稿用紙二十枚という短さに、緻密な伏線と鮮やかな反転を凝縮した十八編。日常の一瞬を切り取り、人間の欲や哀しみまで映し出す掌編ミステリー集。

夏の終わりの時間割

夏の終わりの時間割

夏の終わりの時間割 <講談社文庫>

発売日:2021年7月15日

短編集

小学六年生の祥の友人・信に、放火の疑いがかけられた。知的障害のある信の不自然な行動に気づいた祥は、残り少ない夏休みの時間を使い、その真意へ近づこうとする。震災で職を失った男、認知症患者に寄り添う介護福祉士、同じ家を再び狙う空き巣――困難の中で懸命に生きる人々を描く六編。意外な真相の先に救いと余韻が残る、ほろ苦くも温かなミステリー集。

119

119

119 <文春文庫>

発売日:2022年3月8日

短編集

火災、救急、救助の最前線で命と向き合う消防士たち。休暇中に火事を発見した女性レスキュー隊員、現場で過去の記憶に揺れる者、仲間や家族への思いを抱えながら判断を迫られる者。緊迫した災害現場の裏で、恋人、親子、上司と部下の関係が複雑に絡み合う。ある消防署を舞台に十年の歳月をつないだ九編。小さな違和感が驚きの真相へ変わる連作ミステリー。

つながりません スクリプター事件File

つながりません スクリプター事件File

つながりません スクリプター事件File <ハルキ文庫>

発売日:2024年6月14日

短編集

映画やドラマの撮影内容を記録し、場面同士の整合性を守るスクリプター・真野韻。監督にも物怖じせず「つながりません」と告げる彼女は、撮影現場で見過ごされかけた矛盾にも鋭く反応する。小道具、俳優の動き、映像の連続性に潜む違和感から、人間の欲や罪が露わになっていく。華やかな映像制作の舞台裏を背景に、七つの事件を描く連作ミステリー。

幕間のモノローグ

幕間のモノローグ

幕間のモノローグ <PHP文芸文庫>

発売日:2024年1月11日

短編集

演劇学校の講師であり、ベテラン俳優でもある南雲草介。顔を売りたいはずの斬られ役が、なぜカメラに背を向けて倒れたのか。俳優のマネージャーは、なぜわざと事故に遭ったのか。ドラマや映画の撮影現場で起きる不可解な事件を、南雲は演技を見る目で読み解いていく。台詞、立ち位置、表情に隠された「芝居」の裏から、俳優たちの罪と切実な事情が浮かぶ連作ミステリー。

巨鳥の影

巨鳥の影

巨鳥の影 <徳間文庫>

発売日:2025年5月9日

短編集

犯罪の傍らに現れる鳥、魚、虫、獣たち。その姿や習性、残された痕跡は、ときに人間の言葉より雄弁に事件の真相を物語る。ありふれた日常で生じた違和感を追ううち、登場人物たちが胸に秘めた後悔や願いが浮かび上がっていく。表題作をはじめ、生き物と人間の関わりを軸にした八編。短い物語の中に精巧な伏線と意外な反転、温かな余韻を封じ込めたミステリー集。

白衣の断罪者

白衣の断罪者

白衣の断罪者 <角川文庫>

発売日:2026年9月25日(予約商品)

長編

脳外科医の敦也と看護師の菜々穂は、かつて両親を殺された過去を背負いながら同じ病院で働いている。その犯人として裁かれた死刑囚に冤罪の可能性が浮上したとき、二人の記憶と信念は大きく揺らぎ始める。被害者遺族としての感情と、目の前の命を救う医療従事者としての使命。相反する思いのはざまで選ぶべき真実とは。白い病院を舞台に、命と贖罪を問う医療サスペンス。

切願 自選ミステリー短編集

切願 自選ミステリー短編集

切願 自選ミステリー短編集 <双葉文庫>

発売日:2023年3月15日

短編集

果たしたい約束、守りたい相手、取り戻せない過去。登場人物たちの切実な願いは、日常の小さな謎や思いがけない事件を呼び寄せる。デビューの契機となった「真夏の車輪」をはじめ、作家自身が選んだ六編を収録。巧妙な伏線、短い物語を一変させる予想外の結末、その後に残るビターな人間ドラマ。長岡ミステリーの原点と持ち味を一冊で味わえる自選傑作集。

交番相談員 百目鬼巴

交番相談員 百目鬼巴

交番相談員 百目鬼巴 <単行本>

発売日:2025年4月9日

短編集

警察を定年退職し、非常勤の交番相談員として働く百目鬼巴。どこにでもいそうな「おばさん」に見える彼女は、現役警察官が見過ごす矛盾を拾い上げ、組織の内側に隠された不正や罪を見抜いていく。相談者の言葉、交番の裏庭、わずかな痕跡から浮かぶのは、正義を掲げる者たちの暗部。交番という最前線を舞台に、異色の探偵役が警察官の闇へ切り込む六編の連作ミステリー。