長岡弘樹作の警察小説「教場」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『教場』『教場2』『教場0 刑事指導官・風間公親』……です。詳しくは記事をご覧ください。
長岡弘樹さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「教場」シリーズ刊行順一覧
教場シリーズは全5作発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
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2013年6月19日 | 短編集 教場 | |
2016年2月23日 | 短編集 教場2 | |
2017年9月26日 | 短編集 教場0 刑事指導官・風間公親 | |
2019年12月18日 | 風間教場 | |
2021年8月27日 | 短編集 教場X 刑事指導官・風間公親 |
「教場」シリーズを読む順番
教場シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
教場 (小学館文庫)―2015年12月8日発売
君には、警察学校をやめてもらう。この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。警察学校初任科第九十八期短期課程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。週刊文春「2013年ミステリーベスト10」国内部門第1位、宝島社「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編第2位、2014年本屋大賞第6位に輝き、80以上のメディアに取り上げられた既視感ゼロの警察小説!累計30万部突破!オビコメントは、横山秀夫さん。【編集担当からのおすすめ情報】待望の続編、ついに登場!『教場2』、2016年2月末日発売!
教場 (2) (小学館文庫)―2017年12月6日発売
必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。白髪隻眼の鬼教官・風間公親のもとに、初任科第百期短期課程の生徒達が入校してきた。半年間、地獄の試練を次々と乗り越えていかなければ、卒業は覚束ない。ミスを犯せば、タイムリミット一週間の“退校宣告”が下される。総代を狙う元医師の桐沢、頑強な刑事志望の仁志川など、生徒たちも曲者揃いだ。その中でも「警察に恨みがある」という美浦は、異色の存在だった。成績優秀ながら武道が苦手な美浦の抱えている過去とは?数々の栄冠に輝いた前代未聞の警察学校小説、待望の続編!
風間教場 (小学館文庫)―2020年12月8日発売
長編小説
第百二期短期課程の仮入校を控える警察学校で、新任の久光校長が風間公親教官に命じたのは「退校者ゼロ」の教場作りだった。落伍者が出れば、責任者の風間もクビだと言う。刑事指導官時代に現場を共にした平優羽子を助教に、第九十八期の卒業生・宮坂定を現役警察官兼生徒の世話係に迎え、緊迫の新学期が始まった。風間教場では、備品の紛失、生徒の妊娠発覚など問題が頻発する。厳しい指導で生徒を篩にかけ、警察官の資質がないと判断するや即刻はじき出してきた鬼教官の、新たなミッション達成なるか!?TVドラマ化で話題の警察小説、初の長編となる第四弾。
教場X 刑事指導官・風間公親 (小学館文庫 な 17-6)―2022年12月6日発売
●第1話 硝薬の裁き益野紳佑の妻才佳は、半年前、車にはねられ亡くなった。事故の唯一の目撃者は娘の麗馨だった。警察は幼い麗馨の証言を採用せず、犯人とされた男は不起訴となっていた。●第2話 妄信の果て大学四年生の戸森研策は、地元新聞社から内定を得た。ゼミ論文の単位が取得できれば卒業も確定する。前途洋々の戸森のもとへ、担当教授から突然の連絡が入る。●第3話 橋上の残影経理事務の仕事をしている篠木瑤子は、十年前に恋人を自死により失っている。その死の原因となった男は刑期を終え、娑婆でのうのうと暮らしていた。●第4話 孤独の胞衣短大生の萱場千寿留は工芸家の浦真幹夫と関係を持ち、妊娠した。浦真は中絶費用を渡し、海外に旅立ったが、千寿留は新しい生命の誕生を待ちわびていた。●第5話 闇中の白霧名越研弥は、闇サイト経由で違法な薬物や商品を仕入れ、莫大な冨を得た。そろそろ足を洗いたいのだが、相棒の小田島澄葉を説得できずにいた。●第6話 仏罰の報い著名な有機化学者である清家総一郎は実験中の事故で両目に劇薬を浴び、一線を退いた。隠棲生活を送る清家の悩みの種は、娘・紗季の夫の素行だった。