池井戸潤のデビュー作から最新刊まで、全作品を出版順にまとめた完全網羅リストです。「半沢直樹」「下町ロケット」などの人気シリーズの読む順番や、長編・短編集などの分類も分かりやすく表示しています。

あわせて読みたい

当サイトで紹介している作家さんは下のリンク先でまとめています。

池井戸潤のシリーズ作品一覧

花咲舞シリーズ(2作)

  1. 『不祥事』
  2. 『花咲舞が黙ってない』

半沢直樹シリーズ(5作)

  1. 『半沢直樹1 : オレたちバブル入行組』
  2. 『半沢直樹2 : オレたち花のバブル組』
  3. 『半沢直樹3 : ロスジェネの逆襲』
  4. 『半沢直樹4 : 銀翼のイカロス』
  5. 『半沢直樹 : アルルカンと道化師』

民王シリーズ(2作)

  1. 『民王』
  2. 『民王 : シベリアの陰謀』

下町ロケットシリーズ(4作)

  1. 『下町ロケット』
  2. 『下町ロケット : ガウディ計画』
  3. 『下町ロケット : ゴースト』
  4. 『下町ロケット : ヤタガラス』

ハヤブサ消防団シリーズ(2作)

  1. 『ハヤブサ消防団』
  2. 『ハヤブサ消防団 : 森へつづく道』

池井戸潤のノンシリーズ(単発)作品一覧(刊行順)

果つる底なき

果つる底なき

果つる底なき <講談社文庫>

発売日:2026年1月15日

長編

銀行員・坂本が突然亡くなった。死因はアレルギーショック。彼が遺した「これは貸しだからね」という謎の言葉、焦げ付いた三千万円の不正融資と「109」と記された一枚のメモ――。同じ二都銀行渋谷支店で融資課を率いる伊木遥は、坂本の死の裏に組織の闇を嗅ぎ取り、たった一人で真相究明に挑む。坂本の妻・洋子は、かつての伊木の恋人だった。亡き親友のため、愛する人のため、そして自分自身のため。組織の論理と過去の因縁が交錯するなか、伊木が辿り着く果つる底なき闇とは。第44回江戸川乱歩賞を受賞した、池井戸潤の原点にして金融ミステリーの傑作。

架空通貨

架空通貨

架空通貨 <講談社文庫>

発売日:2026年2月13日

長編

高校教師・辛島の元へ、教え子の女子高生・明日香が父の会社の異変を訴えてきた。父が経営する企業は突然倒産の危機に瀕し、地方都市全体が異様な空気に包まれている。元商社マンの辛島は、教え子のためにその深い闇に足を踏み入れていく。やがて見えてきたのは、円より強い力を持つ「闇の通貨」の存在だった。人も企業も銀行も、すべてを支配する地下経済の構造――。一介の社会科教師が、地方経済を牛耳る企業帝国の王に立ち向かう。江戸川乱歩賞受賞後の第一作にして、池井戸潤の経済ミステリー作家としての真骨頂を示す力作。

銀行狐

銀行狐

銀行狐 <講談社文庫>

発売日:2020年2月14日

短編集

帝都銀行の頭取宛に届いた、「狐」と名乗る差出人からの脅迫状。「あほどもへ てんちゅー くだす」――要求もなく、ただ天誅を予告するメッセージ。やがて顧客情報の流出、保険会社員への襲撃と、犯行は次第にエスカレートしていく。一方、銀行の貸金庫からは老婆の生首が発見される。金にまつわる人間模様と、平凡な日常に走る一筋の亀裂。誘惑、憎悪、悲しみ、そして恨み――。動機は人の数だけある。銀行という閉ざされた組織に潜む五つの闇を、池井戸潤の冴え渡る筆致で描き出した珠玉のマネーミステリー短編集。

銀行総務特命

銀行総務特命

銀行総務特命 <講談社文庫>

発売日:2011年11月

短編集

帝都銀行で唯一、行内の不祥事処理を任された総務部の指宿修平。顧客名簿の流出、現役行員のAV出演疑惑、幹部による裏金作り――伏魔殿と化したメガバンクで、次々と舞い込むスキャンダルの数々を、指宿は奔走しながら捌いていく。だが腐敗した組織は、彼の動きを封じる罠を着々と用意していた。情報漏洩、横領、偽造、背任。あらゆる「不祥事」の裏に潜む人間の業と組織の論理を、池井戸潤が鋭利な筆で炙り出す。意外な仕掛けに唸らされる傑作銀行ミステリー。ドラマ『花咲舞が黙ってない』の原作。

Mist

Mist

Mist <双葉文庫>

発売日:2005年7月20日

長編

標高五百メートルの高原の町・志園。風光明媚な観光地で、ある会社の経営者の死体が発見された。喉を鋭利な刃物で切り裂かれた手口は、犯人の存在を雄弁に物語っていた。だが捜査は難航し、第二、第三の事件が立て続けに発生する。被害者はみな同じ手口で殺されていた。志園駐在の警察官・蒲松丈五郎は、五年前に東京で起きた未解決事件との奇妙な符合に気付き、霧のように姿を見せぬ犯人の正体へと迫っていく。経済小説の旗手・池井戸潤が放つ異色の本格サスペンス。山奥の静寂に潜む殺意の正体とは。

仇敵

仇敵

仇敵 <実業之日本社文庫>

発売日:2016年4月6日

短編集

かつて都市銀行のエリート行員として、次代の役員候補と目された恋窪商太郎。だが、ある不祥事の責任を負って職を追われた彼は今、地方銀行・東都南銀行で平穏な事務職員として日々を送っていた。融資課の若手・松木から持ち込まれる行内の異変や顧客の窮地を、過去の経験と知識を武器に解きほぐすうち、恋窪は思わぬ充実感を見出していく。だが、ある日突然、彼の人生を狂わせた憎き「仇敵」が再び姿を現す――。男たちの矜持と復讐、銀行に渦巻く欲望と思惑。池井戸潤が描き切る濃密な人間ドラマ。

BT'63 : 上

BT'63 : 上

BT'63 : 上 <講談社文庫>

発売日:2023年5月16日

長編

琢磨は精神を病み、入退院を繰り返したあげく、妻からも見放された男だった。亡父の遺品を手にしたその瞬間、彼の脳裏に蘇ったのは、生まれる前――一九六三年の光景。そこには若き日の父・史郎の姿があった。父が運送会社で挑んだ画期的な新事業、そして母ではない女性との恋。父の足取りに違和感を覚えた琢磨は、過去と現在を行き来しながら、知られざる真実に迫っていく。なぜ自分は今、父の人生を見せられているのか。池井戸潤が「自分にとって特別な小説」と語る、感涙の長編ミステリー、上巻。

BT'63 : 下

BT'63 : 下

BT'63 : 下 <講談社文庫>

発売日:2023年5月16日

長編

過去へと送られた琢磨が目の当たりにしたのは、若き父・史郎が直面する過酷な試練の日々だった。呪われたトラックBT21号、その運転手たちが次々と謎の死を遂げていく。背後で糸を引くのは、闇の住人・成沢、そして異形の殺し屋・猫寅。史郎が精魂を注いだ新事業もまた、巨大な陰謀によって崩壊の危機に瀕する。さらに愛する鏡子までもが成沢の罠に堕ちていき、史郎は苦悩の選択を迫られる。父はいかなる答えを出したのか――。絶望を生き抜いた先にこそ希望はあるのか。池井戸潤渾身の超大作、感動の完結編。

最終退行

最終退行

最終退行 <小学館文庫>

発売日:2007年5月15日

長編

東京第一銀行羽田支店の副支店長・蓮沼憲司、四十歳。長年勤勉に銀行員人生を歩んできた彼は、強引な貸し剥がしの末に取引先の社長を自殺へと追い込んだ銀行の冷酷な対応に、ついに反旗を翻す決意を固める。同じ頃、銀行顧問の久遠は沖合で金塊を運ぶ怪しげな浚渫船を目撃し、その背後を探り始める。銀行幹部と開発会社社長を結ぶ収賄疑惑、東京海洋開発をめぐる不正融資の影。家庭問題と社内の確執を抱えながら、蓮沼が暴き立てるメガバンクの巨悪とは――。池井戸潤の真骨頂たる、骨太の銀行サスペンス。

株価暴落

株価暴落

株価暴落 <文春文庫>

発売日:2007年3月

長編

全国展開する巨大スーパー・一風堂を、連続爆破事件が襲う。「企業テロ」を匂わせる犯行声明により株価は暴落し、創業以来の経営危機に瀕した一風堂は、メインバンクの白水銀行に巨額の支援を要請してきた。融資の是非を巡って対立する審査部の坂東と、企画部の二戸――。一方、警視庁の野猿刑事のもとに匿名の通報が入る。容疑者として浮かんだ男の父は、かつて一風堂の強引な出店戦略によって自殺へと追い込まれていた人物だった。爆弾犯の正体は、そして一風堂の運命は。金融エンタメとミステリーが融合した池井戸潤の傑作。

金融探偵

金融探偵

金融探偵 <徳間文庫>

発売日:2007年7月15日

短編集

都市銀行の破綻によりリストラされた三十一歳の元銀行員・大原次郎。再就職活動の合間に持ち込まれた相談がきっかけで、彼は思わぬ金融探偵稼業を始めることになる。中小零細企業の経営難、奇妙な相続争い、忽然と姿を消した社員、出納記録だけが残された謎のノートの持ち主探し――。これまで培った金融の知識と銀行員としての勘を武器に、大原は次々と舞い込む怪事件を鮮やかに解決していく。中にはホラータッチの背筋が寒くなる物語まで。スリル満点の七編からなる、池井戸潤の連作ミステリー短編集。

銀行仕置人

銀行仕置人

銀行仕置人 <双葉文庫>

発売日:2008年1月

長編

通称『座敷牢』――関東シティ銀行人事部付という閑職こそ、黒部一石の現在の職場だった。五百億円もの巨額融資が焦げ付いた責任を一身に背負わされ、エリートコースから外された男。やがて黒部は、自分を罠に嵌めた者たちの存在と、銀行内部に巣食う巨大な陰謀の影を察知する。嘆いていても始まらない。身内の不正を暴くこと――それしか復権への道はない。たった一人、メガバンクの巨悪に挑む孤独な復讐劇の幕が開く。後にドラマ「花咲舞が黙ってない第2シリーズ」の原作にもなった、池井戸潤の銀行サスペンス。

シャイロックの子供たち

シャイロックの子供たち

シャイロックの子供たち <文春文庫>

発売日:2008年11月

短編集

東京第一銀行長原支店。中小企業や町工場を主要な取引先とするこの支店で、ある日、札束が消える事件が発生する。疑いをかけられた女性行員の鞄から本日付の帯封が発見され、彼女が責任を問われるなか、別の男性行員までもが姿を消した――。事態を表沙汰にすることを恐れた幹部たちは、自腹で穴埋めしようと工作するが。出世への執念、不釣り合いな社内恋愛、家族への思い、空回りする野心。十人の行員それぞれの人生が交錯し、やがて錯視のような二層構造の真相が立ち現れる。池井戸自身が「原点であり代表作」と語る人間ドラマの傑作。

空飛ぶタイヤ

空飛ぶタイヤ

空飛ぶタイヤ <実業之日本社文庫>

発売日:2016年1月16日

長編

走行中の大型トレーラーから外れたタイヤが、歩道を歩く若い母親と幼子を直撃する痛ましい事故が起きた。トレーラーを製造したホープ自動車は、所有者である赤松運送の整備不良が原因だと一方的に主張する。だが社長の赤松は到底納得できない。独自に真相究明へと動き出す彼の前に立ちはだかったのは、隠蔽体質に満ちた大企業の論理だった。経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底へと追い詰められていく赤松。そんな彼に、週刊誌記者・榎本がもたらす驚愕の事実とは――。直木賞候補にもなった池井戸潤の社会派長編。

鉄の骨

鉄の骨

鉄の骨 <講談社文庫>

発売日:2011年11月

長編

中堅ゼネコン・一松組に入社して四年目の富島平太は、ある日突然、業務課への異動を命じられる。建築学科を出て現場一筋だった平太にとって、業務課はまったくの畑違い。気弱な課長、調子のいい中年社員、ミステリアスな美人庶務――社内でも謎めいた、たった三人だけの部署だった。だがそこは、業界の闇である「談合」を取り仕切る裏の顔を持つ部署だったのだ。地下鉄工事の公共入札を巡って、しがらみと正義のあいだで揺れる平太。一方、東京地検特捜部は水面下で捜査の手を伸ばしていた。第31回吉川英治文学新人賞受賞作。

かばん屋の相続

かばん屋の相続

かばん屋の相続 <文春文庫>

発売日:2011年4月

短編集

池上信用金庫の渉外担当・小倉太郎は、取引先である老舗鞄屋「松田かばん」の相続問題に巻き込まれていく。社長が急逝したその家には、家業を継ぐべく長年父を支えた次男と、メガバンク勤務のエリート長男がいた。だが社長は生前、なぜか次男に「相続を放棄しろ」と告げていたのだ。遺言で全株式は長男に――。やがて長男が東京から乗り込んでくる。小倉は事態の真意を見極めるべく、長男と対峙する。表題作のほか「妻の元カレ」「手形の行方」「芥のごとく」など、銀行員たちの哀歓を凝縮した珠玉の短編集。

ルーズヴェルト・ゲーム

ルーズヴェルト・ゲーム

ルーズヴェルト・ゲーム <講談社文庫>

発売日:2014年3月14日

長編

業績不振にあえぐ青島製作所は、ライバル大手・ミツワ電器の攻勢に追い詰められていた。リストラの嵐が吹き荒れる社内では、かつての名門・社内野球部の存続にすら厳しい目が向けられる。歴代の名監督・村野は宿敵ミツワ電器へ電撃移籍、後任には新たに大道が抜擢された。エースを欠き、崩壊寸前のチーム。本業でも続く逆境のなか、社員たちは技術開発と野球部再生という二つの戦いに身を投じていく。タイトルの「ルーズヴェルト・ゲーム」とは、八対七で決着する最も面白い試合のこと――。逆転に賭ける男たちの企業×スポーツ熱血エンタメ。

七つの会議

七つの会議

七つの会議 <集英社文庫>

発売日:2016年2月19日

長編

業績を牽引する東京建電のトップセールスマン・坂戸宣彦課長を、社内のパワハラ委員会に訴えた人物がいた。「居眠り八角」と陰口を叩かれる、年上の万年係長・八角民夫だ。だが役員会が下したのは、誰の予想も超えた不可解な人事の発令だった。二人の間に何があったのか――。事態の収拾を命じられた営業課長・原島は、調査を進めるうちに親会社と取引先を巻き込んだ、大掛かりな組織の秘密へと足を踏み入れていく。決して明るみに出せぬ暗部、ありふれた中堅メーカーに潜む驚愕の真実。日本企業の正体を抉り出す、池井戸潤の衝撃クライムノベル。

ようこそ、わが家へ

ようこそ、わが家へ

ようこそ、わが家へ <小学館文庫>

発売日:2013年7月

長編

真面目だけが取り柄の冴えない会社員・倉田太一が、駅のホームで割り込み男を注意したのは、ほんのささやかな正義感からだった。だがその日を境に、倉田家を執拗な嫌がらせが襲い始める。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死の猫が投げ込まれ、車は傷つけられ、ついには室内から盗聴器まで発見される。誰が、何のために――。一方、出向先のナカノ電子部品では、倉田が営業部長の不正に気付いてしまったことから、職場でも窮地に追い込まれていく。家庭と仕事、二つの脅威に立ち向かう一家の戦いを描いた、池井戸潤の都市型サスペンス。

陸王

陸王

陸王 <集英社文庫>

発売日:2019年6月21日

長編

埼玉県行田市にある創業百年の老舗足袋製造会社「こはぜ屋」。四代目社長・宮沢紘一は、業績低迷と資金繰りに頭を抱える日々のなか、ある斬新なアイディアに賭ける決意を固める。それは、伝統の足袋製造技術を生かした「裸足感覚」のランニングシューズ開発だった。社内に立ち上げたプロジェクトチームに集う名もなき職人たち。新進気鋭の長距離ランナー・茂木裕人との出会い。だが彼らの前に、世界的シューズメーカー「アトランティス」が巨大な壁となって立ちはだかる。中小企業の誇りを賭けた逆転劇を、池井戸潤が熱く描き切る企業小説の王道。

アキラとあきら : 上

アキラとあきら : 上

アキラとあきら : 上 <集英社文庫>

発売日:2020年8月20日

長編

山崎瑛と階堂彬――同じ「アキラ」の名を持ちながら、まったく対照的な境遇に生まれた二人の少年。瑛は大阪の小さな町工場の息子、彬は日本を代表する海運会社・東海郵船の御曹司。父の工場が倒産する苦渋を幼くして味わった瑛は、自らの意志でバンカーへの道を切り開く。一方、跡継ぎの座を当然のように受け入れることを拒んだ彬もまた、自らの実力で同じ産業中央銀行への入行を果たす。バブルに沸く時代、運命に導かれるように同じ銀行の同期となった二人――。彼らの人生が交差するとき、激動の物語が幕を開ける。池井戸潤渾身の長編、上巻。

アキラとあきら : 下

アキラとあきら : 下

アキラとあきら : 下 <集英社文庫>

発売日:2020年8月20日

長編

山崎瑛と階堂彬、二人のアキラはともに産業中央銀行に入行し、若手バンカーとして頭角を現していく。だが彬の前に、東海郵船グループ全体を揺るがす経営危機が立ち塞がる。父の死、叔父たちの企業を巻き込んだ仁義なき内紛、巨額の融資と債務――家業を守るため、彬は遂に銀行を辞して経営の修羅場に身を投じる決意を固める。一方の瑛もまた、行員として彬と東海郵船の運命を左右する局面に立たされていく。三十年の歳月を貫き、二人の「アキラ」は何を選び、何を守るのか。世代を超えた魂の継承を描く、感動の完結編。

ノーサイド・ゲーム

ノーサイド・ゲーム

ノーサイド・ゲーム <講談社文庫>

発売日:2022年11月15日

長編

大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、ある巨額買収案件に異を唱えたことで、一夜にして横浜工場の総務部長へ左遷される。そこで命じられた兼務は、社の名門ラグビー部「アストロズ」のゼネラルマネージャー職だった。かつて常勝チームと讃えられたアストロズも、いまや成績不振にあえぎ、巨額の赤字を垂れ流すお荷物部署と化している。ラグビーの知識ゼロのズブの素人が、社内の冷たい視線に晒されながら、お荷物社会人ラグビー部の再建に挑む――。「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR第1位、男たちの再起の物語。

俺たちの箱根駅伝 : 上

俺たちの箱根駅伝 : 上

俺たちの箱根駅伝 : 上 <単行本>

発売日:2024年4月24日

長編

古豪と呼ばれながら、本選出場を二年連続で逃した明誠学院大学陸上競技部。卒業を目前に控えた主将・青葉隼斗にとって、十月の予選会こそ箱根への最後にして唯一のチャンスだった。長く苦しんだ故障をようやく克服した隼斗は、仲間たちとともに「箱根の魔物」と呼ばれる過酷な舞台に挑む。一方、毎年正月の箱根駅伝中継を担う大日テレビ・スポーツ局のプロデューサー・徳重は、編成局長・黒石から突きつけられた難題に頭を抱えていた。「不可能」と言われた中継を成功させた伝説の男から続く、テレビマンたちの矜持と苦悩――。池井戸潤、最新の熱血長編、上巻。

俺たちの箱根駅伝 : 下

俺たちの箱根駅伝 : 下

俺たちの箱根駅伝 : 下 <単行本>

発売日:2024年4月24日

長編

一月二日、夜が明ける前の大手町。総勢千人のスタッフが、東京から箱根まで二一七・一キロを伝える前代未聞の中継に挑む。プロデューサー・徳重は、テレビマンとしての矜持を懸け、刻々と変化するレースを的確に映し出せるのか。一方、明誠学院大学陸上競技部の青葉隼斗は、新監督・甲斐が掲げた「突拍子もない目標」を仲間たちと共有し、強豪校のスター選手たちが居並ぶスタートラインに立つ。襷をつなぐ十人の男たち、そしてそれを伝える数百人のクルー。箱根の山に賭ける夢と、テレビの舞台裏の格闘。池井戸潤渾身のスポーツ長編、感動の完結編。

ブティック

ブティック

ブティック <単行本>

発売日:2026年5月14日

長編

東京中央銀行に入行して三年、将来を嘱望される若手行員・雨宮秋都は、担当したM&A案件で企業の価値が不当に扱われていることに気づく。顧客を守るために動いた結果、組織の論理に押し切られ、理不尽な戦力外通告を受けて退職を決意。再起の場として選んだのは、企業買収を専門に扱う小さなM&Aブティックだった。事業承継に悩む経営者、会社の存続を願う社員、巨額の利益を狙う者たち。それぞれの思惑が交錯する案件に向き合いながら、秋都は数字だけでは測れない会社の真価を見いだしていく。企業の未来を誰に託すのか。挫折した青年が信念を武器に成長し、人と会社を結び直していく痛快な企業小説。