池井戸潤作の痛快な経済小説「下町ロケット」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『下町ロケット』『下町ロケット ガウディ計画』『下町ロケット ゴースト』……です。詳しくは記事をご覧ください。
池井戸潤さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「下町ロケット」シリーズ刊行順一覧
下町ロケットシリーズは全4作発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
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2010年11月24日 | 下町ロケット | |
2015年11月5日 | 下町ロケット ガウディ計画 | |
2018年7月20日 | 下町ロケット ゴースト | |
2018年9月28日 | 下町ロケット ヤタガラス |
「下町ロケット」シリーズを読む順番
下町ロケットシリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
下町ロケット (小学館文庫)―2013年12月26日発売
長編小説
研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた―。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!第145回直木賞受賞作。
下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)―2018年7月6日発売
長編小説
ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年―。大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。量産を約束したはずの取引はあえなく打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。そんな時、社長・佃航平のもとに、かつての部下からある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。ロケットから人体へ―。佃製作所の新たな挑戦が始まった!
下町ロケット ゴースト (小学館文庫 い 39-5)―2021年9月7日発売
長編小説
ふりかかる幾多の困難や倒産の危機。佃航平率いる下町の中小企業・佃製作所は、仕事への熱い情熱と優れた技術力を武器に、それらを乗り越えてきた。しかし、佃製作所の前にかつてない壁が立ちはだかる。同社技術力の象徴ともいえる大型ロケットエンジン部品の発注元、帝国重工の思わぬ業績不振。さらに佃の右腕にして、信頼を置く番頭・殿村に訪れた転機――。絶体絶命のピンチに、追い詰められた佃が打開策として打ち出したのは、新規事業であった。新たな難問、天才技術者の登場、蘇る過去と裏切り。果たして佃製作所は創設以来の危機を克服することができるのか。若き技術者たちの不屈の闘志と矜恃が胸をうつ、大人気シリーズ第三弾!社運を賭した戦いが、いま始まる。
下町ロケット ヤタガラス (小学館文庫 い 39-6)―2021年9月7日発売
長編小説
宇宙(そら)から大地へ――。大型ロケット打ち上げの現場を離れた帝国重工の財前道生は、準天頂衛星「ヤタガラス」を利用した壮大な事業計画を立案。折しも新技術を獲得した佃製作所とタッグを組むが、思いがけないライバルが現れる。帝国重工社内での熾烈な権力争い、かつて袂を分かったエンジニアたちの相剋。二転三転するプロジェクトに翻弄されながらも、技術力を信じ、仲間を信じて闘う佃航平と社員たち。信じる者の裏切り、一方で手を差し伸べてくれる者の温かさに胸打たれる開発のストーリーは怒濤のクライマックスへ。大人気シリーズ第4弾!この技術が日本の農業を変える――。