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『みんなで決めた真実』(発売日:2025年8月6日)

みんなで決めた真実

みんなで決めた真実 <単行本>

発売日:2025年8月6日

長編
あらすじ

裁判の生中継が国民的娯楽となり、鮮やかな推理で視聴者を沸かせる「名探偵」が司法を動かす社会。法学部生の僕が祖父と見ていた裁判でも、人気探偵が一瞬でトリックを暴き、被告の有罪は決まったかに見えた。だが、かつて凄腕の探偵だった祖父は静かに告げる――その推理は間違っている。祖父は法廷へ立ち、かつての弟子である名探偵と真正面から推理を戦わせることに。論理より空気が「真実」を作り、観客の熱狂が判決を左右しかねない時代に、確かな事実はどこにあるのか。世論と正義の危うい関係を問うモキュメンタリー・ミステリ。誰もが物語へ参加できる時代だからこそ、疑うことと考えることの価値が胸に迫る。

『刑事王子』(発売日:2024年2月29日)

刑事王子

刑事王子 <単行本>

発売日:2024年2月29日

長編
あらすじ

北欧の小国メリニア王国から来日したミカ第三王子。気品ある王族でありながら、彼には捜査の現場へ踏み込まずにはいられない理由と、事件の核心を射抜く力があった。警護と捜査協力を命じられたベテラン刑事・本郷馨は、立場も常識も違う王子に振り回されながら、連続する不可解な事件を追う。華やかな外交の裏で交錯する思惑、王子を狙う危険、証言の陰に潜む企み。異色の相棒は衝突を重ねつつ、互いにない視点を武器へ変えていく。事件の連鎖の先にいる黒幕は何を望むのか。王宮の気品と警察小説の緊張、軽妙な掛け合いが弾けるバディミステリ。王子の品格と刑事の現場感覚が噛み合う瞬間、事件の見え方も鮮やかに変わる。

『名探偵外来 泌尿器科医の事件簿』(発売日:2022年12月21日)

名探偵外来 泌尿器科医の事件簿

名探偵外来 泌尿器科医の事件簿 <単行本>

発売日:2022年12月21日

長編
あらすじ

泌尿器科医の鮎川は、患者の訴えや検査結果に潜む小さな矛盾を見逃さない。その観察力と論理は診断だけでなく、病院へ持ち込まれる不可解な事件の真相まで照らし出す。外来で出会う患者、家族、医療スタッフが抱える秘密。身体のデリケートな悩みは口にしづらく、嘘や思い込みが重なるほど、事実は見えにくくなっていく。鮎川は医師として人の尊厳を守りながら、症状と証言を一つずつ検討し、警察とは異なる視点で謎へ迫る。専門医療の知識を手がかりに、笑いと切実さを織り交ぜた事件簿。診察室から始まる異色の本格医療ミステリ。診察で培った聞き方と見立てが、犯罪捜査に新しい角度から光を当てていく。

『生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班』(発売日:2020年9月14日)

生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班

生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班 <単行本>

発売日:2020年9月14日

長編
あらすじ

人類の一部が花の遺伝子と特殊能力を持つ「花人」として生まれる社会。知力も体力も常人を上回り、温厚で犯罪とは無縁と信じられてきた彼らによる、日本初の殺人事件が起きる。警視庁捜査一課の火口竜牙は、花人刑事の水科此葉と組み、常識を覆す凶悪事件の捜査へ。だが同じような犯行が続き、花人への恐怖と偏見が急速に広がっていく。優れた者は善良だという神話はなぜ崩れたのか。二人は現場に残る能力の痕跡を追い、事件の背後で進む陰謀へ近づく。異能を持つ者と持たない者の共存を問いながら疾走する、警察サスペンス。能力と人格を結びつける危うさが、捜査の緊張とともに強く鋭く突きつけられる。

『破壊者の翼 戦力外捜査官』(発売日:2017年11月24日)

破壊者の翼 戦力外捜査官

破壊者の翼 戦力外捜査官 <戦力外捜査官>

発売日:2017年11月24日

戦力外捜査官シリーズ 長編
あらすじ

捜査一課の凸凹コンビ、海月千波警部と設楽恭介の前に、〈鷹の王〉と名乗る最凶の敵が現れる。通行人をボウガンで無差別に狙い、ビルへ火を放つ殺人ドローンを操るその人物は、首都・東京を舞台にさらに大きな計画を進めていた。空から迫る攻撃は速く、犯人の姿も狙いも見えない。警察の常識を嘲笑うような連続テロに、海月の推理と設楽の行動力は通用するのか。過去の事件で出会った人々も巻き込みながら、二人は被害の連鎖を止めるため走り続ける。技術が凶器へ変わる恐怖と、警察官たちの執念を描く、現代的な脅威を相手に、一人ひとりの判断と連携が試されるスケール豊かな一作だ。戦力外捜査官シリーズ第5巻。

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『唐木田探偵社の物理的対応』(発売日:2026年10月23日)

唐木田探偵社の物理的対応

唐木田探偵社の物理的対応 <角川文庫>

発売日:2026年10月23日(予約商品)

長編
あらすじ

国内で「都市伝説」と呼ばれる怪異の被害が急増していた。常識も説得も通じない相手に有効なのは、まさかの物理攻撃。怪異駆除を専門とする唐木田探偵社へ入った新人〈ネズミ〉は、格闘や武器の扱いを叩き込まれ、入社早々に命懸けの現場へ送り出される。最前線の戦闘班は十年生存率二五パーセント。生き残っている仲間も、それぞれ特殊な事情を抱えた問題児ばかりだった。ルール無用で襲う怪異と戦ううち、ネズミは彼らとの間に不思議な絆を築いていく。なぜ怪異は増え続けるのか。恐怖を拳と知恵で迎え撃つ、痛快で苛烈なホラーアクション。荒唐無稽に見える戦いの裏で、傷を抱えた仲間たちの生き方が力強く交差する。

『新学期にだけ見える星座』(発売日:2026年1月30日)

新学期にだけ見える星座

新学期にだけ見える星座 <創元推理文庫>

発売日:2026年1月30日

市立高校(にわか高校生探偵団の事件簿)シリーズ 長編
あらすじ

三年生へ進級した葉山君の市立高校に、有望な新入生たちが加わる。茶道華道部の作法室では、誰もいなかったはずなのに壺が割れ、新入生の中内修太郎は最初の謎に出会う。さらに無人の部屋をガーベラが水平に移動し、閉ざされた空間にはモンスターが出現。男子バスケ部の部室では、中内の幼馴染み・岩境ひなが奇妙な盗難事件に巻き込まれる。超常現象のような出来事を前に、葉山君は手慣れた調査を始め、新たな後輩たちも自分の視点で手がかりを追う。先輩から後輩へ受け継がれる好奇心と推理が、新学期の校舎に星座を描く世代が変わっても続く賑やかな日常が、シリーズに新鮮な風を吹き込んでいる。市立高校シリーズ第8作。

『小説の小説』(発売日:2025年9月22日)

小説の小説

小説の小説 <角川文庫>

発売日:2025年9月22日

短編集
あらすじ

いつものように殺人を解決した名探偵の前で、思わぬ伏兵が別の推理を始める。異世界へ転生し、圧倒的な力を得た主人公は、言葉から思い描くイメージの違いに翻弄される。ほかの小説の文章だけで組み立てる作品や、検閲が合法化された国であらゆる手を尽くして書き続ける作家も登場。物語、語り手、引用、表現の自由といった「小説」の前提そのものが、一編ごとに仕掛けへ変わっていく。ページの形や日本語の見え方まで味方につけ、読む者の常識を裏返す五つの挑戦。何をもって小説と呼ぶのかをユーモアと危うさで問い直す、実験精神あふれるメタフィクション短編集。紙の本だからこそ成立する驚きも盛り込まれ、形式と物語が一体になって迫る。

『夏休みの空欄探し』(発売日:2024年6月5日)

夏休みの空欄探し

夏休みの空欄探し <ポプラ文庫>

発売日:2024年6月5日

長編
あらすじ

クイズ研究会の会員が二人しかおらず、クラスでは「じゃない方の成田」と呼ばれる高校二年生・成田頼伸、通称ライ。夏休みのある日、彼はファストフード店で、二人の姉妹が頭を悩ませていた暗号を偶然解いてしまう。性格も価値観も正反対で、普段なら交わらない人気者の同級生・成田清春、通称キヨも加わり、四人は本に挟まれた手がかりを追うことに。次々と現れるパズルの先には、誰かが残した大切な思いが待っていた。役に立つことと立たないこと、友情と淡い恋、進路への迷い。カレンダーの空欄を冒険で満たしていく、切なさと温かさに包まれた青春恋愛ミステリ。謎を解くたび四人の距離が縮まり、何もなかったはずの夏がかけがえのない記憶になる。

『推理大戦』(発売日:2023年11月15日)

推理大戦

推理大戦 <講談社文庫>

発売日:2023年11月15日

長編
あらすじ

日本の富豪が発見した、世界的に貴重な「聖遺物」。それを手に入れるため、カトリックと正教会は各国から最高の名探偵を選び、前代未聞の推理ゲームを開く。集められたのは、アメリカ、ウクライナ、日本、ブラジルなどで名を馳せる強者たち。彼らは論理だけでなく、それぞれ常識外れの特殊能力まで備えていた。全員が最強を名乗れる異能の探偵でありながら、勝者になれるのはただ一人。聖遺物をめぐる事件の真相を誰より早く、正確に見抜くのは誰か。文化も正義も推理法も異なる天才たちが互いの仮説をぶつけ合う、世界規模の頭脳戦と驚きに満ちた本格ミステリ。ひとつの事件に複数の名推理が競い合い、正解の意味さえ揺さぶる構成も圧巻だ。