「三島屋」シリーズの読む順番リスト(刊行順一覧)
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『おそろし 三島屋変調百物語事始』(初刊:2008年7月)
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『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』(初刊:2010年7月)
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『泣き童子 三島屋変調百物語参之続』(初刊:2013年6月)
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『三鬼 三島屋変調百物語四之続』(初刊:2016年12月)
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『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』(初刊:2018年4月)
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『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』(初刊:2019年12月)
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『魂手形 三島屋変調百物語七之続』(初刊:2021年3月)
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『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』(初刊:2022年7月)
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『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』(初刊:2023年7月)
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『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』(初刊:2025年2月)
三島屋シリーズを読む順番は、上のリストを参考にしてください。
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「三島屋」シリーズの詳細(あらすじ等の紹介)
『おそろし 三島屋変調百物語事始』(初刊:2008年7月)
おそろし 三島屋変調百物語事始 <角川文庫>
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ある事件を境に心を閉ざした十七歳のおちかは、江戸・神田三島町の袋物屋を営む叔父夫婦のもとへ預けられる。叔父の伊兵衛が彼女に託したのは、客が胸に秘めてきた不思議な体験を、一対一で聞いては外へ漏らさない「変わり百物語」の聞き手だった。曼珠沙華、凶宅、邪恋など、怖く哀しい話に耳を澄ますうち、おちかの傷も少しずつ動き始める。そして最後には、彼女自身が封じてきた出来事と向き合う時が来る。「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」の趣向が始まる三島屋変調百物語シリーズ第1弾。怪異を退治するのではなく、語ることで心の澱を下ろすという独特の仕掛けが、客と聞き手の双方に静かな変化をもたらしていく。
『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』(初刊:2010年7月)
あんじゅう 三島屋変調百物語事続 <角川文庫>
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江戸・三島屋の行儀見習いおちかのもとには、胸の内に不思議を抱えた客が一人ずつ訪れる。水にまつわる怪異、藪から現れた千本の針、吼える仏、そして紫陽花屋敷に棲む黒い生き物「くろすけ」。怖い話の奥には、誰かを慕う切実さや、家族を守れなかった悔いが隠れている。聞き手のおちかは答えを急がず、語る者の痛みを受け止めながら、自身の心も少しずつ開いていく。ほっこり温かく、時にぞっとする四話を収めた三島屋変調百物語シリーズ第2弾。客が語り終えた後に残る表情や沈黙まで丁寧に描かれ、怪談が人を脅すだけでなく、孤独を分かち合う器になる。おちかと周囲の人々の縁もさらに深まる。人情も深い。
『泣き童子 三島屋変調百物語参之続』(初刊:2013年6月)
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 <角川文庫>
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江戸・三島屋の「黒白の間」へ、また一人、不思議な話を抱えた客が訪れる。幼なじみとの祝言を控えた娘、遠い国から来た武士、骸骨のように痩せた男。男が語るのは、ある人物の前でだけ泣きやまない童子と、その泣き声に隠された恐ろしい秘密だった。おちかは語り手を裁かず、言葉の奥にある罪と悲しみを受け止める。聞いて捨てるはずの怪談は、彼女自身の未来にも静かに影響を与えていく。人の情と業を描く三島屋変調百物語シリーズ第3弾。怖い話を聞く時間は、語り手だけでなくおちかにも、自分の過去を別の角度から見る力を与える。客の話と三島屋の日常が響き合い、シリーズの縁がさらに広がる。余韻も深い。
『三鬼 三島屋変調百物語四之続』(初刊:2016年12月)
三鬼 三島屋変調百物語四之続 <角川文庫>
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江戸・三島屋の黒白の間で、おちかは今日も一人の客と向き合う。亡者が集う家、食いしん坊の守り神、山深い村で人々を支配する三体の鬼。山陰の小藩から来た元江戸家老は、かつて山番士として送られた寒村で知った恐ろしい秘密を語り始める。鬼は人の外にいるのか、それとも罪を隠す心が生むのか。語り手が抱えてきた悔いを聞き捨てながら、おちか自身のこれからも動き出す。切なく怖い四話を収めた三島屋変調百物語シリーズ第4弾。人を裁く鬼よりも、真実を恐れて隠す人間の姿が恐ろしい。それでも語ることで誰かの重荷が軽くなるというシリーズの核が、四つの異なる怪談に力強く息づく。おちかの成長も胸を打つ。
『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』(初刊:2018年4月)
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 <角川文庫>
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三島屋の黒白の間を訪れる客は、人間の愚かさや残酷さが生んだ「あやかし」を語る。逃げ場のない家、笑うもの、死者との境を越える者――怪異の奥には、声を上げられなかった人の哀しみと、消えない執念が横たわる。おちかは「語ってしまえば消える」という趣向を守り、一つひとつの話を受け止めるが、自身にも大きな別れと新しい道を選ぶ時が近づく。聞き手としての歩みの節目を、怖さと深い情感で描く三島屋変調百物語シリーズ第5弾。百物語で結ばれた人々との別れは、おちかに過去を忘れるのではなく抱えて進む覚悟を促す。初代聞き手の集大成として、次の世代へ役目が渡る予感も残す。おちかの選択も胸に深く残る。
『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』(初刊:2019年12月)
黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続 <角川文庫>
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三島屋の変わり百物語は、聞き手をおちかから次男の富次郎へ受け継いだ。絵を描くことが好きで甘い物に目がない新しい聞き手の前に、罪を告白させる黒い御殿、火にまつわる因縁、帰る場所を失った者など、恐ろしくも愛おしい怪異が語られる。富次郎はおちかの真似ではなく、自分の言葉と眼差しで客に向き合おうとする。話を絵に留めることは救いか、新たな執着か。新章の始まりを告げる四話を収録した三島屋変調百物語シリーズ第6弾。聞き手が替わることで、同じ黒白の間にも新しい光景が生まれる。富次郎の絵と率直な問いが、語り手の記憶に別の出口を作り、シリーズの世界を大きく広げる。新たな人情も息づく。
『魂手形 三島屋変調百物語七之続』(初刊:2021年3月)
魂手形 三島屋変調百物語七之続 <角川文庫>
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三島屋の富次郎が聞き手を務める黒白の間へ、三人の客が訪れる。美しい勤番武士は国元の不思議な火消しを、団子屋の娘は亡き母の強い念を、粋な老人は木賃宿で出会ったお化けを語り出す。嘘と真実、善意と悪意はきれいに分けられず、一つの話の中で姿を変える。富次郎は怪異を絵に描きながら、語り手が手放したいものと残したいものを考える。聞くことの責任に向き合う三話を収めた、三島屋変調百物語シリーズ第7弾。三つの話はそれぞれ、故郷、親子、旅の宿という身近な場所に怪異が根を下ろす。富次郎の描く絵が、語られた恐怖を忘れず、しかし縛られずに残す手形となる。富次郎の成長と迷いも丁寧に描かれる。
『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』(初刊:2022年7月)
よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続 <角川文庫>
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三島屋の聞き手・富次郎は、従姉のおちかの出産を控え、障りを避けるため百物語を一時休むことにする。その前後に語られるのは、賽子と虻にまつわる因縁、奇妙な土鍋を抱える女房、そして老人がかつて住んだ村を食い尽くした「ひとでなし」の話。暮らしを守るはずの決まりが、人を閉じ込める恐怖へ変わっていく。生と死の境で語られた言葉を、富次郎はどう聞き捨てるのか。三話を収めた三島屋変調百物語シリーズ第8弾。百物語を休む決断もまた、聞き手として周囲を守るための務めとなる。身近な道具や村の掟から生まれる怪異が、善意と残酷さの境目を鋭く照らし出す。富次郎と三島屋の温かな日常も心に残る。
『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』(初刊:2023年7月)
青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 <角川文庫>
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三島屋の黒白の間で聞き手を務める富次郎のもとへ、土の匂いをまとった女が訪れ、行く当てのない女たちのために土から生まれた青瓜不動の話を語る。家族を守る人形、望む絵を描ける不思議な筆、人ならざる者の里で育った者の物語も続く。初代聞き手のおちかが母となる中、富次郎は怪談から受け取った思いを胸に、自分の将来を決めようとする。恐ろしくも温かな四話を収めた三島屋変調百物語シリーズ第9弾。おちかの新しい暮らしと富次郎の迷いが、四つの怪談の主題と静かに重なる。聞き手を続ける意味を考えた彼の決意が、次の百物語への確かな一歩となる。世代を越えてつながる人情も深く胸に沁みる。
『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』(初刊:2025年2月)
三島屋の変わり百物語に、化け猫、河童、山姥など、人ならざる者と関わった者たちの話が集まる。嫁ぎ先で虐げられ、子まで失った女が夜ごと猫の刻に願うこと。苦界を生き抜く女性の執念と、化生の者たちが交わす情。聞き手の富次郎は、恐怖を面白がるだけでなく、語り手が奪われた尊厳と声に耳を澄ます。人と怪異の境界を越えて受け継がれる罪と救いを描き、新たな局面へ進む三島屋変調百物語シリーズ第10弾。女たちを追い詰めたのは怪物だけでなく、家や世間の冷たい仕打ちでもあった。富次郎の聞く姿勢が、恐ろしい話の中から奪われた者たちの願いを丁寧にすくい上げる。怪談の先にある救いと人情も温かい。
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「三島屋」シリーズの最新刊情報
単行本の最新刊は、2025年2月19日発売の『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』です。 文庫の最新刊は、2025年6月17日発売の『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』です。詳しくは以下をご覧ください。
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三島屋の変わり百物語に、化け猫、河童、山姥など、人ならざる者と関わった者たちの話が集まる。嫁ぎ先で虐げられ、子まで失った女が夜ごと猫の刻に願うこと。苦界を生き抜く女性の執念と、化生の者たちが交わす情。聞き手の富次郎は、恐怖を面白がるだけでなく、語り手が奪われた尊厳と声に耳を澄ます。人と怪異の境界を越えて受け継がれる罪と救いを描き、新たな局面へ進む三島屋変調百物語シリーズ第10弾。女たちを追い詰めたのは怪物だけでなく、家や世間の冷たい仕打ちでもあった。富次郎の聞く姿勢が、恐ろしい話の中から奪われた者たちの願いを丁寧にすくい上げる。怪談の先にある救いと人情も温かい。
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青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 <角川文庫>
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三島屋の黒白の間で聞き手を務める富次郎のもとへ、土の匂いをまとった女が訪れ、行く当てのない女たちのために土から生まれた青瓜不動の話を語る。家族を守る人形、望む絵を描ける不思議な筆、人ならざる者の里で育った者の物語も続く。初代聞き手のおちかが母となる中、富次郎は怪談から受け取った思いを胸に、自分の将来を決めようとする。恐ろしくも温かな四話を収めた三島屋変調百物語シリーズ第9弾。おちかの新しい暮らしと富次郎の迷いが、四つの怪談の主題と静かに重なる。聞き手を続ける意味を考えた彼の決意が、次の百物語への確かな一歩となる。世代を越えてつながる人情も深く胸に沁みる。
以上、「三島屋」シリーズ一覧と読む順番でした。
※このページの情報は2026年8月31日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。