海堂尊の新刊一覧表

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『オレンジカテドラル1996』(発売日:2026年10月21日)

オレンジカテドラル1996

オレンジカテドラル1996 <単行本>

発売日:2026年10月21日(予約商品)

ブラックペアンシリーズ 桜宮サーガシリーズ 長編
あらすじ

1996年。大震災と地下鉄テロの衝撃が残るなか、東城大学医学部付属病院では、江尻院長の肝いりで若手部門の将来を競う「ヤングガン・コンテスト」が始まる。第一外科の速水晃一が構想する救命救急センターか、放射線科の島津吾郎が掲げる画像診断センターか。院内の権力と謀略をかわしながら、二人のライバルは病院の未来を懸けてしのぎを削る。一方、JICA研修で南米チリを訪れた猫田麻里は、十年前に姿を消した「オペ室の悪魔」渡海征司郎と再会する。桜宮サーガの人物と時代が交差する、救命と画像診断、二つの構想が競うほど、病院に本当に必要な未来像が浮かび上がる。ブラックペアンシリーズ新章のオムニバス。

『アルゴリズムの査証』(発売日:2026年8月7日)

アルゴリズムの査証

アルゴリズムの査証 <単行本>

発売日:2026年8月7日

桜宮サーガシリーズ 田口・白鳥(チーム・バチスタの栄光)シリーズ 長編
あらすじ

臨床研修マッチング制度で第一志望の東城大学医学部付属病院に配属された研修医・禅波冬紀。初期研修二年目で救命救急に入るが、田口公平分院病院長と病理学教室の天馬大吉教授が始めた新研修制度は、人員不足と働き方改革の狭間で混乱していた。スーパー研修医・佐々木アツシが孤軍奮闘する現場へ、かつて「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれた速水晃一が助っ人として現れる。若手の常識とベテランの覚悟、アルゴリズムの選択と人間の判断は噛み合うのか。病院の生き残りを懸けた改革を描く、救命の速度と教育の丁寧さ、現場の持続性を同時に求める改革の難しさが突きつけられる。田口・白鳥シリーズ20周年記念作。

『蘭医繚乱 洪庵と泰然』(発売日:2024年10月10日)

蘭医繚乱 洪庵と泰然

蘭医繚乱 洪庵と泰然 <単行本>

発売日:2024年10月10日

長編
あらすじ

江戸時代後期、大坂で医師を志す貧乏藩士の三男・田上惟章は、師の中天游と出会い蘭学にのめり込む。のちの緒方洪庵である。同じ頃、江戸では田辺昇太郎、のちの佐藤泰然が異国の知識に未来を見いだし、医の道を歩み始めていた。真面目で実直な洪庵と、破天荒で行動力に富む泰然。長崎で同時期に学んだ二人は互いを意識しながら研鑽を重ね、やがて「西の適塾」「東の順天堂」と称される私塾を築く。天然痘が人々を脅かす時代、二人の医師はいかに知を広め、命を守ったのか。日本近代医学の夜明けを描く歴史医療小説。身分も気質も異なる二人の競争が、多くの若者を育てる学びの場へ結実していく。門下生たちの青春も息づく。

『フィデル出陣 ポーラースター』(発売日:2020年7月29日)

フィデル出陣 ポーラースター

フィデル出陣 ポーラースター <単行本>

発売日:2020年7月29日

ポーラースターシリーズ 長編
あらすじ

1940年代のキューバ。憲法制定後に大統領となったバチスタは、権力への返り咲きを狙って国を支配しようとしていた。青年フィデル・カストロは大学へ進み、暴力と腐敗が渦巻く政治の現実に飛び込んでいく。弁護士として貧しい人々の声を拾いながら、学生運動や選挙活動を通じて仲間を集め、言葉で社会を変える道を模索するフィデル。だが合法的な改革を阻む独裁の影は濃く、決断の時が近づいていた。カリスマ的指導者はいかに行動する革命家へ変わったのか。キューバ革命前夜の青春と闘争を描く、演説の才能と行動力を磨くほど、フィデルは自らが背負うべき国の未来へ近づいていく。ポーラースターシリーズ第4巻。

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『プラチナハーケン1980』(発売日:2026年10月15日)

プラチナハーケン1980

プラチナハーケン1980 <講談社文庫>

発売日:2026年10月15日(予約商品)

ブラックペアンシリーズ 桜宮サーガシリーズ 長編
あらすじ

1980年、東城大学医学部総合外科。佐伯清剛教授は、若き平医局員・渡海征司郎を異例の抜擢で手術の前線へ送り出す。反感と嫉妬を浴びながらも、渡海は卓越した腕で難手術を次々に成功させ、やがて教授の名代としてオランダの国際学会へ。そこで未来の医療を動かす人物たちと出会い、新たな因縁を刻む。父のように慕ってきた佐伯への信頼は、ある患者のカルテに見つけた不審から揺らぎ始める。彼はなぜ「オペ室の悪魔」になったのか。1980年代の医局の光と闇を描き、全ての始まりへ迫る佐伯、渡海、高階、天城へとつながる因縁が、後の三部作を新しい角度から照らし出す。ブラックペアンシリーズ前日譚。

『ひかりの剣1988』(発売日:2024年7月12日)

ひかりの剣1988

ひかりの剣1988 <講談社文庫>

発売日:2024年7月12日

ブラックペアンシリーズ 桜宮サーガシリーズ 長編
あらすじ

1988年、剣道に青春を懸ける医学生たちがいた。帝華大学の天才剣士「伏龍」清川吾郎は、策士・高階権太の計略で、医学部剣道大会を制覇できなければ丸坊主という無謀な約束を背負う。一方、東城大学では救命医を目指す「猛虎」速水晃一が、弱小剣道部を率いて頂点を狙っていた。そこへ謎めいた女剣士・朝比奈ひかりが現れ、二人の勝負と進路に鮮烈な光を投げかける。講義、実習、恋、仲間との衝突を越え、竹刀を手に自分の未来を切り拓く若者たち。後の名医たちの原点を爽快に描く、勝敗の先で二人がつかむ医師としての志が、後の桜宮サーガへ鮮やかにつながる。胸が熱くなる。ブラックペアンシリーズ青春外伝。

『奏鳴曲 北里と鷗外』(発売日:2024年7月9日)

奏鳴曲 北里と鷗外

奏鳴曲 北里と鷗外 <文春文庫>

発売日:2024年7月9日

長編
あらすじ

明治の日本で、感染症から民の命を守る「医療の軍隊」を夢見た二人の医師がいた。熊本から医学の道へ進み、ドイツでコッホに学ぶ北里柴三郎。津和野に生まれ、軍医と文学者の二つの顔を持つ森林太郎、のちの森鷗外。同じ時代に同じ国で学び、近代医学を築く目標を共有しながら、二人は研究、軍医制度、脚気をめぐる考え方の違いから道を分かつ。互いを強く意識しつつ、なぜ理解し合えなかったのか。史実の空白に医師の視点で光を当て、栄光と蹉跌、友情と対立を重層的に描く歴史医療小説。破傷風やペスト、脚気との闘いを通して、科学と国家が結びつく危うさも浮かび上がる。近代日本の黎明を二人の歩みから鮮やかにたどる。

『コロナ漂流録 2022銃弾の行方』(発売日:2024年3月6日)

コロナ漂流録 2022銃弾の行方

コロナ漂流録 2022銃弾の行方 <宝島社文庫>

発売日:2024年3月6日

桜宮サーガシリーズ 田口・白鳥(チーム・バチスタの栄光)シリーズ 長編
あらすじ

2022年夏、新型コロナの新規感染者は一日十万人を超えていた。東城大学医学部付属病院でホスピス病棟とコロナ病棟を兼任する田口公平は、効率や医師の働き方を掲げる新任医師・洲崎洋平に手を焼く。厚生労働省では白鳥圭輔が、感染対策に群がる業者と政治家、中抜きの構造を追っていた。繰り返す流行に疲れた社会、揺らぐ医療現場、そして銃撃事件が国を震撼させるなか、命より優先されてきたものが問われる。コロナ禍三年の政治と社会を医療者の眼で総括する、三年間に積み残された制度の歪みと、人々の記憶の薄れが、田口と白鳥に最後の難題を課す。結末まで緊迫感が続く。田口・白鳥シリーズ・コロナ三部作完結巻。

『医学のつばさ』(発売日:2023年7月21日)

医学のつばさ

医学のつばさ <角川文庫>

発売日:2023年7月21日

中学生医学生シリーズ 桜宮サーガシリーズ 長編
あらすじ

中学生医学生・曾根崎薫と仲間たちは、洞穴で見つけた巨大な卵から孵った謎の生物を〈いのち〉と名づけた。ところが〈いのち〉は動物実験の材料にしようとする文科省に囚われてしまう。奪還を計画する薫、美智子、三田村、平沼たちの前に、ある医療をめぐる壮大な陰謀が姿を現し、騒動はついに米国政府まで巻き込んでいく。科学の発展と一つの生命、国の都合と子どもたちの約束は両立できるのか。理不尽な大人たちへ勇気をもって立ち向かう仲間の奮闘を描く、失敗しても考え直し、仲間を信じて走る薫の姿が、命を守る本当の強さを伝える。成長した少年たちの別れと希望にも胸が熱くなる。中学生医学生シリーズ完結巻。

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