「茂七」シリーズの読む順番リスト(刊行順一覧)

  1. 本所深川ふしぎ草紙』(初刊:1991年3月)
  2. かまいたち』(初刊:1992年1月)
  3. 幻色江戸ごよみ』(初刊:1994年7月)
  4. 〈完本〉初ものがたり』(初刊:1995年7月)
  5. 堪忍箱』(初刊:1996年10月)
  6. あやし』(初刊:2000年7月)

茂七シリーズを読む順番は、上のリストを参考にしてください。

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「茂七」シリーズの詳細(あらすじ等の紹介)

『本所深川ふしぎ草紙』(初刊:1991年3月)

本所深川ふしぎ草紙

本所深川ふしぎ草紙 <文庫>

発売日:1995年8月30日

短編集
あらすじ

江戸・本所深川には、片葉の葦、置いてけ堀、送り提灯など七つの不思議が語り継がれている。回向院の茂七親分は、土地に根づく怪異の噂を手がかりに、下町で起こる盗みや殺し、人知れぬ悲しみを追っていく。不可思議に見える出来事の奥には、貧しさや欲、家族への思いを抱えて懸命に生きる人々の姿があった。七不思議に絡めた七つの事件が一つの町の四季と人情を織り上げ、怖さの先に温かな余韻を残す連作時代ミステリー。吉川英治文学新人賞受賞作で、茂七親分が活躍する江戸捕物シリーズ。土地の伝承を飾りにせず、事件を生む記憶として物語へ織り込む構成も巧みで、江戸の町を歩くような読み味が楽しめる。

『かまいたち』(初刊:1992年1月)

かまいたち

かまいたち <新潮文庫>

発売日:1996年9月30日

短編集
あらすじ

夜道で女ばかりを狙い、鋭い刃で斬りつける「かまいたち」。江戸の町を震え上がらせる凶行を目撃した町医者の娘おようは、下手人の影に怯えながらも真相に近づいていく。表題作に加え、師走の宿に現れた奇妙な客、不思議な力を持つお初が挑む事件、夜ごと騒ぐ刀の因縁を描く四編を収録。人ならぬものの気配と、人の欲や哀しみが生む罪とを重ね、恐怖の奥にある事情を丹念にほどいていく。時代の空気、人情、鋭い謎解きが一体となった、歴史文学賞佳作を含む江戸怪異ミステリー短編集。薬研や長屋の匂いまで感じさせる町の描写と、若い娘たちが恐れに屈せず誰かを守ろうとする姿が、四編を力強く結んでいる。

『幻色江戸ごよみ』(初刊:1994年7月)

幻色江戸ごよみ

幻色江戸ごよみ <新潮文庫>

発売日:1998年8月28日

短編集
あらすじ

節分、雛祭り、花見、七夕、盆、師走――江戸の暦と季節の移ろいを背景に、怪異と人の業が交差する十二編。火にまつわる恐ろしい言い伝え、影のようにつきまとう秘密、雪の夜の罪、紙吹雪に託された思いなど、町人たちの暮らしのすぐそばで不可思議な出来事が起こる。幽霊や因縁の怖さ以上に胸を打つのは、家族を守りたい願い、嫉妬、後悔、届かなかった情。ひと月ごとの物語が江戸の一年を彩り、謎が解けても忘れがたい余韻を残す、情感豊かな時代怪談短編集。十二の月に配された物語は独立して楽しめる一方、読み進めるほど、季節を重ねても変わらない人の弱さと優しさが一枚の絵のように見えてくる。

『〈完本〉初ものがたり』(初刊:1995年7月)

〈完本〉初ものがたり

〈完本〉初ものがたり <PHP文芸文庫>

発売日:2013年7月16日

短編集
あらすじ

季節の初物を誰より早く食べることが粋とされた江戸。本所深川の岡っ引き・茂七は、白魚、初鰹、柿など旬の味にまつわる事件を追い、町の人々が胸にしまった秘密へたどり着く。正体の知れない稲荷寿司屋の親父が差し出す一品も、捜査の合間の忘れがたい楽しみだ。殺しや盗みの背後にある親子の情、恋、悔恨を、人情味と鋭い推理で描く九編を収録。単行本・文庫未収録だった三編を加えた完全版で、江戸の四季と食の匂いまで立ち上がる連作時代ミステリー。茂七親分が活躍する江戸捕物シリーズ。威勢のよい商いの声や湯気の立つ料理の描写も魅力で、食べ物が人をつなぎ、時に隠された罪を暴く手がかりになる面白さがある。

『堪忍箱』(初刊:1996年10月)

堪忍箱

堪忍箱 <新潮文庫>

発売日:2001年10月30日

短編集
あらすじ

決して開けてはならないと伝えられた「堪忍箱」、墓の下まで持っていくはずだった秘密、仇を待ち続ける者の執念。江戸の長屋や商家を舞台に、貧しさや身分のしがらみの中で生きる人々が遭遇する八つの事件を描く。憎しみを抱えながら赦しを求める心、家族を守るための嘘、隣人同士の助け合いが、謎とともに少しずつ明かされていく。怪異の気配にぞくりとしながらも、最後に胸へ残るのは人の情けの温かさ。市井の暮らしを細やかに映し、罪と忍耐の行方を問う時代ミステリー短編集。どの一編にも、耐えるだけでは終われない人の決断が置かれている。静かな暮らしの中で積もった感情が動く瞬間を、端正な筆致で描く。

『あやし』(初刊:2000年7月)

あやし

あやし <新人物ノベルス>

発売日:2012年7月11日

短編集
あらすじ

奉公先で聞いた不吉な声、月夜に現れるもの、家や道具に染みついた怨念。江戸の町人たちが遭遇する九つの怪異は、恐ろしい姿の奥に、人の欲、嫉妬、愛情、悔恨を宿している。逃げても追ってくる過去と向き合う者、誰かを守るため秘密を抱える者の語りから、怪異を生んだ事情が少しずつ明らかになる。幽霊や妖しを派手に退治するのではなく、弱い者の声へ静かに寄り添い、怖さと哀しさを同時に残す。江戸の闇を濃密に描いた怪談時代小説集。奉公人や商人など声を上げにくい者が語り手となり、怪異は彼らの痛みを伝える形を取る。夜更けに読む怖さと、人間の深い弱さを知った後の切なさが長く残る九編だ。

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「茂七」シリーズの最新刊情報

新書の最新刊は、2012年7月11日発売の『あやし』です。 文庫の最新刊は、2013年7月16日発売の『〈完本〉初ものがたり』です。詳しくは以下をご覧ください。

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あやし

あやし <新人物ノベルス>

発売日:2012年7月11日

短編集
あらすじ

奉公先で聞いた不吉な声、月夜に現れるもの、家や道具に染みついた怨念。江戸の町人たちが遭遇する九つの怪異は、恐ろしい姿の奥に、人の欲、嫉妬、愛情、悔恨を宿している。逃げても追ってくる過去と向き合う者、誰かを守るため秘密を抱える者の語りから、怪異を生んだ事情が少しずつ明らかになる。幽霊や妖しを派手に退治するのではなく、弱い者の声へ静かに寄り添い、怖さと哀しさを同時に残す。江戸の闇を濃密に描いた怪談時代小説集。奉公人や商人など声を上げにくい者が語り手となり、怪異は彼らの痛みを伝える形を取る。夜更けに読む怖さと、人間の深い弱さを知った後の切なさが長く残る九編だ。

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〈完本〉初ものがたり

〈完本〉初ものがたり <PHP文芸文庫>

発売日:2013年7月16日

短編集
あらすじ

季節の初物を誰より早く食べることが粋とされた江戸。本所深川の岡っ引き・茂七は、白魚、初鰹、柿など旬の味にまつわる事件を追い、町の人々が胸にしまった秘密へたどり着く。正体の知れない稲荷寿司屋の親父が差し出す一品も、捜査の合間の忘れがたい楽しみだ。殺しや盗みの背後にある親子の情、恋、悔恨を、人情味と鋭い推理で描く九編を収録。単行本・文庫未収録だった三編を加えた完全版で、江戸の四季と食の匂いまで立ち上がる連作時代ミステリー。茂七親分が活躍する江戸捕物シリーズ。威勢のよい商いの声や湯気の立つ料理の描写も魅力で、食べ物が人をつなぎ、時に隠された罪を暴く手がかりになる面白さがある。

以上、「茂七」シリーズ一覧と読む順番でした。

※このページの情報は2026年8月31日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。