佐々木譲の新刊一覧表
単行本
文庫
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『路上の輝き』(発売日:2026年9月29日)
盛岡で暮らす修平は、若き日に東京の小劇場と音楽の周辺で夢を分かち合った友人・冬樹の病を知る。二人は東京から京都、広島へと旅し、服飾を学んでいた奈津美ら、かつての仲間を訪ねていく。半世紀を経ても残る歌、閉じようとする店、語れなかった思い。老いと別れを前に、路上で輝いていた青春の日々をたどり直す、大人たちの友情と記憶の物語。静かな伏線が幾重にも重なり、先の読めない展開が続く。乾いた筆致のなかに、人物たちの迷いと決断がくっきりと立ち上がる。土地の匂いまで伝わる描写が、物語に確かな奥行きを与えている。追う者と追われる者の思惑が交錯し、緊張は一歩ずつ高まっていく。
『横浜共同租界』(発売日:2026年5月27日)
第二次世界大戦後、横浜はアメリカ、中国、ロシア、イギリス、オランダが共同統治する租界となった。現代、その租界警察を退職した長堂和樹は、免許を持たず探偵稼業を続けている。ある女性から、拉致されたかもしれない弟を捜してほしいと依頼された彼の前に、各国の領事館警察と手段を選ばない謎の組織が立ちはだかる。混沌の街を歩く私立探偵シリーズ開幕作。人生の分岐点に立つ人々を見つめる、余韻深い一作だ。静かな伏線が幾重にも重なり、先の読めない展開が続く。乾いた筆致のなかに、人物たちの迷いと決断がくっきりと立ち上がる。土地の匂いまで伝わる描写が、物語に確かな奥行きを与えている。
『分裂蜂起』(発売日:2025年12月15日)
日露戦争に敗れた日本がロシアの支配下にある一九一七年十一月。ロシアで過激派が政権を奪ったとの報が届く中、警視庁の新堂は市谷の濠から上がった水死体に遭遇し、牛込署の中西と捜査を始める。革命の波は占領下の東京にも迫り、治安組織、抵抗勢力、ロシア側の思惑が入り乱れる。大きな歴史の転換点で、一人の特務巡査が使命を貫く完結編。北海道の季節と街の表情が、事件の切迫感をいっそう際立たせる。地道な聞き込みと鋭い推理が、隠された因果を少しずつ掘り起こす。事件の向こうにある人間の弱さと覚悟を、重厚な筆致で見つめる。複数の捜査線が交わる構成と、現場で揺れる警察官たちの矜持が読みどころ。
【抵抗都市】
『佐伯警部の推理 道警・函館方面本部』(発売日:2025年9月3日)
大通署で数々の重大事件を解決してきた佐伯宏一は警部昇任試験に合格し、函館方面本部捜査課へ着任する。新しい土地と立場にまだ慣れない二週間後、青函フェリーターミナル北側の工業団地で変死体が上がる。管理職として部下を動かしながら、自ら現場を見て考えたい佐伯。札幌時代とは異なる組織と港町の人間関係の中で、警部として最初の事件に挑む。組織の論理と一人ひとりの正義がぶつかり、緊張が途切れない。北海道の季節と街の表情が、事件の切迫感をいっそう際立たせる。地道な聞き込みと鋭い推理が、隠された因果を少しずつ掘り起こす。事件の向こうにある人間の弱さと覚悟を、重厚な筆致で見つめる。
【道警】
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『秋葉断層』(発売日:2026年11月5日)
一九九七年、神田明神下の路地で電器店の常務がひき逃げされ、事件は未解決のまま残った。二十七年後、その死が事故ではなく殺人だった可能性が浮上する。警視庁特命捜査対策室の水戸部は、万世橋署の年上の部下・柿本と再捜査を開始。家族経営の店、変貌した秋葉原、電気街の歴史をたどるうち、時代の断層に埋もれた利害と秘密が姿を現す。事件の向こうにある人間の弱さと覚悟を、重厚な筆致で見つめる。複数の捜査線が交わる構成と、現場で揺れる警察官たちの矜持が読みどころ。組織の論理と一人ひとりの正義がぶつかり、緊張が途切れない。北海道の季節と街の表情が、事件の切迫感をいっそう際立たせる。
【特命捜査対策室】
『裂けた明日』(発売日:2026年5月28日)
テロと銃撃が頻発し、国が二つに裂けた近未来の日本。独り暮らしの元公務員・沖本信也のもとへ、幼い少女を連れた逃亡中の女性が現れる。二人を安全圏へ送り届けると決めた沖本は、役所勤めで得た知識を頼りに、福島から東京まで検問や武装勢力を避ける道を探す。戦う力を持たない男が、経験と判断を武器に命をつなぐ決死のロードノベル。乾いた筆致のなかに、人物たちの迷いと決断がくっきりと立ち上がる。土地の匂いまで伝わる描写が、物語に確かな奥行きを与えている。追う者と追われる者の思惑が交錯し、緊張は一歩ずつ高まっていく。人生の分岐点に立つ人々を見つめる、余韻深い一作だ。静かな伏線が幾重にも重なり、先の読めない展開が続く。
『時を追う者』(発売日:2026年2月10日)
一九四九年、終戦から四年後の東京。陸軍中野学校出身の元破壊工作員・藤堂直樹は、歴史学者と物理学者から、過去へ遡る方法を発見したと告げられる。依頼は、戦争を始めた者たちを排除し、満州事変を阻止すること。二人の男女を仲間に加え、藤堂は歴史を変える決死行へ向かう。目的を果たせば未来は良くなるのかという問いが、任務の一歩ごとに重く迫る時間冒険小説。土地の匂いまで伝わる描写が、物語に確かな奥行きを与えている。追う者と追われる者の思惑が交錯し、緊張は一歩ずつ高まっていく。人生の分岐点に立つ人々を見つめる、余韻深い一作だ。静かな伏線が幾重にも重なり、先の読めない展開が続く。
『樹林の罠 道警・大通警察署』(発売日:2026年1月15日)
大通署機動捜査隊の津久井は、ひき逃げの通報を受けた現場で、単なる事故ではない可能性に気づく。小島百合は駅前交番で保護された九歳の少女の引き取りへ向かい、父の介護のため札幌を離れていた佐伯には弁護士事務所荒らしの相談が舞い込む。コロナ禍の北海道で、別々の小事件に見えた出来事から隠された犯罪が浮かぶ。事件の向こうにある人間の弱さと覚悟を、重厚な筆致で見つめる。複数の捜査線が交わる構成と、現場で揺れる警察官たちの矜持が読みどころ。組織の論理と一人ひとりの正義がぶつかり、緊張が途切れない。北海道の季節と街の表情が、事件の切迫感をいっそう際立たせる。地道な聞き込みと鋭い推理が、隠された因果を少しずつ掘り起こす。
【道警】
『闇の聖域』(発売日:2025年11月25日)
満州事変直前の大連。東京から赴任した警察官・川村修平は、駅近くで頸動脈に不可解な傷を残す遺体を目にする。それはかつて東京で遭遇した死体と酷似していた。一方、運命に抗う画家は異国の街で最後の恋に身を投じていく。連続する猟奇殺人の捜査と、芸術家たちの愛が交差し、租界都市の華やかさの裏に潜む闇が開かれるサスペンスロマンス。追う者と追われる者の思惑が交錯し、緊張は一歩ずつ高まっていく。人生の分岐点に立つ人々を見つめる、余韻深い一作だ。静かな伏線が幾重にも重なり、先の読めない展開が続く。乾いた筆致のなかに、人物たちの迷いと決断がくっきりと立ち上がる。土地の匂いまで伝わる描写が、物語に確かな奥行きを与えている。
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