「古典部」シリーズの読む順番リスト(刊行順一覧)
古典部シリーズを読む順番は、上のリストを参考にしてください。
本のタイトルをタップ(クリック)すれば、表紙やあらすじなども確認できますよ!
「古典部」シリーズの詳細(あらすじ等の紹介)
『氷菓』(初刊:2001年10月)
氷菓 <角川文庫>
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何事にも積極的に関わらない「省エネ」を信条とする高校生・折木奉太郎。姉の命令で廃部寸前の古典部に入った彼は、好奇心旺盛な千反田える、旧友の福部里志、伊原摩耶花とともに、教室に閉じ込められた理由や図書室の不可解な貸出など、日常に潜む謎を解いていく。才能を持て余す奉太郎の推理力は、えるの「私、気になります」によって静かに目覚めていく。やがて彼女が打ち明けたのは、幼い日に伯父から聞いたはずなのに思い出せない言葉。三十三年前の学園紛争と、古典部の文集『氷菓』に秘められた真意を追ううち、ほろ苦い過去が浮かび上がる。青春の光と影を端正かつ鮮やかに描く、古典部シリーズ第1巻。
『愚者のエンドロール』(初刊:2002年7月)
愚者のエンドロール <角川文庫>
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省エネ主義の折木奉太郎が、古典部の仲間とともに文化祭用の自主制作映画を見せられる。廃屋を舞台にしたそのミステリーは、密室での殺人場面を最後に途切れ、脚本家も倒れて結末は不明のまま。先輩たちは、撮影済みの映像と配役から犯人とトリックを推理してほしいと頼む。三人の探偵役が示す解答を検討するうち、奉太郎は自分の推理力を周囲から期待され、眠っていた才能と向き合うことになる。しかし、筋の通った「解決」の先には、映像に残された小さな違和感と、物語を完成させたい者の思惑が待っていた。千反田えるの素朴な疑問が、答えの陰を照らし出す。創作と推理、人を読むことの危うさが交差する、古典部シリーズ第2巻。
『クドリャフカの順番』(初刊:2005年6月)
クドリャフカの順番 <角川文庫>
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待ちに待った神山高校の文化祭。手違いで大量の文集『氷菓』を抱えた古典部は、知名度を上げて完売を目指す。ところが校内では、碁石、タロットカード、水鉄砲と、各部から品物が一つずつ盗まれる奇妙な事件が発生。現場に残されるメッセージと、犯行の順番にはどんな規則があるのか。千反田えるは事件を宣伝に生かそうと奔走し、福部里志は蓄えた知識を武器に推理合戦へ、伊原摩耶花は漫画研究会での葛藤に向き合う。店番で部室を動けない折木奉太郎も、わずかな情報から謎の構図を読み解き始める。祭りのにぎわいと、終わりに残る苦い余韻も忘れ難い。熱気の陰で交差する期待と才能の痛みを描く、古典部シリーズ第3巻。
『遠まわりする雛』(初刊:2007年10月)
遠まわりする雛 <角川文庫>
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古典部に入部した春から、進級を目前にした翌春まで。折木奉太郎、千反田える、福部里志、伊原摩耶花の一年を、季節ごとの謎でつなぐ連作短編集。校内放送で名指しされた生徒の不可解な行動、図書室でのささやかな違和感、正月の神社で起きる思わぬ災難、手作りチョコレートをめぐる事件――日常の片隅に生まれた疑問が、四人の距離を少しずつ変えていく。やがて奉太郎は、えるの頼みで伝統行事〈生き雛〉に参加するが、連絡の手違いで祭りの開催が危ぶまれる。その遠回りに隠された意図とは。四人が重ねた一年の手触りも鮮やかに残る。謎解きの向こうに芽生える感情を瑞々しく描く、古典部シリーズ第4巻。
『ふたりの距離の概算』(初刊:2010年6月)
ふたりの距離の概算 <角川文庫>
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二年生になった折木奉太郎たちの古典部に、明るく率直な新入生・大日向友子が仮入部する。四人は新しい仲間を歓迎し、順調に見えたが、本入部の締切直前、大日向は突然「入部しない」と告げた。短い期間に何が彼女の心を変えたのか。理由を尋ねる時間もないまま迎えたマラソン大会で、奉太郎は二十キロの道のりを走りながら、これまでの会話と行動を一つずつたどる。千反田えるの言葉、大日向の表情、何気ないやりとりに残された違和感。その背後には、善意だけでは越えられない人と人との距離があった。新歓の春に生まれた誤解をほどくことはできるのか。体力を消耗しながら心のすれ違いを概算する、切なくも瑞々しい古典部シリーズ第5巻。
『いまさら翼といわれても』(初刊:2016年11月)
いまさら翼といわれても <角川文庫>
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二年生になった古典部の四人が、それぞれの過去と未来に向き合う六篇。奉太郎が省エネ主義を選ぶに至った中学時代、摩耶花が漫画研究会で追い続けた一冊、里志の気楽な笑顔の奥にある思い――身近な謎を解くたび、これまで見えなかった仲間の輪郭が浮かび上がる。夏休み初日、合唱祭でソロを任された千反田えるが本番前に姿を消す。摩耶花から連絡を受けた奉太郎は会場へ急ぎ、彼女がどこへ行ったのか、何を思っているのかを推理し始める。将来を自由に選べるはずの「翼」が、誰にとっても希望とは限らない。四人の成長と選択が静かな余韻を残す。青春の岐路を瑞々しくもビターに描く、古典部シリーズ第6巻。
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「古典部」シリーズの最新刊情報
文庫の最新刊は、2019年6月14日発売の『いまさら翼といわれても』です。詳しくは以下をご覧ください。
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いまさら翼といわれても <角川文庫>
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二年生になった古典部の四人が、それぞれの過去と未来に向き合う六篇。奉太郎が省エネ主義を選ぶに至った中学時代、摩耶花が漫画研究会で追い続けた一冊、里志の気楽な笑顔の奥にある思い――身近な謎を解くたび、これまで見えなかった仲間の輪郭が浮かび上がる。夏休み初日、合唱祭でソロを任された千反田えるが本番前に姿を消す。摩耶花から連絡を受けた奉太郎は会場へ急ぎ、彼女がどこへ行ったのか、何を思っているのかを推理し始める。将来を自由に選べるはずの「翼」が、誰にとっても希望とは限らない。四人の成長と選択が静かな余韻を残す。青春の岐路を瑞々しくもビターに描く、古典部シリーズ第6巻。
以上、「古典部」シリーズ一覧と読む順番でした。
※このページの情報は2026年9月4日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。