「古事記異聞」シリーズの読む順番リスト(刊行順一覧)

  1. 古事記異聞 鬼棲む国、出雲』(初刊:2018年6月)
  2. 古事記異聞 オロチの郷、奥出雲』(初刊:2018年10月)
  3. 古事記異聞 京の怨霊、元出雲』(初刊:2020年7月)
  4. 古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲』(初刊:2020年11月)
  5. 古事記異聞 陽昇る国、伊勢』(初刊:2022年11月)

古事記異聞シリーズを読む順番は、上のリストを参考にしてください。

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「古事記異聞」シリーズの詳細(あらすじ等の紹介)

『古事記異聞 鬼棲む国、出雲』(初刊:2018年6月)

古事記異聞 鬼棲む国、出雲

古事記異聞 鬼棲む国、出雲 <講談社文庫>

発売日:2021年1月15日

長編
あらすじ

日枝山王大学の民俗学研究室に所属する橘樹雅は、研究テーマの出雲について、指導教官・御子神伶二から「ほとんど理解できていない」と厳しく突き放される。傷つきながらも現地へ旅立ち、出雲大社や佐太神社を巡る雅は、『古事記』や『日本書紀』が語る神話と、土地に残る伝承のずれに気づく。縁結びの地という明るいイメージの下には、征服され「鬼」と呼ばれた者たちの歴史が眠っているのか。知識不足を思い知らされた雅が、現地の声を聞きながら研究者として成長する姿も清々しい。出雲の風景と人々の言葉が、書物だけでは得られない答えを雅へ手渡していく。若き研究者が敗者の声を求めて歩き始める、古事記異聞シリーズ第1巻。

『古事記異聞 オロチの郷、奥出雲』(初刊:2018年10月)

古事記異聞 オロチの郷、奥出雲

古事記異聞 オロチの郷、奥出雲 <講談社文庫>

発売日:2021年5月14日

長編
あらすじ

出雲での調査を終えた橘樹雅は、指導教官・御子神伶二の「出雲の本質は奥出雲にある」という一言に導かれ、さらに山深い土地へ向かう。たたら製鉄の痕跡、斐伊川の流れ、素戔嗚尊と八岐大蛇の伝説。縁結びの神々の国だと思っていた景色は、資料を重ねるほど血なまぐさい別の姿へ変わっていく。大蛇は自然災害の比喩なのか、それとも滅ぼされた人々の記憶なのか。鉄を生む炎と川を走る水という対照が、豊かな土地を奪われた人々の怒りを象徴していく。現地でしか見えない地形と産業の痕跡が、神話の怪物に生々しい実体を与える。正史に記されなかった敗者の運命に雅が戦慄する、古事記異聞シリーズ第2巻。

『古事記異聞 京の怨霊、元出雲』(初刊:2020年7月)

古事記異聞 京の怨霊、元出雲

古事記異聞 京の怨霊、元出雲 <講談社文庫>

発売日:2021年9月15日

長編
あらすじ

出雲を研究する大学院生・橘樹雅は、新たな手がかりを求めて京都へ向かう。下鴨神社の周辺には、かつて出雲族の集落があったとされ、出雲寺、出雲路橋、出雲井於神社など、今も「出雲」の名が点在していた。糺の森で起きた殺人事件をきっかけに、雅は言葉が人を縛り、歴史を塗り替える「言霊」の力を知る。朝廷は、従わぬ民である出雲族にどんな呪いをかけたのか。学び直す雅の視点を通じ、観光で見慣れた京都の社寺が征服の痕跡を刻む場所へ変わっていく。事件を追う緊張が、資料調査中心のフィールドワークに鋭い速度を与えている。華やかな古都の地下に眠る元出雲の記憶を掘り起こす、古事記異聞シリーズ第3巻。

『古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲』(初刊:2020年11月)

古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲

古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲 <講談社文庫>

発売日:2022年5月13日

長編
あらすじ

出雲大社から始まった橘樹雅のフィールドワークは、いよいよ大詰めを迎える。大神神社の主祭神・大物主神も素戔嗚尊と同じ出雲の神だと知った雅は、在野の研究者・金澤千鶴子と奈良へ向かい、大和に残る出雲族の痕跡を探す。だが二人の行動を監視する何者かの影が迫り、調査は危険を帯びていく。大和に存在した出雲村と、相撲の祖とされる野見宿禰の伝説は何を伝えるのか。研究の完成を前にした雅の高揚と不安が、監視者の気配によって息詰まる追跡劇へ変わる。大和朝廷の中心に残る『出雲』という矛盾が、長い旅の核心へと、まっすぐ雅を導いていく。征服と融合の核心へ進む、古事記異聞シリーズ第4巻。

『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』(初刊:2022年11月)

古事記異聞 陽昇る国、伊勢

古事記異聞 陽昇る国、伊勢 <講談社文庫>

発売日:2024年11月15日

長編
あらすじ

「伊勢を知らなければ、出雲の半分しか分からない」。日枝山王大学で民俗学を学ぶ橘樹雅は、学会のため三重へ向かう准教授・御子神伶二に同行し、伊勢を歩く。男神を祀る造りなのに女神が鎮まる社、御神籤や注連縄など伊勢神宮には存在しない五つのもの、明治以前の天皇が参拝しなかった事実。素朴な疑問を重ねるほど、最高神・天照大神の像は揺らぎ始める。素直な疑問を口にする雅と、簡単には答えを渡さない御子神の師弟関係にも味わいがある。伊勢の明るい陽光の下で、勝者の神話が抱えた影はいっそう濃く見える。出雲と伊勢、敗者と勝者の物語を結び直し、長い研究の答えへ進む、古事記異聞シリーズ第5巻。

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「古事記異聞」シリーズの最新刊情報

文庫の最新刊は、2024年11月15日発売の『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』です。詳しくは以下をご覧ください。

文庫の最新刊はこちら

古事記異聞 陽昇る国、伊勢

古事記異聞 陽昇る国、伊勢 <講談社文庫>

発売日:2024年11月15日

長編
あらすじ

「伊勢を知らなければ、出雲の半分しか分からない」。日枝山王大学で民俗学を学ぶ橘樹雅は、学会のため三重へ向かう准教授・御子神伶二に同行し、伊勢を歩く。男神を祀る造りなのに女神が鎮まる社、御神籤や注連縄など伊勢神宮には存在しない五つのもの、明治以前の天皇が参拝しなかった事実。素朴な疑問を重ねるほど、最高神・天照大神の像は揺らぎ始める。素直な疑問を口にする雅と、簡単には答えを渡さない御子神の師弟関係にも味わいがある。伊勢の明るい陽光の下で、勝者の神話が抱えた影はいっそう濃く見える。出雲と伊勢、敗者と勝者の物語を結び直し、長い研究の答えへ進む、古事記異聞シリーズ第5巻。

以上、「古事記異聞」シリーズ一覧と読む順番でした。

※このページの情報は2026年8月28日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。