上橋菜穂子作のファンタジー小説「獣の奏者(けもののそうじゃ)」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『獣の奏者 I 闘蛇編』『獣の奏者 II 王獣編』『獣の奏者 III 探求編』……です。詳しくは記事をご覧ください。
上橋菜穂子さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「獣の奏者」シリーズ刊行順一覧
獣の奏者シリーズは全5作(本編4、外伝1)発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
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2006年11月21日 | 獣の奏者 I 闘蛇編 | |
2006年11月21日 | 獣の奏者 II 王獣編 | |
2009年8月11日 | 獣の奏者 III 探求編 | |
2009年8月11日 | 獣の奏者 IV 完結編 | |
2010年9月4日 | 外伝 短編集 獣の奏者 外伝 刹那 |
「獣の奏者」シリーズを読む順番
獣の奏者シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)―2009年8月12日発売
長編小説
リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける。
獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)―2009年8月12日発売
長編小説
カザルム学舎で獣ノ医術を学び始めたエリンは、傷ついた王獣の子リランに出会う。決して人に馴れない、また馴らしてはいけない聖なる獣・王獣と心を通わせあう術を見いだしてしまったエリンは、やがて王国の命運を左右する戦いに巻き込まれていく―。新たなる時代を刻む、日本ファンタジー界の金字塔。
獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)―2012年8月10日発売
長編小説
愛する者と結ばれ、母となったエリン。ある村で起きた闘蛇の大量死の原因究明を命じられ、行き当たったのは、かつて母を死に追いやった禁忌の真相だった。夫と息子との未来のため、多くの命を救うため、エリンは歴史に秘められた真実を求めて、過去の大災厄を生き延びた人々が今も住むという遙かな谷を目指すが…。
獣の奏者 4完結編 (講談社文庫)―2012年8月10日発売
長編小説
闘蛇と王獣。秘められた多くの謎をみずからの手で解き明かす決心をしたエリンは、拒み続けてきた真王の命に従って王獣を増やし、一大部隊を築き上げる。過去の封印をひとつひとつ壊し、やがて闘蛇が地を覆い王獣が天に舞う時、伝説の大災厄は再びもたらされるのか。傑作大河物語巨編、大いなる結末へ。
獣の奏者 外伝 刹那 (講談社文庫)―2013年10月16日発売
王国の行く末を左右しかねぬ政治的運命を背負ったエリンは、女性として、母親として、いかに生きたのか。エリンの恩師エサルの、若き頃の「女」の顔。まだあどけないジェシの輝く一瞬。一日一日、その時を大切に生きる彼女らのいとおしい日々を描く物語集。エリンの母ソヨンの素顔を描いた単行本未収録短編「綿毛」収録。