中村ふみ作の小説「裏閻魔」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『裏閻魔』『裏閻魔2』『裏閻魔3』です。詳しくは記事をご覧ください。
中村ふみさんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「裏閻魔」シリーズを読む順番
裏閻魔シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
裏閻魔―2011年3月4日発売
長編小説
時は幕末。長州藩士・一之瀬周は、新撰組に追われて瀕死の重傷を負うが、刺青師・宝生梅倖が掌に彫った「鬼込め」と呼ばれる呪いの刺青で命を救われる。周は不老不死の運命を背負うこととなり、明治から昭和へと激動の時代を刺青師・宝生閻魔として人目を憚るようにして生きていく。傍らには常に、友人の遺児・奈津の姿があった。その奈津を狙うのは、姉の仇で同じ鬼込めの技を持つもう一人の刺青師・夜叉。少女だった奈津もやがて女として閻魔を意識しつつ、純愛を貫きながら彼の年を追い越し老いていく……。
裏閻魔2 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)―2011年11月15日発売
長編小説
時は昭和20年、『鬼込め』という特殊な彫り物で不老不死となった宝生閻魔は幕末から変わらぬ姿で生き続けている。広島で奈津を見つけることが出来なかった閻魔は東京に戻り、失意の日々を過ごしていた。その頃東京では不可解な事件がつづいており、死者の掌には鬼込めらしき彫り物があった…鬼込めをできる彫り師「ドヤ蜘蛛」・閻魔の弟子「善哉」など、魅力溢れるキャラクターが続々新登場!
裏閻魔3 (ゴールデン・エレファント賞)―2012年6月29日発売
長編小説
昭和三十二年―夜叉との再会を果たした閻魔は、奈津が沖縄にいることを知らされる。アメリカ統治下の沖縄に渡るも、そこに奈津の姿はなかった。同じ頃、己の寿命を悟った夜叉は不死者を追う皆藤浩一郎に追い詰められる。時を越えて求め合う三つの運命が交錯したそのとき、百年の愛が動きだす……。『裏閻魔』感動の最終巻! !