『卒業』から始まる、東野圭吾作の推理小説「加賀恭一郎(かがきょういちろう)」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『卒業』『眠りの森』『どちらかが彼女を殺した』……です。詳しくは記事をご覧ください。
東野圭吾さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「加賀恭一郎」シリーズ最新刊情報
加賀恭一郎シリーズの最新刊は、2023年9月21日発売の『あなたが誰かを殺した』です。詳しくは以下をご覧ください。
あなたが誰かを殺した―2023年9月21日発売
長編小説
★★★ミステリ、ど真ん中。★★★最初から最後までずっと「面白い!」至高のミステリー体験。閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。
「加賀恭一郎」シリーズを読む順番
加賀恭一郎シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
卒業 (講談社文庫)―1989年5月8日発売
長編小説
卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。 親友・相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探って鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。彼女が抱えていた誰にも打ち明けられない秘密とは何だったのか。そして、第二の事件が起こる。刑事になる前の加賀恭一郎、初登場作。
評価:
読んだ感想
加賀恭一郎シリーズ第1弾。加賀恭一郎が大学生の頃の話です。
今まで仲良しだった友人グループの間に衝撃的な事件が起こる青春ミステリー。
この作品は「茶道」に関する内容が結構出てくるので、茶道に詳しい方にはかなり楽しめるかも。
眠りの森 (講談社文庫)―1992年4月3日発売
長編小説
名門バレエ団で男が殺された。被疑者は居合わせたバレリーナ。正当防衛を主張するが、その証拠は見つからない。事件が混迷をきわめる中、『眠りの森の美女』を模した殺人事件が起こる。捜査にあたる加賀恭一郎は、被疑者の親友のダンサーと出会う。気丈に稽古に励む彼女に惹かれながらも、辛い決断の時が迫る。
評価:
読んだ感想
加賀恭一郎シリーズ第2弾。前作では大学生だった加賀ですが、今作では刑事として登場します。
バレエの話題が多いので興味がある方はより楽しめると思います。また未来に繋がる終わり方なので、今後のシリーズ展開も気になります…!
どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫)―2023年6月15日発売
長編小説
ミステリ界にケンカを売りたかった ――東野圭吾ミステリファンが驚愕した伝説の作品☆☆☆兄は復讐を決意した。刑事はその企みに気づいた。二人の対決の行方は?☆☆☆「お兄ちゃん以外、信じられなくなっちゃった」電話は切れ、妹は殺された。愛知県交通課の兄・和泉は、犯人への復讐を決意し、現場の証拠を隠蔽する。容疑者は元恋人の男と親友の女。決め手が見つからないなか、練馬署の加賀刑事だけは兄の工作を嗅ぎ取る。あなたに真相が見抜けるか。究極の”犯人当て”小説。
悪意 (講談社文庫)―2001年1月17日発売
長編小説
人はなぜ人を殺すのか。東野文学の最高峰。人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。超一級のホワイダニット。
私が彼を殺した 新装版 (講談社文庫)―2023年7月14日発売
長編小説
結婚式で、男は死んだ。あなたは犯人を推理できるか。「東野圭吾からの挑戦状」☆☆☆著作国内1億部突破東野圭吾だから書ける超絶技巧ミステリー☆☆☆男の庭先で、裏切られた女性が自殺した。すでに別の女性と婚約していた男は死の事実を隠して結婚式へ向かい、最中に殺害される。動機のある容疑者は三人――婚約相手の兄、恋人を盗られた男、元交際相手の女。推理の鍵は、死因の毒入りカプセルが何処から現れたか。あなたは加賀刑事が導く真実に迫れるか。
嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)―2003年2月14日発売
東野圭吾はミステリーをさらに掘り下げた!正直に生きていきたいと望んでいたのに、落とし穴にはまりこみ、思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。そして、それを隠すために、さらに新しい秘密を抱えこむ。
赤い指 (講談社文庫)―2009年8月12日発売
長編小説
「家族」の物語。犯罪を越えた本当の闇。この家に隠されている真実は彼らの手で解かれなければならない。ひとつの事件から見える家族の肖像。二日間の悪夢と孤独な愛情の物語。
新参者 (講談社文庫)―2013年8月9日発売
長編小説
刑事・加賀恭一郎、日本橋へ。日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。
麒麟の翼 (講談社文庫)―2014年2月14日発売
長編小説
この橋に架けた愛と償い親子だからこそ起きた悲劇と奇跡。この謎を解けるのは、加賀恭一郎しかいない。「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)―2016年9月15日発売
長編小説
悲劇なんかじゃない。これが私の人生。加賀恭一郎は、なぜ「新参者」になったのか---。明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。
希望の糸 (講談社文庫)―2022年7月15日発売
長編小説
東野圭吾の「家族」の物語。待望の文庫化!「死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。
あなたが誰かを殺した―2023年9月21日発売
長編小説
★★★ミステリ、ど真ん中。★★★最初から最後までずっと「面白い!」至高のミステリー体験。閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。