堂場瞬一の新刊一覧表
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『死と金 セレブ・ケース2』(発売日:2026年10月9日)
IT事業で成功し、巨大企業グループを築いた男が死んだ。病死とされるその最期に疑いが生じ、警視庁の特別対策捜査官・二階堂悠真が調査を始める。自身も裕福な家に育ち、六本木の高級マンションに住む二階堂にとって、富裕層の世界は身近なもの。だが、莫大な遺産を前に口を閉ざす遺族たちから、死の背景を探るのは容易ではない。さらに浮かび上がるのは、男の死の間際に姿を見せた謎の人物。事業の第一線を退き、社会貢献に力を注いだ成功者の人生と、不審な死はどう結びつくのか。金と地位に囲まれた人々の言葉をたどり、一人の男が最後に求めたものへ迫る警察ミステリー、セレブ・ケースシリーズ第2巻。
『絶遠の春』(発売日:2026年9月4日)
百四十年の歴史を持つ全国紙・日本新報が、新聞離れと経営悪化の末に発行を停止し、倒産する。同僚たちが次の職を探すなか、社会部記者の南康祐は志を同じくする仲間とネット専門メディア「日新ネットS」を立ち上げようと画策する。オールドメディアとの確執、人材不足、記者クラブ制度、広告収入の壁。報道の理念を守りながら新しい媒体を事業として成立させられるのか。新聞の終焉と再出発を描くメディアシリーズ完結編。
『鋼鉄のレガシー』(発売日:2026年7月29日)
捜査一課の若手刑事・日下啓太は、八年前に失踪した元代議士の再捜索を行う特捜チームへ加わる。朝比奈由宇の指揮下で沖田大輝と捜査を始めた直後、若い女性の誘拐が発生し、容疑者には伝説の刑事・鳴沢了の名が浮かぶ。二つの事件が交錯するなか、堂場作品の歴代刑事たちが集結し、それぞれの信念をぶつけ合う大河警察ドラマ。
『決裂』(発売日:2026年6月24日)
渋谷中央署の刑事・大嶋が、拳銃を持ち出したまま逃走した。なぜ現職の刑事が危険な行動に出たのか。捜査に乗り出したのは、大嶋と同期で旧友でもある刑事・伊賀だった。信頼してきた友を追う立場となった伊賀は、警察官として事件を解明しながら、その胸に秘められた事情へ迫っていく。職務と友情の狭間で揺れる刑事を描く緊迫の警察小説。
『暗黒の彼方』(発売日:2026年2月13日)
新聞記者の古山孝弘は、かつて共に連続女児殺害事件の真実を暴いた先輩・松島慶太に呼び出される。がんで余命を告げられた松島が託したのは、「心残り」に関わる暗号めいたメモだった。警察庁官僚の謎の死、地検、法相、FBI、そして闇に葬られた政治的取引。先輩の最後の仕事を引き継ぎ、古山は隠された真相を暴く取材へ走り出す。
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『守護者の傷』(発売日:2026年11月25日)
神奈川県警の巡査部長・水沼加穂留は、警察が訴えられた民事裁判を担当する訟務課へ異動する。そこへ弁護士資格を持つ謎めいた新人・新崎大也が加わった。二人は強盗犯への違法捜査を問う裁判を任され、捜査一課の説明を信じて警察官を守ろうとする。だが法廷で関係者の嘘が暴かれ、組織への信頼が揺らぐ。警察の正義を内側から問う法廷ミステリー。
『闇をわたる セレブ・ケース』(発売日:2026年10月6日)
警視総監直轄の「警視庁特別対策捜査官」二階堂悠真は、富裕層や要人が関わる事件の窓口を一人で担う。ある日、資産家宅から高級腕時計が消えた疑いを調べることに。被害を届けようとしない傲慢な資産家と、相談に訪れた後妻の態度には不可解な点が残る。さらに、総務省審議官の息子が強盗容疑で逮捕され、二つの事件が複雑に絡み始める。セレブ出身の刑事が、名門一家の過去と特権に守られた嘘を暴く警察ミステリー。
『守るべきもの 警視庁総合支援課5』(発売日:2026年8月12日)
犯罪被害者だけでなく、加害者の家族も支援する警視庁総合支援課。兄が事件を起こした過去を持つ柿谷晶は、支援を必要とする人々の間に立ち、誰を、何から守るべきなのかという問いに向き合う。法的な立場や世間の評価だけでは救えない家族に寄り添いながら、自身の傷とも折り合いをつけようとする晶。被害と加害の境界で、警察による支援の意味を問い続けるシリーズ第5巻。
『デモクラシー』(発売日:2026年6月19日)
二〇××年、日本は憲法改正で政治制度を一変させた。二十歳以上から千人の国民議員を無作為に選び、議会は完全オンライン、首相は国民の直接選挙で決める。突然議員となった大学生、新制度に苦悩する首相、権限を増した官僚、旧体制を守ろうとする都知事。透明性を掲げた仕組みに監視と不正の危うさが忍び寄るなか、民主主義の理想と現実を問う政治小説。