堂場瞬一作の小説「メディア三部作」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『警察回りの夏』『蛮政の秋』『社長室の冬』です。詳しくは記事をご覧ください。
堂場瞬一さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「メディア三部作」シリーズを読む順番
メディア三部作シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
警察回りの夏 (集英社文庫)―2017年5月19日発売
長編小説
母子家庭の幼い姉妹が自宅で殺害される。死体発見時から母親が行方不明の為、母親犯人説が浮上。日本新報甲府支局の南は、本社への栄転を懸け、特ダネを狙って精力的に事件情報を収集。警察のネタ元から犯人の情報を掴み、紙面のトップを飾る記事を書いた。だが、それは大誤報となって…。巧妙な罠に翻弄されながらも、新聞記者としての矜持と野心の狭間で真実を追う男の闘い。長編ミステリー。
蛮政の秋 (集英社文庫)―2018年12月18日発売
長編小説
新聞記者・南に政界を揺るがす内容のメールが届く。本物なら、大スクープになるが……!?複雑に絡んだ政権とメディアの腐敗を炙り出す傑作事件小説。日本新報記者・南康祐に、大手IT企業が不正献金をしているという政治家リストがメールで届く。真実なら政界を揺るがす大事件だが、送信者に心当たりがない。甲府支局時代に誤報を飛ばし、会社を窮地に陥れた過去がある身として、慎重にならざるを得ない。だが、本社に戻った今、特ダネを物にしたい思いは募り……。一通のメールから政治の闇を炙り出して行く記者が摑んだ真相とは! 傑作事件小説。
社長室の冬 (集英社文庫)―2019年12月19日発売
長編小説
大手新聞社の身売り!?不毛な社内抗争、買収劇、メディアの存在意義とは……。現代を照射する事件小説シリーズ第三弾!日本新報記者・南康祐は、社内で要注意人物とみなされ、編集局から社長室へと異動。その頃、経営悪化の為、外資系企業への身売り工作が始まっていた。社長が交渉の中心になり、南も渦中に巻き込まれていく。身売りに関して社員や組合が徹底的に反発し、ライバル社への転職者も出る事態に。交渉相手は、紙メディアの存続に関わる買収条件を提示してくるが……。現代メディアのあり方を問う事件小説。