堂場瞬一作の警察小説「真崎薫」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『蒼の悔恨』『青の懺悔』『灰の旋律』です。詳しくは記事をご覧ください。
堂場瞬一さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「真崎薫」シリーズを読む順番
真崎薫シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
蒼の悔恨 (PHP文芸文庫)―2009年4月1日発売
長編小説
ベストセラー「刑事・鳴沢了」シリーズの著者が、新たな刑事を生み出した。雨の横浜――「猟犬」と呼ばれる男、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった一瞬の隙をつかれ、深手を負い青井の逃走を許してしまう。手がかりのないまま一カ月が経ち、退院した真崎は、捜査に復帰を願うも、担当からははずされており、休暇を命じられてしまう。ならばと、独自に捜査を開始した真崎だったが、青井が次に狙ったのは意外な人物であった――。真崎、赤澤、青井、三人のそれぞれの過去が明らかになるにつれ、複雑に絡み合った事件の真相も明らかになっていく。容赦なくつきつけられる「過去」を「過去」として受け入れ、魂のやすらぎを得られる日は真崎に訪れるのか?警察小説の名手が描く、緊迫の長編サスペンス。シリーズ第一弾。
青の懺悔 (PHP文芸文庫)―2010年3月1日発売
長編小説
神奈川県警を辞め、私立探偵の看板を掲げた真崎薫のもとを、高校時代の野球部の仲間で、今はスポーツ選手の代理人を務めている長坂が訪ねて来た。その依頼を受け薫は、やはり昔の仲間であり、メジャーから日本に戻ってきたプロ野球選手の結城と会う。憔悴した様子の結城は、息子が誘拐されたと真崎に打ち明けるのだったが……。横浜を舞台に繰り広げられるハードボイルド小説、待望の第2弾。
灰の旋律―2009年6月6日発売
長編小説
警察小説のヒット・メーカーが描く「ハード・ボイルド」真崎薫シリーズ。神奈川県警を辞し、探偵事務所の看板を掲げたものの、相変わらず、無聊(ぶりょう)をかこつ真崎薫(まさき・かおる)のもとに、レコード会社の中山秋穂(なかやま・あきほ)が音楽プロデューサーの矢吹調(やぶき・しらべ)を捜して欲しいと訪ねてくる。矢吹は、若手バンドのアルバム・プロデュースを依頼されていたのだが、レコーディングが始まる直前に姿を消して……。真崎が追う酔いどれの音楽プロデューサーに、失踪したギタリスト。かつて一世を風靡(ふうび)したロッカーたちを切り裂く一発の銃声。みたび猟犬が横浜を奔(はし)り、音楽業界の闇に迫る!過去に学び、今を見つめ直すことで、人は未来を変えられるだろうか――。