桜庭一樹作のミステリー小説「GOSICK」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『GOSICK ゴシック』『GOSICK II ゴシック その罪は名もなき』『GOSICK III ゴシック 青い薔薇の下で』……です。詳しくは記事をご覧ください。
桜庭一樹さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「GOSICK」シリーズ刊行順一覧
GOSICKシリーズは全16作(GOSICKsシリーズ4作、新章4作を含む)発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
---|---|---|
2003年12月1日 | GOSICK ゴシック | |
2004年5月1日 | GOSICK II ゴシック その罪は名もなき | |
2004年10月1日 | GOSICK III ゴシック 青い薔薇の下で | |
2005年1月1日 | GOSICK IV ゴシック 愚者を代弁せよ | |
2005年7月8日 | 外伝 短編集 GOSICKs ゴシックエス 春来たる死神 | |
2005年12月10日 | GOSICK V ゴシック ベルゼブブの頭蓋 | |
2006年5月10日 | 外伝 短編集 GOSICKs II ゴシックエス 夏から遠ざかる列車 | |
2006年12月1日 | GOSICK VI ゴシック 仮面舞踏会の夜 | |
2007年4月1日 | 外伝 短編集 GOSICKs III ゴシックエス 秋の花の思い出 | |
2011年3月25日 | GOSICK VII ゴシック 薔薇色の人生 | |
2011年5月25日 | 外伝 短編集 GOSICKs IV ゴシックエス 冬のサクリファイス | |
2011年6月23日 | GOSICK VIII ゴシック 神々の黄昏 | |
2013年12月25日 | GOSICK RED | |
2014年11月28日 | GOSICK BLUE | |
2015年11月30日 | GOSICK PINK | |
2016年12月2日 | GOSICK GREEN |
「GOSICK」シリーズを読む順番
GOSICKシリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)―2009年9月25日発売
長編小説
前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。極東の島国から留学した久城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女・ヴィクトリカと出会った。彼女の頭脳は学園の難事件を次々解決してゆくが、ある日ヴィクトリカと一弥は豪華客船に招待され、そこで本物の殺人事件に遭遇してしまう。やがて彼ら自身に危機が迫ったとき、ヴィクトリカは―!?直木賞作家が贈る、キュートでダークなミステリ・シリーズ。
GOSICK II ゴシック・ その罪は名もなき (角川文庫)―2009年11月25日発売
長編小説
「“灰色狼の末裔”に告ぐ。近く夏至祭。我らは子孫を歓迎する」不思議なその広告を見たヴィクトリカは夜、学園を抜けだし山間の小さな村にやってきた。時が止まったようなこの地で、またも起こった惨劇。それは、かつて彼女の母・コルデリアが巻き込まれた事件と呼応するかのように続いてゆく。そして、最後にヴィクトリカが見抜いた真実とは…!?直木賞作家がおくるダーク・ミステリ待望の第2巻登場。
GOSICK 3 ゴシック・青い薔薇の下で (角川文庫)―2010年1月23日発売
長編小説
“青い薔薇”を買ってきてちょうだい―故郷にいる姉の頼みで、首都ソヴレムに出かけてきた一弥は、巨大高級デパート“ジャンタン”で、不気味な体験をした。街に流れる“人間消失”の噂、異様な計算能力を持つストリートチルドレン―深まる一方の謎を抱え、一弥は風邪で寝込んでいるヴィクトリカに電話をする。“知恵の泉”は距離の壁を超え、難事件を解決できるのか…!?大人気ミステリシリーズ、胸騒ぐ第3巻。
GOSICKIV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)―2010年5月25日発売
長編小説
季節は初夏。今日も図書館塔最上階、秘密の小部屋で読書にふけるヴィクトリカの頭上に、金色の書物が落ちてきた。そこには“未来の汝よ。我は愚者なり。そして汝、愚者の代弁者となりて、我が愚かなりし秘密を暴け!”とメッセージが。時を同じくして学園にやってきた謎の人物。そして、時計塔で起きた密室殺人…知恵の泉のもと、すべての謎がひとつになるとき、王国の禁忌が白日のもとに!?人気ミステリ、急展開の第4巻。
GOSICKs-ゴシックエス・春来たる死神ー (角川文庫)―2010年3月21日発売
1924年、春。ヨーロッパの小国ソヴュールに、極東から留学してきた久城一弥は孤独である。不慣れな環境、言葉の壁、クラスメイトの間で囁かれる不吉な言い伝え“春やってくる旅人が死をもたらす”…そして噂どおり起きてしまった殺人事件。容疑者として絶対絶命の危機に陥った一弥に気まぐれな救いの手をさしのべたのは、図書館塔に篭もる謎の少女だった―。世界を変える出会いの瞬間を描く、名作ミステリ外伝短編集。
GOSICKV-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋- (角川文庫)―2010年7月24日発売
長編小説
“君は、わたしを捜せないかね…?”あの日の囁きが予告であったかのように、突然学園から消えたヴィクトリカ。遠くリトアニアの修道院“ベルゼブブの頭蓋”に幽閉され、ゆっくりと弱ってゆく彼女を救うため、一弥はひとり旅立った。豪華列車で出会った奇妙な客たち、遠い戦争の記憶。謎の夜会“ファンタスマゴリア”の血塗られたショー。かつてこの地で何が起こったのか。そして、一弥とヴィクトリカの運命は―。
GOSICKs II ゴシックエス・夏から遠ざかる列車 (角川文庫)―2010年9月25日発売
まぶしい日射し、あふれる緑、静寂に満ちた、聖マルグリット学園―極東からの留学生・久城一弥と智恵の泉を持つ少女、ヴィクトリカは初めての夏休みを迎えた。大図書館で、庭園で、芝生で、謎を解き、世界を語る2人の距離は少しずつ近づいてゆく。やがて訪れる大きな嵐の予感すら、この輝きを曇らせはしないのだ―。人気ミステリシリーズの名探偵コンビ、つかの間の安らかな日日を描いた外伝短編集。
GOSICK VI ゴシック・仮面舞踏会の夜 (角川文庫)―2010年11月25日発売
長編小説
謎の修道院“ベルゼブブの頭蓋”から辛くも脱出したヴィクトリカと一弥は、豪華列車オールド・マスカレード号で、一路懐かしいソヴュールへ。そこで出会った乗客たちは、それぞれ奇妙な名乗りを上げる。“死者”に“木こり”、“孤児”に“公妃”。やがて起こった殺人事件、三つの嘘とひとつの真実、いや、もしかしたら、すべてが…?誰もが誰かを演じる仮面舞踏会の夜、深まる混沌にヴィクトリカの推理が冴えわたる。
GOSICKs III ゴシックエス・秋の花の思い出 (角川文庫)―2011年1月25日発売
闇の修道院を脱出し、暴走する殺人列車から逃れ、懐かしい学園に戻ったヴィクトリカと一弥に、つかの間の安らかな日々が訪れた。季節は、秋。2人がひもとくのは、あざやかな花々と、歴史のうねりに負けず懸命に生きた人々の物語。次なる嵐の予感をはらみつつも、今、このとき、世界は確かに美しい―静かに、ひそかに深まってゆく名探偵コンビの絆―直木賞作家がおくる大人気ミステリシリーズ、珠玉の外伝連作集。
GOSICK VII ゴシック・薔薇色の人生 (角川文庫)―2011年3月25日発売
長編小説
クリスマス直前の気分に華やぐ聖マルグリット学園。だが、外の世界では「2度目の嵐」が迫りつつあった。父ブロワ侯爵によって首都ソヴレムに召喚されたヴィクトリカ、心配で後を追う一弥。ソヴュール王国最大のスキャンダルにして謎、王妃ココ=ローズの首なし死体事件に挑むふたりに侯爵の謀略が…。豪華劇場に過去と現在が交錯し、大いなる罪が暴かれたとき、世界はその様相を変える。ヴィクトリカと一弥の運命は―。
GOSICKs IV ゴシックエス・冬のサクリファイス (角川文庫)―2011年5月25日発売
クリスマス前日、聖マルグリット学園は、最大のイベント“リビング・チェス大会”の準備で騒がしい。そんな中、いつものように独り読書にいそしむヴィクトリカ、彼女の退屈を追い払うため図書館塔を上る一弥―グレヴィールの初恋、アブリルの思い、ブライアンとブロワ侯爵の静かな戦い、そして―降りしきる雪の中解き明かされるのは、それぞれの“秘密”―名コンビ最後の平穏な日々を描く、大人気ミステリ外伝。
GOSICK -ゴシック- VIII 上 ゴシック・神々の黄昏 (角川文庫)―2011年6月23日発売
長編小説
クリスマス当日、ヴィクトリカが所望したのは、15個の謎―必死で謎を集める一弥は、村に起こりつつある異変に気づく。それは、大いなる変化、すなわち“2度目の嵐”の前触れにほかならなかった。迫る別れと、自分の運命を正しく予感したヴィクトリカは、一弥にある贈り物をする。一方首都ソヴレムでは、ブロワ侯爵が暗躍、娘ヴィクトリカを武器に権力を握ろうとしていた―大人気ミステリ怒涛の最終ステージへ。
GOSICK VIII 下 ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)―2011年7月23日発売
長編小説
監獄“黒い太陽”に幽閉されていたヴィクトリカは、母コルデリアの身代わり計画により脱出。ロスコーとともにソヴュールを離れて海の彼方へ。徴兵された一弥は、彼女を想いつつ戦場の日々をひたすらに生き延びてゆくが、ある日の敵襲で…。アブリルに、セシルに、グレヴィールに、古き世界に大いなる喪失と変化が訪れる。その先に待つものは?そしてヴィクトリカと一弥に再会の日は…!?大人気ミステリ、感動の完結編。
GOSICK RED (角川文庫)―2016年9月22日発売
長編小説
世界一キュートで博覧強記な名探偵、でも相棒の一弥に迷惑かけまくり…のヴィクトリカがニューヨークにやってきた!禁酒法下の街にはジャズの音色が響き、危険な銃声も轟く。ヴィクトリカはさっそく探偵事務所をオープンし、一弥は新聞記者に。だがある日、闇社会の男からギャング連続殺人事件の捜査を頼まれたことから、2人は全米を揺るがす大陰謀に巻きこまれて―!?No.1ゴシックミステリシリーズ。新章、開幕!
GOSICK BLUE―2014年11月28日発売
長編小説
遠い海を越え、ついに辿り着いた新大陸で巻き込まれたのは、新世界の成功を象徴する高層タワーで起きた爆破事件! そのとき、タワー最上階のヴィクトリカと、地下の一弥は――! ?大人気ミステリ新シリーズ、第二弾!
GOSICK PINK―2015年11月30日発売
長編小説
新大陸に到着し、一弥の姉・瑠璃の家に身を寄せたヴィクトリカと一弥。自分たちの家と仕事を得るために張り切る一弥は、ヴィクトリカとともにさっそくN.Y.の街中へ。あらゆる人種に喧騒―新世界の謎とも言うべき不可解な人々の暮らしが広がる街で、ふと目を離すとヴィクトリカの姿が忽然と消えていた。一弥がヴィクトリカを探しニューヨーク中を走り回る一方、ヴィクトリカは思わぬ人物と出会う。助力を請われ、戦時中に起きた未解決事件“クリスマス休戦殺人事件”の謎を解くことになるが…。ヴィクトリカの超頭脳“知恵の泉”が導き出した驚きの真実と、依頼人の正体とは!?大人気新シリーズ第三弾!
GOSICK GREEN―2016年12月2日発売
長編小説
新大陸に到着した早々、難事件を次々解決したヴィクトリカと一弥。開業したグレイウルフ探偵社には早速、依頼人が殺到。脱獄した伝説の銀行強盗・KIDと、マンハッタンの中心にある広大な公園・セントラルパーク。この二つに関する厄介な依頼にヴィクトリカが目を白黒させる中、見習い新聞記者となった一弥も、セントラルパークへ初の取材に向かう。二人の仕事は、思わぬところで大きな陰謀へと繋がって…?奇跡の名コンビが、またもN.Y.中を巻きこむ大活躍!?探偵社編、最新作!
読む順番のおさらい
この順番に読めばOK!
- GOSICK ゴシック
- GOSICK II ゴシック その罪は名もなき
- GOSICK III ゴシック 青い薔薇の下で
- GOSICK IV ゴシック 愚者を代弁せよ
- GOSICKs ゴシックエス 春来たる死神
- GOSICK V ゴシック ベルゼブブの頭蓋
- GOSICKs II ゴシックエス 夏から遠ざかる列車
- GOSICK VI ゴシック 仮面舞踏会の夜
- GOSICKs III ゴシックエス 秋の花の思い出
- GOSICK VII ゴシック 薔薇色の人生
- GOSICKs IV ゴシックエス 冬のサクリファイス
- GOSICK VIII ゴシック 神々の黄昏
- GOSICK RED
- GOSICK BLUE
- GOSICK PINK
- GOSICK GREEN
以上、「GOSICK」シリーズ一覧と読む順番でした。