今野敏作の戦争小説「サーベル警視庁」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『サーベル警視庁』『帝都争乱 サーベル警視庁2』です。詳しくは記事をご覧ください。
今野敏さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「サーベル警視庁」シリーズ刊行順一覧
サーベル警視庁シリーズは全2作発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
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2016年12月31日 | サーベル警視庁 | |
2020年9月15日 | 帝都争乱 サーベル警視庁2 |
「サーベル警視庁」シリーズを読む順番
サーベル警視庁シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
サーベル警視庁 (ハルキ文庫 こ 3-43)―2018年8月9日発売
長編小説
明治三十八年七月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴った──。殺された帝国大学講師・高島は急進派で日本古来の文化の排斥論者だという。同日、陸軍大佐・本庄も高島と同じく、鋭い刃物で一突きに殺されたとの知らせが……。第一課は、伯爵の孫で探偵の西小路や元新選組三番隊組長で警視庁にも在籍していた斎藤一改め、藤田五郎とともに捜査を進めていくが──。警察小説の第一人者・今野敏、初の明治警察小説。
帝都争乱 サーベル警視庁(2) (ハルキ文庫 こ 3-51)―2022年8月9日発売
長編小説
明治三十八年八月三十日。日露戦争の勝利に沸く世間は一変、日本にとってほとんど利益のない講和条約に、失望と怒りが広がった。民衆の不満は桂首相の愛妾であるお鯉に向き、警視庁第一部第一課の岡崎巡査たちは、お鯉の住む妾宅の警備を命じられる。群衆の怒りは更に加熱し、ついには暴徒が街に火を放った。そんな暴動の最中、妾宅で刺殺体が発見される。岡崎たちは死因を騒擾として片付ける赤坂署に疑問を持ち捜査を始めるが──。日比谷焼打事件の裏で蠢く大きな陰謀に、岡崎巡査たちが挑む!