『悪果』から始まる、黒川博行作の警察小説「堀内・伊達」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『悪果』『繚乱』『果鋭』……です。詳しくは記事をご覧ください。
黒川博行さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「堀内・伊達」シリーズを読む順番
堀内・伊達シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
悪果 (角川文庫)―2010年9月25日発売
長編小説
おまえは極道よりも性根が腐っとる――大阪府警今里署のマル暴担当刑事・堀内は、相棒の伊達とともに賭博の現場に突入。逮捕者の取調べから明らかになった金の流れをネタに客を強請り始める。かつてなくリアルに描かれる、警察小説の最高傑作!
繚乱 (角川文庫)―2016年3月25日発売
長編小説
大阪府警を追われたかつてのマル暴担コンビ、堀内と伊達。競売専門の不動産会社で働く伊達は、調査中の敷地900坪の巨大パチンコ店に金の匂いを嗅ぎつけると、堀内を誘って一攫千金の大勝負を仕掛けるが! ?
果鋭 (幻冬舎文庫)―2019年10月9日発売
長編小説
大阪府警の堀内は恐喝がバレて依願退職。民 間に拾われるが、暴力団と揉めて刺され、左 脚に障害が残る。収入はゼロになり、女には 逃げられ……。そんなとき刑事時代の相棒、 伊達が二十兆円市場と言われるパチンコ業 界にシノギを見つけ、協力を求めてきた。警 察、極道との癒着、不正な出玉操作――業界 の闇に、堀内は己の再生も賭けて切り込む。
熔果―2021年11月18日発売
長編小説
消えた5億円の金塊を追え! 日本中の悪がシノギを削る、痛快クライムサスペンス。白昼堂々起こった5億円の金塊強奪事件。かつて大阪府警のマル暴刑事だった堀内と伊達は、事件の裏に下関港で発生した金塊密輸事件との繫がりを嗅ぎ取る。未だ押収されていない金塊の行方を追う二人に、ヤクザ、半グレ、汚職警官たちが襲い掛かる! 暴力と混沌の中でしか生きられない男たちを描くノワール小説の最高峰。