道尾秀介作のミステリー小説「いけない」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『いけない』『いけないII』です。詳しくは記事をご覧ください。
道尾秀介さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「いけない」シリーズを読む順番
いけないシリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
いけない (文春文庫 み 38-5)―2022年8月3日発売
★ラスト1ページですべてがひっくり返る。話題の超絶ミステリがついに文庫化!各章の最後のページに挟まれた「写真」には、物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。2度読み確実! あまりの面白さが大反響をもたらした、道尾秀介渾身の超絶ミステリ。第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」→自殺の名所が招く痛ましい復讐の連鎖。第二章 「その話を聞かせてはいけない」→少年が見たのは殺人現場? それとも……。第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」→新興宗教の若き女性幹部。本当に自殺か?終 章 「街の平和を信じてはいけない」→そして、すべての真実が明らかに……。騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。
いけないII―2022年9月22日発売
大きな話題を読んだ”体験型ミステリー”第2弾。第一章「明神の滝に祈ってはいけない」桃花はひとり明神の滝に向かっていた。一年前に忽然と姿を消した姉・緋里花のSNS裏アカウントを、昨晩見つけたためだ。失踪する直前の投稿を見た桃花には、あの日、大切にしていた「てりべあ先生」を連れて姉が明神の滝に願い事をしに行ったとしか思えない。手がかりを求めて向かった観瀑台で桃花が出合ったのは、滝(、)の(、)伝説(、、)を知る人物だった。第二章「首なし男を助けてはいけない」夏祭りの日、少年は二人の仲間を連れて大好きな伯父さんを訪ねる。今夜、親たちに内緒で行う肝試し、その言い出しっぺであるタニユウに「どっきり」を仕掛けるため、伯父さんに協力してもらうのだ。伯父さんは三十年近くも自室にひきこもって、奇妙な「首吊り人形」を作っている。その人形を借りて、タニユウの作り話に出てきたバケモノを出現させようというのだ。第三章「その映像を調べてはいけない」「昨夜……息子を殺しまして」。年老いた容疑者の自白によれば、息子の暴力に耐えかねて相手を刺し殺し、遺体を橋の上から川に流したという。だが、その遺体がどこにも見つからない。必死で捜索をつづける隈島刑事は、やがてある「決定的な映像」へとたどり着く。彼は先輩刑事とともに映像を分析しはじめ――しかし、それが刑事たちの運命を大きく変えていく。そして、書き下ろしの終章「????????はいけない」――すべての謎がつながっていく。前作を凌ぐ、驚愕のラストが待つ!各話の最終ページにしかけられたトリックも、いよいよ鮮やかです。