道尾秀介作のミステリー小説「カラスの親指」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『カラスの親指 by rule of CROW’s thumb』『カエルの小指 a murder of crows』です。詳しくは記事をご覧ください。
道尾秀介さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「カラスの親指」シリーズ刊行順一覧
カラスの親指シリーズは全2作発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
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2008年7月23日 | カラスの親指 by rule of CROW’s thumb | |
2019年10月25日 | カエルの小指 a murder of crows |
「カラスの親指」シリーズを読む順番
カラスの親指シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)―2011年7月15日発売
長編小説
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは? 息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに! 最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。
評価:
読んだ感想
2012年11月、阿部寛さん主演で映画化された作品。
ベテラン詐欺師のタケと新米のテツの2人は、スリに失敗した少女まひるを助け、一緒に暮らし始める。その後さらに猫のトサカが加わり、最終的に5人と1匹の共同生活がスタートする。
平穏に暮らしていたある日、怪しげな車が家の様子を伺っていることに気づく。そして、それがタケを長年苦しめていたヤミ金業者だとわかる。
逃げようとする彼らだったが、ボヤ騒ぎがあり、さらにトサカが無惨な姿で発見される。
逃げることをやめ、立ち向かうことを選んだ彼らに待ち受けるものとは…!
……と、こんなストーリー。
道尾マジックにまんまと騙されました(笑) 最後にすべてひっくり返りました。
序盤はタケと辛い過去を振り返る場面が多く、読むのがしんどいときもあったけど、読後はあたたかい気持ちになれたので読んで良かったと思います。
カエルの小指 a murder of crows (講談社文庫)―2022年2月15日発売
長編小説
「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる道を選んだ武沢竹夫に、訳ありの中学生・キョウからとんでもない依頼が。母親が残酷な詐欺被害にあったのを境に、厳しい現実を生きることになったキョウ。武沢は彼女を救うため、かつての仲間を再集結、大仕掛けを計画する。シリーズ累計70万部の人気作!
読む順番のおさらい
この順番に読めばOK!
以上、「カラスの親指」シリーズ一覧と読む順番でした。