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本屋大賞2021ランキング一覧|全ノミネート作品のあらすじ紹介

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「2021年本屋大賞」の結果を一覧表にまとめました。ランキング順位や全ノミネート作品のあらすじもネタバレなしで確認できます。

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歴代の本屋大賞受賞作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。

2021年本屋大賞ランキング一覧表

「2021年本屋大賞」大賞を受賞したのは、町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』でした。2位以降を含めたランキング一覧表は以下です。

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順位タイトル ※タップであらすじ等を表示著者刊行年月
1位52ヘルツのクジラたち町田そのこ2020年4月18日
2位お探し物は図書室まで青山美智子2020年11月11日
3位犬がいた季節伊吹有喜2020年10月14日
4位逆ソクラテス伊坂幸太郎2020年4月24日
5位自転しながら公転する山本文緒2020年9月28日
6位八月の銀の雪伊与原新2020年10月20日
7位滅びの前のシャングリラ凪良ゆう2020年10月7日
8位オルタネート加藤シゲアキ2020年11月19日
9位推し、燃ゆ宇佐見りん2020年9月10日
10位この本を盗む者は深緑野分2020年10月8日
2021年本屋大賞ランキング一覧表

2021年本屋大賞ノミネート作品のあらすじ紹介

『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ
出典:www.amazon.co.jp

52ヘルツのクジラたち (単行本)―2020年4月18日発売

長編小説

「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。注目作家・町田そのこの初長編作品!

『お探し物は図書室まで』青山美智子
出典:www.amazon.co.jp

お探し物は図書室まで―2020年11月11日発売

お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集......。そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。 「本の付録」と――。自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

『犬がいた季節』伊吹有喜
出典:www.amazon.co.jp

犬がいた季節―2020年10月14日発売

【2021本屋大賞ノミネート作】 1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。

『逆ソクラテス』伊坂幸太郎
出典:www.amazon.co.jp

逆ソクラテス―2020年4月24日発売

【2021年本屋大賞ノミネート作】【第33回柴田錬三郎賞受賞作】敵は、先入観。世界をひっくり返せ!伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負!逆転劇なるか!? カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える――「逆ソクラテス」足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが――「スロウではない」最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかも――「アンスポーツマンライク」ほか、「非オプティマス」「逆ワシントン」――書き下ろしを含む、無上の短編全5編を収録。【著者略歴】伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『重力ピエロ』『終末のフール』『残り全部バケーション』『AX』『ホワイトラビット』『クジラアタマの王様』、阿部和重氏との合作『キャプテンサンダーボルト』などがある。

『自転しながら公転する』山本文緒
出典:www.amazon.co.jp

自転しながら公転する―2020年9月28日発売

長編小説

【中央公論文芸賞受賞作! 】【島清恋愛文学賞受賞作! 】結婚、仕事、親の介護、全部やらなきゃダメですか共感と絶賛の声続々! あたたかなエールが届く共感度100%小説!東京で働いていた32歳の都は実家に戻り、地元のモールで店員として働き始めるが…。恋愛、家族の世話、そのうえ仕事もがんばるなんて、そんなの無理!答えのない問いを生きる私たちをやさしく包む物語。7年ぶり、待望の長篇小説

『八月の銀の雪』伊与原新
出典:www.amazon.co.jp

八月の銀の雪―2020年10月20日発売

耳を澄ませていよう。地球の奥底で、大切な何かが静かに降り積もる音に――。不愛想で手際が悪い。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは(「八月の銀の雪」)。会社を辞め、一人旅をしていた辰朗は、凧を揚げる初老の男に出会う。その父親が太平洋戦争に従軍した気象技術者だったことを知り……(「十万年の西風」)。科学の揺るぎない真実が、傷ついた心に希望の灯りをともす全5篇。

『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう
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滅びの前のシャングリラ (単行本)―2020年10月7日発売

「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前に荒廃していく世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか――。圧巻のラストに息を呑む。2020年本屋大賞作家が贈る心震わす傑作。

『オルタネート』加藤シゲアキ
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オルタネート―2020年11月19日発売

長編小説

祝3冠達成!『ダ・ヴィンチ』BOOK OF THE YEAR 2021 小説ランキング1位第8回高校生直木賞受賞第42回吉川英治文学新人賞受賞2021年本屋大賞ノミネート第164回直木賞候補誰しもが恋い焦がれた青春の普遍を、真っ向から描ききる。加藤シゲアキ、これが新たな代表作。高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。全国配信の料理コンテストで巻き起こった〈悲劇〉の後遺症に思い悩む蓉(いるる)。母との軋轢により、〈絶対真実の愛〉を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津(なづ)。高校を中退し、〈亡霊の街〉から逃れるように、音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志(なおし)。恋とは、友情とは、家族とは。そして、人と“繋がる"とは何か。デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体――。“あの頃"の煌めき、そして新たな旅立ちを端正かつエモーショナルな筆致で紡ぐ、新時代の青春小説。

『推し、燃ゆ』宇佐見りん
出典:www.amazon.co.jp

推し、燃ゆ―2020年9月10日発売

長編小説

【第164回芥川賞受賞作】「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」朝日、読売、毎日、共同通信、週刊文春、ダ・ヴィンチ「プラチナ本」他、各紙誌激賞! !三島由紀夫賞最年少受賞の21歳、第二作にして第164回芥川賞受賞作◎未来の考古学者に見つけてほしい時代を見事に活写した傑作――朝井リョウ◎うわべでも理屈でもない命のようなものが、言葉として表現されている力量に圧倒された――島本理生◎すごかった。ほんとに。――高橋源一郎◎一番新しくて古典的な、青春の物語――尾崎真理子◎ドストエフスキーが20代半ばで書いた初期作品のハチャメチャさとも重なり合う。――亀山郁夫◎今を生きるすべての人にとって歪(いびつ)で、でも切実な自尊心の保ち方、を描いた物語――町田康◎すべての推す人たちにとっての救いの書であると同時に、絶望の書でもある本作を、わたしは強く強く推す。――豊崎由美逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈“することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。デビュー作『かか』は第56回文藝賞及び第33回三島賞を受賞(三島賞は史上最年少受賞)。21歳、圧巻の第二作。

『この本を盗む者は』深緑野分
出典:www.amazon.co.jp

この本を盗む者は―2020年10月8日発売

長編小説

【2021年本屋大賞ノミネート作品】少女たちは本の世界を冒険する2021年本屋大賞ノミネート作品「キノベス!2021」第3位「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。「呪われて、読む。そして書く――私たちは!」森見登美彦氏 推薦!※電子書籍版には特典として、カバーイラストコンペ応募作品のイラストギャラリーを収録しています。

※このページの情報は2022年8月26日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。

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