「2020年本屋大賞」の結果を一覧表にまとめました。ランキング順位や全ノミネート作品のあらすじもネタバレなしで確認できます。
歴代の本屋大賞受賞作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
2020年本屋大賞ランキング一覧表
「2020年本屋大賞」大賞を受賞したのは、凪良ゆうさんの『流浪の月』でした。2位以降を含めたランキング一覧表は以下です。
順位 | タイトル ※タップであらすじ等を表示 | 著者 | 刊行年月 |
---|---|---|---|
1位 | 流浪の月 | 凪良ゆう | 2019年8月29日 |
2位 | ライオンのおやつ | 小川糸 | 2019年10月9日 |
3位 | 線は、僕を描く | 砥上裕將 | 2019年6月27日 |
4位 | ノースライト | 横山秀夫 | 2019年2月22日 |
5位 | 熱源 | 川越宗一 | 2019年8月28日 |
6位 | medium 霊媒探偵城塚翡翠 | 相沢沙呼 | 2019年9月12日 |
7位 | 夏物語 | 川上未映子 | 2019年7月11日 |
8位 | ムゲンのi | 知念実希人 | 2019年9月18日 |
9位 | 店長がバカすぎて | 早見和真 | 2019年7月13日 |
10位 | むかしむかしあるところに、死体がありました。 | 青柳碧人 | 2019年4月17日 |
2020年本屋大賞ノミネート作品のあらすじ紹介
流浪の月 (創元文芸文庫 LA な 1-1)―2022年2月26日発売
長編小説
2022年5月13日映画公開! !監督:李相日主演:広瀬すず 松坂桃李横浜流星 多部未華子ほか出演2020年本屋大賞受賞作愛ではない。けれどそばにいたい。新しい人間関係への旅立ちを描いた、息をのむ傑作小説。あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
線は、僕を描く (講談社文庫)―2021年10月15日発売
長編小説
2020年本屋大賞第3位、ブランチBOOK大賞2019受賞。こころ温まる水墨画小説「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。
ノースライト (新潮文庫)―2021年11月27日発売
長編小説
「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門 第1位!「このミステリーがすごい! 2020年版」国内編(宝島社) 第2位!「ミステリが読みたい! 2020年版」国内作品ランキング(早川書房) 第2位!無人のY邸に、なぜ「タウトの椅子」が残されていたのか?そして、仲睦まじそうに見えた一家は一体どこへ?感動を超えた人間ドラマがここにある。北からの光線が射しこむ信濃追分のY邸。建築士・青瀬稔の最高傑作である。通じぬ電話に不審を抱き、この邸宅を訪れた青瀬は衝撃を受けた。引き渡し以降、ただの一度も住まれた形跡がないのだ。消息を絶った施主吉野の痕跡を追ううちに、日本を愛したドイツ人建築家ブルーノ・タウトの存在が浮かび上がってくる。ぶつかりあう魂。ふたつの悲劇。過去からの呼び声。横山秀夫作品史上、最も美しい謎。
熱源 (文春文庫 か 80-2)―2022年7月6日発売
長編小説
樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。樺太の厳しい風土やアイヌの風俗が鮮やかに描き出され、国家や民族、思想を超え、人と人が共に生きる姿が示される。金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。
medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)―2021年9月15日発売
長編小説
死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫り――。ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作!★★★★★ミステリランキング5冠!★第20回本格ミステリ大賞受賞★このミステリーがすごい! 1位★本格ミステリ・ベスト10 1位★SRの会ミステリベスト10 1位★2019年ベストブックさらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補!★★★★★城塚翡翠。彼女は、なにを視(み)ていたのだろう……?すべてが、伏線。
2020年本屋大賞の順位をおさらい
2020年本屋大賞
以上、2020年本屋大賞ランキング一覧でした。