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本屋大賞2009ランキング一覧|全ノミネート作品のあらすじ紹介

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「2009年本屋大賞」の結果を一覧表にまとめました。ランキング順位や全ノミネート作品のあらすじもネタバレなしで確認できます。

あわせて読みたい

歴代の本屋大賞受賞作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。

2009年本屋大賞ランキング一覧表

「2009年本屋大賞」大賞を受賞したのは、湊かなえさんの『告白』でした。2位以降を含めたランキング一覧表は以下です。

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順位タイトル ※タップであらすじ等を表示著者刊行年月
1位告白湊かなえ2008年8月5日
2位のぼうの城和田竜2007年11月28日
3位ジョーカー・ゲーム柳広司2008年8月29日
4位テンペスト池上永一2008年8月28日
5位ボックス!百田尚樹2008年6月19日
6位新世界より貴志祐介2008年1月24日
7位出星前夜飯嶋和一2008年8月1日
8位悼む人天童荒太2008年11月30日
9位流星の絆東野圭吾2008年3月
10位モダンタイムス伊坂幸太郎2008年10月15日
2009年本屋大賞ランキング一覧表

2009年本屋大賞ノミネート作品のあらすじ紹介

『告白』湊かなえ
出典:www.amazon.co.jp

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)―2010年4月8日発売

長編小説

デビュー作でありながら、「週刊文春ミステリーベスト10」1位、本屋大賞1位を受賞したベストセラーの文庫化。6月5日には中島哲也監督作品として、全国東宝系でロードショー決定!

『のぼうの城』和田竜
出典:www.amazon.co.jp

のぼうの城 上 (小学館文庫)―2010年10月11日発売

長編小説

2012年秋映画化原作!戦国エンタメ大作戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説!【編集担当からのおすすめ情報】カバー装画は、単行本に続き、カリスマ漫画家、オノ・ナツメ氏に描いてもらいました。上巻は、単行本時と同じ、「のぼう様」こと成田長親、下巻は、描き下ろしの石田三成。上下巻を合わせると、どこかクールなのに迫力に満ちた両雄が激突するような絵柄が立ち上がってきます。

『ジョーカー・ゲーム』柳広司
出典:www.amazon.co.jp

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)―2011年6月23日発売

五感と頭脳を極限まで駆使した、 命を賭けた「ゲーム」に生き残れ――。異能の精鋭たちによる、究極の"騙し合い"!結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関"。「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関"の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく......。東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる、究極のスパイ・ミステリー。

『テンペスト』池上永一
出典:www.amazon.co.jp

テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)―2010年8月25日発売

長編小説

十九世紀の琉球王朝。嵐吹きすさび、龍踊り狂う晩に生まれた神童、真鶴は、男として生きることを余儀なくされ、名を孫寧温と改め、宦官になって首里城にあがる――前代未聞のジェットコースター大河小説!!

『ボックス!』百田尚樹
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ボックス!(上) (講談社文庫)―2013年4月12日発売

長編小説

天才vs.努力家性格は正反対。二人の幼なじみの共通点は「ボクシングが好き」。それだけ。いま最も日本人を感動させている作家、唯一無二の青春小説!天才的なボクシングセンス、だけどお調子者の鏑矢義平(かぶらやよしへい)と、勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀(きたるゆうき)。真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿(えびす)高校ボクシング部に入部した。一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は「高校3年間で八冠を獲ること」。だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。※本書は2010年3月、太田出版より刊行された『ボックス!』上巻の二次文庫です。

『新世界より』貴志祐介
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新世界より(上) (講談社文庫)―2011年1月14日発売

長編小説

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。 (講談社文庫)第29回日本SF大賞受賞 第1位ここは病的に美しい日本(ユートピア)。子どもたちは思考の自由を奪われ、家畜のように管理されていた。手を触れず、意のままにものを動かせる夢のような力。その力があまりにも強力だったため、人間はある枷を嵌められた。社会を統べる装置として。1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

個人的評価:

『出星前夜』飯嶋和一
出典:www.amazon.co.jp

出星前夜 (小学館文庫)―2013年2月6日発売

長編小説

キノベス1位&大佛次郎賞受賞作!大佛次郎賞+キノベス第1位の2冠に輝いた、歴史超大作!寛永14年(1637)、突如として島原を襲った傷寒禍(伝染病)は、一帯の小児らの命を次々に奪い始めた。有家村の庄屋・鬼塚甚右衛門は旧知の医師・外崎恵舟を長崎から呼ぶが、代官所はあろうことかこの医師を追放。これに抗議して少年ら数十名が村外れの教会堂跡に立てこもった。折しも代官所で火事が発生し、代官所はこれを少年らの仕業と決めつけ討伐に向かうが、逆に少年らの銃撃に遭って九人が死亡、四人が重傷を負った。松倉家入封以来20年、いっさいの抵抗をしてこなかった旧キリシタンの土地で起こった、それは初めての武装蜂起だった‥‥。結局は幕藩体制そのものに抗うことになる海民・土豪らの絶望的な戦いがここから始まる。向かう先は破滅にほかならなかったが、それでも彼らが戦うことを選んだのはなぜだったのか?原稿枚数1200枚! 大部ながら一気に読ませる本作もやはり「飯嶋和一にハズレなし!」である。

『悼む人』天童荒太
出典:www.amazon.co.jp

悼む人 上 (文春文庫)―2011年5月10日発売

長編小説

不慮の死を遂げた人々を“悼む"ため、全国を放浪する坂築静人。静人の行為に疑問を抱き、彼の身辺を調べ始める雑誌記者・蒔野。末期がんに冒された静人の母・巡子。そして、自らが手にかけた夫の亡霊に取りつかれた女・倖世。静人と彼を巡る人々が織りなす生と死、愛と僧しみ、罪と許しのドラマ。第140回直木賞受賞作。"「この方は生前、誰を愛し、誰に愛されたでしょうか?どんなことで感謝されたことがあったでしょうか?」ーー事件や事故で命を落とした人々のためを「悼む」放浪の旅を続ける静人。 彼の問いかけはそのまわりの人々を変えていく。 家族との確執、死別の葛藤、自らを縛り付ける""亡霊""との対決、思いがけぬ愛。 そして死の枕辺で、新たな命が生まれ……。 静かな感動が心に満ちるラスト! " 映画化、舞台化された話題作。

『流星の絆』東野圭吾
出典:www.amazon.co.jp

流星の絆 (講談社文庫)―2011年4月15日発売

長編小説

「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」東野作品史上、売り上げNo.1「大人になったら、三人で、犯人探して復讐しような」幼い頃、両親を殺された洋食店「アリアケ」の三兄妹。14年後、大人になった彼らは結婚詐欺をして暮らしていた。最大のターゲットとして選んだのは、レストラン「とがみ亭」の御曹司。ところが、その名物料理は、懐かしい「アリアケ」と同じ味だった。「これはお父さんのハヤシライスだ――」何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。

『モダンタイムス』伊坂幸太郎
出典:www.amazon.co.jp

モダンタイムス(上) 新装版 (講談社文庫)―2023年2月15日発売

長編小説

恐妻家のシステムエンジニア渡辺拓海はあるサイトの仕様変更を引き継ぐ。プログラムの一部は暗号化されていて、前任者は失踪中。解析を進めていた後輩や上司を次々と不幸が襲う。彼らは皆、ある特定のキーワードを同時に検索していたのだった。『魔王』から五十年後の世界。検索から始まる監視の行き着く先は──。

個人的評価:

読んだ感想

システムエンジニアが主人公ということで個人的に興味深いテーマでした。なので、ボリューミーだったけど案外早く読めました。とくに下巻は面白かったですね。

ただ一つ言えることは、コレ読む前に『魔王』は必読!読んでいれば繋がりがわかるので、数倍楽しめますよ。

※このページの情報は2022年8月26日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。

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