『三月は深き紅の淵を』から始まる、恩田陸作のミステリー小説「理瀬」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『三月は深き紅の淵を』『麦の海に沈む果実』『黒と茶の幻想』……です。詳しくは記事をご覧ください。
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恩田陸さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「理瀬」シリーズを読む順番
理瀬シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
『三月は深き紅の淵を』(1997年7月)
『麦の海に沈む果実』(2000年7月)
『黒と茶の幻想』(2001年12月)
『黄昏の百合の骨』(2004年3月)
『薔薇のなかの蛇』(2021年5月)
薔薇のなかの蛇―2021年5月26日発売
長編小説
英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。