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恩田陸『理瀬』シリーズ小説一覧|読む順番&最新刊など網羅

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『三月は深き紅の淵を』から始まる、恩田陸作のミステリー小説「理瀬」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『三月は深き紅の淵を』『麦の海に沈む果実』『黒と茶の幻想』……です。詳しくは記事をご覧ください。

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恩田陸さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。

「理瀬」シリーズ最新刊情報

理瀬シリーズの最新刊は、2023年5月16日発売の『薔薇のなかの蛇』です。詳しくは以下をご覧ください。

出典:www.amazon.co.jp

薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)―2023年5月16日発売

長編小説

可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。変貌する少女。呪われた館の謎。「理瀬」シリーズ最新長編!英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。

「理瀬」シリーズ刊行順一覧

理瀬シリーズは全5作発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。

見切れていたらスクロールできます
刊行年月タイトル ※クリックで表紙が見れます
1997年7月2日短編集 三月は深き紅の淵を
2000年7月25日麦の海に沈む果実
2001年12月12日黒と茶の幻想
2004年3月5日黄昏の百合の骨
2021年5月26日薔薇のなかの蛇
「理瀬」シリーズ刊行順一覧表

「理瀬」シリーズを読む順番

理瀬シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!

この順番に読もう

『三月は深き紅の淵を』(1997年7月2日)
出典:www.amazon.co.jp

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)―2001年7月13日発売

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。

『麦の海に沈む果実』(2000年7月25日)
出典:www.amazon.co.jp

麦の海に沈む果実 (講談社文庫)―2004年1月16日発売

長編小説

三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。2月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?この世の「不思議」でいっぱいの物語。

『黒と茶の幻想』(2001年12月12日)
出典:www.amazon.co.jp

黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)―2006年4月14日発売

長編小説

太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。

出典:www.amazon.co.jp

黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)―2006年4月14日発売

長編小説

雨の音を聞きながら、静かな森の中を進んでいく大学時代の同窓生たち。元恋人も含む四人の関係は、何気ない会話にも微妙な陰翳をにじませる。一人芝居を披露したあと永遠に姿を消した憂理は既に死んでいた。全員を巻き込んだ一夜の真相とは? 太古の杉に伝説の桜の木。巨樹の森で展開する渾身の最高長編。

『黄昏の百合の骨』(2004年3月5日)
出典:www.amazon.co.jp

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)―2007年4月13日発売

長編小説

強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。奇妙な遺言に導かれてやってきた高校生の理瀬を迎えたのは、優雅に暮らす美貌の叔母2人。因縁に満ちた屋敷で何があったのか。「魔女の家」と呼ばれる由来を探るうち、周囲で毒殺や失踪など不吉な事件が起こる。将来への焦りを感じながら理瀬は――。

『薔薇のなかの蛇』(2021年5月26日)
出典:www.amazon.co.jp

薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)―2023年5月16日発売

長編小説

可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。変貌する少女。呪われた館の謎。「理瀬」シリーズ最新長編!英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。

読む順番のおさらい

この順番に読めばOK!

以上、「理瀬」シリーズ一覧と読む順番でした。

※このページの情報は2023年9月19日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。

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