『烏に単は似合わない』から始まる、阿部智里作の和風ファンタジー小説「八咫烏(やたがらす)」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『烏に単は似合わない〈八咫烏シリーズ1〉』『烏は主を選ばない〈八咫烏シリーズ2〉』『黄金の烏〈八咫烏シリーズ3〉』……です。詳しくは記事をご覧ください。
阿部智里さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「八咫烏」シリーズ刊行順一覧
八咫烏シリーズは[第一部]全8巻、[第二部]既刊2巻、それに外伝が数冊発売中です。刊行順に並べると下の表のとおり。
刊行年月 | タイトル ※クリックで表紙が見れます | |
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2012年6月26日 | 烏に単は似合わない〈八咫烏シリーズ1〉 | |
2013年7月10日 | 烏は主を選ばない〈八咫烏シリーズ2〉 | |
2014年7月23日 | 黄金の烏〈八咫烏シリーズ3〉 | |
2015年7月29日 | 空棺の烏〈八咫烏シリーズ4〉 | |
2016年7月21日 | 玉依姫〈八咫烏シリーズ5〉 | |
2017年7月28日 | 弥栄の烏〈八咫烏シリーズ6〉 | |
2018年5月10日 | 外伝 短編集 烏百花 蛍の章〈八咫烏シリーズ外伝〉 | |
2020年9月3日 | 楽園の烏〈八咫烏シリーズ7〉第二部1 | |
2021年4月26日 | 外伝 短編集 烏百花 白百合の章〈八咫烏シリーズ外伝〉 | |
2021年8月23日 | 追憶の烏〈八咫烏シリーズ8〉第二部2 | |
2022年1月 | 外伝 短編 さわべりのきじん〈八咫烏シリーズ外伝〉 | |
2022年6月 | 外伝 短編 きらをきそう〈八咫烏シリーズ外伝〉 | |
2022年10月7日 | 烏の緑羽〈八咫烏シリーズ9〉第二部3 |
「八咫烏」シリーズを読む順番
八咫烏シリーズは第1部と第2部があります。単純に刊行順だと、第2部の1巻と2巻の間に第1部の外伝が挟まってしまうので、まずは一通り第1部を読んでから第2部を読んでいくのがベストです!
……が、そうは言っても外伝は外伝なので、刊行順に読むのも個人的にはおすすめかなと。「あのときこうだったのか」と思い出すのも楽しいですからね。
ということで、ひとまずここでは刊行順にご紹介します。
この順番に読もう
弥栄の烏 (文春文庫)―2019年5月9日発売
長編小説
累計130 万部の大ヒット和風ファンタジー第一部完結!松本清張賞史上最年少受賞のデビュー作『烏に単は似合わない』から一巻ごとに読者を魅了して成長してきたシリーズの第一部完結の第6巻。八咫烏の一族が支配する異世界・山内を舞台に繰り広げられる、お后選び・権力争い・外敵の進入。大地震に襲われた山内で、100年前に閉ざされていた禁門がついに開かれた。崩壊の予感が満ちる中、一族を統べる日嗣の御子・若宮は、失った記憶を取り戻すことができるのか。そして、人喰い猿との最終決戦に臨む参謀・雪哉のとった作戦とは――。一巻から周到に張り巡らされてきた伏線がすべて回収され、この世界の大いなる謎が驚愕とともに明かされるクライマックス。大人気キャラの受難、神秘の謎とどんでん返しに驚愕した後に、未知の感動が味わえる堂々完結の一冊。巻末には、先輩の大作家・夢枕漠さんとの熱い対談を収録!講談社コミック「烏に単は似合わない」第二巻も同時発売。
楽園の烏 (文春文庫)―2022年10月5日発売
長編小説
<シリーズ累計180万部突破>「八咫烏シリーズ」新章スタート!新宿の片隅でたばこ屋を営む青年・安原はじめ。7年前に失踪した父から「山」を相続した途端、「山を売ってほしい」という依頼が次々と舞い込み始める。そこへ現れたのは、“幽霊”を名乗る美しい女。山の秘密を知るという美女に導かれ、はじめはその山の“中”へと案内される。その場所こそは、山内と呼ばれる異界。人の形に変じることのできる八咫烏の一族が統治する世界だった――猿との大戦(『弥栄の烏』)より20年の時を経て、物語は現代の風景から始まる。舞台は次第に「山内」へと移り、動乱の時代を生き抜いた八咫烏たちの今、そして新たなる世代の台頭が描かれる。第1部以上のスケールで展開される、傑作異世界ファンタジー。
烏百花 白百合の章 (文春文庫 あ 65-10)―2023年5月9日発売
累計190万部のファンタジー「八咫烏シリーズ」の外伝第二弾!とんでもない意気地なし、と噂の少年・雪哉に剣の指導を頼まれた腕に覚えのある市柳は、おびえる雪哉に自信満々で打ち込むが、まもなく違和感を覚え始める――(「ふゆのことら」)貴族の少年たちが、父の跡を継いだ職人が、全身全霊で守りたいものとは何か。山内に生きる人々の幸せを誓った彼、そして、権力闘争のはざまに育つ姫君の心の奥にある思いとは。読者の胸を刺し貫く魅力でベストセラーとなった異世界ファンタジーシリーズ、震撼の第二部へと橋をかける必読の8編。