堂場瞬一作の警察小説「刑事・鳴沢了」シリーズの一覧まとめ。読む順番やあらすじ等も確認できます。読む順番をざっくり紹介すると『雪虫』『破弾』『熱欲』……です。詳しくは記事をご覧ください。
堂場瞬一さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。
「刑事・鳴沢了」シリーズを読む順番
刑事・鳴沢了シリーズは刊行順に読んでいくのがベストです!
この順番に読もう
新装版-雪虫-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年1月21日発売
長編小説
「仏の鳴沢」と呼ばれた祖父。「捜一の鬼」の異名を持つ父。その二人を継ぐ、「刑事として生まれた男」――。堂場瞬一史上人気NO.1警察小説!祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で殺された老女が、かつて宗教教団の教祖で、五十年前に殺人事件に関わったことを突き止めた。了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父はなぜか了を事件から遠ざけるのだった。正義は、そして歳月は、真実を覆い隠すのか?堂場瞬一の原点にして、警察小説の潮流を創り出した大傑作。新装版刑事・鳴沢了シリーズ2020年1月より毎月刊行予定!
新装版-破弾-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年2月20日発売
長編小説
堂場瞬一史上売上NO.1警察小説シリーズ故郷を捨てた男は、それでも刑事にしかなれなかった。警視庁多摩署で現場に戻った了は、刑事部屋で倦厭され孤立する美女刑事とコンビを組む。命じられたホームレス傷害事件に腐る二人だが、被害者の周囲にはなぜか公安の影が……。東京郊外の新興住宅地に潜む、過去の闇を暴けるのか? シリーズ第二弾。
新装版-熱欲-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年3月19日発売
長編小説
堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第三弾!これはただの詐欺事件ではない、殺人事件だ――。青山署の生活安全課へと異動した鳴沢了は、「K社」の符号で呼ばれる出資詐欺グループを追う。事件は被害者の自殺、関係者の変死へとつながり、背後には中国系マフィアの存在が浮かび上がる。捜査が困難を窮める中、かつての友で、NY市警刑事である内藤七海が了に力を貸す。解説・三島政幸
新装版-孤狼-刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-48 刑事・鳴沢了)―2020年4月22日発売
長編小説
堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第4弾。最強のトリオで、警察内に潜む闇を打ち砕け。行方不明となった刑事と、不審死を遂げた刑事。遺体の手には「鳴沢了」と書かれたメモが――。本庁の理事官に呼ばれた了は、新たな相棒と共に消えた刑事の捜索を命じられた。だが彼らの前に、謎の組織『十日会』が立ちはだかる。尾行、妨害、脅迫……縺れた糸は、やがて警察内部の闇へと繋がっていく。
新装版-帰郷-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年5月21日発売
長編小説
「刑事として生まれた男」VS「捜一の鬼」堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第5弾!新潟県警捜査一課長だった父が死んだ。葬儀の翌日、一人の男が了を訪ねてくる。殺人事件の被害者遺族である彼の目的は、父が遺した唯一の未解決事件の再捜査であった。遺品の備忘録に綴られた捜査への執念、犯人と名指しされた男の存在、そして謎の記号――。「捜一の鬼」と呼ばれた父を超えるため、了は再び故郷に立つ。解説・加藤裕啓
新装版-讐雨-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年6月24日発売
長編小説
累計200万部突破著者史上売上No.1シリーズ第6弾連続少女誘拐殺人事件の犯人・間島を逮捕し、解散が目前に迫った捜査本部。裏付け捜査を担当した了は帰還途中、爆破事件に巻き込まれる。怪我を押して署に戻った了を待つ犯行声明。「間島を釈放しろ。さもないと、爆発は続く」。だが間島は、協力者の存在を否定する――。テロリストか、快楽犯か。爆弾魔の正体を暴き出せ。
新装版-血烙-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年7月22日発売
長編小説
あの子を救えるのは俺だけだ。大切な友を守るため、了は史上最大級の事件に挑む。堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第7弾。NY市警で研修中の了に届いた凶報。恋人の息子・勇樹がバスジャックに巻き込まれたという。だが、現場に駆けつけた了が見たのは、犯人の射殺体――勇樹は別の何者かに誘拐されていた。謎を深める事件。容疑者として浮上する大物マフィアの影。異国の地を駆け巡る了が辿り着いた、事件の哀しき真相とは?
新装版-被匿-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年8月21日発売
長編小説
刑事として生まれた男×東京地検。恩讐の奥に隠された悲しき真実とは?堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第八弾。西八王子署管内で代議士が不審死。ろくな捜査もせず警察は事故と断じた。だが了のもとに地検から、死んだ議員が大規模収賄で事情聴取される予定だったと情報が入る。自殺か、他殺か。警察の怠慢な行動、圧力をかける権力者、孤立したまま事件を追う了の捜査は、思いがけず旧知の人物へとつながっていく。
新装版-疑装-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年9月24日発売
長編小説
犯罪者の子となった少年。心に傷を抱えたまま、彼は突如姿を消す。やがて事件は、衝撃の展開を迎える――著者史上売上NO.1シリーズ第9弾。西八王子署管内で言葉を喋らない少年が保護された。だがある日、彼は失踪。調査を進めると少年は日系ブラジル人で、父親がひき逃げ事件を起こしたことが判明する。そしてその被害者は、少年の親友だった――。日本人と日系人の埋まらない溝、長閑な町に潜む闇。少年の行方を追う了を待ち受ける、あまりに悲しい事実とは……。
新装版-久遠(上)-刑事・鳴沢了 (中公文庫)―2020年10月22日発売
長編小説
「最大の報復、それは刑事としてのプライドを奪うこと」。堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ、衝撃の最終巻。突如、了の自宅を訪れた青山署の刑事たち。了が前夜会っていた情報屋の岩隈が殺害され、その容疑をかけられたのだった。次々と狙われていく関係者たち、残された謎の符号「ABC」――。背後に潜む復讐者の正体とは? 刑事として生まれた男、最大にして最後の事件。
新装版-七つの証言-刑事・鳴沢了外伝 (中公文庫)―2020年11月25日発売
海、今、藤田、そして高城――鳴沢了は彼らと再び事件に挑む!堂場瞬一史上売上NO.1警察小説、シリーズ唯一の連作短篇。警察を辞め私立探偵となった小野寺冴。閑古鳥が鳴く事務所に鳴沢了から、俳優の息子・勇樹のボディガードをしてほしいという依頼がくる。破格の報酬につられ引き受けるが……(「不変」より)。藤田、海、今、そして高城――仲間たちが見た「刑事と生まれた男」の真実とは?