「弥勒」シリーズの読む順番リスト(刊行順一覧)

弥勒シリーズを読む順番は、下のリスト(刊行順)どおりでOKです。

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  1. 弥勒の月』(初刊:2006年2月)
  2. 夜叉桜』(初刊:2007年9月)
  3. 木練柿』(初刊:2009年10月)
  4. 東雲の途』(初刊:2012年2月)
  5. 冬天の昴』(初刊:2014年3月)
  6. 地に巣くう』(初刊:2015年11月)
  7. 花を呑む』(初刊:2017年1月)
  8. 雲の果』(初刊:2018年5月)
  9. 鬼を待つ』(初刊:2019年5月)
  10. 花下に舞う』(初刊:2021年3月)
  11. 乱鴉の空』(初刊:2022年8月)
  12. 野火、奔る』(初刊:2023年10月)
  13. 春立つ風』(初刊:2025年3月)

「弥勒」シリーズの詳細(あらすじ等の紹介)

『弥勒の月』(初刊:2006年2月)

弥勒の月

弥勒の月 <光文社文庫>

発売日:2008年8月7日

長編
あらすじ

小間物問屋・遠野屋の若女将おりんが、大川で水死体となって発見された。北町奉行所同心・木暮信次郎は、検死に立ち会う遠野屋清之介の眼差しに、ただならぬ気配を感じ取る。心中とも自死とも見えるその一件は、たどるほどに単純な水死などではない貌をのぞかせ始めた。鋭利な信次郎の目と、寡黙な清之介の沈黙——。「闇」と「乾き」を抱えた二人の男が、救いのその先で何を見つけ、何を取りこぼしていくのか。岡っ引きの伊佐治を交え、江戸に蠢く人の業を、静かに、しかし容赦なく抉り出していく感情豊かな時代ミステリー。シリーズ累計百二十万部突破の話題作、その記念すべき幕開けとなる、弥勒シリーズ第一巻。

『夜叉桜』(初刊:2007年9月)

夜叉桜

夜叉桜 <光文社文庫>

発売日:2009年11月10日

長編
あらすじ

桜の散る江戸の町で、若い女たちが何者かに次々と殺められていた——。北町奉行所同心・木暮信次郎は、岡っ引きの伊佐治とともに事件を追ううち、不可解な符牒が一つの過去へと結びついていることに気づき始める。一方、小間物問屋・遠野屋の主、清之介もまた、心の奥底に消すことのできぬ昏い記憶を抱えていた。光と闇のあわいで、人はなぜ人を殺めるのか。妖艶にして残酷な桜が舞い散るなか、立場の異なる男たちの想いと業が、緊張感あふれる筆致で描き切られていく。事件の輪郭が、静かに、そして鮮烈に立ち上がってくる江戸時代ミステリーの傑作にして、シリーズの方向性を決定づけた一冊、弥勒シリーズ第二巻。

『木練柿』(初刊:2009年10月)

木練柿

木練柿 <光文社文庫>

発売日:2012年1月12日

長編
あらすじ

遠野屋の番頭・信三の縁者である、おこまが何者かに拐われた。事件の影には、清之介の過去を知る者の存在がうごめいているのか——。北町奉行所同心・木暮信次郎は、遠野屋へ忍び寄る危険を素早く察し、岡っ引きの伊佐治とともに、油断なく探索を進めていく。守るべきものを得てしまった男はもろい。長く闇を抱えて生きてきた清之介自身が、その動かしがたい真理に向き合わざるを得なくなったとき、彼の覚悟は容赦なく問い直される。渋柿が秋空に揺れる頃、刀を捨てた男の心は、それでも再びゆらりと揺れ動き始める。江戸に潜む人の業と男たちの矜持を、巧みに描き切る、シリーズ屈指の名品、弥勒シリーズ第三巻。

『東雲の途』(初刊:2012年2月)

東雲の途

東雲の途 <光文社文庫>

発売日:2014年8月7日

長編
あらすじ

橋の下に転がる男の死体——その口中から、鮮やかな瑠璃色の小石が見つかった。北町奉行所同心・木暮信次郎は、それを唯一の手がかりに、小間物問屋・遠野屋の主、清之介の関与を疑い始める。やがて清之介は、岡っ引きの伊佐治とともに西へと旅立ち、自らの忌まわしき過去と真正面から向き合うことになる——。かつて闇のなかで生きた男が、生まれ育った地でついに見出すものとは、いったい何だったのか。生と死、贖いと再生を、これまでにない壮大なスケールで描き出す、シリーズ屈指の旅編にして大きな転換点。男たちの運命が静かに、しかし大胆に動き始める、弥勒シリーズ第四巻。

『冬天の昴』(初刊:2014年3月)

冬天の昴

冬天の昴 <光文社文庫>

発売日:2016年11月9日

長編
あらすじ

北町奉行所同心・木暮信次郎の同輩、赤田弥一郎が遊女と心中を遂げた——。事件のあまりに不審な影を見過ごせず、信次郎は誰にも告げず独自の探索を始める。だがある日、当の信次郎までもが忽然と行方を絶ってしまった。岡っ引きの伊佐治は小間物問屋・遠野屋の主、清之介を訪ね、二人の男はそれぞれの想いを胸に秘めながら、信次郎の影を懸命に辿り始める。同心と商人、立場をまったく異にする男たちが手繰り寄せる闇の真相とは、いったい何か。冬の夜空に冴え渡る星のごとく、研ぎ澄まされた人間心理が描かれる傑作にして、シリーズの密度がいっそう深まる、弥勒シリーズ第五巻。

『地に巣くう』(初刊:2015年11月)

地に巣くう

地に巣くう <光文社文庫>

発売日:2018年2月8日

長編
あらすじ

真冬の往来で、北町奉行所同心・木暮信次郎が何者かに腹を刺された。岡っ引きの伊佐治、そして小間物問屋・遠野屋の主、清之介は、その凶報に深く動揺し、それぞれのやり方で真相に迫ろうと動き出す。下手人とおぼしき男はまもなく大川に浮かんで命を絶ち、捜査はいったん袋小路に陥った——。しかし闇をたどっていくうち、信次郎の亡父・右衛門が抱えていた、ある衝撃の過去がしずかに浮かび上がってくる。地の底深くに巣くう毒は、いかにして晴らされるのか。事件の根を深く深く穿ち、江戸の闇を執拗に抉り続ける人気時代ミステリー、弥勒シリーズ第六巻。

『花を呑む』(初刊:2017年1月)

花を呑む

花を呑む <光文社文庫>

発売日:2019年2月8日

長編
あらすじ

古い油問屋・東海屋の主の口から、ぼたりと牡丹の花びらがこぼれ落ちた——。妻女は失神し、近隣には不穏な気配が満ち始める。北町奉行所同心・木暮信次郎は、岡っ引きの伊佐治とともに、奇怪きわまるその事件の真相を執拗に追い始める。やがて小間物問屋・遠野屋の主、清之介もまた、過去から決して切り離せぬ何かを、知らぬ間に深く呑みこまされていることに気づき始めるのだった。咲き匂う花の裏に、毒のごとく深く潜む人の業。生と死の境を静かに見つめる男たちの息遣いまでをも、確かな筆致で丁寧に描き切る、シリーズ屈指の傑作、弥勒シリーズ第七巻。

『雲の果』(初刊:2018年5月)

雲の果

雲の果 <光文社文庫>

発売日:2020年2月5日

長編
あらすじ

小間物問屋・遠野屋に長く尽くしてきた老番頭が、静かに息を引き取った。その死の哀しみが癒えぬ間に、焼け落ちた蔵の中から、若い女の凄惨な遺体が見つかる——。北町奉行所同心・木暮信次郎と岡っ引きの伊佐治は、複雑に絡み合う糸を一本ずつたどるうち、遠野屋清之介の周辺に潜む昏い因縁へと、徐々に近づいていくことになる。雲ははるかどこまで流れていき、いったいどこで果てるのか。人の心のもっとも奥処までを静かに見据える、シリーズの代表作の一つにして、江戸時代ミステリーの白眉。深い余韻を残し、ながく胸に残る傑作、弥勒シリーズ第八巻。

『鬼を待つ』(初刊:2019年5月)

鬼を待つ

鬼を待つ <光文社文庫>

発売日:2021年2月9日

長編
あらすじ

場末の料亭で交わされた、男ふたりの諍い。一方は深手を負い、もう一方は逃げた挙げ句に首を吊った。一見ささやかにも思えるこの一件は、しかしやがて、凄惨な殺しの起点となっていく——。小間物問屋・遠野屋の主、清之介の周りに渦巻き始める、不穏な影。北町奉行所同心・木暮信次郎と人情家の岡っ引き伊佐治は、執拗に真相を追ううちに、この江戸の町で誰もがそれぞれの「鬼」の到来をひそかに待ちわびていた、という事実へと辿り着いていく。闇に潜む鬼の正体とは、いったい何者なのか。男たちの業が再び熱く燃え上がる、シリーズの白眉、弥勒シリーズ第九巻。

『花下に舞う』(初刊:2021年3月)

花下に舞う

花下に舞う <光文社文庫>

発売日:2022年9月13日

長編
あらすじ

人入れ稼業を営む夫婦が、悶え死んだ無残な姿で発見された。死の直前にいったい何があったのか——。北町奉行所同心・木暮信次郎は、岡っ引きの伊佐治とともに探索を進めるなかで、小間物問屋・遠野屋の主、清之介の旧縁へと、否応なくたどり着いていく。桜の咲く樹下で交わされる別れと再会、そして舞い散る花弁の下に、男たちの運命が静かに、けれど確かに、抗いがたく揺れ動く。研ぎ澄まされた緊張感と濃密な人間ドラマが、いっそう深く胸を打つ。シリーズ累計百万部突破を記念する話題作にして、近年の代表作と評される傑作、弥勒シリーズ第十巻。

『乱鴉の空』(初刊:2022年8月)

乱鴉の空

乱鴉の空 <光文社文庫>

発売日:2023年9月13日

長編
あらすじ

ある同心が御上から追われる身となり、ある朝、忽然と姿を消した——。事件の影を素早く察した北町奉行所同心・木暮信次郎は、これまでにない執着で、その行方を追い始める。小間物問屋・遠野屋の主、清之介もまた、岡っ引き伊佐治とともに、果てしのない江戸の闇のなかへと、静かに、抗うすべもなく引き込まれていく。乱れ飛ぶ鴉の群れは、いったい何を告げているのか。尽きせぬ闇のなかで、二人の男の感情はいよいよ濃密に絡み合っていく。男と男のあいだに張りつめる、息詰まるほどの緊張をひりひりと描き切った、シリーズ累計百万部突破、弥勒シリーズ第十一巻。

『野火、奔る』(初刊:2023年10月)

野火、奔る

野火、奔る <光文社文庫>

発売日:2025年2月13日

長編
あらすじ

遠野屋清之介が紅花の商いに大金を投じた最中、紅餅を満載した船が忽然と海の上から消えた。一方、奉公人のおちやは、八代屋を継いだ長太郎に強引に連れ戻されかけ、思いがけぬ窮地に陥る。同じ頃、岡っ引きの伊佐治の縄張りである弥勒寺裏で、男の刺殺死体が見つかり、北町奉行所同心・木暮信次郎がただちに探索に乗り出す——。商いの謀、女への執着、そして殺しの陰謀。複数の事件が一気に絡み合い、平穏に見えた江戸の町を、野火のごとく駆け抜けていく災厄の正体とは何か。圧巻の筆致で描き切るシリーズ屈指の力作、弥勒シリーズ第十二巻。

『春立つ風』(初刊:2025年3月)

春立つ風

春立つ風 <単行本>

発売日:2025年3月19日

長編
あらすじ

油屋・出羽屋の若い手代が、自ら咽喉を突いて命を絶った——一見、そうとしか見えぬ静かな自死を、北町奉行所同心・木暮信次郎は、なぜか執拗に疑い続けている。なぜ信次郎は、たった一つの死に、ここまで深く強く固執するのか。岡っ引きの伊佐治と、小間物問屋・遠野屋の主、清之介を再び巻き込みながら、男たちはまたしても江戸の闇へと、足を踏み入れていく。冬を抜けてようやく吹き始める春一番が、人の心のかすかな隙間を、どこまで吹き抜けていくのか。シリーズ累計百二十万部突破の話題作にして、シリーズ最新刊、弥勒シリーズ第十三巻。

「弥勒」シリーズの最新刊情報

単行本の最新刊は、2025年3月19日発売の『春立つ風』です。 文庫の最新刊は、2025年2月13日発売の『野火、奔る』です。詳しくは以下をご覧ください。

単行本の最新刊はこちら

春立つ風

春立つ風 <単行本>

発売日:2025年3月19日

長編
あらすじ

油屋・出羽屋の若い手代が、自ら咽喉を突いて命を絶った——一見、そうとしか見えぬ静かな自死を、北町奉行所同心・木暮信次郎は、なぜか執拗に疑い続けている。なぜ信次郎は、たった一つの死に、ここまで深く強く固執するのか。岡っ引きの伊佐治と、小間物問屋・遠野屋の主、清之介を再び巻き込みながら、男たちはまたしても江戸の闇へと、足を踏み入れていく。冬を抜けてようやく吹き始める春一番が、人の心のかすかな隙間を、どこまで吹き抜けていくのか。シリーズ累計百二十万部突破の話題作にして、シリーズ最新刊、弥勒シリーズ第十三巻。

文庫の最新刊はこちら

野火、奔る

野火、奔る <光文社文庫>

発売日:2025年2月13日

長編
あらすじ

遠野屋清之介が紅花の商いに大金を投じた最中、紅餅を満載した船が忽然と海の上から消えた。一方、奉公人のおちやは、八代屋を継いだ長太郎に強引に連れ戻されかけ、思いがけぬ窮地に陥る。同じ頃、岡っ引きの伊佐治の縄張りである弥勒寺裏で、男の刺殺死体が見つかり、北町奉行所同心・木暮信次郎がただちに探索に乗り出す——。商いの謀、女への執着、そして殺しの陰謀。複数の事件が一気に絡み合い、平穏に見えた江戸の町を、野火のごとく駆け抜けていく災厄の正体とは何か。圧巻の筆致で描き切るシリーズ屈指の力作、弥勒シリーズ第十二巻。

以上、「弥勒」シリーズ一覧と読む順番でした。

※このページの情報は2026年4月30日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。