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『月影の乙女』(発売日:2024年10月31日)
精霊の恵み深き国ハスティア。幼い頃から卓越した魔法を示したジルは、国に仕える魔法師〈フォーリ〉となった。その身には、人は独りで生まれ、独りで生き、独りで死ぬのだと囁き続ける〈月の獣〉が棲んでいる。やがて、竜へ姿を変える王を戴くドリドラヴが豊かな国土を狙って侵攻し、平和だった町々は戦火に踏みにじられていく。だがフォーリは、掟によって魔法で他者を攻撃することを禁じられていた。無辜の民を救うため、力を持ちながら戦えないジルたちは何を選ぶのか。戦うこと、守ることの意味を深く問いかける。孤独を促す内なる声と、誰かを守りたい願いの狭間で、少女が自らの生き方を探す壮大なファンタジー。
『双頭の蜥蜴』(発売日:2015年8月20日)
ニューヨークで生まれ育ったシエラは、幼い頃に兄を亡くして以来、母との確執を抱え、孤独のなかで生きてきた。唯一心を許した友人アナベルまで交通事故で失い、鬱々とマンハッタンを歩く彼女の前に、不思議な老婆が現れて一粒のトルコ石を手渡す。石に導かれた先は、宝石が特別な力をもつ異世界ヴェレ。そこでシエラは、自分こそが世界を救いうる存在〈石の司〉だと知らされる。喪失に心を閉ざしてきた少女は、突然背負わされた使命と、待ち受ける試練にどう立ち向かうのか。きらめく石々の魔法と冒険を通して、他者との絆を取り戻し、自分の足で人生を選ぶ勇気に目覚めていく。喪失から再生へ向かう希望を描く成長の物語。
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| 発売日 | タイトル | シリーズ名 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 夜色表紙の本 | オーリエラントの魔道師 | 詳細 | |
| 久遠の島 | オーリエラントの魔道師 | 詳細 | |
| 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち | オーリエラントの魔道師 | 詳細 | |
| イスランの白琥珀 | オーリエラントの魔道師 | 詳細 | |
| 青炎の剣士 紐結びの魔道師3 | オーリエラントの魔道師 | 詳細 |
『夜色表紙の本』(発売日:2025年10月31日)
濃紺の革表紙に星座を型押しした、薄く小さな冊子〈夜色表紙〉。それは〈夜の写本師〉である父母と叔父が、護符師ヴァニバスのために書いてくれた、世界に一つの大切な本だった。戦争へ赴き、訃報だけが届いた息子が持ち出したのか。もし息子が本当に死んだのなら、護符の本は持ち主である自分のもとへ戻るはずなのに、〈夜色表紙〉は帰ってこない。わずかな希望と不吉な疑念を胸に、ヴァニバスは息子と消えた本を探す旅へ出る。本は今どこにあり、誰を守ろうとしているのか。本をめぐる謎と祈りが重なる、胸に迫る旅の物語。家族から受け継いだ魔法が、喪失の先に残る絆を照らす、〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ第15巻。
『久遠の島』(発売日:2023年7月28日)
〈久遠の島〉――そこは、心から本を愛する者だけに入ることを許された不思議な楽園。物語と知識を守る静かな島へ、あるとき一人の王子が訪れる。魅力的な姿と巧みな言葉で人々の信頼を得る王子だったが、その内側には目的のためなら手段を選ばない強欲さと身勝手な野心が潜んでいた。やがて彼の欲望は島の秩序を揺るがし、本を愛する人々に取り返しのつかない悲劇をもたらしていく。奪われたものを取り戻すため、本に宿る魔法は何を記し、誰の手へ渡るのか。本を愛するすべての人へ贈る幻想譚。デビュー作『夜の写本師』へ連なる、本の力と復讐の物語。書き下ろし短編も収めた、〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ第14巻。
『神々の宴 オーリエラントの魔道師たち』(発売日:2023年1月11日)
本の魔道師ケルシュが町で拾った少年は、狐に似た不思議な獣を連れていた。生命の魔道師は、長く目を背けてきた過去の亡霊と向き合うことになる――。自らの内に闇を抱え、ときに周囲から恐れられ、迫害されながらも、市井に暮らして人々の欲望の澱を引き受ける魔道師たち。賞賛とは無縁の彼らが、それでも誰かのために力を使う瞬間を、五つの物語が鮮やかに照らし出す。小さな出会いが運命を変える「ジャッカル」、神々の気配が人の世に差す表題作など、多彩な魔法と人生が響き合う一冊。闇を抱えて生きる者の優しさが、深い余韻を残す。コンスル帝国の神々の系図も付した、〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ短編集。
『イスランの白琥珀』(発売日:2022年7月20日)
「この子は稀なる闇の種を抱いている」。国母イスランに見いだされ、偉大な魔道師へ成長したヴュルナイは、国母亡き後の後継者争いで裏切られ、名声も居場所も失った。それから数十年、彼はオーヴァイディンと名を変え、過去を隠して生きている。ある日、無実の罪で捕らえられた女族長を助けたことから、賄賂と欲望に蝕まれた国の現実、そしてイスランが託した理想と再び向き合うことになる。かつての栄光に戻るのではなく、受け継ぐべき志を未来へ手渡すことはできるのか。謎に包まれた魔道帝国の歴史と、一人の魔道師の再生を描く。書き下ろし掌編も収めた、〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ第12巻。
『青炎の剣士 紐結びの魔道師3』(発売日:2021年9月13日)
束の間の平穏は春の訪れとともに終わる。エンス一行が居を定めたオルン村へ、元コンスル帝国軍人ライディネスの率いる軍が押し寄せてきたのだ。迫る侵略軍と目覚めた化物を前に、エンスとトゥーラは呪いの根へ近づくため〈死者の谷〉へ降り、エミラーダは秘めた目的を胸に敵側へ寝返る。だが、それぞれの覚悟を懸けた策は、予想を超える事態を呼び起こしていく。戦乱と古い悪意が交錯する、緊迫の最終章。仲間たちは再び手を結び、村を守り抜けるのか。そして千五百年にわたって魔女国を縛った呪いを、ついにほどくことができるのか。招福の魔道師の旅が大きな決着を迎える、〈紐結びの魔道師〉三部作完結巻。
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