「天久鷹央」シリーズの読む順番リスト(刊行順一覧)

天久鷹央シリーズを読む順番は、下のリスト(刊行順)どおりでOKです。

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  1. 天久鷹央の推理カルテ 完全版』(初刊:2014年9月)
  2. 吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』(初刊:2023年10月)
あわせて読みたい

知念実希人さんの全作品を下のリンク先でまとめています。興味がある方はご覧ください。

「天久鷹央」シリーズの詳細(あらすじ等の紹介)

『天久鷹央の推理カルテ 完全版』(初刊:2014年9月)

天久鷹央の推理カルテ 完全版

天久鷹央の推理カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2023年10月6日

短編集
あらすじ

天医会総合病院の統括診断部には、ほかの医師が原因を突き止められなかった患者が集められる。部長の天久鷹央は、小柄で童顔ながら、驚異的な知識と観察力を持つ診断医。内科医の小鳥遊優を振り回しつつ、突然意識を失う患者、カッパを見たという少年、青白い火を恐れる看護師らの訴えに向き合う。超常現象にも思える出来事を、医学と論理で鮮やかに解き明かしていく〈天久鷹央シリーズ〉の原点となる短編集・完全版。名コンビの軽妙な掛け合いと、診断の先にある患者の人生まで見つめる温かな余韻が魅力。一話ごとに驚きの診断が待つため読みやすく、シリーズを初めて手に取る読者にも適した一冊となっている。

『吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』(初刊:2023年10月)

吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ

吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ <実業之日本社文庫>

発売日:2023年10月6日

長編
あらすじ

公園、川辺、海岸で、首筋に二つの傷を持ち、血をほとんど失った遺体が相次いで見つかる。吸血鬼の仕業を思わせる異様な事件に、刑事の桜井公康は天久鷹央へ協力を求める。遺体から血はどのように抜かれ、なぜ別々の場所へ置かれたのか。鷹央と小鳥遊優は、被害者の病歴や血液の性質、現場の共通点を調べ、伝説の怪物ではなく人間が作った〈原罪〉へ迫る。怪奇色の濃い連続殺人を医学で読み解く〈天久鷹央シリーズ〉長編。見えない犯人との攻防と、血にまつわる切実な動機が物語を加速させる。血液をめぐる知識が捜査の糸口となり、吸血鬼という古典的な恐怖に現代医療の切れ味を加えている。緊迫した捜査も見もの。

『ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版』(初刊:2015年2月)

ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版

ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2023年11月9日

短編集
あらすじ

天医会総合病院の小児科で、三人の少年が相次いで嘔吐、ぜんそく発作、不整脈に見舞われる。ひとりは病室で「天使を見た」と話し、原因不明の症状に周囲は揺れる。統括診断部の天久鷹央ならすぐ動くはずなのに、なぜか今回は調査をためらっていた。助手の小鳥遊優は、子どもたちの言葉と病棟の環境を丹念に追い、症状を結ぶ見えない糸を探す。表題作をはじめ、医学では説明しにくい現象に挑む〈天久鷹央シリーズ〉の短編集・完全版。論理的な診断の爽快感と、子どもや家族の不安に寄り添う物語が胸を打つ。医療知識を手掛かりとして示す公平な謎解きと、病棟を見守る大人たちの優しさが印象に残る。余韻も深い。

『スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ 完全版』(初刊:2015年8月)

スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ 完全版

スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2023年11月9日

長編
あらすじ

外科医を目指していた小鳥遊優は、ある事情から内科への転向を決め、天医会総合病院の統括診断部へ赴く。そこで出会ったのは、驚異的な診断能力と強烈な個性を持つ天久鷹央だった。折しも院内で殺人事件が発生し、ふたりは医学的な痕跡を頼りに真相を追うことになる。まだ互いの考え方も距離感もつかめない中、鷹央の推理と小鳥遊の行動力が次第にかみ合っていく。名コンビはいかに誕生したのかを描く〈天久鷹央シリーズ〉の始まりの事件・完全版。病院という閉ざされた場所の謎と、医師としての再出発が交差する。現在の二人を知る読者には関係の原点が新鮮に映り、初読者には人物紹介としても楽しみやすい。

『密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版』(初刊:2015年5月)

密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版

密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2023年12月8日

短編集
あらすじ

天医会総合病院を去るよう告げられた内科医・小鳥遊優。残された時間が少ない中、別の病院で起きた奇妙な死亡事件の相談が持ち込まれる。厳重に閉ざされた病室で、入院患者が水に溺れたような状態で発見されたのだ。水源も逃げ道も見当たらない〈密室〉を前に、天久鷹央は医学的な手掛かりを拾い、小鳥遊は自らの進退を懸けて調査に走る。なぜ被害者は溺れ、誰が不可能な状況を作ったのか。名コンビに迫る別れの危機と、論理の限界へ挑む謎解きが並走する〈天久鷹央シリーズ〉短編集・完全版。事件の解決だけでなく、居場所を失いかけた小鳥遊が鷹央との関係をどう選ぶかにも注目したい。二人の絆が胸を打つ。

『幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ 完全版』(初刊:2016年8月)

幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ 完全版

幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2023年12月8日

長編
あらすじ

手術中、麻酔科医の湯浅春哉が突然死亡する。厳重な管理下にある手術室の映像には、死の直前、彼が誰もいない空間と争っているような姿が残されていた。外から侵入できない密室で、〈透明人間〉が殺したとしか思えない状況。天久鷹央と小鳥遊優は、容疑を向けられた人物を救うため、薬剤、機器、身体反応を一つずつ検証していく。見えない犯人の正体と、被害者が隠していた事情とは。医療現場ならではの密室トリックに挑む〈天久鷹央シリーズ〉長編・完全版。科学と論理が怪異めいた光景を反転させる。映像に映った不可解な動きが、医学的な知識によって別の意味を帯びる瞬間に、本格推理の醍醐味がある。

『悲恋のシンドローム 天久鷹央の推理カルテ 完全版』(初刊:2016年1月)

悲恋のシンドローム 天久鷹央の推理カルテ 完全版

悲恋のシンドローム 天久鷹央の推理カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年1月12日

短編集
あらすじ

暴行を受けたはずの女性が、遠く離れた港で遺体となって発見された。短い時間でどう移動したのか説明できず、事件はまるで〈瞬間移動〉のように見える。被害者と関わりのあった看護師・相馬若菜から相談を受けた小鳥遊優は、天久鷹央と調査を始めるが、鷹央は意外にも一歩引き、小鳥遊自身に謎を解くよう迫る。現場の距離、傷の状態、証言のずれを組み合わせ、不可能犯罪の仕掛けへ迫る〈天久鷹央シリーズ〉短編集・完全版。切ない人間関係を背景に、成長を試される小鳥遊と、彼を信じる鷹央の絆が映える。表題作以外の症例も収められ、日常の違和感が医学的な発見へ変わるシリーズならではの面白さを味わえる。

『甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版』(初刊:2017年10月)

甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版

甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年1月12日

長編
あらすじ

相次ぐ殺人の現場に、犯人からの奇妙なメッセージが残される。そこには「自分はすでに死んでいる」と記され、採取されたDNAが示した容疑者も四年前に死亡していた。死者がよみがえって人を殺しているのか。警察から相談を受けた天久鷹央と小鳥遊優は、過去の事件、遺体の状態、犯行の間隔を洗い直す。やがて鷹央の前に、医学知識を利用して捜査を翻弄する冷酷な相手が立ちはだかる。〈死んだ殺人者〉という不可能な謎をめぐり、診断医と犯人が知恵を競う〈天久鷹央シリーズ〉長編・完全版。命を操る悪意に論理で迫る。証拠が指す死者と目の前の脅威の矛盾が巧みに重なり、鷹央の推理にもかつてない緊張が走る。

『神秘のセラピスト 天久鷹央の推理カルテ 完全版』(初刊:2017年3月)

神秘のセラピスト 天久鷹央の推理カルテ 完全版

神秘のセラピスト 天久鷹央の推理カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年2月5日

短編集
あらすじ

鍼治療を受けた女性の顔が、まるで二十年も若返ったように変化した。一方、白血病で治療中の少女は、傷から血を流す〈預言者〉を信じ、医学的な治療から心を離しかけている。奇跡とも超常現象とも見える二つの相談に、天久鷹央と小鳥遊優が向き合う。人はなぜ神秘に救いを求めるのか。身体に現れた変化、治療歴、周囲の言葉を読み解くうち、現象を生んだ切実な事情が姿を現す。科学の目で奇跡をほどきながら、患者の希望まで否定しない〈天久鷹央シリーズ〉短編集・完全版。診断と心のケアの両方を描く。合理性だけで割り切れない患者の願いに触れ、鷹央たちがどのように治療への道を作るかも見どころ。

『火焰の凶器 天久鷹央の事件カルテ 完全版』(初刊:2018年8月)

火焰の凶器 天久鷹央の事件カルテ 完全版

火焰の凶器 天久鷹央の事件カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年2月5日

長編
あらすじ

伝説の陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を訪れた研究者が、原因不明の病に倒れる。さらに大学では、関係者が炎に包まれて死亡する事件が発生した。墓を暴いた者への呪いなのか、それとも巧妙に仕組まれた殺人なのか。天久鷹央と小鳥遊優は、歴史的な伝承、患者の症状、火災現場の状況を突き合わせる。超自然的な説明を拒む鷹央は、〈呪い〉に見せかけられた現象の奥に、医学でしか捉えられない異変を見いだしていく。怪異と科学がせめぎ合う〈天久鷹央シリーズ〉長編・完全版。古い怨念を利用する者の狙いに迫る。歴史上の伝説が現代の研究と犯罪にどう利用されたのか、複数の視点から真相が絞り込まれていく。緊迫感も十分。

『羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ 完全版』(初刊:2024年2月)

羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ 完全版

羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年2月5日

短編集
あらすじ

天久鷹央が医師として敬う恩師、御子神氷魚。かつて帝都大学の教授を務め、現在は病院長である彼は、治療の難しい病を抱えながら、不可解な死を遂げる。残されたのは意味を測りかねる最期の言葉だった。悲しみをこらえる鷹央は小鳥遊優とともに、病状、診療記録、周囲の証言をたどり、恩師が伝えようとしたことを探す。死は病によるものか、誰かの意思が働いたのか。医師としての原点と向き合う鷹央の姿を軸に、恩師の人生を貫いた謎を解く〈天久鷹央シリーズ〉長編。受け継がれる信念と別れの痛みを描く。いつもの鋭い鷹央が感情に揺れることで、彼女を支える小鳥遊や仲間たちとの結びつきも深く伝わる。

『魔弾の射手 天久鷹央の事件カルテ 完全版』(初刊:2019年8月)

魔弾の射手 天久鷹央の事件カルテ 完全版

魔弾の射手 天久鷹央の事件カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年3月7日

長編
あらすじ

廃病院から看護師が転落死し、警察は難病を苦にした自殺と判断する。だが娘の時山由梨は、母が死を選ぶはずはないと訴え、天久鷹央に真相究明を頼む。現場には銃声も凶器もないのに、調べるほど〈見えない弾丸〉に撃たれたような痕跡が浮かぶ。母はなぜ廃病院へ行き、誰がその死を望んだのか。鷹央と小鳥遊優は病歴と現場の条件を組み合わせ、事故でも自殺でもない可能性へ迫る。不可能な狙撃の仕組みと、親子の思いが交差する〈天久鷹央シリーズ〉長編・完全版。医学的な発見が事件の見え方を一変させる。娘の証言を出発点に、故人の尊厳を守りながら事実を積み上げる二人の姿が、事件へ温かな芯を与える。

『神話の密室 天久鷹央の推理カルテ 完全版』(初刊:2020年8月)

神話の密室 天久鷹央の推理カルテ 完全版

神話の密室 天久鷹央の推理カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年3月7日

短編集
あらすじ

アルコールを持ち込めない閉鎖病棟で、入院中の人気作家が泥酔した。別の場所では、試合に勝った直後のキックボクサーがリング上で死亡する。外部から手を加えにくい二つの状況は、どちらも不可能犯罪のように見える。天久鷹央と小鳥遊優は、患者の体質、病棟の管理、競技中の身体変化を調べ、〈密室〉を成立させた原因を探る。常識外れの現象も、人体の仕組みを知れば別の姿が見えてくる。医学と論理で二つの難問を解く〈天久鷹央シリーズ〉短編集・完全版。事件の裏にある切実な事情まで丁寧にすくい上げる。二つの事件は独立して楽しめ、鷹央と小鳥遊の軽快な会話が重い題材の中にも読みやすいリズムを生む。

『久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ 完全版』(初刊:2021年8月)

久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ 完全版

久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年4月5日

長編
あらすじ

十五年前に姿を消した人気アイドル・楯石希津奈が、当時とまったく変わらない姿で現れた。かつて彼女を診た精神科医・墨田淳子の相談を受け、天久鷹央と小鳥遊優は〈不老〉の謎を追う。やがて希津奈は父親に連れ去られ、ミイラ、死から戻った人物、永遠の命をうたう研究まで、常識を超えた出来事が次々に浮上する。本当に老いない人間は存在するのか。医学と伝承を手掛かりに、時間を止めたような女性と家族の秘密へ迫る〈天久鷹央シリーズ〉長編・完全版。命を長らえる願いが生む執念を描く。時間を超えたような姿の裏に、病と家族への思いがどう隠されているのかが大きな読みどころとなる。家族の情念も胸に迫る。

『絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ』(初刊:2024年4月)

絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ

絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ <実業之日本社文庫>

発売日:2024年4月5日

長編
あらすじ

真夏の東京で、一人の男性が凍死体となって発見された。周囲は熱帯夜なのに、遺体だけは絶対零度にさらされたかのような状態。身元も分からず、警察の動きにもどこか不自然さがある。相談を受けた天久鷹央と小鳥遊優は、低体温が身体に残す痕跡と、被害者がいた場所をたどる。局地的に人を凍らせる方法は存在するのか。やがて一つの変死は、社会全体を揺るがしかねない大規模な犯罪計画へつながっていく。医学的な不可能犯罪と緊迫の追跡を描く〈天久鷹央シリーズ〉長編。見えない危機との時間勝負が始まる。季節に反する遺体の謎が、やがて個人の殺人を超えた脅威へ拡大する展開に息をつく暇もない。終盤まで緊張が続く。

『生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ 完全版』(初刊:2022年8月)

生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ 完全版

生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ 完全版 <実業之日本社文庫>

発売日:2024年4月5日

長編
あらすじ

移植用の心臓を運んでいたコーディネーターが襲われ、臓器が奪われる。その後も不可解な臓器強奪が続き、ついには天医会総合病院まで標的となった。厳格な管理と時間制限の中で運ばれる〈命〉を、誰が何のために盗むのか。天久鷹央と小鳥遊優は、移植医療の仕組み、被害者の共通点、犯行経路を追い、犯人の切迫した目的へ近づいていく。救える命が限られるとき、誰にその機会を渡すのか。臓器移植をめぐる倫理と不可能犯罪を組み合わせた〈天久鷹央シリーズ〉長編・完全版。命を所有しようとする者との攻防を描く。一刻を争う移送の緊張と、移植を待つ患者や家族の切実さが重なり、事件の重みを現実的に伝える。

『猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ』(初刊:2024年10月)

猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ

猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ <実業之日本社文庫>

発売日:2024年10月4日

長編
あらすじ

天才として知られた九頭龍零心朗が建てた九頭龍邸に、関係者が集められる。故人が残した〈最後の願い〉をめぐる場で殺人が起こり、不可解な出来事が連鎖する。捜査の目は、なぜか天久鷹央自身にも向けられていく。罠のように配置された証拠、閉ざされた屋敷、犯人が用いた毒。小鳥遊優らが支える中、鷹央は自らの疑いを晴らし、九頭龍が仕掛けた謎の全体像を解かなければならない。猛毒と館の論理が絡み合う〈天久鷹央シリーズ〉長編。追う側だった鷹央が追い詰められる、緊迫の本格医療ミステリー。毒物を見抜く医学的な知識と、館に組まれた論理的な仕掛けの両方が、鷹央を救う鍵となっていく。館物としても楽しめる。

『呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ』(初刊:2024年12月)

呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ

呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ <実業之日本社文庫>

発売日:2024年12月6日

短編集
あらすじ

水神の祟り、猫に取りつかれたような症状、頭蓋骨から消えた弾丸。天久鷹央と小鳥遊優のもとへ、呪いを思わせる奇妙な相談が次々と持ち込まれる。怪異に見える現象を医学的な観察でほどく一方、小鳥遊は、かつて恩師の死に十分な答えを出せなかった記憶と向き合うことになる。目の前の患者を診ることと、過去の後悔を乗り越えることは、どこでつながるのか。三つの謎を収めた〈天久鷹央シリーズ〉短編集。身体が発する徴候を手掛かりに、恐怖を生む思い込みと、人が抱える罪悪感を鮮やかに解き明かす。長編とは違う多彩な症例をテンポよく味わえ、小鳥遊の過去に触れる物語が全体へ静かな深みを加える。

『天久鷹央の推理カルテ ジュニア版 カッパの秘密とナゾの池』(初刊:2024年12月)

天久鷹央の推理カルテ ジュニア版 カッパの秘密とナゾの池

天久鷹央の推理カルテ ジュニア版 カッパの秘密とナゾの池 <単行本>

発売日:2024年12月12日

短編集
あらすじ

小学生のコウタは、夜の公園の池でカッパを見たと話すが、友達にも大人にも信じてもらえない。ところが病院で出会った、小さくて子どものように見える天久鷹央先生だけは、彼の言葉を頭から否定しなかった。コウタが見た姿、池の環境、身体に起きた変化を調べ、鷹央は〈カッパ〉の正体へ近づいていく。表題作に加え、泡や果物にまつわる不思議な事件も収録。人気の医療ミステリーを子どもにも読みやすくした〈天久鷹央の推理カルテ ジュニア版〉第1作。科学的に考える面白さと、訴えを信じて聞く大切さを伝える。難しい用語には配慮しつつ、推理の筋道は本格的で、大人向けシリーズへの入口としても楽しめる。

『鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ』(初刊:2025年4月)

鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ

鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ <実業之日本社文庫>

発売日:2025年4月4日

長編
あらすじ

天医会総合病院の院長で、天久鷹央の叔父でもある天久大鷲。手術を受けた有力政治家が「あの医師に殺される」と訴えた直後、事件が現実となり、大鷲に殺人の疑いが向けられる。病院の信用と存続まで揺らぐ中、鷹央と小鳥遊優は、手術記録、患者の症状、院内の人間関係を洗い直す。誰かが鏡に映したような偽の証拠を作っているのか。身内を信じる思いだけでは疑いを覆せない。医学的事実で叔父の潔白と事件の構図に迫る〈天久鷹央シリーズ〉長編。病院を舞台にした権力と悪意の攻防を描く。家族を守りたい気持ちと診断医としての冷静さの間で揺れる鷹央に、これまでとは異なる試練が訪れる。家族の絆も試される。

『血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ』(初刊:2025年12月)

血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ

血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ <実業之日本社文庫>

発売日:2025年12月5日

長編
あらすじ

心臓移植を受けた医学生・北川彰二は、見知らぬ森で誰かが襲われる生々しい夢を見るようになる。自分の記憶ではない光景は、移植された臓器に残る〈記憶〉なのか。調べると、ドナーは暴力団の若き組長で、夢には未解決の事件につながる可能性があった。天久鷹央と小鳥遊優は、拒絶反応や心理的影響を確かめながら、彰二を狙う者と過去の犯罪を追う。受け継がれるのは命だけか、それとも恐怖や罪も血脈のように流れるのか。移植医療と記憶の謎を組み合わせた〈天久鷹央シリーズ〉長編。夢の断片が現実の危機を呼び寄せる。心臓と人格の関係をめぐる問いが、移植を受けた若者の不安と、迫り来る犯罪の双方へ緊張を与える。

『アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ』(初刊:2026年4月)

アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ

アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ <実業之日本社文庫>

発売日:2026年4月3日

短編集
あらすじ

悪魔に取りつかれたような異常を示す乳児と、脚を大型の肉食獣に食いちぎられ、青い血を流す男性。天久鷹央と小鳥遊優は、常識では説明できない二つの症例に挑む。ところが調査を進めるほど、古くから続く一族が情報を隠し、警察まで口を閉ざしていることが分かる。悪魔や未知の生物は本当に存在するのか、それとも医学的な異常が怪異として語られたのか。過去に記録された症例と現在の身体所見を結び、封じられた秘密を解く〈天久鷹央シリーズ〉短編集。異常〈アノマリー〉の背後にある人間の恐れと執念を描く。一見無関係な症例が、古い記録や閉ざされた共同体を通して響き合い、科学と伝承の境界を揺さぶる。

「天久鷹央」シリーズの最新刊情報

単行本の最新刊は、2024年12月12日発売の『天久鷹央の推理カルテ ジュニア版 カッパの秘密とナゾの池』です。 文庫の最新刊は、2026年4月3日発売の『アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ』です。詳しくは以下をご覧ください。

単行本の最新刊はこちら

天久鷹央の推理カルテ ジュニア版 カッパの秘密とナゾの池

天久鷹央の推理カルテ ジュニア版 カッパの秘密とナゾの池 <単行本>

発売日:2024年12月12日

短編集
あらすじ

小学生のコウタは、夜の公園の池でカッパを見たと話すが、友達にも大人にも信じてもらえない。ところが病院で出会った、小さくて子どものように見える天久鷹央先生だけは、彼の言葉を頭から否定しなかった。コウタが見た姿、池の環境、身体に起きた変化を調べ、鷹央は〈カッパ〉の正体へ近づいていく。表題作に加え、泡や果物にまつわる不思議な事件も収録。人気の医療ミステリーを子どもにも読みやすくした〈天久鷹央の推理カルテ ジュニア版〉第1作。科学的に考える面白さと、訴えを信じて聞く大切さを伝える。難しい用語には配慮しつつ、推理の筋道は本格的で、大人向けシリーズへの入口としても楽しめる。

文庫の最新刊はこちら

アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ

アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ <実業之日本社文庫>

発売日:2026年4月3日

短編集
あらすじ

悪魔に取りつかれたような異常を示す乳児と、脚を大型の肉食獣に食いちぎられ、青い血を流す男性。天久鷹央と小鳥遊優は、常識では説明できない二つの症例に挑む。ところが調査を進めるほど、古くから続く一族が情報を隠し、警察まで口を閉ざしていることが分かる。悪魔や未知の生物は本当に存在するのか、それとも医学的な異常が怪異として語られたのか。過去に記録された症例と現在の身体所見を結び、封じられた秘密を解く〈天久鷹央シリーズ〉短編集。異常〈アノマリー〉の背後にある人間の恐れと執念を描く。一見無関係な症例が、古い記録や閉ざされた共同体を通して響き合い、科学と伝承の境界を揺さぶる。

以上、「天久鷹央」シリーズ一覧と読む順番でした。

※このページの情報は2026年8月24日時点の内容のため、最新情報とは異なる可能性があります。